JPS6320369B2 - - Google Patents

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JPS6320369B2
JPS6320369B2 JP55112630A JP11263080A JPS6320369B2 JP S6320369 B2 JPS6320369 B2 JP S6320369B2 JP 55112630 A JP55112630 A JP 55112630A JP 11263080 A JP11263080 A JP 11263080A JP S6320369 B2 JPS6320369 B2 JP S6320369B2
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JP
Japan
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shuttle
wire
arm
shaft
core
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Expired
Application number
JP55112630A
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English (en)
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JPS56107547A (en
Inventor
Pii Gooman Kenesu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PEASLEE GORMAN KENNETH
Original Assignee
PEASLEE GORMAN KENNETH
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Publication date
Application filed by PEASLEE GORMAN KENNETH filed Critical PEASLEE GORMAN KENNETH
Priority to JP11263080A priority Critical patent/JPS56107547A/ja
Publication of JPS56107547A publication Critical patent/JPS56107547A/ja
Publication of JPS6320369B2 publication Critical patent/JPS6320369B2/ja
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  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はトロイダル型コア巻線機、殊に、そ
のコア巻線ヘツドの改良に関する。
トロイダル型コア巻線ヘツドは種々様々の目的
のために開発されてきた。コア巻線ヘツドの多く
は、比較的小さなコアに大きな直径の金属線を巻
きつける目的のために設計されてきた。
満足できる巻線機を提供するためのいくつかの
初期の試みは複数個の移動ベルトを備えた複数個
の回転可能なシヤトルの組み合せを含んでいる。
知るかぎりにおいては、これらの試みの各々に
おいて、移動ベルトはシヤトルの回転方向に同一
方向あるいは他の方向にキー止めされているかあ
るいはシヤトルによつて回転されるようにしてあ
る。
現在までに試みられた各種装置は、コア巻線に
おける多くの固有の問題に対して満足できる解答
を与えるものではなかつた。
特に、これらの従来装置は、速度に限度があ
り、大きさに対する融通性にも限度があり、さら
に、巻くためのコアを準備するためあるいはコア
を取はずすために相当の長時間を要する。現在ま
でに開発されてきた多くの巻線機はまた、コアの
上に巻きつける長い材料の性質によつても制限さ
れる。一般的に言うならば、長い材料をコイル状
に巻くために現在までに開発されてきた多くの巻
線機は、通常フエライト鉄あるいは粉末鉄でつく
られているコア上に、大きさに制限のある金属製
ワイヤを巻くことだけに制限されている。
この発明の目的は上述した従来装置の限界を克
服することである。
本発明の第1の目的は、コア上に巻付けるワイ
