JP3018212B2 - ロ−プリ−ル型測長器におけるロ−プ取付機構及び方法 - Google Patents
ロ−プリ−ル型測長器におけるロ−プ取付機構及び方法Info
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Description
−プリ−ルの回転運動をエンコ−ダ板の回転運動に変換
するようにしたロ−プリ−ル型測長器におけるロ−プ取
付機構及び方法に関する。
(8)(9)に示す如く、ロ−プリ−ル(2)に穴から
成るロ−プ取付部(4)を穿設し、このロ−プ取付部
(4)に柔軟性のあるワイヤロ−プ(6)を挿入し、該
ロ−プ(6)の一端に固着した球状の係止体(8)をロ
−プリ−ル(2)の内側に引掛け、ロ−プ(6)をリ−
ル(2)の外側に導いている。
からリ−ル(2)の外側に導かれたロ−プ(6)は、リ
−ル(2)に巻かれるとき、ほぼ90度に曲げられる。
そのため、図9に示すように、ロ−プ(6)の巻き初め
部分(6a)は、わん曲し、リ−ル(2)からロ−プ
(6)が大きく離れてしまう。この場合、リ−ル(2)
にロ−プ(6)をうまく巻くことができなくなるととも
に、ガイドロ−ラ(10)がリ−ル(2)に隣接してい
る場合には、ロ−プ(6)のわん曲部分(6a)がリ−
ル(2)の回転によりガイドロ−ラ(10)に当たって
しまう恐れがあった。上記問題点を解決するために、図
10に示すように、ロ−プ取付部(4a)を傾斜させ
て、ロ−プ(6)にわん曲部が形成されないようにして
も良いが、リ−ル(2)にロ−プ取付部(4a)を傾斜
させる加工が容易でなく、しかもロ−プ取付部(4a)
の傾斜によりリ−ル(2)の周壁に肉厚の薄い部分(4
b)(4c)が形成されてしまい、この部分の強度が弱
くなるという問題点が存した。本発明は、上記問題点を
除去することを目的とするものである。
発明は、フレ−ム(12)と、該フレ−ム(12)に回
転自在に支承され周壁の側部に一方が解放された穴状の
ロ−プ取付部(26)(28)が形成された筒状のプ−
リ(20)と、該プ−リ(20)の回転を電子信号に変
換する手段と、嵌合部の周壁に前記プ−リ(20)の周
面との間でロ−プ押え部(42)(44)が形成され前
記嵌合部が前記プ−リ(20)の周壁の側部に嵌合する
フランジ(30)(32)とを備え、前記ロ−プ取付部
(26)(28)に一端に係止体(62)が固設された
ロ−プ(46)(47)を挿入し、前記係止体(62)
を前記プ−リ(20)の周壁の内側に係合させ、前記ロ
−プ取付部(26)(28)から外側にでているロ−プ
(46)(47)を前記ロ−プ押え部(42)(44)
で前記プ−リ(20)の外周面に圧接するようにしたこ
とを特徴とするロ−プリ−ル型測長器におけるロ−プ取
付機構。
ロ−プ(46)(47)がプ−リ(20)に巻かれた一
周目のロ−プ(46)(47)に隣接して並ぶように前
記一周目のロ−プ(46)(47)を徐々に前記プ−リ
(20)の中心方向に案内するロ−プ案内面(38)
(40)を前記フランジ(30)(32)に形成したも
のである。
8)からプ−リ(20)の外側の周面に導かれたロ−プ
(46)(47)の引き出し部分は、フランジ(30)
(32)のロ−プ押え部(42)(44)によって押圧
されるために、ロ−プ(46)(47)がプ−リ(2
0)の周面から離れない。そのためロ−プ(46)(4
7)がプ−リ(20)の周面に規則正しく巻かれ、2重
巻等が生じない。
を参照して詳細に説明する。図(5)(7)において、
(12)は円筒状のフレ−ムであり、これの管状部にボ
−ルベアリング(14)(16)を介して、軸体(1
8)が回転自在に支承されている。前記軸体(18)の
上部には、筒状のプ−リ(20)が固定され、該軸体
(18)の下部には、公知のスリット板から成るエンコ
−ダ板(22)が固定されている。
リットを検出する光学的光検出器であり、該検出器(2
4)は、前記フレ−ム(12)に固設されている。前記
プ−リ(20)の周壁の両側縁には、一方が解放された
四角形状の穴から成るロ−プ取付部(26)(28)が
穿設されている。前記プ−リ(20)の両側部にはリン
グ状のフランジ(30)(32)の嵌合部が回転自在に
嵌合している。
軸方向の最大幅は、前記取付部(26)(28)の、前
記プ−リ(20)の軸方向の幅と略同一に設定されてい
る。前記フランジ(30)(32)の互いに対向する側
縁には四角形状の穴から成るロ−プ引出部(34)(3
6)と、ロ−プ案内面(38)(40)と、ロ−プ押え
部(42)(44)とが形成されている。
向の幅は、前記フランジ(30)(32)嵌合部の軸方
向の最大幅と略同一に設定され、該ロ−プ押え部(4
