JP3018240U - インバーター回路 - Google Patents

インバーター回路

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JP3018240U
JP3018240U JP1995002048U JP204895U JP3018240U JP 3018240 U JP3018240 U JP 3018240U JP 1995002048 U JP1995002048 U JP 1995002048U JP 204895 U JP204895 U JP 204895U JP 3018240 U JP3018240 U JP 3018240U
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plate
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inverter circuit
circuit
transformer
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JP1995002048U
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Inventor
長正 長野
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長正 長野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計測器や時計等の表示パネルにエレクトロル
ミネセンス板を用いてパネル自体を発光させて照明せん
とする場合この電源としてインバーター回路を用いると
きこの回路構成を簡単にして小型化を図り効率の良い低
コストのインバーター回路を開発せんとするものであ
る。 【構成】インバーター回路をトランス結合発振回路型式
としてこの発振トランス8のベース帰還用コイル10の
昇電圧をEL板12を点灯させるのに十分な電圧にまで
高くしてトランジスター3のベースを駆動して発振させ
ると同時にEL板12も点灯するようになしたことによ
り結合コンデンサー6とベース抵抗7も省略したインバ
ーター回路

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
近来、計測器や時計等の超小型の表示パネルにエレクトロルミネセンス板(E L板)を用いこの発行作用をパネル自体の照明に利用することが盛んに行われて いる。本考案は、このEL板を発光させるのに必要な電圧を発生するインバータ ー回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インバーター回路はスイッチング回路や発振回路を用いて直流を交流に変換す るもので従来から多くの方式のものが開発されているが、腕時計等の超小型機器 のインバーター回路としてはより小型で効率の良いものが強く要望されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般にEL板を100ルクス程度の明るさに発光させるには、周波数1〜3k Hzで100V位の電圧を加える必要がある。これを乾電池1個で点灯するとす ればインバーター回路は交流発生と同時に昇圧作用も有しなければならないので 、1図に示すようなトランス結合式の発振回路が多く用いられているが、トラン スの小型化が困難でありコストの面からもこの回路の改善が望まれている。
【0004】 1図の1は乾電池、2はスイッチ、3はトランジスター、4はバイアス抵抗、 5はバイパスコンデンサー、6は結合コンデンサー、7はベース抵抗、8は発振 トランス、9はエミッターコイル、10はベースコイル、11は出力用昇圧コイ ル、12は発光用のEL板である。EL板が100ルクス以下の低照音で発光し ているときのインピーダンスは容量性として作動するのでEL板12はコンデン サー記号で示してある。トランスの各コイルに示した電圧Vはエミッ ター電圧がV、ベース帰還用電圧がV、EL板12に供給される出力電圧が Vを示している。スイッチ2をONとすればこのインバーター回路は発振トラ ンス8のリーケージインダクタンスとEL板12の静電容量とで決まる周波数で 発振し、出力用昇圧コイル11でVに昇圧された電圧がEL板12に加えられ るので負荷電流Iが流れて発光する。この動作原理の詳細な説明は省略するが 結合コンデンサー6は一般に低インピーダンスの大容量のものが用いられるので 大型となり易い。ベース抵抗7はベースに過大電流が流れて損失が増加したり特 性を劣化させたりすることがないように設けられるものであるから別な方法で過 大電流を防止出来れば不要となる。又発振トランス8には3つのコイルが設けら れているので小型化が困難であり組立や配線加工のコスト高を招く欠点もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
2図は本考案のインバーター回路の1実施例を示すもので1図の中で使用され ている結合コンデンサー6、ベース抵抗7、及び出力用昇圧コイル11を省略す ることにより回路構成を簡単にし低コスト高効率の回路を提供せんとするもので ある。
【0006】
【作用と実施例】
2図に示した回路ではEL板12の負荷特性は静電容量として作動することを 利用してこれを結合コンデンサー6の代りにベース極とベースコイルとの間に直 列接続してあるのでベースバイアスの直流分をカットするので結合コンデンサー 6は不要となる。又、ベースコイル10の電圧は1図の場合のVよりも出力用 昇圧コイル11の昇圧分Vだけ高い電圧V+Vを発生するようにしておけ ば出力用昇圧コイル11を省略してもEL板12には1図と同様に負荷電流を供 給するので発光する。又、この負荷電流Iはトランジスター3のベース帰還用 電流としても作動するのでベースに過大電流が流入する心配は全くないのでベー ス抵抗7も不要となる。但しこの場合、トランジスター3の電流増幅率Hfeは ベースコイル10の昇圧比V+V/Vよ大きくなければならないがこの値 は一般に100以下であるから実用上殆ど問題はないものである。
【0007】
【考案の効果】
2図に実施例を示してその作用を説明せるごとく本考案は発振トランス8の出 力コイル11を省略して回路構成を簡単にすると共に回路損失を低減し、更に回 路基板も小型化してコストの低下と効率の向上を図ることが出来るのでその応用 効果は非常に大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のトランス結合式発振回路を示したもので
ある。
【図2】本考案のトランス結合式発振回路を示したもの
である。
【符号の説明】
1 電源電池 3 トランジスター 6 結合コンデンサー 7 ベース抵抗 8 発振トランス 12 EL板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスター(3)と発振トランス
    (8)を主な構成要素とするトランス結合式の発振回路
    で、EL板(12)をトランジスター(3)のベース極
    と発振トランス(8)のベースコイル(10)との間に
    直列に接続してEL板(12)に流れる電流をベース帰
    還用電流としても作用させて発振を行うと同時にEL板
    (12)に電力を供給するようになしたインバーター回
JP1995002048U 1995-02-09 1995-02-09 インバーター回路 Expired - Lifetime JP3018240U (ja)

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