ヤの性質に関する従来技術の限界を除去し、適用
の範囲を広大することである。
すなわち、シヤトルの外側に弧状に接触する無
端ベルトを採用することによつて、比較的太いワ
イヤ、硬いワイヤ、重いワイヤ(導線)にも適用
可能となつたのみならず、テープ、柔い糸などの
巻線にも支障なく使用できるようになつた。
第2の目的は、ワイヤのシヤトルからコアへの
落下(給送)を適当に制御し、もつれその他の事
故を排除することであつて、この目的も、無端ベ
ルトのシヤトル外側からの押圧によつて達成され
た。
従来技術においては、ワイヤの落下を連続的に
制御しうる無端ベルトを使用せず、前進と後退を
繰返えす何等かの別な手段を使用していたため、
その制御は間欠的になされていたにすぎず、それ
がワイヤにもつれその他の事故を起す原因になつ
ていたのである。
上述したこの発明の各種の目的および利点およ
びその他の付加的な目的や利点は、添付図面と共
に考察されるとき、より明確に理解されるであろ
う。添附図面に示されているように、この発明は
コア巻線機の一部に使用され、かつ、コア巻線機
の一部を形成するに適するものである。この機械
の他の部分は、主要な要素として、この発明のた
めの駆動装置および、巻き線を施こされるべきト
ロイダル型コアの支持装置、さらに所望の多数の
アクセサリーを含んでいる。このアクセサリー
は、たとえば計数器、この発明を所望の速度で運
転するための速度制御器、さらに支持要素上に巻
線を施こされるべきトロイダル型コアを適当に回
転させるための装置などを含んでいる。これらの
諸特徴のあるものは、たとえば、米国特許第
2872123号のような先行技術によつてすでに知ら
れ、かつ図示されている。コイル巻き機の典型的
な技術は、米国特許第3061213号および同第
3459384号である。
この発明の装置の構成および運転を明らかにし
かつその理解を深めるためには、第1図の右側が
この発明を具体化するトロイダル型コア巻線ヘツ
ドの前面部であり、第1図の左側がその後面部に
当ることを常に念頭に置くべきである。通常、こ
の装置はトロイダル型コア巻線機の主支持体を構
成するケーシングまたはフレーム上に、ハウジン
グブロツク2の底壁面を前記ケーシングの水平部
に、適当な手段、たとえばねじ、によつて固定さ
れ、支持されている。このハウジングブロツク2
は、側壁3,4および後部壁5および前部壁6′
を備えた特別に固い金属で構成されている。
ハウジング2の頂部には腕8が取り付けられて
おり、この腕8は前方腕8A(第4図)および横
脚8Bを備えている。この脚8Aは通常ではハウ
ジングブロツク2の頂部表面に沿つて水平方向に
延長している。ハウジングブロツク2の右側には
横方向に突出した支持部材2Aが適当に装着され
ており、横脚8Bは、これに対して垂直方向に延
長し、ハウジングブロツク2の右側から横方向に
突出している(第3図)。また、脚8Bは、ピン
9によつて支持部材2Aに対して旋回可能に取り
付けられている。
シヤトルを駆動する装置は、一部をブロツク2
によつて、他の一部を腕8によつてそれぞれ支持
されている。この装置は、ブロツク2に固定され
た軸受によつて回転可能に保持された一対の軸6
および7を含んでいる。腕8の脚8Aは二つの軸
10,11を軸支している。軸10,11,6お
よび7の右側は、それらに装着されたシヤトル駆
動ローラ12A,12B,12Cおよび12Dを
それぞれ備えている。これらのシヤトル駆動ロー
ラは環状の切れ目付リング状シヤトル13を支持
している。シヤトル支持ローラ14はまた、シヤ
トル13の内側表面とローラ10および7の間で
噛み合つている。このシヤトル支持ローラ14
は、ローラ14がシヤトル13の内側表面に対し
て調整可能に引つ張られうるように、軸15に偏
心的に支持されている。ハウジング2に密接した
軸15の端部は、シヤトル支持ローラ14を幅あ
るいは厚さを変えることのできる異なつた大きさ
の複数個のシヤトルに適応させるために、軸15
の軸線に関して軸線方向に調節できるようにする
ためにねじ軸16(第4図)に支持されている。
第1図に最も良く示されている駆動機構は、軸
10,11,6および7にそれぞれ取り付けられ
てプリー10A,11A,6Aおよび7Aを含ん
でいる。ハンドル18Aを備えた被駆動プリー1
8(第2図)は、ハウジングに軸支されていて、
動力源(図示せず)から可撓性駆動ベルトをかけ
渡されている。駆動ベルト20は、被駆動プリー
