JP3017753U - 鉛筆削り器 - Google Patents
鉛筆削り器Info
- Publication number
- JP3017753U JP3017753U JP1995005374U JP537495U JP3017753U JP 3017753 U JP3017753 U JP 3017753U JP 1995005374 U JP1995005374 U JP 1995005374U JP 537495 U JP537495 U JP 537495U JP 3017753 U JP3017753 U JP 3017753U
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- JP
- Japan
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- pencil
- shaft
- diameter step
- opening
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイヤルにより回転できる1本の操作軸を以
て鉛筆差込口の開閉操作および芯先の太さ細さの選択操
作を任意にできるようにした新規の、削り屑の格納用ケ
ースをもつ手動鉛筆削り器を提供する。 【構成】 ダイヤル操作によって回転される操作軸27
と、操作軸27にアーム36を介して設けた、同操作軸
27の回転によって鉛筆差込口8を開閉する開閉用蓋部
37と、操作軸27のケース1内個所に設けた、同操作
軸27の中心から近い距離の径小段部38と遠い距離の
径大段部40と中間の距離の径中段部39から成るカム
状のストッパ41と、鉛筆差込口8から鉛筆削り器主体
12の円錐形押込孔9に押込される鉛筆の先端の突き当
りにより押し進められて、操作軸27の回転により選択
された上記段部38、39、40に択一に当接する状態
として設けたスライド部材19と、を備えて成ることを
特徴とするものである。
て鉛筆差込口の開閉操作および芯先の太さ細さの選択操
作を任意にできるようにした新規の、削り屑の格納用ケ
ースをもつ手動鉛筆削り器を提供する。 【構成】 ダイヤル操作によって回転される操作軸27
と、操作軸27にアーム36を介して設けた、同操作軸
27の回転によって鉛筆差込口8を開閉する開閉用蓋部
37と、操作軸27のケース1内個所に設けた、同操作
軸27の中心から近い距離の径小段部38と遠い距離の
径大段部40と中間の距離の径中段部39から成るカム
状のストッパ41と、鉛筆差込口8から鉛筆削り器主体
12の円錐形押込孔9に押込される鉛筆の先端の突き当
りにより押し進められて、操作軸27の回転により選択
された上記段部38、39、40に択一に当接する状態
として設けたスライド部材19と、を備えて成ることを
特徴とするものである。
Description
【0001】
本考案は、ダイヤルにより回転できる1本の操作軸を以て鉛筆差込口の開閉操 作および芯先の太さ細さの選択操作を任意にできるようにした新規の、削り屑の 格納用ケースをもつ手動鉛筆削り器に関する。
【0002】
従来、この種の削り屑の格納用ケースをもつ手動鉛筆削り器は、鉛筆差込口の 開閉操作と芯先の太さ細さの選択操作とが別々に独立の構成で行うようにした形 式であった。
【0003】
上記従来の技術において述べた鉛筆削り器は、鉛筆差込口の開閉操作と芯先の 太さ細さの選択操作とが別々に独立の構成で行うようにした形式であったために 使い勝手の悪さがある等の欠陥があった。
【0004】 本考案は、上記欠陥を解消する工夫を施した新規の鉛筆削り器を提供すること を目的とするものである。
【0005】
上記目的を達成するために本考案に係わる鉛筆削り器は、ダイヤル操作によっ て回転される操作軸27と、操作軸27にアーム36を介して設けた、同操作軸 27の回転によって鉛筆差込口8を開閉する開閉用蓋部37と、操作軸27のケ ース1内個所に設けた、同操作軸27の中心から近い距離の径小段部38と遠い 距離の径大段部40と中間の距離の径中段部39から成るカム状のストッパ41 と、鉛筆差込口8から鉛筆削り器主体12の円錐形押込孔9に押込される鉛筆の 先端の突き当りにより押し進められて、操作軸27の回転により選択された上記 段部38、39、40に択一に当接する状態として設けたスライド部材19と、 を備えて成ることを特徴とするものである。
【0006】
図に示す実施例は、硬質プラスチックを以て扇形を呈する中空のケース1を構 成し、この構成の際に同ケース1の円弧の周壁面に削り屑の出口2を開設し且つ 当該削り屑の出口2の一方端縁に蓋取付用軸3を同じく他方端縁に蓋掛外し用杆 部4をそれぞれ設けると共に上記削り屑の出口2の外側に同口を開閉する円弧形 状の蓋片体5を配して当該蓋片体5の基端を上記取付用軸3に開閉自在に軸承し 、この蓋片体5の先端に上記掛外し用杆部4に対する掛外し用引掛縁6を1体に 設け、
【0007】 また、上記蓋片体5において基端寄り個所に鉛筆差込口8を開設すると共にケ ース1内において鉛筆差込口8の内側個所に、鉛筆の先端の円錐形押込孔9と当 該押込孔9の壁面に設けた刃取付用スリット10と当該スリット10の一方側切 縁に取付けた削り用切刃体11とを備えた鉛筆削り器主体12を固定枠部13を 介して固定し、
【0008】 更に、鉛筆削り器主体12において切刃体11の芯部削り個所14と対応する 個所に半円筒状凹み部15を円錐形押込孔9の尖端と連結した状態で設け、この 凹み部15内に鉛筆16の芯17の先端が突き当たる壁面18をもつスライド部 材19を挿入すると共に当該スライド部材19に上記スリット10を介して切刃 体11の外側に貫出する柱部20を、また当該柱部20の貫出端に切刃体11の 外面およびスリット10の他方側切縁部の外面に沿って滑動する抜落防止兼案内 用両側張出し部21、22をそれぞれ1体に設け、更に、これ等柱部20、張出 し部21、22において上記突き当り壁面18と反対の端面に先の丸い係合突起 23を1対に設け、
【0009】 また、扇形ケース1内において要(かなめ)の個所に軸孔25、26を介して 操作軸27を回転可能に支承し、この操作軸27の両端を軸孔25、26から貫 出して当該両貫出端にそれぞれ操作用ダイヤル28、29を突起30と凹部31 との係合およびネジ32の締付により回転不能状態に固定すると共に一方の操作 用ダイヤル28の内面とケース1の同内面と対応する外面とに「細」「中」「太 」「閉」の位置で一時的に停止するクリック用凹凸33、34を設け、
