JP3019926U - 貨物自動車の装飾灯 - Google Patents

貨物自動車の装飾灯

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JP3019926U
JP3019926U JP1995007420U JP742095U JP3019926U JP 3019926 U JP3019926 U JP 3019926U JP 1995007420 U JP1995007420 U JP 1995007420U JP 742095 U JP742095 U JP 742095U JP 3019926 U JP3019926 U JP 3019926U
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decorative display
bracket
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JP1995007420U
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Inventor
穂積 田中
Original Assignee
株式会社三富工業
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装飾表示部材の交換を容易に可能な貨物自動
車の装飾灯を提供することを目的とする。 【構成】 ブラケット8を固定した背面部材3を、下側
部材22の後縁部分に起立させて固定し、下側部材22
の前縁付近に形成した鍔部23を、表示板41の周縁部
に嵌着した緩衝密封帯7の溝に嵌着して、装飾表示部材
4を下側部材22の前縁に起立させ、上側部材21と下
側部材22に設けた接続部51,52を互いに重合させ
ると共に、止着孔53にビス92を螺合して着脱自在に
止着し、またブラケット8の取付孔84と上側部材21
の取付孔24にビス92を螺合して着脱自在に止着す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、トラック、トレーラー等、貨物自動車の装飾灯に関し、特に運転 席の上部に設ける装飾灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、トラック等の貨物自動車では、運転席の屋根上に所謂「行燈」と呼 ばれる装飾灯を設けたものがある。この装飾灯は、一般に、前面側に透光性部材 からなる装飾表示部材を有する筺体の内部に、ランプ等の発光源を収設して構成 してある。そして、上記装飾表示部材には、運送会社の会社名や運転者の通称等 、適宜な文字や模様が表示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装飾灯にあっては、装飾表示部材が破損したときや、表 示内容を変更するときなど、交換する必要が生じても交換が極めて困難であった 。 本考案は上記に鑑み提案されたもので、装飾表示部材の交換を容易に可能な貨 物自動車の装飾灯を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案は、筺体の前面側に透光性を有する装飾表示部 材を備えると共に、内部に発光源を備えた貨物自動車の運転席上部に装着する装 飾灯であって、上記筺体は、前後面が開口する筒状であって上下に二分割可能な 胴体部材と、背面側を閉塞する背面部材と、前面側を閉塞する装飾表示部材とか らなり、背面部材には発光源を設け、胴体部材を上側部材と下側部材とで構成し 、上側部材の下縁及び下側部材の上縁に接続部を設け、且つ上側部材及び下側部 材の前縁付近に内向きに延在する鍔部を形成し、装飾表示部材を、透光性を有す る板材によって構成すると共に装飾部を形成し、当該装飾表示部材の周縁部に、 弾性材よりなる緩衝密封帯を嵌着すると共に溝状飾り縁を設け、下側部材の後縁 部分に背面部材の下半部分を固定すると共に、下側部材の下面部分に止着可能な 下腕部及び上側部材の上面部分に止着可能な上腕部を有するブラケットを、背面 部材の後方から臨ませて下側部材に止着し、装飾表示部材の溝状飾り縁に下側部 材の鍔部を挿入して装飾表示部材を下側部材の前縁部分に起立させ、上側部材を 背面部材及び装飾表示部材の上半部分に被着して、上側部材と下側部材の接続部 を互いに重合させて止着部材を取り付けると共に、ブラケットの上腕部と上側部 材の上面部分と重合させて止着部材を取り付けることにより、装飾表示部材を着 脱可能にしたものである。
【0005】
【作用】