18を囲んでおり、動力源からの動力の供給によ
つてプリーを回転させる。被駆動ベルト19は、
プリー10A,11A,6Aおよび7Aを囲み、
かつ、外表面でブリー18と係合している。
被駆動プリー18を駆動するベルト20は、ベ
ルト21を駆動する駆動プリー(図示せず)に通
常は連結されている。ベルト21は、後述する目
的のために、プリー22と係合し、かつこれを駆
動する。
腕8は適当な回転運動のために回転可能に支持
されている。この装置において、ピボツト組立体
24(第3図)は、支持部材2Aを通つて伸長
し、ハウジング2に取り付けられている。このピ
ボツト組立体24は、第6図に示した装置からな
り、この装置において、ピボツト組立体24はス
ロツト31を備えているピン25を設けられてい
る。このピン25は、ブロツク2に位置してい
る。一対のキヤツプねじ27および28(第1
図)は前方あるいは後方への揺動からピン25を
阻止するためにブロツク2を通つてスロツト31
の中へと伸長している。また、このピボツト組立
体24は、ピン25の端部に偏心的に取り付けら
れている軸30を含んでおり、この軸30は、そ
のスロツト31A(第1図)の中に挿入されたね
じまわしによるピン25の回転は、軸30の前進
あるいは後退運動、および非常に小さな垂直上昇
を起す。軸30は支持部材2Aを通つて伸長し、
かつ支持部材2Aを支持している。ピン25の回
転による軸30の調整運動は、実質的な前進ある
いは後退運動中に、横方向支持部材2Aを回転移
動させる。これは軸6および7の軸10および1
1に対する相対的に微小な前進および後退の交互
の調整を許す。軸6および7に対する軸10およ
び11の相対的調整は、一方においては軸6と1
0の、他方において軸7と11との間に各距離
が、シヤトルの内側表面と4つのローラとが適切
かつ完全な係合関係を持つためには、同一でなけ
ればならないために必要である。これらの調整が
ただ一度で正常に行われる間、シヤトルの内側表
面と4つのローラとが適切な四点接触を確実に行
うことが重要である。
腕8は軸30の軸線および軸9の軸線のまわり
に回転され、制御腕機構40によつてこれらのピ
ボツトのまわりに動かされる。制御腕機構40
は、偏心装置42により脚8Aに回転可能に支持
されている腕41を含んでいる。この装置におい
てピン43はスロツト44を備えている切れ目付
ピンである。ハンドル組立体46を有するねじ軸
45は第1図に見られるようにピン43の上方半
分にねじ切りされており、ピン43の下方半分と
係合している。この軸45は、スロツト48(第
4図)を通つて腕8の脚8Aの中へと伸長してい
る。ピン43は、先ず、軸線のまわりに回転する
軸45の揺動によつてゆるめることができる。軸
45はそのとき揺動ピン43に対して回転され
る。ピン43は軸45によつてスロツト48の円
弧にそつて回転させられることができ、そのよう
な所望の揺動後に、かつピン43の全長が脚84
の穴の中に位置するに至るまで軸45を回転させ
て下降させ、その回転位置にロツクすることがで
きる。ピン43は、その軸線から離隔した軸線を
有する肩部付ねじ50(第4図)により、回転可
能に装着された腕41の下方端を保持している。
それ故に、この軸45によるピン43の回転は、
脚8Aがピン25(第1図)の軸上を揺動するこ
とを許す。すなわち、肩部付きボルト50は、ピ
ン30のまわりに腕8を上昇するためのポビツト
点として使用される。腕41の下方端は、ある角
度で回転可能に支持された支持ホイール51を有
している。この支持ホイール51はプリー軸18
に関して軸線的に支持されているホイールの表面
上に支持表面を持つている。ホイール51および
52の間の正常な接触位置は、ピン43の据え付
けに部分的に依存している。この据え付けは、一
方においてローラ10と11との間の、他方にお
いてローラ6と7との間の絶対間隔を交互に制御
する。この間隔は、これらのローラに支えられる
切れ目付環状シヤトルの適切な閉鎖に関して決定
的な意味をもつものである。それ故に、ピン43
の回転および据え付けによつて、これらのローラ
10,11,6および7間の間隔は正常運転が可
能なように調整できる。シヤトルの切れ目が撤去
あるいは他の目的のために開かれるベきときに
は、ホイール51は肩部付きボルト50のまわり
に腕41を揺動させることによつてホイール52
上を転動させられる。また、腕41がこのように
揺動されるとき、腕8はピボツト組立体24のま
