JP3017740U - 掘削機の運転席 - Google Patents

掘削機の運転席

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JP3017740U
JP3017740U JP1995004283U JP428395U JP3017740U JP 3017740 U JP3017740 U JP 3017740U JP 1995004283 U JP1995004283 U JP 1995004283U JP 428395 U JP428395 U JP 428395U JP 3017740 U JP3017740 U JP 3017740U
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JP
Japan
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seat
excavator
guide plate
boom
locking claw
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JP1995004283U
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English (en)
Inventor
正雄 玉地
敏彦 三上
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Furukawa Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 掘削機1の運転席10を旋回台12上で横方
向へ容易に移動可能とし、作業時にオペレータから作業
位置がよく見えるようにする。 【構成】 掘削用の作業装置2を備えた旋回台12を走
行台車11上に設けた掘削機1において、旋回台12上
に支持軸14と案内板15とを幅方向に亙って設置し、
座席16と操縦装置17とを設置した架台18を支持軸
14と案内板15とで横移動可能に支持し、案内板15
には、所定間隔で架台位置決め用の凹部を設け、架台1
8には、案内板15の凹部と係合離脱する方向へ回動可
能に枢支されている係止爪24と、係止爪24を常時凹
部と係合する方向へ付勢するばねと、ばねに抗して係止
爪24を凹部から離脱する方向へ回動させるためのレバ
ー26とを備えた位置固定具23を設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧ショベル等の掘削機の運転席の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の掘削機は、掘削用の作業装置を備えた旋回台を走行台車上に設け、旋回 台上の所定位置に運転席が固定されている。 このように旋回台上で運転席の位置が固定されていると、オペレータにとって 、作業位置が見ずらい場合がある。
【0003】 特に、図6に示すように、基端ブーム3と先端ブーム5とが常に平行になるよ うに中間ブーム4で連結されており、先端ブーム5に連結されたアーム6の先端 部に掘削用のバケット7を備えている掘削用の作業装置2が、図上実線の位置か ら仮想線の位置まで移動可能で、先端ブーム5とアーム6の軸線Yが旋回台12 の軸線Xから平行に所定距離離隔したオフセット状態で掘削できるようになって いるオフセット式の掘削機1では、運転席10の位置が固定されていると、オフ セット状態でオペレータの視界が基端ブーム3で妨げられて掘削位置が見ずらく なることが多い。また、オフセット状態で溝を掘削する場合には、溝の内部が見 えないため、作業能率が低下し、作業を安全に行えなくなる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、掘削機における上記問題を解決するものであって、掘削機の運転席 を旋回台上で横方向へ容易に移動できるようにすることにより、作業時にオペレ ータから作業位置がよく見えるようにして、作業能率を向上させると共に作業を 安全に行うことのできる掘削機の運転席を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、掘削用の作業装置を備えた旋回台を走行台車上に設けた掘削機に おいて、旋回台上に支持軸と案内板とを幅方向に亙って設置し、座席と操縦装置 とを設置した架台を支持軸と案内板とで横移動可能に支持し、案内板には、所定 間隔で架台位置決め用の凹部を設け、架台には、案内板の凹部と係合離脱する方 向へ回動可能に枢支されている係止爪と、係止爪を常時凹部と係合する方向へ付 勢するばねと、該ばねに抗して係止爪を凹部から離脱する方向へ回動させるため のレバーとを備えた位置固定具を設けることにより上記課題を解決している。