筺体を構成する上側部材及び下側部材に設けた接続部に対して止着手段を着脱 することにより、筺体の分解組立が可能であり、筺体の前面側に位置する装飾表 示部材を容易に交換することができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図示の一実施例について説明すると、図1は本考案に係る装飾 灯の分解斜視図である。
【0007】 装飾灯1を構成する筺体は、前後面が開口する筒状であって上下に二分割可能 な胴体部材2と、背面側を閉塞する背面部材3と、前面側を閉塞する装飾表示部 材4とからなり、胴体部材2及び背面部材3は、ステンレス鋼板やアルミニウム 板等の加工性、防蝕性に優れた金属板をプレス成形等の加工を経てなる。また、 装飾表示部材4は、ガラス板やアクリル板等、透光性を有する板材からなる。
【0008】 筺体を構成する胴体部材2は、角部を曲面状に成形した横長な角筒状であって 、上下に二分割可能なように上側部材21と下側部材22とによって構成する。 また、上側部材21の側面部の下縁と下側部材22の側面部の上縁には、互いに 重合可能な接続部51,52を形成する。
【0009】 上記胴体部材2の後方の開口部には背面部材3を設ける。この背面部材3には 、発光源6として、例えば蛍光管61をソケット62と共に配設し、必要な電力 を得るインバータ等の駆動源63を併せて配設する。
【0010】 一方、胴体部材2の前方の開口部には装飾表示部材4を設ける。この装飾表示 部材4は、例えば前記したようにガラス板やアクリル板からなる表示板41と、 この表示板41の周縁部に嵌着する緩衝密封帯7とからなる。そして、上記表示 板41には、運輸会社名や運転手の通称、或は適宜な装飾模様等を表示する装飾 部42を形成する。
【0011】 上記緩衝密封帯7は、弾性を有する帯材、例えばゴムバンド71と、溝状に成 形したステンレス鋼帯からなる飾り縁72とを複合させて形成し、全体として上 記表示板41の周縁部に嵌着可能であると共に、胴体部材2の前面側開口部に嵌 着可能である。
【0012】 更に、上記のような筺体を、車体、例えば運転席の上部に取り付けるため、並 びに当該筺体を組み立てるためのブラケット8を背面部材3の後方から臨ませる 。そこで、図示の実施例に示したブラケット8は、上側部材21の上面部分に止 着可能な上腕部81と、下側部材22の下面部分に止着可能な下腕部82と、両 腕部81,82を繋ぐと共に車体に取り付けるための基部83とを備えている。 そして、ブラケット8の上腕部81及び下腕部82には後述する止着手段9を挿 通する取付孔84が開設してある。また、このブラケットの基部83には、運転 席の上部のフレーム10に取り付けるためのボルトナット11を挿通するための 通孔12が開設してある。
【0013】 一方、上記ブラケット8の両腕部81,82を筺体である上側部材21及び下 側部材22の内面に位置させるように、当該両腕部81,82を挿通するための 挿通孔31が所望の位置に設けてある。
【0014】 次に、上記のような構成の装飾灯1の組立、並びに装飾表示部材4の交換につ いて説明する。先ず、この装飾灯1を車体に取り付けていない状態、即ち製造過 程における組立は、背面部材3の挿通孔31にブラケット8の両腕部81,82 を挿通してスポット溶接等、適宜な固定手段を用いてブラケット8と背面部材3 とを固定する。
【0015】 このブラケット8を固定した背面部材3を、胴体部材2の下半部分を構成する 下側部材22の後縁部分に起立させると共に、下腕部82に設けた取付孔84を 利用して、ブラケット8と下側部材22とをリベット91等の止着手段9によっ て固定する。即ち、この段階では筺体の前面側及び上面側が開放されている。
【0016】 そこで次に、前面側の開口部に装飾表示部材4を装着する。即ち、下側部材2 2の前縁付近に形成した鍔部23を、表示板41の周縁部に嵌着した緩衝密封帯 7の溝73に嵌着して、当該装飾表示部材4を下側部材22の前縁に起立させる 。そして、前記した背面部材3及び上記装飾表示部材4の上半部分に、上側部材 21を被着するのである。このとき、上側部材21に設けた鍔部23を緩衝密封 帯7の溝73に同じく嵌着する。尚、上記鍔部23は、下側部材22及び上側部 材21の外縁を折り返して形成してある。また、図示の実施例では、下側部材2 2及び上側部材21の鍔部23の内側に、装飾表示部材4の厚味程度の間隔をあ けて、断面形状がほゞL字状の補強支持部材25を長手方向に沿って固定してあ り、この補強支持部材25と鍔部23とで、上記装飾表示部材4を挟着するよう になっている。
