JP3018502B2 - ラックアンドピニオン形舵取装置 - Google Patents
ラックアンドピニオン形舵取装置Info
- Publication number
- JP3018502B2 JP3018502B2 JP2407027A JP40702790A JP3018502B2 JP 3018502 B2 JP3018502 B2 JP 3018502B2 JP 2407027 A JP2407027 A JP 2407027A JP 40702790 A JP40702790 A JP 40702790A JP 3018502 B2 JP3018502 B2 JP 3018502B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rack
- spring
- shaft
- rack guide
- spring member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D3/00—Steering gears
- B62D3/02—Steering gears mechanical
- B62D3/12—Steering gears mechanical of rack-and-pinion type
- B62D3/123—Steering gears mechanical of rack-and-pinion type characterised by pressure yokes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/26—Racks
- F16H55/28—Special devices for taking up backlash
- F16H55/283—Special devices for taking up backlash using pressure yokes
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ラックアンドピニオン
形舵取装置に関するものである。
形舵取装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のラックアンドピニオン形舵取装置
は、ギヤハウジング内においてハンドル操作によって回
転されるピニオン軸のピニオン歯と、車輪側と連結した
ラック軸のラック歯とを互いに噛合させている。そして
その噛合部の反対側よりラック軸に対し金属製あるいは
樹脂製のラックガイドを当接係合させ、ギヤハウジング
に固着されたスプリング押さえとの間にスプリングを介
挿してピニオン歯とラック歯を所定の噛合力で噛み合わ
せている。
は、ギヤハウジング内においてハンドル操作によって回
転されるピニオン軸のピニオン歯と、車輪側と連結した
ラック軸のラック歯とを互いに噛合させている。そして
その噛合部の反対側よりラック軸に対し金属製あるいは
樹脂製のラックガイドを当接係合させ、ギヤハウジング
に固着されたスプリング押さえとの間にスプリングを介
挿してピニオン歯とラック歯を所定の噛合力で噛み合わ
せている。
【０００３】
【発明が解決しようとする問題点】このものはタイヤ等
から外部の力が加わった時に前記スプリングが縮み、ラ
ックガイドとスプリング押さえが接触して異音が発生す
る問題点があった。
から外部の力が加わった時に前記スプリングが縮み、ラ
ックガイドとスプリング押さえが接触して異音が発生す
る問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
点を解決するためになされたもので、スプリング押さえ
とラックガイドとの間に平板状からテーパー状に弾性変
形可能な円板状のバネ部材を設け、このバネ部材の外縁
をラックガイドに当接させ、バネ部材の内縁の一側面を
スプリング押さえに当接させるとともに、バネ部材の内
縁の他側面に前記スプリングの一端を当接させたもので
ある。
点を解決するためになされたもので、スプリング押さえ
とラックガイドとの間に平板状からテーパー状に弾性変
形可能な円板状のバネ部材を設け、このバネ部材の外縁
をラックガイドに当接させ、バネ部材の内縁の一側面を
スプリング押さえに当接させるとともに、バネ部材の内
縁の他側面に前記スプリングの一端を当接させたもので
ある。
【０００５】
【作用】外部からの力が働かない時は前記スプリングの
セット荷重によって、前記円板状バネ部材がテーパ状に
変形する。外部からの力が働いた時は、ラック軸がラッ
クガイドを押しラックガイドとスプリング押さえに介挿
された円板状バネ部材が平板状に変形し、スプリングを
収縮させる。この結果、スプリングのセット荷重は増加
し、ラック軸とピニオン軸との噛合力を増大させる。
セット荷重によって、前記円板状バネ部材がテーパ状に