2)(44)の内周面と、前記プ−リ(20)の外周面
との間には、ワイヤロ−プ(46)(47)の径と略同
一の間隔が形成されている。前記ロ−プ案内面(38)
(40)は、ロ−プ(46)(47)をその引き出し点
から徐々にプ−リ(20)の中心方向に、ワイヤロ−プ
(46)(47)の口径幅分案内する面を備えている。
前記プ−リ(20)の両側部には、円周線上に複数箇
所、位置決め用凸起(48)が配置されている。
前記プ−リ(20)に形成された収納部(50)内に配
置され、該収納部(50)内に圧縮配置されたコイルば
ね(52)によって前記凸起(48)は、前記収納部
(50)の開口部方向に付勢されている。前記凸起(4
8)に対応して、前記フランジ(30)(32)の内周
面には位置決め穴(54)が穿設されている。
(32)とは全体でロ−プリ−ル(56)を構成してい
る。図5において、(58)は出力用のコ−ドであり、
コネクタ(60)を介して、前記検出器(24)に接続
している。前記コ−ド(58)は、別途に用意されたコ
ントロ−ラ(図示省略)に接続している。
−リ(20)に取り付ける作業について説明する。一端
に鋼性のボ−ルから成る係止体(62)が固設されたワ
イヤロ−プ(46)(47)をロ−プ取付部(26)
(28)に挿入する。前記係止体(62)はその径がロ
−プ取付部(26)(28)の幅よりも大径に形成され
ており、ワイヤロ−プ(46)(47)を引張ると、係
止体(62)は、ロ−プ取付部(26)(28)に図3
に示す如く係止される。次にフランジ(30)(32)
を、図2に示すように、凸起(48)と位置決め穴(5
4)とを一致させてプ−リ(20)に嵌合係止する。
−プ押え部(42)の下に圧入する。ワイヤロ−プ(4
6)の屈曲部(46a)は丁度ロ−プ引出し部(34)
に位置する。ワイヤロ−プ(46)をロ−プ案内面(3
8)に沿ってプ−リ(20)周面上を一周すると、ワイ
ヤロ−プ(46)のプ−リ(20)上の巻回終端が、ワ
イヤロ−プ(46)の引き出し端部に隣接するように案
内される。ワイヤロ−プ(46)は、図2中、時計方向
にプ−リ(20)上を所要回数巻回される。ワイヤロ−
プ(47)も上記した要領で、その一端がロ−プ取付部
(28)に係止されるとともに、その引き出し端部が図
5中、反時計方向に屈曲され、該状態で、ロ−プ押え部
(44)の下に圧入される。
プ(46)とは逆方向に、プ−リ(20)の周面上を複
数回巻回される。前記フレ−ム(12)には、複数個の
ガイドロ−ラ(62)が回転自在に軸支され、該ガイド
ロ−ラ(62)は、ロ−プ(46)(47)がプ−リ
(20)から外れないようにロ−プ(46)(47)に
接している。前記ガイドロ−ラ(62)の各支軸の他端
はフレ−ム(12)に固設された上部フレ−ム(図示省
略)に支持されている。
本器を例えば、工作機械にセットし、工作機械の移動台
の移動長を測定する場合には、工作機械の例えば、固定
台側の両端にロ−プ(46)(47)の各一端を固定
し、フレ−ム(12)を移動台に固定する。
回して、移動台を原点に位置させ、ここでコントロ−ラ
のリセットスイッチを操作して、コントロ−ラ内のカウ
ンタ−をゼロにリセットする。次に、上記ハンドルを回
転して、移動台を移動させると、ロ−プ(46)(4
7)のうち、一方は、プ−リ(20)から引き出され、
他方はプ−リ(20)に巻き込まれて、移動台のその移
動経路に沿った往復方向の移動に伴って、プ−リ(2
0)が正逆回転する。
(22)が回転する。このエンコ−ダ板(22)の回転
運動は光学的検出器(24)によって方向性を有する一
対のパルス信号に変換される。このパルス信号はコント
ロ−ラ内の電子回路によって整形された後、コントロ−
ラのカウンタ−に供給され、移動台の移動量がコントロ
−ラの表示部にディジタルに表示される。尚、本番は、
自動機の移動体の移動量をパルス信号としてコントロ−
ラにフィ−ドバックするパルスエンコ−ダ−としても使
用することができる。
(47)を互いに逆向きとなるようにプ−リ(20)に
取り付けているが、実用平1−146107号公報に示
すような一本のロ−プをプ−リ(20)に取り付けた構
成でも良く、、この場合、プ−リ(20)は、復帰回転
方向にばね力によって付勢され、プ−リ(20)にロ−
プが巻き取られる方向のプ−リ(20)の回転はこのば
ね力によって行われるように構成する。
ルのロ−プ取付部において、ロ−プリ−ルからロ−プが
離れることがない。そのためロ−プがロ−プリ−ルに規
則正しく巻かれ、2重巻等が生じない。また、ロ−プの
ロ−プリ−ルからの引き出し部が、ロ−プリ−ルに巻か
れる方向に固定されるため、ロ−プの巻き初めの動作が
スム−ズに行われる。
