JP3018221B2 - 幼児用揺り椅子 - Google Patents

幼児用揺り椅子

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JP3018221B2
JP3018221B2 JP6099325A JP9932594A JP3018221B2 JP 3018221 B2 JP3018221 B2 JP 3018221B2 JP 6099325 A JP6099325 A JP 6099325A JP 9932594 A JP9932594 A JP 9932594A JP 3018221 B2 JP3018221 B2 JP 3018221B2
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JP
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ball
slide rail
guide rail
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Inventor
晶夫 関
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株式会社ショーワプロダクツ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着座した幼児を慰め、
又は寝かしつける等のために、座体を揺り動かせるよう
にした幼児用揺り椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リンクにより構成したクランクを
用いて座体を揺動自在とした幼児用の椅子が、例えば実
公平2−35251号公報などにより公知となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来の幼
児用椅子における揺動機構は、クランクが揺動するスペ
ース、特にクランクの長さ以上の上下方向のスペースが
必要なので、座体の支持部の背が高くなって全体的に嵩
高となり、運搬に不便であり、又、長い脚の上などに座
体の支持部を設置しようとすると安定が悪くなる等の問
題がある。そこで本発明は、このような問題を解決で
き、且つ揺れが滑らかな幼児用揺り椅子の提供を目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の幼児用揺り椅子は、固定したガイドレール
の上下両端部にそれぞれ球受部11を設け、又、座体
支持板9を介して座体1を支持するスライドレール8の
上下両端部にもそれぞれ球受部12を設けて、そのスラ
イドレール8の球受部12とガイドレール5の球受部1
1を対向するように配置し、ボール保持板7に一定間隔
で穿設した孔にそれぞれ嵌入した複数のボール6をその
ボール保持板7と共にガイドレール5の球受部11とス
ライドレール8の球受部12の間に介装したことを特徴
とする構成としたものである。
【0005】また、揺れ動く座体1を中心部に自動的に
復帰させるために、更に、スライドレール8の両側にそ
れぞれ戻しスプリング10を取付けることが望ましい。
【0006】
【作用】本発明の幼児用揺り椅子は、ガイドレール5に
対しスライドレール8がほぼ平面的に移動することによ
って座体1に揺れが与えられるので、ガイドレール5や
スライドレール8を取付ける座体支持部の背を低く抑え
ることができる。また、座体1はボール6の転がりによ
って移動するので揺れが滑らかである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。まず、図1が全体の外観を示したものであり、符号
1が座体であり、この座体1には背もたれ2が一体化し
ている。次に、符号3が座体1の両側に配置した肘掛体
であり、その内部に、図2及び図3に示すようなケース
4を設置している。そして、そのケース4の内部に座体
1の前後の揺れを可能とする機構を収納している。この
機構は、図4に示すように、ガイドレール5、ボール
(鋼球)6、ボール保持板7、スライドレール8、座体
支持板9及び戻しスプリング10を構成要素とし、その
スライドレール8と座体支持板9は一体化している。
【0008】ガイドレール5は上下両端部に球受部11
を有して、図2に示すようにケース4の内部に固定して
いる。スライドレール8も上下両端部に球受部12を有
している。このスライドレール8は、その球受部12が
ガイドレール5の球受部11と対向する状態に配置され
ている。そして、ガイドレール5の球受部11とスライ
ドレール8の球受部12との間に複数のボール6が介装
されている。ボール6は互いに衝突しないようにボール
保持板7によって一定間隔で保持されている。すなわ
ち、ボール保持板7に穿設された孔の中にボール6が嵌
