JP3017693U - ネックレス等宝飾用ボールチェーンの多連自動溶接装置 - Google Patents

ネックレス等宝飾用ボールチェーンの多連自動溶接装置

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JP3017693U
JP3017693U JP1995002974U JP297495U JP3017693U JP 3017693 U JP3017693 U JP 3017693U JP 1995002974 U JP1995002974 U JP 1995002974U JP 297495 U JP297495 U JP 297495U JP 3017693 U JP3017693 U JP 3017693U
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ball
welding
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jewelry
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JP1995002974U
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Inventor
和紀 藏園
Original Assignee
マイクロ電子株式会社
高松 利光
株式会社アルバトレーディング
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネックレス等宝飾用ボールチェーンを多連に
自動連続的で溶接可能とすること。 【構成】 架台10上にボールチェーンの搬送路11
と、一対のボール位置決め手段及び一対のボール溶接手
段13が配置され、搬送路11におけるガイド溝16、
17、18、21に沿いボールチェーン送り手段20に
よりピッチ送りされて来たボールは前記ボール位置決め
手段の前後45度の先端爪で横一列に整列せられると共
に、左右一対のボール溶接手段13の溶接電極27によ
って一定の電流と加圧により溶接される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ネックレス等宝飾用ボールチェーンの多連自動溶接装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ネックレス等の宝飾用金属製ボールチェーンを2連または3連に接合す るには、ロー付けによる接合が一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
ところで、従来のロー付接合では、ロー材を不可欠とし、かつ接合には、相当 の技術と熟練を要するばかりか、接合不良等もあって歩留まりが悪く、また、自 動化ができず、作業性に劣るという問題点があった。
【0004】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みなされたもので、その 目的とするところは、ボールチェーンのバラつきをなくし、かつボールへの損傷 等の溶接ダメージをなくし、歩留まりが良く、作業性に優れたネックレス等宝飾 用ボールチェーンの多連自動溶接装置を提供することにある。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
この目的のため、本考案は、架台と、該架台上に配置され、かつネックレス等 宝飾用の複数のボールチェーンがピッチ送りされる搬送路と、該搬送路の前後に 内向き斜向状で可動的に配置され、かつその先端爪でピッチ送りされて来た前記 ボールチェーンの各ボールが整列せられる一対のボール位置決め手段と、前記搬 送路を挾んで直交水平状にして、かつ可動的に配置され、その各先端溶接電極で 前記整列せられた各ボールが一定の電流と加圧により多連に溶接される一対のボ ール溶接手段とを具備してなる構成を特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照し、その作用と共に説明する。図1は本考案に係る 自動溶接装置の一例での一部省略の概略平面図、図2は一部省略の概略側面図で 、これら図において、本案装置は、架台10と、該架台10上に配置された搬 送路11、ボール位置決め手段12及びボール溶接手段13等を備えている。架 台10上の長手方向に配置の搬送路11は、セラミック等の絶縁性のボールチェ ーンガイド板14と溶接済ボールチェーンガイド板15をもって形成されている 。