【0006】 本考案の掘削機の運転席は、掘削用の作業装置として、基端ブームと、先端ブ ームと、基端ブームと先端ブームとを平行になるよう連結する中間ブームと、先 端ブームに連結されるアームと、アームの先端部に設けた掘削用のバケットとを 備えたオフセット式の作業装置を備えた掘削機に用いた場合には、特に効果が大 きい。
【0007】
【作用】
掘削作業を行うとき、オペレータは作業装置を操作して掘削用のバケットを作 業位置へ移動させ作業を開始する。このとき、作業位置が見にくいならば、オペ レータは、よりよく見通せる位置へ運転席を横移動させる。 運転席を移動させるには、まず、位置固定具のレバーを引いて係止爪を案内板 の凹部から離脱する方向へ回動させる。係止爪が案内板の凹部から離脱したら、 その状態で、座席と操縦装置とが設置されている架台を支持軸と案内板とに沿っ て横方向へ動かす。架台が適切な位置まで移動したら、位置固定具のレバーを離 せば、係止爪がばねによって案内板の凹部と係合する方向へ回動され、係止爪が 案内板の凹部へ係合するので運転席の位置が固定される。
【0008】 この位置から操作を行えば、オペレータは作業位置がよく見えるので、掘削作 業を容易に行うことができる。 特に、オフセット式の作業装置を備えた掘削機の場合、作業装置のオフセット 位置に合わせて運転席を最適な位置へ移動させれば、オペレータの視界が妨げら れて掘削位置が見ずらくなることはなく、また、オフセット状態で溝を掘削する とき溝の内部が見通せるので、作業を能率よく安全に行うことができる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案の一実施例である運転席とオフセット式の作業装置とを備えた掘 削機の平面図、図2は運転席の正面図、図3は運転席の側面図、図4は一部を切 断して示す位置固定具の側面図、図5は図4のA−A線断面図である。 本実施例では、掘削機1は、走行台車11上に、旋回台12が設けられており 、この旋回台12の上には運転席10、旋回台12の前端部には、基端ブーム3 、中間ブーム4、先端ブーム5、アーム6、及び掘削用のバケット7を備えたオ フセット式の作業装置2が設けられている。
【0010】 基端ブーム3は、旋回台12の軸線X上に枢支されて起伏可能になっている。 基端ブーム3の先端部には中間ブーム4の一端がで連結され、この中間ブーム4 他端には先端ブーム5が連結されている。また、基端ブーム3の先端部と先端ブ ーム5との間には、中間ブーム4と平行にオフセットリンク(図示略)が設けら れており、中間ブーム4が左右に回動するとき、先端ブーム5は軸線Yが旋回台 の軸線Xと平行になるように保持される。
【0011】 先端ブーム5にはアーム6が連結され、アーム6の先端部には掘削用のバケッ ト7が枢着されている。 旋回台12上には所定距離幅方向(図2上左右)に離隔して一対の支持枠13 が立設されており、この左右の支持枠13間に亙って、支持軸14と案内板15 とが設置されている。
【0012】 座席16と操縦装置17とを設置した架台18は、下端部にリニヤベアリング 19を備えており、このリニヤベアリング19で支持軸14上を滑動可能に支持 されている。また、架台18は、後部にパッド取付板20が設けられ、このパッ ド取付板20にナイロン製のパッド21が取付けられていて、このパッド21が 案内板15に支持され、案内板15に沿って摺動できるようになっている。架台 18は、このように支持軸14と案内板15とで支持されているので、手動で容 易に横移動できる。
【0013】 案内板15は、その上縁に所定間隔で架台18位置決め用の凹部22が設けら れている。架台18には、案内板15の凹部22と係合離脱する方向へ回動可能 に枢支されている係止爪24と、係止爪24を常時凹部22と係合する方向へ付 勢するばね25と、このばね25に抗して係止爪24を凹部22から離脱する方 向へ回動させるためのレバー26とを備えた位置固定具23が設けられている。
【0014】 掘削作業を行うとき、オペレータは作業装置2を操作して掘削用のバケット7 を作業位置へ移動させ作業を開始する。この実施例の掘削機1では、オフセット 式の作業装置2を備えているので、中間ブーム4を左右に回動させると、先端ブ ーム5とアーム6の軸線Yが旋回台12の軸線Xから平行に所定距離離隔したオ フセット状態となる。
