JPH0751003Y2 - 揺籃を兼ねる幼児用椅子 - Google Patents

揺籃を兼ねる幼児用椅子

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JPH0751003Y2
JPH0751003Y2 JP2134991U JP2134991U JPH0751003Y2 JP H0751003 Y2 JPH0751003 Y2 JP H0751003Y2 JP 2134991 U JP2134991 U JP 2134991U JP 2134991 U JP2134991 U JP 2134991U JP H0751003 Y2 JPH0751003 Y2 JP H0751003Y2
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JP
Japan
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side support
support part
portions
fixed side
distance
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2134991U
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JPH04110564U (ja
Inventor
晶夫 関
Original Assignee
株式会社ショーワプロダクツ
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は着座体を揺り動かすこと
ができるようにした揺籃を兼ねる幼児用椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】前側の左右個所及び後側の左右個所に固
定側支持部を設けた着床脚体と、前側の左右個所及び後
側の左右個所に可動支持部を設けた着座体を別々に構成
し、前左固定側支持部と前左可動側支持部、前右固定側
支持部と前右可動側支持部、後左固定側支持部と後左可
動側支持部および後右固定側支持部と後右可動側支持部
をそれぞれ等長の左・右・前・後リンクで連結して、背
凭付き着座体を着床脚体に前後に揺動自在に支承した形
式の揺籃を兼ねる幼児用椅子は、左側の前・後リンクの
上側連結点間の距離および右側の前・後リンクの上側連
結点間の距離と左側の前・後リンクの下側連結点間の距
離および右側の前・後リンクの下側連結点間の距離とが
同じ長さであった。(実公平2ー35251号公報参
照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】母親が幼児を抱いて揺
り動かしている様子を観察すると、揺れ動きの一方端で
は幼児の頭の方が上り、他方端では足の方が上った状態
となっている。つまり、揺り動かされている幼児は、揺
れ動き中には水平線と平行して上下に動いているのでは
なく、頭の方も足の方も交叉に上下にも動いている。
【0004】上記従来の技術において述べた揺籃を兼ね
る幼児用椅子は、前・後リングで形成された左・右の平
行クランク装置を介して着座体が前後に揺れ動くもので
あるが、この動きの時には、図12及び図13に示して
いる前後の可動側支持部を結ぶ線a′から判るように、
幼児の身体全体が上下に平行移動し乍ら揺れるのみで揺
れ動き方が単純であり、母親が幼児を抱きゆり動かして
慰めまた寝かし付ける等のときの母親の動きに近いもの
ではなかった。
【0005】また、上記実公平2ー35251号公報に
示されている揺籃を兼ねる幼児用椅子は、着床脚体の上
面の左右両側に立上りの状態で左右の取付脚を設けこれ
等左右取付脚の間に着座体を落し込み状態で吊下げた構
成であるので、着座体の落し込み部分が邪魔をして左右
の取付脚の上端間に連結杆を渡し設けることにより同端
間を相互に固定することはできなく、しかも吊下のため
の固定側支点が揺動杆の設け部分の外側の高い位置にあ
り、強度及び耐久性において不安があった。
【0006】本考案は着座体の揺れ動き方を母親等の抱
手の動きに近くする工夫、強度及び耐久性を高める工夫
を施した新規の揺籃を兼ねる幼児用椅子を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本考案に係わる揺籃を兼ねる幼児用椅子は、前側の
左右個所及び後側の左右個所の上面に固定側支持部2、
3,4、5を上向き凸部1を介して設けた着床脚体6
と、前側の左右個所及び後側の左右個所に可動側支持部
13、14、15、16を下向き柱部12を介して設け
た着座体18とを別々に構成し、着床脚体6における上
向き凸部1の上側に着座体18を下向き柱部12が上向
き凸部1の外側に垂下した状態で配すると共に前左固定
側支持部2と前左可動側支持部13、前右固定側支持部
3と前右可動側支持部14、後左固定側支持部4と後左
可動側支持部15および後右固定側支持部5と後右可動
側支持部16をそれぞれ等長の左・右・前・後揺動杆2
0、21、22、23で連結することによって着座体7
を着床脚体6の上に前後に揺動自在に支承し、且つ左側
の前・後揺動杆20、22の上側連結点間の距離および
右側の前・後揺動杆21、23の上側連結点間の距離よ
りも左側の前・後揺動杆20、22の下側連結点間の距
離および右側の前・後揺動杆21、23の下側連結点間
の距離の方を長くしたものである。
【0008】
【実施例】図1〜図4に示す第1実施例は前側の左右個
所及び後側の左右個所の上面に上向き凸部1を介して固
定側支持部2、3、4、5を設けた着床脚体6を、左右
両側脚部材7、8を横棒9で連結することによって構成
し、左右両側脚部材7、8の前端の下面にストッパー
(図示せず)付きキャスター10を軸承し且つ左右両側
脚部材7、8の後端の下面に着地部材11を取付けると
共に着床脚体6とは別個に、前側の左右個所及び後側の
