JP3017466B2 - 測定精度を向上させたシート厚さ測定装置 - Google Patents

測定精度を向上させたシート厚さ測定装置

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JP3017466B2
JP3017466B2 JP9355644A JP35564497A JP3017466B2 JP 3017466 B2 JP3017466 B2 JP 3017466B2 JP 9355644 A JP9355644 A JP 9355644A JP 35564497 A JP35564497 A JP 35564497A JP 3017466 B2 JP3017466 B2 JP 3017466B2
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙、プラスチック
等のシートの厚さを測定するためのシート厚さ測定装置
に関するものであり、特に、磁界利用センサと光センサ
とを併用してシート厚さを測定するシート厚さ測定装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシート厚さ測定装置とし
ては、被測定シートの材質等に応じて、機械的センサ、
静電型センサ、磁界型センサ、光学的センサ等種々な型
のシート厚さセンサを使用するものがある。なかでも、
特許第1921439号(特公平6−48185号)や
特許第2622885号に開示されたシート厚さ測定装
置は、金属製バックアッププレートの上に載置した紙や
プラスチック等のシートの上にそって、磁気センサや渦
電流センサ等の磁界利用センサと光センサとを互いに一
体化してなるシート厚さセンサを走査していくことによ
り、シートの厚さを非常に精度よく測定できるようにし
ている。この型のシート厚さ測定装置の原理は、金属製
バックアッププレートの表面までの距離を磁界利用セン
サで測定し、シートの上面の位置を光センサにて測定
し、これらの測定値に基づいてシート厚さを算出するも
のである。また、これらのシート厚さ測定装置において
は、さらに測定精度を上げるために、金属製バックアッ
ププレート上にシートの載置されていない状態でシート
厚さセンサを走査させて、これにより得られた補正用測
定値を用いてシート厚さ測定値の補正を行うようにして
いる。このような補正により、金属製バックアッププレ
ートの局部的な帯磁、材質の不均一等による測定誤差を
なくしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のシート厚さ測定装置においては、被測定シートが、透
気度の低いまたは全く無いような場合には、シートの走
行に関して、バックアッ面と被測定シートとの間にエヤ
ーが巻き込まれてしまい、その巻き込まれたエヤーのた
めにシート厚さの測定精度が低下してしまうという問題
があった。このようなエヤーの巻き込み量は、バックア
ップ面に接するシートのテンション、シートの走行スピ
ード等によって安定せず、場合によっては数十ミクロン
にも達することがあり、シート厚さの測定精度が低下す
るのみか、計測不能となる場合も生じてしまうという問
題があった。さらにまた、被測定シートが高速になる
と、透気度の高い紙シート等でもエヤーの巻き込みが生
じるので、同様の問題が生じていた。
【0004】本発明の目的は、前述したような従来の技
術の問題点を解消し、より精度の高いシート厚さの測定
を行えるようなシート厚さ測定装置を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点によ
れば、バックアップ面に対してシート厚さセンサを走査
して、該バックアップ面上のシートの厚さを測定するシ
ート厚さ測定装置において、前記バックアップ面を与え
るバックアップロールと、前記バックアップ面に対して
配置されたシート厚さセンサとを備えており、前記バッ
クアップロールの外周面には、エヤー抜き溝が形成され
ていることを特徴とする。
【0006】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
シート厚さセンサは、磁界利用センサと光センサとを互
いに一体化してなり且つ所定厚さのゼロ補正用シートを