【0017】 そして、上側部材21と下側部材22に設けた接続部51,52を互いに重合 させると共に、止着孔53に止着手段9としてのビス92を螺合して着脱自在に 止着する。また、ブラケット8の取付孔84と上側部材21の取付孔24にビス 92を螺合して着脱自在に止着する。
【0018】 上記のような構成の装飾灯1によれば、止着手段9としてのビス92を外すこ とにより容易に上側部材21を取り除くことができる。従って、装飾灯1を車体 に取り付けた状態にあっても、上側部材21を取り除いて装飾表示部材4を極め て簡単に交換できる。
【0019】 以上本考案を図面の実施例について説明したが、本考案は上記した実施例に限 定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した構成を変更しない限 り適宜に実施できる。
【0020】
【考案の効果】
以上要するに本考案は、筺体の前面側に透光性を有する装飾表示部材を備える と共に、内部に発光源を備えた貨物自動車の運転席上部に装着する装飾灯であっ て、上記筺体は、前後面が開口する筒状であって上下に二分割可能な胴体部材と 、背面側を閉塞する背面部材と、前面側を閉塞する装飾表示部材とからなり、背 面部材には発光源を設け、胴体部材を上側部材と下側部材とで構成し、上側部材 の下縁及び下側部材の上縁に接続部を設け、且つ上側部材及び下側部材の前縁付 近に内向きに延在する鍔部を形成し、装飾表示部材を、透光性を有する板材によ って構成すると共に装飾部を形成し、当該装飾表示部材の周縁部に、弾性材より なる緩衝密封帯を嵌着すると共に溝状飾り縁を設け、下側部材の後縁部分に背面 部材の下半部分を固定すると共に、下側部材の下面部分に止着可能な下腕部及び 上側部材の上面部分に止着可能な上腕部を有するブラケットを、背面部材の後方 から臨ませて下側部材に止着し、装飾表示部材の溝状飾り縁に下側部材の鍔部を 挿入して装飾表示部材を下側部材の前縁部分に起立させ、上側部材を背面部材及 び装飾表示部材の上半部分に被着して、上側部材と下側部材の接続部を互いに重 合させて止着部材を取り付けると共に、ブラケットの上腕部と上側部材の上面部 分と重合させて止着部材を取り付けることにより、装飾表示部材を着脱可能にし たので、筺体の前面側に位置する装飾表示部材を極めて容易に交換可能であって 、破損時や表示内容を変更する場合等に有効な実用的価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る装飾灯の分解斜視図である。
【図2】本考案に係る装飾灯の一部を欠截した正面図で
ある。
【図3】図2におけるA−A線断面図である。
【図4】上側部材を外した状態の一部を欠截した側面図
である。
【符号の説明】
1 装飾灯 2 胴体部材 3 背面部材 4 装飾表示部材 5 接続部 6 発光源 7 緩衝密封帯 8 ブラケット 9 止着手段 21 上側部材 22 下側部材 23 鍔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体の前面側に透光性を有する装飾表示
    板を備えると共に、内部に発光源を備えた貨物自動車の
    運転席上部に装着する装飾灯であって、 上記筺体は、前後面が開口する筒状であって上下に二分
    割可能な胴体部材と、背面側を閉塞する背面部材と、前
    面側を閉塞する装飾表示部材とからなり、 背面部材には発光源を設け、胴体部材を上側部材と下側
    部材とで構成し、上側部材の下縁及び下側部材の上縁に
    接続部を設け、且つ上側部材及び下側部材の前縁付近に
    内向きに延在する鍔部を形成し、 装飾表示部材を、透光性を有する板材によって構成する
    と共に装飾部を形成し、当該装飾表示部材の周縁部に、
    弾性材よりなる緩衝密封帯を嵌着すると共に溝状飾り縁
    を設け、 下側部材の後縁部分に背面部材の下半部分を固定すると
    共に、下側部材の下面部分に止着可能な下腕部及び上側
    部材の上面部分に止着可能な上腕部を有するブラケット
    を、背面部材の後方から臨ませて下側部材に止着し、 装飾表示部材の溝状飾り縁に下側部材の鍔部を挿入して
    装飾表示部材を下側部材の前縁部分に起立させ、 上側部材を背面部材及び装飾表示部材の上半部分に被着
    して、上側部材と下側部材の接続部を互いに重合させて
    止着部材を取り付けると共に、ブラケットの上腕部と上
    側部材の上面部分と重合させて止着部材を取り付けるこ
    とにより、装飾表示部材を着脱可能にしたことを特徴と
    する貨物自動車の装飾灯。
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