JP3019062U - シャツ - Google Patents

シャツ

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Publication number
JP3019062U
JP3019062U JP1995007088U JP708895U JP3019062U JP 3019062 U JP3019062 U JP 3019062U JP 1995007088 U JP1995007088 U JP 1995007088U JP 708895 U JP708895 U JP 708895U JP 3019062 U JP3019062 U JP 3019062U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shirt
fastener
circular
left front
right front
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995007088U
Other languages
English (en)
Inventor
義昭 豊嶋
貢二 小倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
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Publication of JP3019062U publication Critical patent/JP3019062U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Outer Garments And Coats (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 手や指先が特に不自由となった人や、目が特
に不自由となった人にとっても容易に開閉できるように
したシャツを提供する。 【構成】 シャツの右側前身頃2又は左側前身頃3の縁
部分に形成した右側前立部5又は左側前立部6の表面に
連続した面状フアスナー7を設け、左側前身頃3又は右
側前身頃2の縁部分に形成した左側前立部6又は右側前
立部5の裏側に複数の円形状フアスナー9を設けるとと
もに、前記連続した面状フアスナー7の幅を25〜40
mmとし、前記円形状フアスナー9の直径を15〜25
mmとしたことによりシャツを構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、シャツ、特に、前開き部分の開閉が容易で、病人や老人などの使用 に好適な前開きシャツに関する。
【0002】
【従来の技術】
前開きシャツの従来のものは、開閉される左右の前身頃部分の対向する縁に、 釦を設けるか、あるいはホックを設けることにより開閉を行っている。一方、病 人や老人など手や指先が不自由となった人、あるいは目が不自由となった人にと っては、このような釦やホックの操作は困難であり煩わしく、その対策として、 上記釦やホックを設ける代わりに、その位置に円形の面状フアスナーを左右の前 身頃の縁部分に対抗して設け、左右の両対抗する面状フアスナーを合わせること によりシャツを閉じ、これを引き離すことによりシャツを開閉することが提案さ れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、前開きシャツに面状フアスナーを設けて開閉できるようにする と、面状フアスナーは少々の位置がずれても係止でき、強い力を必要とせずに係 止できるため、釦の場合のように、釦を釦穴の中にいれる細かい操作や、そこか らはずす細かい操作は不要となり、また、ホックの場合のように、雄型のホック と雌型のホックの細かい部分を合わせて強い力で押し込む操作や、強い力で外す 操作は不要となる効果は有するものの、面状フアスナーは円形であまり大きくで きないため、手や指先が特に不自由となった人や、目が特に不自由となった人に とってはいまだ十分とはいえない。
【0004】 したがって、本考案は、手や指先が特に不自由となった人や、目が特に不自由 となった人にとっても容易に開閉できるようにしたシャツを提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するため、シャツの右側又は左側前身頃の縁部分に 形成した右側又は左側前立部の表面に連続した面状フアスナーを設け、左側又は 右側前身頃の縁部分に形成した左側又は右前立部の裏側に複数の円形状フアスナ ーを設けるとともに、前記連続した面状フアスナーの幅を25〜40mmとし、 前記円形状フアスナーの直径を15〜25mmとしたことによりシャツを構成し たものである。
【0006】
【作用】
本考案は、上記のように構成したので、このシャツを着る際には、右側前立部 に設けた連続した面状フアスナーに対し、左側前立部に設けた複数の円形状フア スナーを重合するか又は左側前立部に設けた連続した面状フアスナーに対し、右 側前立部に設けた複数の円形状フアスナーを重合すると、特に細かな位置合わせ をすることなく係止される。また、連続した面状フアスナーの幅は、円形状フア スナーの直形より大きくしているので、左右方向の位置に対しても十分余裕があ り、容易に係止され、連続した面状フアスナーに対して、複数の円形状フアスナ ーを重ね合わせて係止する際、少々の位置のずれがあっても複数の円形状フアス ナーが肌に直接触れ、肌に対して刺激を与えることはない。
【0007】
【実施例】
本発明の実施例を図面に沿って説明する。男物の綿メリヤス等からなる前開き シャツ1は、右側前身頃2と、左側前身頃3と、後身頃4とからなり、右側前身 頃の縁部分には、右側前立部5を、また、左側前身頃3の縁部分には、左側前立 部6を備えている。右側前立部5の表側には、細幅のテープ状の連続した面状フ アスナー7をその周辺部で右側前立部5に縫着しており、右側前立部5の外周縁 には、外周縁を挾んでテープ生地からなる縁どり8が形成されている。連続した 面状フアスナー7は、表面にパイル状の係止部を有する細幅の生地で形成されて おり、この生地のパイル部は、嵩高性で且つ細繊度のウーリーナイロン等による 合成繊維加工糸から構成されている。