にロ−プ押え部によってロ−プがロ−プリ−ルに固定さ
れるためロ−プのロ−プリ−ルに対する取り付け作業を
簡単に行うことができる等の効果が存する。
Claims (3)
- 【請求項1】 フレ−ム(12)と、該フレ−ム(1
2)に回転自在に支承され周壁の側部に一方が解放され
た穴状のロ−プ取付部(26)(28)が形成された筒
状のプ−リ(20)と、該プ−リ(20)の回転を電子
信号に変換する手段と、嵌合部の周壁に前記プ−リ(2
0)の周面との間でロ−プ押え部(42)(44)が形
成され前記嵌合部が前記プ−リ(20)の周壁の側部に
嵌合するフランジ(30)(32)とを備え、前記ロ−
プ取付部(26)(28)に一端に係止体(62)が固
設されたロ−プ(46)(47)を挿入し、前記係止体
(62)を前記プ−リ(20)の周壁の内側に係合さ
せ、前記ロ−プ取付部(26)(28)から外側にでて
いるロ−プ(46)(47)を前記ロ−プ押え部(4
2)(44)で前記プ−リ(20)の外周面に圧接する
ようにしたことを特徴とするロ−プリ−ル型測長器にお
けるロ−プ取付機構。 - 【請求項2】 前記プ−リ(20)に巻かれる2周目の
ロ−プ(46)(47)がプ−リ(20)に巻かれた一
周目のロ−プ(46)(47)に隣接して並ぶように前
記一周目のロ−プ(46)(47)を徐々に前記プ−リ
(20)の中心方向に案内するロ−プ案内面(38)
(40)を前記フランジ(30)(32)に形成したこ
とを特徴とする請求項1に記載のロ−プリ−ル型測長器
におけるロ−プ取付機構。 - 【請求項3】 ロ−プ(46)(47)が巻かれた筒状
のプ−リ(20)の回転を電子信号に変換するロ−プリ
−ル型測長器において、前記プ−リ(20)の側部に一
方が解放されたロ−プ取付部(26)(28)を設け、
このロ−プ取付部(26)(28)にロ−プ(46)
(47)の一端を引掛け該ロ−プ(46)(47)を前
記プ−リ(20)の外側の周面に導き、前記プ−リ(2
0)に嵌合したフランジ(30)(32)にロ−プ押え
部(42)(44)を形成し、前記ロ−プ(46)(4
7)を前記ロ−プ押え部(42)(44)によって前記
プ−リ(20)の周面に圧接するようにしたことを特徴
とするロ−プ取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042120A JP3018212B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | ロ−プリ−ル型測長器におけるロ−プ取付機構及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042120A JP3018212B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | ロ−プリ−ル型測長器におけるロ−プ取付機構及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05215538A JPH05215538A (ja) | 1993-08-24 |
JP3018212B2 true JP3018212B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=12627097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042120A Expired - Fee Related JP3018212B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | ロ−プリ−ル型測長器におけるロ−プ取付機構及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018212B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
CA2976553A1 (en) * | 2016-10-31 | 2018-04-30 | Bagel Labs Co., Ltd. | Length measuring device |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4042120A patent/JP3018212B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH05215538A (ja) | 1993-08-24 |
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