わりを動き、ホイール51はホイール52の上方
部分を転動する。腕41は、次に、第2図に示す
ように左方に引張られて、切れ目13Cの直下に
ある部分13Bがプリー12Cと12Dとの上に
整列状態に維持されている間に、シヤトル13の
切れ目13cの直上部分13Aを左方に動かす。
この運動は、したがつて、シヤトル上にコアを置
きあるいはシヤトルからコアを取除くために、切
れ目付リングの切れ目を開かせることを可能にす
る。
無端ベルト60は第5図に見られるようにシヤ
トルの後部のまわりに伸長しかつその後部と係合
する部分を備えている。このベルトはその内側表
面上に一連の歯61を形成されていることが好ま
しい。この歯は、ハウジング2を貫通して水平方
向に伸長する軸22A上に支持されている駆動ホ
イール62の歯と噛み合う。軸22Aは、プリー
20の駆動源と同一の駆動源(図示せず)によつ
て直接駆動できるように、その他端にあるプリー
ホイール22と係合するベルト21によつて上記
駆動源に連結されている。この駆動源はモータ軸
に取り付けられた二重プリーを有し、この二重プ
リーは各ベルト20,21に係合している。ベル
ト60はまた、プリー65および66間のシヤト
ルの外側周囲に係合するベルト60の滑らかな表
面と共に案内プリー64,65および66のまわ
りに伸長している。これらプリー65および66
はそれぞれ、脚8Aの自由端およびハウジング2
に取り付けられた軸65Aおよび66A上に支持
されている。プリー64は調整可能な腕70(第
5図)上に支持され、かつ肩部付きボルト71に
よつて脚8Bの自由端に支持されている。L字形
部材の一方の脚72はプリー64の軸を支持し、
他方の脚73はフインガー調整のために使用され
る。この腕70は肩部付きねじ76が伸長すると
ころを通る弧状スロツト75を備えている。この
ボルトのねじ端は、プリー64の揺動運動の際、
ベルト60を引つ張るために、腕70の据え付け
調整を可能にするため、脚8Bの中に取り付けら
れている。
側板80(第3図)はブラケツト82(第5
図)によつてハウジング2に取り付けられてい
る。この側板は案内板80の内側表面に一端を堅
く取り付けられている軸81(第4図)によつて
ブラケツト82に連結されている。軸81の他端
は肩部付きねじ83(第5図)によつて他側にハ
ウジング2に対して取り付けられているブラケツ
ト82の中へと伸長している。このブラケツト8
2は軸81を受け入れるための穴84を備えてい
る。キヤツプねじ85は穴84の中の軸81に取
り付けられかつ緊張されている。側板80は点9
0から点91へと伸長する弧状後方縁を備えてい
る。この点90と点91との間の弧状部分はシヤ
トルの弧状湾曲部に一致し、シヤトル(第8図)
の外側周囲92の内部において短い距離を隔てら
れている。点90と点91との間の側板80の縁
は、点80A(第8図)において、傘状に傾斜し
あるいは湾曲しており、シヤトル13から引き出
されるワイヤ13Dに係合する湾曲した表面を提
供するために充分なだけ内部に間隔を置かれてい
るべきである。点90,91間の側板80の周囲
とベルト60の内側表面との間には、両者の係合
を阻止し、かつ前述した方法でワイヤを引き出す
に十分なだけの間隔がなければならない。
側板80の周囲の残りの部分はコア96の位置
決めを与えるために板の前方端において斜めに切
つた部分95を含み、かつ、その側板の撤去なし
にシヤトルの撤去を可能にするための第2の実質
的にコーダル型に切断された部分97を含んでい
る。
例えば米国特許第3459384あるいは第3061213号
に示されているように、通常のブロツク梁99に
よつて支持されたありふれた支持腕98が備えら
れている。絶縁された案内板101は、ワイヤが
シヤトルから引き出されるときによじれるのを回
避するため、側板80に密接してワイヤを維持す
るように用意されている。
計数器はまた案内板101上に備えられてい
る。この計数器は支柱103の一端に取り付けら
れ、案内板101の小さな開口105を通つて支
柱の他端に伸長するワイヤ接触子102を含んで
いる。ワイヤがシヤトルから引き出されないと
き、接触子107は開口105を通して金属製の
側板80と直接に接触している。ワイヤがシヤト
ルから引き出されるとき、接触子102は持ち上
げられ、絶縁されたワイヤ13Dが案内板101
と側板80(第3図)との間を通過し、監視装置
(図示せず)に対する計数表示信号が発生する。
