JPH04110564U - 揺籃を兼ねる幼児用椅子 - Google Patents

揺籃を兼ねる幼児用椅子

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JPH04110564U
JPH04110564U JP2134991U JP2134991U JPH04110564U JP H04110564 U JPH04110564 U JP H04110564U JP 2134991 U JP2134991 U JP 2134991U JP 2134991 U JP2134991 U JP 2134991U JP H04110564 U JPH04110564 U JP H04110564U
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fixed side
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JP2134991U
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Inventor
晶夫 関
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株式会社シヨーワプロダクツ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 着座体の揺れ動き方を母親等の抱手の動きに
近くする工夫、強度及び耐久性を高める工夫を施した新
規の揺籃を兼ねる幼児用椅子を提供することを目的とす
る 【構成】 前側の左右個所及び後側の左右個所の上面に
固定側支持部を上向き凸部を介して設けた着床脚体と、
前側の左右個所及び後側の左右個所に可動側支持部を下
向き柱部を介して設けた着座体とを別々に構成し、着床
脚体における上向き凸部の上側に着座体を下向き柱部が
上向き凸部の外側に垂下した状態で配すると共に前左固
定側支持部と前左可動側支持部、前右固定側支持部と前
右可動側支持部、後左固定側支持部と後左可動側支持部
および後右固定側支持部と後右可動側支持部をそれぞれ
等長の左・右・前・後揺動杆で連結することによって着
座体を着床脚体の上に前後に揺動自在に支承し、且つ左
側の前・後揺動杆の上側連結点間の距離および右側の前
・後揺動杆の上側連結点間の距離よりも左側の前・後揺
動杆の下側連結点間の距離および右側の前・後揺動杆の
下側連結点間の距離の方を長くしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は着座体を揺り動かすことができるようにした揺籃を兼ねる幼児用椅子 に関する。
【0002】
【従来の技術】
前側の左右個所及び後側の左右個所に固定側支持部を設けた着床脚体と、前側 の左右個所及び後側の左右個所に可動支持部を設けた着座体を別々に構成し、前 左固定側支持部と前左可動側支持部、前右固定側支持部と前右可動側支持部、後 左固定側支持部と後左可動側支持部および後右固定側支持部と後右可動側支持部 をそれぞれ等長の左・右・前・後リンクで連結して、背凭付き着座体を着床脚体 に前後に揺動自在に支承した形式の揺籃を兼ねる幼児用椅子は、左側の前・後リ ンクの上側連結点間の距離および右側の前・後リンクの上側連結点間の距離と左 側の前・後リンクの下側連結点間の距離および右側の前・後リンクの下側連結点 間の距離とが同じ長さであった。(実公平2ー35251号公報参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
母親が幼児を抱いて揺り動かしている様子を観察すると、揺れ動きの一方端で は幼児の頭の方が上り、他方端では足の方が上った状態となっている。つまり、 揺り動かされている幼児は、揺れ動き中には水平線と平行して上下に動いている のではなく、頭の方も足の方も交叉に上下にも動いている。
【0004】 上記従来の技術において述べた揺籃を兼ねる幼児用椅子は、前・後リングで形 成された左・右の平行クランク装置を介して着座体が前後に揺れ動くものである が、この動きの時には、図12及び図13に示している前後の可動側支持部を結 ぶ線a′から判るように、幼児の身体全体が上下に平行移動し乍ら揺れるのみで 揺れ動き方が単純であり、母親が幼児を抱きゆり動かして慰めまた寝かし付ける 等のときの母親の動きに近いものではなかった。
【0005】 また、上記実公平2ー35251号公報に示されている揺籃を兼ねる幼児用椅 子は、着床脚体の上面の左右両側に立上りの状態で左右の取付脚を設けこれ等左 右取付脚の間に着座体を落し込み状態で吊下げた構成であるので、着座体の落し 込み部分が邪魔をして左右の取付脚の上端間に連結杆を渡し設けることにより同 端間を相互に固定することはできなく、しかも吊下のための固定側支点が揺動杆 の設け部分の外側の高い位置にあり、強度及び耐久性において不安があった。
【0006】 本考案は着座体の揺れ動き方を母親等の抱手の動きに近くする工夫、強度及び 耐久性を高める工夫を施した新規の揺籃を兼ねる幼児用椅子を提供することを目 的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案に係わる揺籃を兼ねる幼児用椅子は、前側 の左右個所及び後側の左右個所の上面に固定側支持部2、3,4、5を上向き凸 部1を介して設けた着床脚体6と、前側の左右個所及び後側の左右個所に可動側 支持部13、14、15、16を下向き柱部12を介して設けた着座体18とを 別々に構成し、着床脚体6における上向き凸部1の上側に着座体18を下向き柱 部12が上向き凸部1の外側に垂下した状態で配すると共に前左固定側支持部2 と前左可動側支持部13、前右固定側支持部3と前右可動側支持部14、後左固 定側支持部4と後左可動側支持部15および後右固定側支持部5と後右可動側支 持部16をそれぞれ等長の左・右・前・後揺動杆20、21、22、23で連結 することによって着座体7を着床脚体6の上に前後に揺動自在に支承し、且つ左 側の前・後揺動杆20、22の上側連結点間の距離および右側の前・後揺動杆2 1、23の上側連結点間の距離よりも左側の前・後揺動杆20、22の下側連結 点間の距離および右側の前・後揺動杆21、23の下側連結点間の距離の方を長 くしたものである。