変形する。外部からの力が働いた時は、ラック軸がラッ
クガイドを押しラックガイドとスプリング押さえに介挿
された円板状バネ部材が平板状に変形し、スプリングを
収縮させる。この結果、スプリングのセット荷重は増加
し、ラック軸とピニオン軸との噛合力を増大させる。
【０００６】
【実施例】以下本発明の実施例を図１に基づいて説明す
る。１０はギヤハウジングを示し、このギヤハウジング
１０にはピニオン軸１１が回転可能に軸承され、このピ
ニオン軸１１に噛合するラック軸１２がギヤハウジング
１０に摺動可能に嵌挿されている。ギヤハウジング１０
にはラック軸１２とピニオン軸１１との噛合と反対側に
シリンダー穴１３が形成され、このシリンダー穴１３に
前記ラック軸１２を受承するラックガイド１４が摺動可
能に嵌合されている。シリンダ穴１３の開口端にはスプ
リング押さえ１７が螺着され、このスプリング押さえ１
７とラックガイド１４との間にラックガイド１４をラッ
ク軸１２に向けて押圧する円板状バネ部材１５とスプリ
ング１６が介挿されており、円板状バネ部材１５はスプ
リング１６のセット荷重によって、平板状からテーパー
状に弾性変形し、円板状バネ部材１５の外縁はラックガ
イド１４に当接し、円板状バネ部材１５の内縁の上面
（一側面）はスプリング押さえ１７に当接する。また、
円板状バネ部材１５にはスプリング１６の一端が当接し
ており、詳しくは、円板状バネ部材１５の内縁の下面
（他側面）にスプリング１６の一端が当接している。
る。１０はギヤハウジングを示し、このギヤハウジング
１０にはピニオン軸１１が回転可能に軸承され、このピ
ニオン軸１１に噛合するラック軸１２がギヤハウジング
１０に摺動可能に嵌挿されている。ギヤハウジング１０
にはラック軸１２とピニオン軸１１との噛合と反対側に
シリンダー穴１３が形成され、このシリンダー穴１３に
前記ラック軸１２を受承するラックガイド１４が摺動可
能に嵌合されている。シリンダ穴１３の開口端にはスプ
リング押さえ１７が螺着され、このスプリング押さえ１
７とラックガイド１４との間にラックガイド１４をラッ
ク軸１２に向けて押圧する円板状バネ部材１５とスプリ
ング１６が介挿されており、円板状バネ部材１５はスプ
リング１６のセット荷重によって、平板状からテーパー
状に弾性変形し、円板状バネ部材１５の外縁はラックガ
イド１４に当接し、円板状バネ部材１５の内縁の上面
（一側面）はスプリング押さえ１７に当接する。また、
円板状バネ部材１５にはスプリング１６の一端が当接し
ており、詳しくは、円板状バネ部材１５の内縁の下面
（他側面）にスプリング１６の一端が当接している。
【０００７】次に上述した構成に基づいて作用を説明す
る。ラック軸１２に外部からの力が作用しない時は、ス
プリング１６のセット荷重によってバネ部材１５がテー
パー状に弾性変形する。ラック軸１２に外部からの力が
加わった時は、スプリング１６が収縮し始めると共に円
板状バネ部材１５の外縁がラックガイド１４によってス
プリング押さえ１７側に押圧されて平板状に変形する。
これによって更にスプリング１６は収縮してセット荷重
が増加し、ラックガイド１４とスプリング押さえ１７と
がゆっくりと当接する。この結果、ラックガイド１４が
スプリング押さえ１７に当接する時の衝撃音が少なくな
る。
る。ラック軸１２に外部からの力が作用しない時は、ス
プリング１６のセット荷重によってバネ部材１５がテー
パー状に弾性変形する。ラック軸１２に外部からの力が
加わった時は、スプリング１６が収縮し始めると共に円
板状バネ部材１５の外縁がラックガイド１４によってス
プリング押さえ１７側に押圧されて平板状に変形する。
これによって更にスプリング１６は収縮してセット荷重
が増加し、ラックガイド１４とスプリング押さえ１７と
がゆっくりと当接する。この結果、ラックガイド１４が
スプリング押さえ１７に当接する時の衝撃音が少なくな
る。
【０００８】
【発明の効果】以上述べたように本発明は、スプリング
押さえとラックガイドとの間に平板状からテーパー状に
弾性変形可能な円板状のバネ部材を設け、このバネ部材
の外縁をラックガイドに当接させ、バネ部材の内縁の一
側面をスプリング押さえに当接させるとともに、バネ部
材の内縁の他側面に前記スプリングの一端を当接させる
ようにした構成であるので、外部から力が作用しないと
きは、スプリングのセット荷重によって前記バネ部材は
テーパー状に弾性変形する。外部から力が作用すると、
バネ部材はテーパー状から平板状に変形してスプリング
のセット荷重が増大し、ラックガイドをゆっくりスプリ
ング押さえに当接させることができる。この結果、ラッ
クガイドがスプリング押さえに当接する時の衝撃音を少
なくできる効果が得られる。
押さえとラックガイドとの間に平板状からテーパー状に
弾性変形可能な円板状のバネ部材を設け、このバネ部材
の外縁をラックガイドに当接させ、バネ部材の内縁の一
側面をスプリング押さえに当接させるとともに、バネ部