従来の設計において、接触子102は通常、案
内板101の長さ方向に取り付けられており、ワ
イヤは、ワイヤが側板80との接触を中断された
とき、接触子102に対して実質的に平行になつ
た。殊に重いワイヤが使用されるときに遭遇する
ひとつの問題は、接触子が通過する前に、重いワ
イヤが側板80を越えて、わき道に接触子を引き
込むことであつた。この引き込みは、接触子のス
キツプを起させ、その結果として誤つた計数の原
因となつた。この問題を緩和するために、接触子
102は板101の長手方向に対して大体直交し
て配列されており、開口105は側板80のより
後部に用意されている。第3図は、ワイヤが接触
子の端部を通過するとき、ワイヤ13Dと接触子
102とがほぼ直角の関係になることを示してい
る。この装置について、ワイヤ13Dからの引つ
張りは、主として接触子102の長手方向であ
り、接触子の側方移動は実際にはほとんど起らな
い。計数装置、ワイヤの接触子102と側板80
とに対する連結などを含む他の部分は、通常の設
計で差支えない。
このトロイダル型コア巻線機の運転と使用にお
いて、一方における軸10および11と、他方に
おける軸6および7との間の間隔の調整は、揺動
軸45によつて先ず行われる。この操作は、軸1
0,11,6および7の端部上のシヤトル駆動ロ
ーラが利用されるべきシヤトルの内側表面に接触
するまで軸10および11を支持する腕8を、上
げたり下げたりすることによつてなされる。
この調整につづいて、コアはシヤトル上に配置
される。このコアはコア保持機によつて支持され
ている。このコア保持機は図示されていないが、
米国特許第2872123号において述べた型のもので
ある。シヤトル上にコアを正確にねじ装着するた
めにシヤトルはその切れ目13Cの部分で分離さ
れている。操作者は部分13Aおよび13Bに分
離するためにピン9および30のまわりにハンド
ルおよび腕41を旋回する。操作者はそのとき、
ハンドルあるいは腕41を第2図に見られるよう
に左へ動かす。そうすることによつて、上方部分
あるいはシヤトルの部分13Aは下方部分13B
の左方へと動く。このコアはそのとき、下方部分
13Bの上に投入され、上方部分は腕41の戻り
運動によつて閉ざされる。ワイヤはそのとき、シ
ヤトルの切れ目につづく次の小さな切り込みまた
は小孔の中にワイヤの自由端を位置させることに
よつてシヤトルの上に装填され、つづいて、第5
図に見られるように逆時計方向にシヤトルを回転
させる。充分なワイヤがシヤトル外側の溝に装填
されたとき、操作者は、第2図に示すように、手
をわずかに右方に動かし、ワイヤをシヤトルから
ジヤンプさせ、第3図に示すように、通常のルー
プ内に側板を越えて動かす。ベルト60は、側板
80の湾曲した表面80Aを越えてシヤトル13
から引き出されるワイヤ13Dと係合する。この
湾曲した表面80Aは、よじれを回避し、シヤト
ルおよびワイヤ上に加わる不当な応力を最少にす
る。
第9図は、脚8Aを備えた第4図と同様の部分
頂面図を示すものであり、この機械の他の部分は
巻線運転の間コアからワイヤ・タツプを引き出す
ための装置を示すために切除してある。このワイ
ヤ・タツプを抜くための装置は支持ブラケツト1
10、操作腕114および回転可能なフツク11
5を含んでいる。この支持ブラケツト110は一
対のボルト111Aの手段によつて支持部材2A
に取り付けられているところの取付け脚111を
含んでいる。脚112は脚111に一体的にされ
ており、かつ脚111とは直角をなして伸長し、
シヤトル13の方へ伸長している。この支持ブラ
ケツト110の脚111はピン25(第1図参
照)の真上に位置している。
腕114はピン116の手段または通常のリベ
ツトによつて脚112の下側に回転可能に取り付
けられている。腕114はまた円形開口114A
を備えている。制限ピン114Bは支持ブラケツ
ト110に取り付けられ、開口114Aを通つて
伸長し、位置XとZとの間における腕114の運
動を制限するように適合されている。
位置Xはワイヤの係合位置、位置Yは中間位
置、位置Zは休止位置と考えてもよい。操作腕1
14はまた、フツク115の対偶曲率に適合する
ところの係合円形端117を含んでいる。フツク
115はまた、通常のリベツトまたはピン119
の手段によつて脚112の下側に回転可能に取り
付けられている。
通常、タツプが引き出されないでいるとき、腕
