JP3018193U - スノータイヤのサイプ形状 - Google Patents
スノータイヤのサイプ形状Info
- Publication number
- JP3018193U JP3018193U JP1994016228U JP1622894U JP3018193U JP 3018193 U JP3018193 U JP 3018193U JP 1994016228 U JP1994016228 U JP 1994016228U JP 1622894 U JP1622894 U JP 1622894U JP 3018193 U JP3018193 U JP 3018193U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- sipe
- shape
- snow
- tire sipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スノータイヤのサイプを横Ｖ字形に改良し、発
進、停止時のエッジ効果をより大きくする事を特徴とす
る。 【構成】普通は、平行に造られているサイプを横Ｖ字、
楔形にしてタイヤ表面のサイプの形状を変えた。タイヤ
が回転、停止する時にサイプが不規則に広がり、雪面と
タイヤの接地部分でサイプのエッジ効果を増大させる事
により、スリップ防止効果を向上させるのが特徴。
進、停止時のエッジ効果をより大きくする事を特徴とす
る。 【構成】普通は、平行に造られているサイプを横Ｖ字、
楔形にしてタイヤ表面のサイプの形状を変えた。タイヤ
が回転、停止する時にサイプが不規則に広がり、雪面と
タイヤの接地部分でサイプのエッジ効果を増大させる事
により、スリップ防止効果を向上させるのが特徴。
Description
【考案の詳細な説明】 本発明は冬期間に於けるスノータイヤのスリップ防止の為のもので有ります。
冬期間のスリップ防止策として、通常はタイヤに金属チエーンを巻くか、タイヤ の接地面トレッドに金属スパイクピンを打ち込む等の方法が有ります。
金属チエーンは圧雪路でも凍結路でも最も強力で良いのですが、着脱に手間がか かり、不慣れな女性や身体に障害の有る方の場合には無理があります。
加えて金属チエーンの場合は走行時に騒音と振動の不快感を搭乗者に与えます。
市街地内の幹線路の様に除雪が行き届いている所には雪が無く、金属チエーンや スパイクピンなど金属物では露出した路面を痛めます。
現在まではスパイクピンを打ち込んだ物が最も有効とされてきましたが、しかし それぞれ一長一短が有り、スパイクピンによって削り取られたアスフアルトが春 の雪解けと共に、粉塵として舞い上がり、人体に悪影響を及ぼし問題視されて来 た為、スパイクタイヤは殆どの地域で使用禁止と成りました。
しかしながら、スパイクタイヤが禁止に成ったと同時に路面がテカテカ、ツルツ ルの状態に成りました。此の現象は当初まったく想像出来ないもので、スパイク ピンつきのタイヤが禁止と成った時点で新しい問題として浮上してきました。
ツルツルの鏡の様な路面状態は特に交差点付近に顕著に表われ、車同志の横滑り など制動時に於ける接触事故、歩行者の転倒事故等を倍増させる事に成りました これは路面上の雪をタイヤで押し潰す時に発生する圧力と熱により、表面が解け タイヤと路面の間に水の皮膜として滑走原因を作り、気温の低下で凍結しツルツ ル路面が出来るもので有ります。
現在使用されている、スパイクレス（金属ピンの無いもの）スノータイヤは製造 各社共に、タイヤの接地表面のブロック形状や、サイプ形状など製造各社により 独特の形状パターンが有ります。
タイヤトレッドのブロック単位毎に見ますと、そのブロック毎の中にサイプは、 直線若しくはジグザグに、幅０．２ミリ以上で深さは１０ミリ前後で製造されて おります。これらのサイプはタイヤのサイズにより異なります。
本発明は、このサイプの形状についての考案で有ります。
通常、サイプはタイヤ表面より内側に向かって、横直線及び波形で、ほぼ同じ幅 で作られておりますが、このサイプ溝を横直線及び波形では無く０．２ミリより ５ミリの範囲内で横Ｖ字形に徐々にサイプ幅を大きく成るように加工します。
現在は各社共、ほぼ同じ幅で加工されているサイプの形状をＶ字型に改良したも ので有ります。
タイヤトレッド表面より、サイプをＶ字形溝で内側に向かっ垂直加工し、Ｖ字形 を交互に並べたり、複雑並列形状に表面加工する事により、タイヤの回転、加重 でトレッドが細かく動き路面に対して複雑に働く為に、雪道ではエッジ効果が倍 増し、大きな抵抗力を最大限に発揮して車の発進、停止を容易にし、スノータイ ヤの性能をより向上させるもので有ります。サイプをＶ形にする事によりエッジ 部分が摩耗し易いという欠点も有り、経済的には若干の負担を伴いますが、安全 運転、安心感と比べた場合やはり安全性が優先に成ると考えました。
【図 １】 タイヤの断面図
【図 ２】 トレッドブロックの一部の正面図
【図 ３】 トレッドブロック斜視図
１ トレッドブロック ２ サイプ ３ グリップ溝
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成７年３月２２日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】 タイヤのトレッドブロックの中に作られたサイプの形状
を、タイヤ表面より内側に向けて横Ｖ字形に垂直製造
し、ブロックの単位のみならず連続及び不規則に並列製
造するスノータイヤのサイプ形状。
を、タイヤ表面より内側に向けて横Ｖ字形に垂直製造
し、ブロックの単位のみならず連続及び不規則に並列製
造するスノータイヤのサイプ形状。
Claims (1)
- タイヤのトレッドブロックの中に作られたサイプの形状
をヤイヤ表面より内側に向けて横Ｖ字形に垂直製造加
し、ブロック単位のみならず、連続及び不規則に並列製
造加工する事。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994016228U JP3018193U (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | スノータイヤのサイプ形状 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994016228U JP3018193U (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | スノータイヤのサイプ形状 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3018193U true JP3018193U (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=43153653
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994016228U Expired - Lifetime JP3018193U (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | スノータイヤのサイプ形状 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3018193U (ja) |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP1994016228U patent/JP3018193U/ja not_active Expired - Lifetime
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