なお、本案装置は、ネックレス等宝飾用ボールチェーン100(以下、ボー ルチェーン100という)を多連に溶接するものであるが、ボールチェーン10 0を3連に溶接する図示の実施例を更に説明すると、ボールチェーンガイド板1 4は、図1及び図3に示されているように、3本のガイド溝16、17、18を 有し、うち両側のガイド溝16、18は中央ガイド溝17に対し、ある部分まで 等間隔で平行に設けられると共に、ある部分から溶接位置までは中央ガイド溝1 7に対し放射状に設けられている。そして、架台10の始端に配置のボビン19 に巻かれている3本のボールチェーン100はそれぞれ引き出されて各ガイド溝 16、17、18内にセットされ、架台10上に配置され、かつ上下動によるチ ャック送り構造のボールチェーン送り手段20によりピッチ送りされて溶接位置 まで自動搬送されるようになっている。溶接位置から架台10の終端までに亘っ ては、溶接済ボールチェーン200のガイド溝21を有するガイド板15が設け られている。なお、ボールチェーン100のボール101のサイズは、ψ1.0 、ψ1.2、ψ1.5のサイズがあるため、これら各サイズに対応したガイド 溝を有するガイド板と交換できるようガイド板14、15は取り外し可能として 取着されている。
【0007】 送り手段20によりそれぞれピッチ送りされて来たボールチェーン100の3 つのボール101は溶接位置において、一対のボール位置決め手段12によりそ のピッチのズレが補正されて横一列に整列せられる。一対のボール位置決め手段 12は、搬送路11上の前後に配置されており、該手段12はその各先端部にセ ラミック製の爪22を有し、該前後45度の爪22は架台10内の駆動源23等 の駆動により図2に示されている実線矢印方向に上下動して、その爪22でボー ル101の位置決めがなされる。なお、この位置決めをする場合において、ピッ チ送りされて来たボール101の並びに不揃いがあるため、ボール101はやや 前方(ボールチェーン送り手段20側)に送られると共に、この送られた分は、 ボールチェーン送り手段20側のボール位置決め手段12における爪22により 戻され、もう一方のボール位置決め手段12における爪22とで完全なる位置決 めがなされる。
【0008】 一対のボール位置決め手段12の先端爪22で位置決めされた3個のボール1 01は、一対のボール溶接手段13により溶接される。一対のボール溶接手段1 3は、図1に示されているように、加圧調整部24、溶接ヘッド25、電極ホル ダー26及び溶接電極27を有し、該一対のボール溶接手段13は、図1に示さ れている実線矢印方向に水平可動して、一定の電流と加圧によりその対向する両 溶接電極27で溶接される。なお、両溶接電極27の先端部は、図5に示されて いるように、ボール101の球面と適合した円弧状を呈し、該円弧状部28で加 圧溶接することにより、ボール101の外周面に傷が付かないよう工夫がなされ ている。
【0009】 次に、上記の構成に係る本案装置の動作について説明する。ボビン19から引 き出され、ボールチェーンガイド板14の各ガイド溝16。17、18を介して 溶接済ボールチェーンガイド板15のガイド溝21に亘りセットされた3本のボ ールチェーン100は、ボールチェーン送り手段20により溶接位置までピッチ 送りされる。ピッチ送りされた3つのボール101は前後45度のボール位置決 め手段12における先端爪22でそのズレが補正されて横一列に整列せられる。 次いで、左右一対のボール溶接手段13の溶接電極27が可動してその先端円弧 状部28で一定の電流と加圧により溶接がなされる。溶接が完了すると、溶接電 極27とボール位置決め手段12は元位置に戻り、3連に溶接されたボールチェ ーン200はクランプ29でガイド溝21から出ないようにガイドされ、かつボ ールチェーン送り手段20により1ピッチ送られる。以下、同様の動作が自動的 に繰り返されて3本のボールチェーン100は3連のボールチェーン200に自 動連続的に溶接される。なお、前記一連の動作は、駆動源(モータ)23による カム駆動により行われ、かつ自動制御される。
【0010】 ボールサイズの異なるボールチェーン同志の場合、例えばψ1.0のボールか らψ1.5のボールチェーンを多連に溶接する場合には、ψ1.5のボールサイ ズに対応させて搬送路11(ボールチェーンガイド板14と溶接済ボールチェー ンガイド板15)と溶接電極27を交換し、溶接を行う。
【0011】
【考案の効果】
しかして、本考案によれば、従来のようなロー材は不要となり、また、溶接は 自動連続的に行われるものであるから、ボールチェーンをセットするだけの作業 で良く、したがって、作業性が格段と向上する。
