JP3018036U - 各種刃物における刃体 - Google Patents
各種刃物における刃体Info
- Publication number
- JP3018036U JP3018036U JP1995004474U JP447495U JP3018036U JP 3018036 U JP3018036 U JP 3018036U JP 1995004474 U JP1995004474 U JP 1995004474U JP 447495 U JP447495 U JP 447495U JP 3018036 U JP3018036 U JP 3018036U
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- JP
- Japan
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- blade
- outer peripheral
- edge
- peripheral edge
- wire
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- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 刃板2の外周縁2aの一部に刃先3を有する
とともに、この刃板2の外周縁2aのうち刃先3以外の
部分にワイヤカット放電加工面4を設けた。刃先3を有
する素材にワイヤカット放電加工を施して所定外形状に
成形した刃板2にあってその外周縁2aの一部に前記刃
先3を残した。ワイヤカット放電加工面4にバリが全く
生じない。刃板2の外周縁2aが複雑な形状に加工され
る。同一の素材から各種形状の刃板2が加工される。 【効果】 刃板2の外周縁2aを複雑な形状に且つきれ
いに仕上げることができる。同一の素材を利用して各種
形状の刃板2を加工することができる。
とともに、この刃板2の外周縁2aのうち刃先3以外の
部分にワイヤカット放電加工面4を設けた。刃先3を有
する素材にワイヤカット放電加工を施して所定外形状に
成形した刃板2にあってその外周縁2aの一部に前記刃
先3を残した。ワイヤカット放電加工面4にバリが全く
生じない。刃板2の外周縁2aが複雑な形状に加工され
る。同一の素材から各種形状の刃板2が加工される。 【効果】 刃板2の外周縁2aを複雑な形状に且つきれ
いに仕上げることができる。同一の素材を利用して各種
形状の刃板2を加工することができる。
Description
【0001】
この考案は、各種刃物における刃体に関するものである。
【0002】
従来の刃体においては、プレス加工により所定の形状に成形された成形品に刃 付けが行われる。
【0003】
従来の刃体は下記の欠点(イ)〜(ハ)を有する。 (イ) プレス加工により刃体の外周縁にバリが生じ易く、刃体の外周縁をき れいに仕上げることが難しい。そのため、バリ取り作業を行う必要があり、作業 能率が低下する。
【0004】 (ロ) プレス加工により刃体の外周縁を複雑な形状に加工することは可能で ある。しかし、成形品に対する刃付けを行う必要があるため、刃体の刃先を複雑 な形状に加工することは難しい。
【0005】 (ハ) プレス加工により同一素材から同一形状の成形品を量産することは可 能である。しかし、同一素材から各種形状の刃体を成形することは難しい。 第一考案は刃体を複雑な形状に且つきれいに仕上げることを目的としている。
【0006】 第二考案は、第一考案の目的に加え、同一素材から各種形状の刃体を成形可能 にすることを目的としている。
【0007】
後記実施例の図面(図1〜2)の符号を援用して本考案を説明する。 第一考案にかかる刃体1は下記のように構成されている。
【0008】 刃板(2)の外周縁(2a)の一部に刃先(3)を有するとともに、この刃板 (2)の外周縁(2a)のうち刃先(3)以外の部分にワイヤカット放電加工面 (4)を設けた。
【0009】 第二考案にかかる刃体1は下記のように構成されている。 刃先(3)を有する素材(5)にワイヤカット放電加工を施して所定外形状に 成形した刃板(2)にあってその外周縁(2a)の一部に前記刃先(3)を残し た。
【0010】
第一考案においては、ワイヤカット放電加工面(4)にバリが全く生じない。 また、刃板(2)の外周縁(2a)が複雑な形状に加工される。
【0011】 第二考案においては、第一考案の作用に加え、同一の素材(5)から各種形状 の刃板(2)が加工される。
【0012】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。 図1(a)(b)に示す刃体1においては、所定外形状に成形された刃板2に あってその外周縁2aの一部に刃先3が形成されている。