着脱自在に取り付けできるようになっており、前記バッ
クアップロール面に対して前記ゼロ補正用シートを密着
させた状態で、ゼロ補正値を得るための走査を行える。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】次に、添付図面に基づいて、本発
明の実施の形態について、本発明をより詳細に説明す
る。
【0011】図1は、本発明を説明するための前提とな
るエヤー抜き機構を備えた実施例としてのシート厚さ測
定装置の構成を示す概略正面図であり、図2は、その概
略側面図である。この実施例のシート厚さ測定装置は、
図1によく示されるように、支持フレーム10の間に水
平に支持された金属製バックアップロール20を備えて
いる。また、支持フレーム10の間には、金属製バック
アップロール20の上に平行に間隔を置いて走査フレー
ム41が設けられている。この走査フレーム41には、
磁界利用センサと光センサとを組み合わせ一体化したシ
ート厚さセンサ30がスライド可能に支持されている。
このシート厚さセンサ30は、駆動側(図1において右
側)に配置された走査用ステッピングモータ45によっ
て駆動されるチェーンホイール43の間に掛けられたチ
ェーン44に接続されていて、走査用ステッピングモー
タ45の作動により、走査フレーム41にそって移動さ
せられるようになっている。さらに、駆動側のチェーン
ホイール43の近傍には、原点検出用近接スイッチ46
が配置されており、走査フレーム41の両端近傍には、
走査リミットスイッチ42が配置されている。さらにま
た、駆動側の支持フレーム10には、金属製バックアッ
プロール20の回転位置を検出するためのロール回転検
出トランスジューサ21が設けられている。
【0012】さらに、操作側(図1において左側)の支
持フレーム10には、このシート厚さ測定装置の全体動
作の指令、制御および管理を行うための、操作部50が
設けられている。この操作部50には、パーソナルコン
ピュータ他制御部品51、CRTディスプレイ52、キ
ーボード53、プリンター54等が配置されている。
【0013】シート厚さセンサ30は、例えば、金属製
バックアップロール20の上方に配置された磁界利用セ
ンサと、半導体レーザおよびレンズからなる投光器、ミ
ラーおよびPSDまたはCCDからなる受光器で一体的
に構成される光センサとを備えてなるようなものでもよ
く、従来からこの種のシート厚さ測定のために使用され
ている任意のセンサを用いることができる。シート厚さ
センサ30の詳細構成自体は、本発明の重要な特徴では
ないので、ここでは、これ以上詳述しない。
【0014】また、この実施例においては、図2の側面
図によく示されるように、被測定シート1の入側におい
て、シート1を挟んで金属製バックアップロール20に
対して押圧させられるようになったスクイズロール22
が配設されている。このスクイズロール22は、一般的
には、金属製バックアップロール20の直径より小さい
直径を有し且つ後述するシート幅W1と同程度の幅を有
したもので、スポンジロール等ソフトで弾力性のある材
料で形成されバックアップロールに歪等を生じさせない
ものでなけれなならない。
【0015】このスクイズロール22を設ける理由は、
主として、次のようなことである。この種のシート厚さ
測定装置において、被測定シートが、透気度の低いまた
は全く無いような場合には、シートの走行に関して、金
属製バックアップロール20とシート1との間にエヤー
が巻き込まれてしまい、その巻き込まれたエヤーのため
にシート厚さの測定精度が低下してしまう。このような
エヤーの巻き込み量は、金属製バックアップロール20
を抱くシート1のテンション、シート1の走行スピード
等によって安定せず、場合によっては数十ミクロンにも
達することがあり、シート厚さの測定精度が低下するの
みか、計測不能となる場合も生じてしまう。そこで、エ
ヤースクイズロール22を、シート1の入側において金
属製バックアップロール20に対して走行するシート1
を挟んで押圧接触させるとにより、シート1と金属製バ
ックアップロール20との間のエヤーをスクイズし、シ
ート1と金属製バックアップロール20とを完全に密着
させて、測定精度を上げることができる。
【0016】このような実施例のシート厚さ測定装置に