材の内縁の他側面に前記スプリングの一端を当接させる
ようにした構成であるので、外部から力が作用しないと
きは、スプリングのセット荷重によって前記バネ部材は
テーパー状に弾性変形する。外部から力が作用すると、
バネ部材はテーパー状から平板状に変形してスプリング
のセット荷重が増大し、ラックガイドをゆっくりスプリ
ング押さえに当接させることができる。この結果、ラッ
クガイドがスプリング押さえに当接する時の衝撃音を少
なくできる効果が得られる。
【図１】本発明の実施例を示すもので、ラックギヤとピ
ニオンギヤとの交差する部分の断面図。
ニオンギヤとの交差する部分の断面図。
１０・・・ギヤハウジング １１・・・ピニオン軸 １２・・・ラック軸 １３・・・シリンダ穴 １４・・・ラックガイド １５・・・円板状のバネ部材 １６・・・スプリング １７・・・スプリング押さえ
Claims (1)
- 【請求項１】 ギヤハウジングにピニオン軸に噛合する
ラック軸を摺動可能に設け、このギヤハウジングに前記
ラック軸とピニオン軸との噛合部の反対側にシリンダ穴
を形成し、このシリンダ穴に前記ラック軸を軸承するラ
ックガイドを摺動可能に嵌装し、このラックガイドと前
記ギヤハウジングに固着されたスプリング押さえとの間
にスプリングを介挿してなるラックアンドピニオン形舵
取装置において、 前記スプリング押さえとラックガイドとの間に平板状か
らテーパー状に弾性変形可能な円板状のバネ部材を設
け、このバネ部材の外縁をラックガイドに当接させ、バ
ネ部材の内縁の一側面をスプリング押さえに当接させる
とともに、バネ部材の内縁の他側面に前記スプリングの
一端を当接させたことを特徴とするラックアンドピニオ
ン形舵取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407027A JP3018502B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ラックアンドピニオン形舵取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407027A JP3018502B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ラックアンドピニオン形舵取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04224464A JPH04224464A (ja) | 1992-08-13 |
| JP3018502B2 true JP3018502B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=18516655
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2407027A Expired - Lifetime JP3018502B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | ラックアンドピニオン形舵取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3018502B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4302309A1 (de) * | 1993-01-28 | 1994-08-11 | Zahnradfabrik Friedrichshafen | Zahnstangenlenkgetriebe, insbesondere für Kraftfahrzeuge |
| DE102004053462A1 (de) * | 2004-11-05 | 2006-05-11 | Zf Lenksysteme Gmbh | Vorrichtung zum Andrücken einer Zahnstange |
| KR100646410B1 (ko) * | 2005-08-26 | 2006-11-14 | 주식회사 만도 | 조향장치의 서포트 요크 유격 자동 보상 장치 |
| CN105339237B (zh) * | 2013-04-01 | 2018-11-02 | 株式会社捷太格特 | 齿条导引装置以及包括该齿条导引装置的转向设备 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2407027A patent/JP3018502B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04224464A (ja) | 1992-08-13 |
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