【0013】 特に、この刃板2の外周縁2aのうち刃先3以外の部分にワイヤカット放電加 工面4が設けられている。 図2(a)に示す素材5は、焼き入れされた一定幅の帯板であって、その幅方 向両側で延設方向に沿う両側縁のうち一側縁に刃先3が形成されている。
【0014】 図2(b)にワイヤカット放電加工装置6の一部の概略を示す。前記素材5は 同装置6のワークテーブル7上に位置決めされる。このワークテーブル7に対向 してワイヤ電極8が上下両ガイドローラ9,10に巻き掛けられ、このワイヤ電 極8の上端側がブレーキローラ11を介して引出しローラ12に巻かれていると ともに、このワイヤ電極8の下端側がブレーキローラ11を介して巻取りローラ 13に巻かれている。このワイヤ電極8は上ガイドローラ9側から下ガイドロー ラ10側へ垂直に移動する。前記ワークテーブル7は、水平面で互いに直交する X軸方向とY軸方向へ、素材5とともに移動する。ワイヤ電極8に対しワークテ ーブル7を移動制御すると、常時送り出されるワイヤ電極8と素材5との間でパ ルス電流が流れ、素材5は図2(c)に示す想像線に沿って放電加工される。従 って、刃先3を有する素材5に前記ワイヤカット放電加工が施され、図1(a) (b)に示すように所定外形状に成形された刃板2にあってその外周縁2aの一 部に前記刃先3が残る。
【0015】 本実施例は下記(イ)〜(ハ)の特徴を有する。 (イ) ワイヤカット放電加工面4にはバリが全く生じない。従って、刃板2 の外周縁2aをきれいに仕上げることができる。
【0016】 (ロ) 刃板2の外周縁2aを複雑な形状に加工することができる。 (ハ) 各種形状の刃板2を加工する場合にも、同一の素材5を利用すること ができる。
【0017】
第一考案にかかる刃体(1)によれば、刃板(2)の外周縁(2a)を複雑な 形状に且つきれいに仕上げることができる。
【0018】 第二考案にかかる刃体(1)によれば、第一考案の効果に加え、同一の素材( 5)を利用して各種形状の刃板(2)を加工することができる。
【図1】 (a)(b)は本実施例にかかる刃体を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】 (a)は上記刃体として加工する前の素材を
示す正面図であり、(b)はワイヤカット放電加工装置
の一部の概略を示す原理図であり、(c)は素材の加工
形状を想像線で示す正面図である。
示す正面図であり、(b)はワイヤカット放電加工装置
の一部の概略を示す原理図であり、(c)は素材の加工
形状を想像線で示す正面図である。
1…刃体、2a…外周縁、2…刃板、3…刃先、4…ワ
イヤカット放電加工面、5…素材。
イヤカット放電加工面、5…素材。
Claims (2)
- 【請求項1】 刃板(2)の外周縁(2a)の一部に刃
先(3)を有するとともに、この刃板(2)の外周縁
(2a)のうち刃先(3)以外の部分にワイヤカット放
電加工面(4)を設けたことを特徴とする各種刃物にお
ける刃体。 - 【請求項2】 刃先(3)を有する素材(5)にワイヤ
カット放電加工を施して所定外形状に成形した刃板
(2)にあってその外周縁(2a)の一部に前記刃先
(3)を残したをことを特徴とする各種刃物における刃
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004474U JP3018036U (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 各種刃物における刃体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995004474U JP3018036U (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 各種刃物における刃体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3018036U true JP3018036U (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=43153501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995004474U Expired - Lifetime JP3018036U (ja) | 1995-05-12 | 1995-05-12 | 各種刃物における刃体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018036U (ja) |
-
1995
- 1995-05-12 JP JP1995004474U patent/JP3018036U/ja not_active Expired - Lifetime
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