【0008】
【実施例】 図1〜図4に示す第1実施例は前側の左右個所及び後側の左右個所の上面に上 向き凸部1を介して固定側支持部2、3、4、5を設けた着床脚体6を、左右両 側脚部材7、8を横棒9で連結することによって構成し、左右両側脚部材7、8 の前端の下面にストッパー(図示せず)付きキャスター10を軸承し且つ左右両 側脚部材7、8の後端の下面に着地部材11を取付けると共に着床脚体6とは別 個に、前側の左右個所及び後側の左右個所に下向き柱部12を介して可動側支持 部13、14、15、16を設けたリクライニング式背凭17付き着座体18を 構成する。
【0009】 着床脚体6における上向き凸部1の上側に着座体18を下向き柱部12が上向 き凸部1の外側に垂下した状態で配すると共に前左固定側支持部2と前左可動側 支持部13、前右固定側支持部3と前右可動側支持部14、後左固定側支持部4 と後左可動側支持部15および後右固定側支持部5と後右可動側支持部16をそ れぞれ等長の左・右・前・後揺動杆20、21、22、23で連結し且つ前側の 左・右揺動杆20、21の上端同士及び後側の左・右揺動杆22、23の上端同 士を横杆24、25で連結し且つカバー26で隠すことによって背凭17付き着 座体18を着床脚体16の上に前後に揺動自在に支承して、揺籃を兼ねる幼児用 椅子本体27を得る。
【0010】 上記本体27を得るに際しては、左側の前・後揺動杆20、22の上側連結点 間の距離および右側の前・後揺動杆21、23の上側連結点間の距離よりも左側 の前・後揺動杆20、22の下側連結点間の距離および右側の前・後揺動杆21 、23の下側連結点間の距離の方を僅かに長くする。
【0011】 図5〜図8に示す第2実施例及び第9図に示す第3実施例の詳細な説明は、上 記第1実施例における部位と同じ部位に同一の符号を付けることで足ると思慮で きるので省略する。
【0012】 本考案は、着座体18の揺れ動きを一時的に任意に阻止するための係止部、着 座体18の揺れ動き範囲を規制するストッパー部を適宜個所に設けて実施するこ とができる。
【0013】
【作用】
着座体18を揺り動したときの当該着座体18は、図10及び図11に示して いる前後の可動側支持部14、16を結ぶ線aから判るように、前方に揺れたと きには前端側上り、後方に揺れたときには後端側が上った状態となる。つまり、 本考案に係わる揺籃を兼ねる幼児用椅子における着座体18は水平線と平行では ない揺れ動き方をしている。
【0014】
【考案の効果】
本考案は上記のような構成であるので、着座体に幼児を座らせて揺り動かした ときには、揺れ動き中に頭の方も足の方も交互に上下に動くもので、母親等の抱 手の動きに近い動きをする好ましい効果があり、また着床脚体における上向き凸 部の上に着座体を配し吊下げのための固定側支点を揺動杆設け部分の内側として ので、着床脚体がしっかりし、充分な強度及び耐久性をもつ製品を提供できるも のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の全体を示す斜視図である。
【図2】同じく分解斜視図である。
【図3】カバーを外した状態で示す側面図である。
【図4】一部を切截した状態で示す背面図である。
【図5】第2実施例の全体を示す斜視図である。
【図6】同じく分解斜視図である。
【図7】カバーを外した状態で示す側面図である。
【図8】一部を切截した状態で示す背面図である。
【図9】第3実施例を示す着床脚体の斜視図である。
【図10】本考案における揺動杆が前方に揺動したとき
における可動側支持部を結ぶ線の動きを示す説明図であ
る。
【図11】同じく後方に揺動したときを示す説明図であ
る。
【図12】従来例の揺動杆が前方に揺動したときにおけ
る可動側支持部を結ぶ線の動きを示す説明図である。
【図13】同じく後方に揺動したときを示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 上向き凸部 2 固定側支持部 3 固定側支持部 4 固定側支持部 5 固定側支持部 6 着床脚体 7 脚部材 8 脚部材 9 横棒 10 キャスター 11 着地部材 12 下向き柱部 15 可動側支持部 14 可動側支持
部 17 背凭れ 16 可動側支持
部 13 可動側支持部 18 着座体 20 揺動杆 21 揺動杆 22 揺動杆 23 揺動杆 24 横杆 25 横杆 26 カバー 27 本体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側の左右個所及び後側の左右個所の上
    面に固定側支持部2、3,4、5を上向き凸部1を介し
    て設けた着床脚体6と、前側の左右個所及び後側の左右
    個所に可動側支持部13、14、15、16を下向き柱
    部12を介して設けた着座体18とを別々に構成し、着
    床脚体6における上向き凸部1の上側に着座体18を下
    向き柱部12が上向き凸部1の外側に垂下した状態で配
    すると共に前左固定側支持部2と前左可動側支持部1
    3、前右固定側支持部3と前右可動側支持部14、後左
    固定側支持部4と後左可動側支持部15および後右固定
    側支持部5と後右可動側支持部16をそれぞれ等長の左
    ・右・前・後揺動杆20、21、22、23で連結する
    ことによって着座体7を着床脚体6の上に前後に揺動自
    在に支承し、且つ左側の前・後揺動杆20、22の上側
    連結点間の距離および右側の前・後揺動杆21、23の
    上側連結点間の距離よりも左側の前・後揺動杆20、2
    2の下側連結点間の距離および右側の前・後揺動杆2
    1、23の下側連結点間の距離の方を長くしたことを特
    徴とする揺籃を兼ねる幼児用椅子。
JP2134991U 1991-03-11 1991-03-11 揺籃を兼ねる幼児用椅子 Expired - Lifetime JPH0751003Y2 (ja)

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