おいては、被測定シート1乃至周囲温度の変化等によっ
てシート厚さセンサ30の特性が変化したり、金属製バ
ックアップロール20、走査フレーム41等が温度歪み
等によって変化したりすることによる測定精度の時々刻
々の変化に対応して、それを時々刻々補償するために、
次のような機能が付加されている。この付加機能につい
て、特に、図3を参照して以下詳述する。
【0017】図3は、図1に示された操作部50とシー
ト厚さセンサ30、走査リミットスイッチ42、原点検
出用近接スイッチ46等との動作関係を示す機能ブロッ
ク図である。図3に示すように、操作部50に配設され
たパーソナルコンピュータ51のCPUは、本発明にお
いては、機能的には、演算回路51A、補正回路51B
および指示回路51Cとして、主として作用する。
【0018】図1に示すように、シート厚さセンサ30
による走査幅W2を、金属製バックアップロール20の
面上のシート1の幅W1よりも広く設定している。そし
て、シート厚さの測定時に、シート厚さセンサ30がシ
ート1から外れた金属製バックアップロール20の面上
を走査している間に得られる厚さ測定値を用いて、シー
ト厚さ測定値の補正を行う。
【0019】このようなシート1の幅W1と走査幅W2
との関係を設定するためには、例えば、シート厚さ測定
装置のオペレータは、先ず、走査部50に配設されたキ
ーボード53を用いて、シート幅W1を示すパラメータ
値および走査幅W2を示すパラメータ値を指示回路51
Cに入力する。これらの設定パラメータ値を、CRTデ
ィスプレイ52に表示させるようにすることもできる。
その後、オペレータは、図2によく示されるように、金
属製バックアップロール20とスクイズロール22との
間にシート1が通されるように、シート搬送駆動モータ
(図示していない)および走査用ステッピングモータ4
5等の付勢を開始させる。
【0020】これにより、シート1が、図2において矢
印を付して示すように、スクイズロール22によって金
属製バックアップロール20に対して押圧させられた状
態において、且つシート厚さセンサ30の位置におい
て、金属製バックアップロール20の面上に密着させら
れた形にて、移送させられ始めると同時に、シート厚さ
センサ30が走査フレーム41にそって走査移動させら
れ始める。このとき、指示回路51Cは、前述したよう
にキーボード53からオペレータによって予め入力され
たパラメータ値によって表されるシート幅W1および走
査幅W2、原点検出用近接スイッチ46からの信号、走
査リミットスイッチ42からの信号等に基づいて、演算
を行うことにより、シート厚さセンサ30が、現在、シ
ート1が無い金属製バックアップロール20の面上を走
査していることを示すシート外走査信号、および、シー
ト厚さセンサ30が、現在、金属製バックアップロール
20の上のシート1の上を走査していることを示すシー
ト上走査信号を発生して、これら信号を演算回路51A
および補正回路51Bへと送る。
【0021】一方、演算回路51Aは、所定の演算式に
したがって、シート厚さセンサ30からの測定信号に基
づいてシート厚さ測定値を算出するのであるが、指示回
路51Cからシート上走査信号を受けているときにの
み、そのシート厚さ測定値を出力し、例えば、CRTデ
ィスプレイ52に表示したり、プリンタ54にてプリン
トアウトするようになっている。換言するならば、演算
回路51Aは、指示回路51Cからシート外走査信号を
受けているときには、所定の演算式にしたがって算出し
たシート厚さ測定値をCRTディスプレイ52やプリン
ター54へと出力する代わりに、補正回路51Bへと送
る。
【0022】また、補正回路51Bは、指示回路51C
からシート外走査信号を受けているときに、演算回路5
1Aからシート厚さ測定値を受けて、ゼロ点補正値を算
出する。シート外走査信号を受けているときには、シー
ト厚さセンサ30は、シート1の載置されていない金属
製バックアップロール20の面上を直接に走査している
のであるから、演算回路51Aから受けるシート厚さ測
定値は、ゼロでなければならない。しかし、被測定シー
ト1乃至周囲温度の変化等によってシート厚さセンサ3
0の特性が変化したり、金属製バックアップロール2
0、走査フレーム41等が温度歪み等によって変化した