【0010】 更に、上記操作軸27におけるケース1内個所にアーム36を、このアーム3 6の先端に上記鉛筆差込口8の開閉用蓋部37をそれぞれ設け、また同ケース1 内個所に径小段部38、径中段部39および径大段部40から成るカム状の3段 状ストッパ41を1体に設け、操作ダイヤル28、29の指標42が上記「閉」 の位置とされたときには開閉用蓋部37が鉛筆差込口8の内側に存して同口8を 閉じ且つ径大段部40の半分が上記係合突起23と対向し、同じく「太」の位置 とされたときには開閉用蓋部37が鉛筆差込口8を開き状態とし且つ径大段部4 0の他の半分が係合突起23と対向し、同じく「中」の位置とされたときには開 閉用蓋部37が鉛筆差込口8を開き状態とし且つ径中段部39が係合突起23と 対向し、同じく「細」の位置とされたときには開閉用蓋部37が鉛筆差込口8を 開き状態とし且つ径小段部38が係合突起23と対向するようにしたものである 。
【0011】
鉛筆の削りに使用しないときにはダイヤルを「閉」の位置とし、 太い芯先に削りたいときにはダイヤルを「太」の位置として用い、 中位の太さの芯先に削りたいときにはダイヤルを「中」の位置として用い、 細い先の尖った芯先に削りたいときにはダイヤルを「細」の位置として用いれ ばよいものである。 すなわち、ダイヤルを「太」の位置として用いた場合には図5および図6に示 すように鉛筆16によるスライド部材19の押し進みによつて係合突起23が径 大段部40に当接することにより芯17が太く、 また、ダイヤルを「中」の位置として用いた場合には図7および図8に示すよ うに鉛筆16によるスライド部材19の押し進みによって係合突起23が径中段 部39に当接することにより、芯17が中位の太さに、 またダイヤルを「細」の位置として用いた場合には図9および図10に示すよ うに鉛筆16によるスライド部材19の押し進みによって係合突起23が径小段 部38に当接することにより芯17が先の尖った細い状態にそれぞれ削られる。
【0012】 消り操作によって出来た削り屑はケース1内に溜り、この溜った削り屑は掛外 し用杆部4から掛外し用引掛縁6を外して蓋片体5を開くことによって捨てるこ とができる。
【0013】
本考案に係わる鉛筆削り器は、上記のような構成であるので、ダイヤルにより 回転できる1本の操作軸を以て鉛筆差込口の開閉操作および芯先の太さ細さの選 択操作を任意にできるものであって、極めて使い勝手の良いものである。
【図1】本考案の実施例を示す全体の斜視図である。
【図2】同じく要部の分解斜視図である。
【図3】同じく横断面図である。
【図4】同じく縦断面図である。
【図5】ダイヤルを太いの位置とした状態を示す横断面
図である。
図である。
【図6】同じく縦断面図である。
【図7】ダイヤル中位の位置とした状態を示す横断面図
である。
である。
【図8】同じく縦断面図である。
【図9】ダイヤルを細いの位置とした状態を示す横断面
図である。
図である。
【図10】同じく縦断面図である。
1 ケース 2 削り屑の出口 3 蓋取付用軸 4 蓋掛外し用杆部 5 蓋片体 6 蓋掛外し用引掛縁 8 鉛筆差込口 9 円錐形押込孔 10 スリット 11 切刃体 12 鉛筆削り器主体 13 固定枠部 14 芯部削り個所 15 半円筒状凹み部 16 鉛筆 17 芯 18 壁面 19 スライド部材 20 柱部 21、22 張出し部 23 係合突起 25、26 軸孔 27 操作軸 28、29 操作用ダイヤル 30 突起 31 凹部 32 ネジ 33、34 クリック用凹凸 36 アーム 37 開閉用蓋部 38 径小段部 39 径中段部 40 径大段部 41 3段ストッパ 42 指標
Claims (1)
- 【請求項1】 ダイヤル操作によって回転される操作軸
27と、操作軸27にアーム36を介して設けた、同操
作軸27の回転によって鉛筆差込口8を開閉する開閉用
蓋部37と、操作軸27のケース1内個所に設けた、同
操作軸27の中心から近い距離の径小段部38と遠い距
離の径大段部40と中間の距離の径中段部39から成る
カム状のストッパ41と、鉛筆差込口8から鉛筆削り器
主体12の円錐形押込孔9に押込される鉛筆の先端の突
き当りにより押し進められて、操作軸27の回転により
選択された上記段部38、39、40に択一に当接する
状態として設けたスライド部材19と、を備えて成るこ
とを特徴とする鉛筆削り器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995005374U JP3017753U (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 鉛筆削り器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995005374U JP3017753U (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 鉛筆削り器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3017753U true JP3017753U (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=43153227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995005374U Expired - Lifetime JP3017753U (ja) | 1995-05-09 | 1995-05-09 | 鉛筆削り器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3017753U (ja) |
-
1995
- 1995-05-09 JP JP1995005374U patent/JP3017753U/ja not_active Expired - Lifetime
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