114は休止位置Zにあり、フツク115はシヤ
トル13および側板80から離れて回転される。
摩擦位置(図示せず)は、位置Zに腕114を保
つために使用できる。タツプを形成するために、
ワイヤのループを引き出すことが望まれるとき、
ハンドル114は位置Zからワイヤの係合位置X
へと動かされる。このフツク115は、そのとき
側板の表面を越えて伸長し、シヤトルから引き抜
かれるワイヤと係合状態になる。ワイヤが点11
5Aにおいてフツク115のまわりにループを形
成するやいなや、ワイヤの張力はフツクを側板の
背後に引き、位置Yに移す。その位置において、
ワイヤはまだフツク115のまわりでループを形
成している。ワイヤがさらに数回コア96に巻か
れた後、タツプ120は、Z位置に対して手動的
に腕114を引くことによつてフツク115上に
落されうる。ループ120が落される前に、ワイ
ヤが数回コア96上に巻かれることが、ループに
整のつた位置をとらせることを保証するために望
ましい。しかしながら、腕114は長時間ループ
と共に位置Yに保持されるべきではない。その場
合には、コア96の回転が阻止されるからであ
る。
第9図に示されているコアからワイヤ・タツプ
を引き出す装置は、自動引込み式に作動する。第
2、第3のタツプ・ループが形成される前に、操
作者が機械を手動によつて迅速にY位置に戻す操
作を要せず、単一のタツプだけが引出されるとい
うことはこの発明最大の利点である。また、タツ
プの引出しは、機械の運転中においても、迅速に
達成されうる。
本発明においては、無端ベルトが、環状シヤト
ルの周縁の弧状部分に接触させられると共に弧状
部分に同期して駆動され、トロイド型コアに巻き
付けられる線材が、無端ベルトと弧状部分の間を
介してトロイド型コアに供給される故に、シヤト
ルの各回転の一部分において線材に引張力が与え
られ、この引張力が線材のトロイド型コア上への
各巻線回毎に線材に強い引張力を与え、従つて、
比較的太いワイヤ、硬いワイヤ、重いワイヤ等の
巻き付けが可能であり、また、線材の給送が無端
ベルトとシヤトルの弧状部分の間を摺動する際の
摩擦抵抗により適当に制御され、線材の捩れ等の
事故を排除できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例であるトロイダル型
コア巻線機の頭部の左側の正面図、第2図は第1
図に示した頭部の前面図、第3図は右側の正面
図、第4図は頂面図、第5図は側板を取除き、か
つ部分的に破断して示した右側の正面図、第6図
はある構成要素の詳細な斜視図、第7図はある部
分の運転原理を示す部分図、第8図は第3図の線
8−8に沿つて切つた詳細な横断面図、第9図は
巻線運転の間、ワイヤ・タツプを引き抜くための
装置を示すために部分的に破断した第4図と同様
な頂面図である。 2……ハウジング・ブロツク、6,7……軸、
6A,7A……プリー、8……腕、9……ピン、
10,11……軸、10A,11A……プリー、
12A,12B,12C,12D……シヤトル駆
動ローラ、13……切れ目付リング状シヤトル、
14……シヤトル支持ローラ、15……軸、16
……ねじ軸、18……駆動プリー、19……被駆
動ベルト、20,21,22……ベルト、24…
…回転組立体、31,31A……スロツト、40
……制御腕機構、42……偏心装置、48……ス
ロツト、51……関係ホイール、60……無端ベ
ルト、62……駆動ホイール、80……側板、8
2……ブラケツト、96……コア、101……案
内板、102……ワイヤ接触子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 線材を保持するための環状シヤトル、 該環状シヤトルと係合する複数のローラ、 該環状シヤトルと係合する複数のローラの少な
    くとも1つを駆動する手段、 無端ベルト、及び、 該無端ベルトと係合する複数のローラを含む無
    端ベルト支持駆動手段、を具備し、 該無端ベルトが該環状シヤトルの周縁の弧状部
    分に接触させられると共に該弧状部分と同期して
    動くように駆動され、 該線材が該無端ベルトと該環状シヤトルの周縁
    の該無端ベルトと接触する弧状部分との間を介し
    てトロイド型コアに供給されることを特徴とす
    る、 線材をトロイド型コアに巻くための巻線機。
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