【0008】 左側前立部6の裏面には、複数個の円形状フアスナー9,9,…を縫着してい る。この円形状フアスナー9,9,…は、その裏側に設けた裏当て生地10にそ の周囲を縫着し、等間隔に固定されている。また、この円形状フアスナー9は、 前記連続した面状フアスナー7よりも太繊度で剛直な合成繊維からなり、ループ 状係止部が形成されることが好ましい。
【0009】 なお、連続した細幅状の面状フアスナー7の幅Lは、25〜40mmの範囲が 好ましく、これに対し上記円形状フアスナー9の幅または直径Rは、15〜25 mmの範囲が好ましく、連続した面状フアスナー7の幅を独立した面状フアスナ ーの幅または直径より広く設定する。これにより、この前開きシャツの男性の着 用者が、少々の手や指先が不自由になった人や目が不自由になった人でも、確実 に両方のフアスナーを係止させることができ、容易にこの前開きシャツを着脱す ることができる。また、両方のフアスナーを重ね合わせてシャツの前立部を閉め る際、少々の位置のずれがあっても、左側前立部6の裏側に縫着した複数の円形 状フアスナー9が、右側前立部5の縁から外れて使用者の肌に直接触れ、刺激を 与え、また着用感を損なうことが防止される。また、上記実施例においては、右 側前立部5に縫着している連続した面状フアスナー7の更に縁側において右側前 立部5に取り付けた縁どり8を備えているので、上記のような位置ずれが大きく ても、円形状フアスナー9が使用者の肌に直接触れることが防止される。
【0010】 上記実施例では、綿メリヤス等からなる左前の男物の前開きシャツについての べたが、右前の女物の前開きシャツについても同様に使用することができる。即 ち、図4に示すように、シャツ1の左側前身頃3の縁部分に形成した左側前立部 6の表面に連続した面状フアスナー7を設け、右側前身頃2の縁部分に形成した 右側前立部5の裏側に複数の円形状フアスナー9を設けるとともに、前記連続し た面状フアスナー7の幅を25〜40mmとし、前記円形状フアスナー9の直径 を15〜25mmとした。その他の構成は、左前の男物の前開きシャツの実施例 と同様である。これにより、この前開きシャツを着用する女性が、少々の手や指 先が不自由になった人や目が不自由になった人でも、確実に両方のフアスナーを 係止させることができ、容易にこの前開きシャツを着脱することができる。また 、両方のフアスナーを重ね合わせてシャツの前立部を閉める際、少々の位置のず れがあっても、右側前立部5の裏側に縫着した複数の円形状フアスナー9が、左 側前立部6の縁から外れて使用者の肌に直接触れ、刺激を与え、また着用感を損 なうことが防止される。また、上記実施例においては、左側前立部6に縫着して いる連続した面状フアスナー7の更に縁側において左側前立部6に取り付けた縁 どり8を備えているので、上記のような位置ずれが大きくても、円形状フアスナ ー9が使用者の肌に直接触れることが防止される。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成し、作用するので、男性及び女性の使用者で、手 や指先が不自由になった人や弱視の人又は目が不自由になった人にとっても、シ ャツを容易に開閉することができるようになり、また、シャツを閉じる際、少々 のずれがあっても、独立した面状フアスナーが、使用者の肌に直接触れることを 防止することができる。なお、シャツとしては、綿メリヤスや布帛地による半袖 や長袖シャツに適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の正面図である。
【図2】本考案の第1実施例の上側前身頃を開いた状態
の主要部を示す正面図である。
【図3】図1のX−X部分の断面図である。
【図4】本考案の第2実施例の上側前身頃を開いた状態
の主要部を示す正面図である。
【符号の説明】
1 前開きシャツ 2 右側前身頃 3 左側前身頃 4 後身頃 5 右側前立部 6 左側前立部 7 連続した細幅状面状フアスナー 9 円形状フアスナー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャツの右側前身頃の縁部分に形成した
    右側前立部の表面に連続した面状フアスナーを設け、左
    側前身頃の縁部分に形成した左側前立部の裏側に複数の
    円形状フアスナーを設けるとともに、前記連続した面状
    フアスナーの幅を25〜40mmとし、前記円形状フア
    スナーの直径を15〜25mmとしたことを特徴とする
    シャツ。
  2. 【請求項2】 シャツの左側前身頃の縁部分に形成した
    左側前立部の表面に連続した面状フアスナーを設け、右
    側前身頃の縁部分に形成した右側前立部の裏側に複数の
    円形状フアスナーを設けるとともに、前記連続した面状
    フアスナーの幅を25〜40mmとし、前記円形状フア
    スナーの直径を15〜25mmとしたことを特徴とする
    シャツ。
JP1995007088U 1995-06-06 1995-06-06 シャツ Expired - Lifetime JP3019062U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1995007088U JP3019062U (ja) 1995-06-06 1995-06-06 シャツ

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JP3019062U true JP3019062U (ja) 1995-12-05

Family

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JP1995007088U Expired - Lifetime JP3019062U (ja) 1995-06-06 1995-06-06 シャツ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5374634B1 (ja) * 2012-12-25 2013-12-25 日東通信機工業株式会社 被介護者用着衣
JP2017089082A (ja) * 2015-11-11 2017-05-25 有限会社ランドリー東海 前開き衣服、前開き衣服の左前身頃帯状覆い体の取付方法及び前開き衣服の右前身頃帯状覆い体の取付方法

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