JP3018530U - 形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター - Google Patents
形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーターInfo
- Publication number
- JP3018530U JP3018530U JP1995001955U JP195595U JP3018530U JP 3018530 U JP3018530 U JP 3018530U JP 1995001955 U JP1995001955 U JP 1995001955U JP 195595 U JP195595 U JP 195595U JP 3018530 U JP3018530 U JP 3018530U
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- JP
- Japan
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- hook
- shaped steel
- separator
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- foundation beam
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 形鋼コンクリート基礎梁用型枠の固定に適し
たセパレーターを提供する。 【構成】 鉤先11・12が向かい合わせになったフッ
ク13・14が両端から底面側に突き出ている基板15
の平面側に、セパレーター本体軸桿16を取り付けて形
鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター17を構
成する。基板15の一端側のフック13から他端側のフ
ック14に向かう方向にセパレーター本体軸桿16の長
さ方向を揃える。向き合う左右のフック13・14の中
の少なくとも一方のフック13の鉤先11を折り返して
おく。
たセパレーターを提供する。 【構成】 鉤先11・12が向かい合わせになったフッ
ク13・14が両端から底面側に突き出ている基板15
の平面側に、セパレーター本体軸桿16を取り付けて形
鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター17を構
成する。基板15の一端側のフック13から他端側のフ
ック14に向かう方向にセパレーター本体軸桿16の長
さ方向を揃える。向き合う左右のフック13・14の中
の少なくとも一方のフック13の鉤先11を折り返して
おく。
Description
【0001】
本考案は、形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーターに関するものであ る。
【0002】
H形鋼で構成される建築基礎梁の当該H形鋼をコンクリートで覆って形成され る形鋼コンクリート基礎梁(通称SRC)のコンクリート打設型枠工事において は、型枠を固定するセパレーター31の軸桿27をH形鋼30のフランジ28に 溶接している。
【0003】
セパレーター31のH形鋼30への溶接は建築現場で行われているが、その建 築現場での溶接作業は、足元の悪い環境の中でキャップタイヤを移動しながら行 うので、危険で手間がかかり、雨天時には作業を中止せざるを得ず、溶接不良も 生じ易い。
【0004】
そこで本考案は、かかる問題を解消するための形鋼コンクリート基礎梁用型枠 固定セパレーター17を提供することを目的とする。
【0005】
即ち、本考案に係る形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター(17) は、鉤先(11・12)が向かい合わせになったフック(13・14)が両端か ら底面側に突き出ている基板(15)の平面側に、セパレーター本体軸桿(16 )が取り付けられており、基板(15)の一端側のフック(13)から他端側の フック(14)に向かう方向にセパレーター本体軸桿(16)の長さ方向が揃え られており、その向き合う左右のフック(13・14)の中の少なくとも一方の フック(13)の鉤先(11)が折り返されていることを特徴とするものである 。
【0006】
以下、図示する実施例により本考案を説明する。 図1は、本考案に係る形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーターの正面 図であり、図2はその底面図であり、図3はその平面図であり、図4はそのH形 鋼への取り付け手順を示す正面図である。 図中、21は鉄筋、22は型枠、23はコンクリート、26は捨てコンクリー トを示す。 形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター17は、細長い基板15の片 面にセパレーター本体軸桿16を溶接して作られている。 基板15には、バネ鋼が使用されている。 セパレーター本体軸桿16の長さ方向は、細長い基板15の長さ方向に揃えら れている。
【0007】 基板15の両端は、セパレーター本体軸桿16の反対側へと折り返されたフッ ク13・14になっており、それらの鉤先11と12は向かい合わせになってい る。 それらのフック13・14の鉤先11・12と基板15の間は、H型鋼梁30 のフランジ27・28を挟み込める隙間18・19になっている。 その一方のフック13の鉤先11は、更に折り返され、基板15に対し外向け に傾斜した折返代20になっている。
【0008】 このため、折返代20のない一方のフック14をH形鋼30のフランジ27・ 28の一方の側縁24に引っ掛け、他方のフック13の折返代20をフランジ2 7・28の他方の側縁25へと押圧すると、折返代20から伝わる押圧力によっ てフック13の鉤先11が広がり、フランジの側縁がフックの鉤先11と基板1 5の間の隙間18に嵌合するようになっている。
【0009】 勿論、そのようにするには、フック13とフック14の間の距離(基板の長さ )を、H形鋼30のフランジ27・28の幅に合わせておく。 この実施例では、セパレーター本体軸桿16が基板15に溶接されているが、 基板15の平面に軸桿の嵌合するクリップを突設し、そのクリップに軸桿を嵌め 込むことも出来る。 一方のフック14は、他方のフック13と同様に、その鉤先12を更に折り返 しておくことも出来る。
【0010】
上記の通り本考案に係る形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター17 は、H型鋼30のフランジ27・28をフック13とフック14の間に押し込む だけのワンタッチでH型鋼30に取り付けることが出来、型枠22の位置の確保 が簡単になる。
【0011】 尚、この明細書の実用新案登録請求の範囲の欄の記載事項には、図面に表示し た番号に対応する番号を付記しているが、その付記した番号は、この明細書の内 容を理解し易くするためのものであり、その付記した番号によって、その付記さ れた実用新案登録請求の範囲の欄の記載事項が、図面の記載事項に限定されるこ とを意味するものではない。
【図1】本考案に係る形鋼コンクリート基礎梁用型枠固
定セパレーターの正面図である。
定セパレーターの正面図である。
【図2】本考案に係る形鋼コンクリート基礎梁用型枠固
定セパレーターの底面図である。
定セパレーターの底面図である。
【図3】本考案に係る形鋼コンクリート基礎梁用型枠固
定セパレーターの平面図である。
定セパレーターの平面図である。
【図4】本考案に係る形鋼コンクリート基礎梁用型枠固
定セパレーターのH形鋼への取り付け手順を示す正面図
である。
定セパレーターのH形鋼への取り付け手順を示す正面図
である。
【図5】H形鋼のフランジに溶接された従来のセパレー
ターの斜視図である。
ターの斜視図である。
11 鉤先 12 鉤先 13 フック 14 フック 15 基板 16 軸桿 17 形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター 18 隙間 19 隙間 20 折返代 21 鉄筋 22 型枠 23 コンクリート 24 側縁 25 側縁 26 捨てコンクリート 27 軸桿 28 フランジ 29 フランジ 30 H型鋼 31 従来のセパレーター
Claims (1)
- 【請求項1】 鉤先(11・12)が向かい合わせにな
ったフック(13・14)が両端から底面側に突き出て
いる基板(15)の平面側に、セパレーター本体軸桿
(16)が取り付けられており、基板(15)の一端側
のフック(13)から他端側のフック(14)に向かう
方向にセパレーター本体軸桿(16)の長さ方向が揃え
られており、その向き合う左右のフック(13・14)
の中の少なくとも一方のフック(13)の鉤先(11)
が折り返されていることを特徴とする形鋼コンクリート
基礎梁用型枠固定セパレーター(17)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001955U JP3018530U (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001955U JP3018530U (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3018530U true JP3018530U (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=43153976
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995001955U Expired - Lifetime JP3018530U (ja) | 1995-02-20 | 1995-02-20 | 形鋼コンクリート基礎梁用型枠固定セパレーター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018530U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3462374B2 (ja) | 1997-08-19 | 2003-11-05 | Jfe建材株式会社 | 梁型枠構造 |
-
1995
- 1995-02-20 JP JP1995001955U patent/JP3018530U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3462374B2 (ja) | 1997-08-19 | 2003-11-05 | Jfe建材株式会社 | 梁型枠構造 |
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