りしていると、このシート厚さ測定値は、必ずしもゼロ
とはならない場合がある。補正回路51Bは、演算回路
51Aからのシート厚さ測定値を、予め設定されていた
基準値と比較して、その誤差値を用いて、演算回路51
Aを調整して、演算回路51Aによって算出されるシー
ト厚さ測定値がゼロとなるようにする。このような調整
は、例えば、演算回路51Aに設定された前述の所定の
演算式の諸パラメータ値を変更したり、その演算式に補
正項を加える等任意の仕方で行える。演算回路51A
は、その後、指示回路51Cからシート上走査信号を受
け取るときには、シート厚さセンサ30からの測定信号
に基づいて、前述したように変更された、すなわち、補
正された演算式にしたがって、シート厚さ測定値を算出
して、CRTディスプレイ52やプリンター54等へと
出力していく。
【0023】前述したような補正回路51Bによる演算
回路51Aの調整は、指示回路51Cからシート外走査
信号が発生される毎に行われるようにしてもよいし、ま
たは、所定の時間毎に行われるようにしてもよい。例え
ば、指示回路51Cから発生されるシート外走査信号の
1つ置き、または、2つ置き等の間隔で行われてもよ
い。
【0024】前述した実施例では、シート厚さセンサ3
0は、磁界利用センサと光センサとを併用したものとし
たのであるが、本発明は、このようなシート厚さセンサ
を使用する場合に限らず、同様の原理にて動作する種々
な型のシート厚さセンサを使用している場合にも、同様
に適用して効果のあるものである。
【0025】また、前述した実施例では、被測定シート
のバックアップ面は、金属製バックアップロール面とし
たのであるが、本発明は、このようなバックアップ面に
限らず、バックアッププレートの如き平坦なバックアッ
プ面でも同様に適用して効果があり、また、使用するシ
ート厚さセンサの種類によっては、金属製バックアップ
面でなくても同様に適用して効果のあるものである。
【0026】前述した実施例は、エヤースクイズロール
22を使用するもので、透気度の低い、または無いシー
トの測定に適したものである。前述したように、被測定
シートの走行速度が高速になると、透気度の高い紙シー
ト等でも、エヤーの巻き込みが生じ、測定精度の低下が
生ずる。次に、このような場合に対処するのに適した本
発明の実施例について、特に、図4から図6を参照して
以下説明する。
【0027】先ず、この実施例のシート厚さ測定装置の
全体構成については、図1から図3に関連した実施例と
同様であるので、その全体構成については繰り返し詳述
せずに、相違する点についてのみ説明する。本実施例に
おいては、金属製バックアップロール20の代わりに、
図4に概略正面図にて示すような金属製グルーブドロー
ル20Aが使用される。図5は、図4の金属製グルーブ
ドロール20Aの部分拡大断面図である。これら図4お
よび図5に示されるように、この金属製グルーブドロー
ル20Aは、金属製バックアップロール20と同様のも
のであるが、ロール面に多数の極細のエヤー抜き溝21
Aが形成されている。これらエヤー抜き溝21Aは、例
えば、幅0.5mm、深さ0.5mm、ピッチ3mm程度の寸法の
ものでよい。このような金属製グルーブドロール20A
をバックアップ面として使用する場合には、シート1に
よって巻き込まれようとするエヤーは、それらのエヤー
抜き溝21Aを通して逃げるので、高速度で走行する透
気度の高い紙シート等のような場合にも、エヤーの巻き
込みを生ずることはない。したがって、エヤーの巻き込
みによる測定精度の低下を生ずるようなことはなくな
る。そして、このような金属製グルーブドロール20A
を使用する場合には、前述の実施例において設けたよう
なエヤースクイズロール22は、必ずしも設ける必要は
ない。
【0028】しかしながら、このような金属製グルーブ
ドロール20Aをバックアップ面として使用する場合に
おいて、シート厚さセンサが、例えば、磁界利用センサ
と光センサとを一体化してなるようなものとする時に
は、次の点を考慮する必要がある。すなわち、シート厚
さセンサの磁界利用センサについては、ある面積で測定
信号を発生するので、金属製グルーブドロール20Aに
おけるエヤー抜き溝21Aの存在は無視できるが、光セ
ンサについては、そのままでは、エヤー抜き溝21Aが