左右個所に下向き柱部12を介して可動側支持部13、
14、15、16を設けたリクライニング式背凭17付
き着座体18を構成する。
【0009】着床脚体6における上向き凸部1の上側に
着座体18を下向き柱部12が上向き凸部1の外側に垂
下した状態で配すると共に前左固定側支持部2と前左可
動側支持部13、前右固定側支持部3と前右可動側支持
部14、後左固定側支持部4と後左可動側支持部15お
よび後右固定側支持部5と後右可動側支持部16をそれ
ぞれ等長の左・右・前・後揺動杆20、21、22、2
3で連結し且つ前側の左・右揺動杆20、21の上端同
士及び後側の左・右揺動杆22、23の上端同士を横杆
24、25で連結し且つカバー26で隠すことによって
背凭17付き着座体18を着床脚体16の上に前後に揺
動自在に支承して、揺籃を兼ねる幼児用椅子本体27を
得る。
【0010】上記本体27を得るに際しては、左側の前
・後揺動杆20、22の上側連結点間の距離および右側
の前・後揺動杆21、23の上側連結点間の距離よりも
左側の前・後揺動杆20、22の下側連結点間の距離お
よび右側の前・後揺動杆21、23の下側連結点間の距
離の方を僅かに長くする。
【0011】図5〜図8に示す第2実施例及び第9図に
示す第3実施例の詳細な説明は、上記第1実施例におけ
る部位と同じ部位に同一の符号を付けることで足ると思
慮できるので省略する。
【0012】本考案は、着座体18の揺れ動きを一時的
に任意に阻止するための係止部、着座体18の揺れ動き
範囲を規制するストッパー部を適宜個所に設けて実施す
ることができる。
【0013】
【作用】着座体18を揺り動したときの当該着座体18
は、図10及び図11に示している前後の可動側支持部
14、16を結ぶ線aから判るように、前方に揺れたと
きには前端側上り、後方に揺れたときには後端側が上っ
た状態となる。つまり、本考案に係わる揺籃を兼ねる幼
児用椅子における着座体18は水平線と平行ではない揺
れ動き方をしている。
【0014】
【考案の効果】本考案は上記のような構成であるので、
着座体に幼児を座らせて揺り動かしたときには、揺れ動
き中に頭の方も足の方も交互に上下に動くもので、母親
等の抱手の動きに近い動きをする好ましい効果があり、
また着床脚体における上向き凸部の上に着座体を配し吊
下げのための固定側支点を揺動杆設け部分の内側として
ので、着床脚体がしっかりし、充分な強度及び耐久性を
もつ製品を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の全体を示す斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】カバーを外した状態で示す側面図である。
【図4】一部を切截した状態で示す背面図である。
【図5】第2実施例の全体を示す斜視図である。
【図6】同じく分解斜視図である。
【図7】カバーを外した状態で示す側面図である。
【図8】一部を切截した状態で示す背面図である。
【図9】第3実施例を示す着床脚体の斜視図である。
【図10】本考案における揺動杆が前方に揺動したとき
における可動側支持部を結ぶ線の動きを示す説明図であ
る。
【図11】同じく後方に揺動したときを示す説明図であ
る。
【図12】従来例の揺動杆が前方に揺動したときにおけ
る可動側支持部を結ぶ線の動きを示す説明図である。
【図13】同じく後方に揺動したときを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 上向き凸部 2 固定側支持部 3 固定側支持部 4 固定側支持部 5 固定側支持部 6 着床脚体 7 脚部材 8 脚部材 9 横棒 10 キャスター 11 着地部材 12 下向き柱部 15 可動側支持部 14 可動側支持
部 17 背凭れ 16 可動側支持
部 13 可動側支持部 18 着座体 20 揺動杆 21 揺動杆 22 揺動杆 23 揺動杆 24 横杆 25 横杆 26 カバー 27 本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側の左右個所及び後側の左右個所の上
    面に固定側支持部2、3,4、5を上向き凸部1を介し
    て設けた着床脚体6と、前側の左右個所及び後側の左右
    個所に可動側支持部13、14、15、16を下向き柱
    部12を介して設けた着座体18とを別々に構成し、着
    床脚体6における上向き凸部1の上側に着座体18を下
    向き柱部12が上向き凸部1の外側に垂下した状態で配
    すると共に前左固定側支持部2と前左可動側支持部1
    3、前右固定側支持部3と前右可動側支持部14、後左
    固定側支持部4と後左可動側支持部15および後右固定
    側支持部5と後右可動側支持部16をそれぞれ等長の左
    ・右・前・後揺動杆20、21、22、23で連結する
    ことによって着座体7を着床脚体6の上に前後に揺動自
    在に支承し、且つ左側の前・後揺動杆20、22の上側
    連結点間の距離および右側の前・後揺動杆21、23の
    上側連結点間の距離よりも左側の前・後揺動杆20、2
    2の下側連結点間の距離および右側の前・後揺動杆2
    1、23の下側連結点間の距離の方を長くしたことを特
    徴とする揺籃を兼ねる幼児用椅子。
JP2134991U 1991-03-11 1991-03-11 揺籃を兼ねる幼児用椅子 Expired - Lifetime JPH0751003Y2 (ja)

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JPH04110564U JPH04110564U (ja) 1992-09-25
JPH0751003Y2 true JPH0751003Y2 (ja) 1995-11-22

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