【0012】 また、本考案によれば、ボールチェーンのバラつきがなくなり、かつボールへ の損傷等の溶接ダメージがなくなるので、歩留まりが良く、精度の高い接合がで き、信頼性に優れた多連のネックレス等を提供することができる。
【0013】 また、本考案によれば、ボールサイズに対応させてガイド板等を交換すればよ いから、同一の装置で多種のボールチェーンを多連に溶接合することができ、汎 用性に優れるものである。
【提出日】平成7年3月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 本考案は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みなされたもので、その 目的とするところは、ボールチェーンのロー付によるバラつきをなくし、かつボ ールへの損傷等のロー付ダメージをなくし、歩留まりが良く、作業性に優れたネ ックレス等宝飾用ボールチェーンの多連自動溶接装置を提供することにある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【実施例】
実施例について図面を参照し、その作用と共に説明する。図1は本考案に係る 自動溶接装置の一例での一部省略の概略平面図、図2は一部省略の概略側面図で 、これら図において、本案装置は、架台10と、該架台10上に配置された搬 送路11、ボール位置決め手段12及びボール溶接手段13等を備えている。架 台10上の長手方向に配置の搬送路11は、セラミック等の絶縁性のボールチェ ーンガイド板14と溶接済ボールチェーンガイド板15をもって形成されている 。なお、本案装置は、ネックレス等宝飾用ボールチェーン100(以下、ボー ルチェーン100という)を多連に溶接するものであるが、ボールチェーン10 0を3連に溶接する図示の実施例を更に説明すると、ボールチェーンガイド板1 4は、図1及び図3に示されているように、3本のガイド溝16、17、18を 有し、うち両側のガイド溝16、18は中央ガイド溝17に対し、ある部分まで 等間隔で平行に設けられると共に、ある部分から溶接位置までは中央ガイド溝1 7に対し放射状に設けられている。そして、架台10の始端に配置のボビン19 に巻かれている3本のボールチェーン100はそれぞれ引き出されて各ガイド溝 16、17、18内にセットされ、架台10上に配置され、かつ上下動によるチ ャック送り構造のボールチェーン送り手段20によりピッチ送りされて溶接位置 まで自動搬送されるようになっている。溶接位置から架台10の終端までに亘っ ては、溶接済ボールチェーン200のガイド溝21を有するガイド板15が設け られている。なお、ボールチェーン100のボール101のサイズに対応したガ イド溝を有するガイド板と交換できるようガイド板14、15は取り外し可能と して取着されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動溶接装置の一例での概略平面
図である。
【図2】一部省略の概略側面図である。
【図3】本考案の要部を示す拡大平面図である。
【図4】ボール位置決め手段によるボールの位置決め状
態を示す部分的拡大側面図である。
【図5】ボール溶接手段によるボールの溶接状態を示す
部分的拡大平面図である。
【符号の説明】
10 架台 11 搬送路 12 一対のボール位置決め手段 13 一対のボール溶接手段 14 ボールチェーンガイド板 15 溶接済ボールチェーンガイド板 16、17、18 ガイド溝 20 ボールチェーン送り手段 21 ガイド溝 22 一対の爪 23 駆動源 27 溶接電極 100 ボールチェーン 101 ボール 200 溶接済ボールチェーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台と、該架台上に配置され、かつネッ
    クレス等宝飾用の複数のボールチェーンがピッチ送りさ
    れる搬送路と、該搬送路の前後に内向き斜向状で可動的
    に配置され、かつその先端爪でピッチ送りされて来た前
    記ボールチェーンの各ボールが整列せられる一対のボー
    ル位置決め手段と、前記搬送路を挾んで直交水平状にし
    て、かつ可動的に配置され、その各先端溶接電極で前記
    整列せられた各ボールが一定の電流と加圧により多連に
    溶接される一対のボール溶接手段とを具備してなるネッ
    クレス等宝飾用ボールチェンの多連自動溶接装置。
JP1995002974U 1995-03-14 1995-03-14 ネックレス等宝飾用ボールチェーンの多連自動溶接装置 Expired - Lifetime JP3017693U (ja)

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