存在するためにロール表面までの正確な測定信号を得る
ことはできない。
【0029】そこで、本実施例では、図6に概略断面図
にて示すような構造のシート厚さセンサを使用すること
により、ゼロ補正が可能なようにしている。図6に示す
ように、このシート厚さセンサ30Aは、取付け体31
の天井部に、磁界利用センサ32を備え、一方の内壁部
に設けた投光器33からの光ビーム35を、他方の内壁
部に設けた受光器34で受けるようにした光センサを備
えてなる。この点においては、従来から使用されている
ものと同様のものである。本実施例においては、シート
厚さセンサ30Aの取付け体31の両下端には、所定厚
さtのゼロ補正用シート37を着脱自在に取り付けでき
るようにする挟持板36が設けられている。
【0030】次に、このような構造のシート厚さセンサ
30Aを用いてゼロ補正を行う仕方について説明する。
図6に示すように、所定厚さtのゼロ補正用シート37
を、両下端の挟持板36で挟持するようにして、金属製
グルーブドロール20Aのロール面に密着するよう、矢
印Fで示すようなテンションを与え、ゼロ補正用シート
37でロール面のエヤー抜き溝21Aを塞ぎ、フラット
な面となるようにする。この状態にてシート厚さセンサ
30Aを、金属製グルーブドロール20Aにそって移動
して走査することにより、ゼロ補正用シート37を介し
てロール面各点の距離を計測する。このゼロ補正用シー
ト37の厚さをtとし、この計測値を補正値としてゼロ
補正を行うことができる。勿論、実際の被測定シート1
の厚さ測定時には、ゼロ補正用シート37は、シート厚
さセンサ30Aから取り外した状態において行う。溝を
キャンセルする方法として、次の方法が可能である。磁
気センサーはある面積を見ているが、光センサーの瞬時
測定範囲は、0.1mm単位である。計測システムは、厚さ
センサーの幅方向1.を常時把握しているのであるから、
溝の部分を測定しないという動作を加えれば、一部シー
トを測定できない部分が生ずるが、実用上は差し支えな
い。
【0031】
【発明の効果】シート厚さの測定時に、バックアップ面
とシートとの間に巻き込まれるエヤーを逃がすようにす
るので、より精度の高いシート厚さの測定が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための前提となるエヤー抜き
機構を備えた実施例としてのシート厚さ測定装置の構成
を示す概略正面図である。
【図2】図1のシート厚さ測定装置の構成を示す概略側
面図である。
【図3】図1のシート厚さ測定装置の操作部とシート厚
さセンサ、走査リミットスイッチ、原点検出用近接スイ
ッチ等との動作関係を示す機能ブロック図である。
【図4】本発明の実施例のシート厚さ測定装置に使用す
る金属製グルーブドロールの概略正面図である。
【図5】図4の金属製グルーブドロールの部分拡大断面
図である。
【図6】本発明の実施例のシート厚さ測定装置に使用す
るシート厚さセンサの構造を示す概略断面図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックアップ面に対してシート厚さセン
    サを走査して、該バックアップ面上のシートの厚さを測
    定するシート厚さ測定装置において、前記バックアップ
    面を与えるバックアップロールと、前記バックアップ面
    に対して配置されたシート厚さセンサとを備えており、
    前記バックアップロールの外周面には、エヤー抜き溝が
    形成されていることを特徴とするシート厚さ測定装置。
  2. 【請求項2】 前記シート厚さセンサは、磁界利用セン
    サと光センサとを互いに一体化してなり且つ所定厚さの
    ゼロ補正用シートを着脱自在に取り付けできるようにな
    っており、前記バックアップロール面に対して前記ゼロ
    補正用シートを密着させた状態で、ゼロ補正値を得るた
    めの走査を行える請求項1記載のシート厚さ測定装置。
JP9355644A 1997-12-24 1997-12-24 測定精度を向上させたシート厚さ測定装置 Expired - Lifetime JP3017466B2 (ja)

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