【0015】 このとき、作業位置が見にくいならば、オペレータは、よりよく見通せる位置 へ運転席10を横移動させる。 運転席10を移動させるには、まず、位置固定具23のレバー26を引いて係 止爪24を案内板15の凹部22から離脱する方向(図3、図4上反時計方向) へ回動させる。係止爪24が案内板15の凹部22から離脱したら、その状態で 、座席16と操縦装置17とが設置されている架台18を支持軸14と案内板1 5とに沿って横方向(図2上左右)へ動かす。架台18は、リニヤベアリング1 9で支持軸14上を滑動可能であり、また、パッド21が案内板15に沿って摺 動するので、手動で容易に横移動できる。
【0016】 架台18が適切な位置まで移動したら、位置固定具23のレバー26を離せば 、係止爪24がばね25によって案内板15の凹部22と係合する方向(図3、 図4上時計方向)へ回動され、係止爪24が案内板15の凹部22へ係合するの で運転席10の位置が固定される。 作業装置2のオフセット位置に合わせて運転席10を最適な位置へ移動させ、 この位置から操作を行えば、視界が妨げられて掘削位置が見ずらくなることはな く、オペレータは作業位置がよく見えるので、掘削作業を容易に行うことができ る。
【0017】 特に、オフセット状態で溝を掘削するとき溝の内部が見通せるので、作業を能 率よく安全に行うことができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、掘削機の運転席を旋回台上で横方向へ 容易に移動できるようにすることにより、作業時にオペレータから作業位置がよ く見えるようにして、作業能率を向上させる。 特に、オフセット式の作業装置を備えた掘削機の場合、作業装置のオフセット 位置に合わせて運転席を最適な位置へ移動させれば、オペレータの視界が妨げら れて掘削位置が見ずらくなることがなく、また、オフセット状態で溝を掘削する とき溝の内部が見通せるので、作業を能率よく安全に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である運転席とオフセット式
の作業装置とを備えた掘削機の平面図である。
【図2】運転席の正面図である。
【図3】運転席の側面図である。
【図4】一部を切断して示す位置固定具の側面図であ
る。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】従来の運転席とオフセット式の作業装置とを備
えた掘削機の平面図である。
【符号の説明】
1 掘削機 2 作業装置 3 基端ブーム 4 中間ブーム 5 先端ブーム 6 アーム 7 バケット 10 運転席 11 走行台車 12 旋回台 13 支持枠 14 支持軸 15 案内板 16 座席 17 操縦装置 18 架台 19 リニヤベアリング 21 パッド 22 凹部 23 位置固定具 24 係止爪 25 ばね 26 レバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掘削用の作業装置を備えた旋回台を走
    行台車上に設けた掘削機において、前記旋回台上に支持
    軸と案内板とを幅方向に亙って設置し、座席と操縦装置
    とを設置した架台を前記支持軸と案内板とで横移動可能
    に支持し、前記案内板には、所定間隔で架台位置決め用
    の凹部を設け、前記架台には、案内板の凹部と係合離脱
    する方向へ回動可能に枢支されている係止爪と、係止爪
    を常時凹部と係合する方向へ付勢するばねと、該ばねに
    抗して係止爪を凹部から離脱する方向へ回動させるため
    のレバーとを備えた位置固定具を設けてなる掘削機の運
    転席。
  2. 【請求項2】 掘削用の作業装置が、基端ブームと、
    先端ブームと、基端ブームと先端ブームとを平行になる
    よう連結する中間ブームと、先端ブームに連結されるア
    ームと、アームの先端部に設けた掘削用のバケットとを
    備えたオフセット式の作業装置である請求項1記載の掘
    削機の運転席。
JP1995004283U 1995-05-09 1995-05-09 掘削機の運転席 Expired - Lifetime JP3017740U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012165711A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Atex Co Ltd 乗用草刈機

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