入されている。また、ボール保持板7は、ガイドレール
5の前後両端に設けたストッパー13(図4参照)によ
って抜け止めされている。従って、ボール6の転がりに
よって、スライドレール8がガイドレール5に対して前
後方向に移動可能となっている。
【0009】スライドレール8に一体化した座体支持板
9は、上下方向の接合板部14の上端から直角に屈曲し
た水平板部15を有し、その水平板部15が、ケース4
の内壁に設けた孔16を貫通して外部へ突出している。
そして、この水平板部15の突出部位の上に座体1が取
付けられている。
【0010】また、座体支持板9における接合板部14
の下端中央部に突片17を設けて、その両側に配した戻
しスプリング10の内端が突片17に掛止されている。
戻しスプリング10の外端は、図3に示すようにケース
4に掛止されている。この戻しスプリング10によっ
て、スライドレール8は自然状態でガイドレール5の前
後方向の略中央部に位置するように調節され、また、前
後方向に揺れた後に元の位置に自動復帰する。
【0011】上記の実施例では、ガイドレール5等を収
納したケース4を肘掛体3の内部に設置しているが、肘
掛体3自体をケース状にすることにより、ケース4を省
く構造とすることも可能である。
【0012】また、上記の実施例では、ガイドレール5
等を肘掛体3の内部に配置しているが、両側の肘掛体3
の間に架設した部材の上にガイドレール5を固定して、
更にそのガイドレール5の上にスライドレール8を移動
自在に組付けて、そのスライドレール8の上に座体1を
置くような構造とすることも可能である。
【0013】また、上記の実施例では、ガイドレール5
とスライドレール8が直線状で、座体1は前後方向に平
面的に揺れるようになっているが、ガイドレール5とス
ライドレール8を円弧状に曲げて、座体1が上下方向に
も少し変位するような構造にすることも可能である。
【0014】本発明は上記の通りであり、ガイドレール
5に対しスライドレール8がほぼ平面的に移動すること
によって座体1に揺れが与えられるので、ガイドレール
5やスライドレール8を取付ける座体支持部の背を低く
抑えて、全体的に嵩高になるのを避けることができるの
で、運搬に便利であり、又、長い脚の上に座体の支持部
を設置しても安定が良好である。また、ボール6の転が
りによって座体1が揺れるので、その揺れは滑らかであ
り、幼児を寝かしつけやすい。また、複数のボール6を
ボール保持板7に一定間隔で穿設した孔にそれぞれ嵌入
したので、ボール6が互いに衝突しない。更に、請求項
2記載のごとくスライドレール8の両側にそれぞれ戻し
スプリング10を取付ければ、座体1が前後に揺れても
中心部に自動的に復帰するように調節することができ
て、座体1の位置のずれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】椅子の外観を示す全体斜視図である。
【図2】ケースを横方向に切断した部分断面図である。
【図3】ケースを前後方向に切断した部分断面図であ
る。
【図4】ガイドレール及びスライドレールの分解斜視図
である。
【符号の説明】
1 座体 2 背もたれ 3 肘掛体 4 ケース 5 ガイドレール 6 ボール 7 ボール保持板 8 スライドレール 9 座体支持板 10 戻しスプリング 11 球受部 12 球受部 13 ストッパー 14 接合板部 15 水平板部 16 孔 17 突片

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定したガイドレール5の上下両端部に
    それぞれ球受部11を設け、又、座体支持板9を介して
    座体1を支持するスライドレール8の上下両端部にもそ
    れぞれ球受部12を設けて、そのスライドレール8の球
    受部12とガイドレール5の球受部11を対向するよう
    に配置し、ボール保持板7に一定間隔で穿設した孔にそ
    れぞれ嵌入した複数のボール6をそのボール保持板7と
    共にガイドレール5の球受部11とスライドレール8の
    球受部12の間に介装したことを特徴とする幼児用揺り
    椅子。
  2. 【請求項2】 スライドレール8の両側にそれぞれ戻し
    スプリング10を取付けた請求項1記載の幼児用揺り椅
    子。
JP6099325A 1994-04-12 1994-04-12 幼児用揺り椅子 Expired - Fee Related JP3018221B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6020504U (ja) * 1983-07-16 1985-02-13 株式会社 丸泉 シヤツ類

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