JPH0755449A - 鋼帯厚み測定装置 - Google Patents

鋼帯厚み測定装置

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Publication number
JPH0755449A
JPH0755449A JP20057593A JP20057593A JPH0755449A JP H0755449 A JPH0755449 A JP H0755449A JP 20057593 A JP20057593 A JP 20057593A JP 20057593 A JP20057593 A JP 20057593A JP H0755449 A JPH0755449 A JP H0755449A
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JP
Japan
Prior art keywords
slit
steel strip
steel band
meandering
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20057593A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Serio
浩之 芹生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH0755449A publication Critical patent/JPH0755449A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射線厚み計を用いた鋼帯厚み測定装置を提
供する。 【構成】 線源2と放射線検出器3とを対向して収納し
て、Cフレーム駆動モータ9によって鋼帯5の走行方向
に対して直角な方向に移動自在とされるCフレーム4
と、その上流側に設置されて鋼帯5の端部を検出する鋼
帯端部位置検出器14と、線源2の放出部に設けられて移
動自在とされるスリット11と、このスリット11の移動位
置を検出するスリット移動位置検出器13と、鋼帯端部位
置検出器14からの鋼帯端部の蛇行信号とスリット移動位
置検出器13からの位置信号との偏差に応じてスリット11
の位置を制御するスリット位置制御装置とから構成し
て、スリットの位置を調整することにより、鋼帯の蛇行
に追従させて同一位置の厚み測定を行うことを可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鋼帯厚み測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、精整ラインなどで処理される鋼帯
の厚みは、たとえばγ線やX線を用いた放射線厚み計に
よって各ステップごとに測定がなされる。この放射線厚
み計は、図4に示すように、線源2を収納した線源容器
1と放射線検出器3とを対向させてCフレーム4に固定
し、その間を走行する鋼帯5の板厚を測定するもので、
線源容器1には回転シャッタ6がソレノイド7で開閉自
在に設けられる。このCフレーム4は、車輪8をCフレ
ーム駆動モータ9で駆動することによってレール10の上
を鋼帯5の走行方向に対して直角な方向に移動自在とさ
れる(たとえば、第3版鉄鋼便覧III(1)(日本鉄鋼協会
編,P.592-593)参照)。
【0003】このよう放射線厚み計を用いた鋼帯の厚み
測定においては、鋼帯5の端部5aから距離Dなる所定
の一定位置で常に測定する必要があるが、走行する鋼帯
5は往々にして蛇行することから、その端部の動きに追
従させるために、上記したCフレーム4をCフレーム駆
動モータ9で駆動して位置制御することによって鋼帯端
部に追従させる手段(たとえば、実開昭59−158016号公
報参照) や、Cフレーム4内の線源容器1と放射線検出
器3を駆動装置(図示せず)で駆動する手段などが知ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した前
者のCフレームを駆動して位置制御させる手段では、C
フレーム自体の重量が大きいことからその駆動モータの
容量が大きくなり、またCフレームの慣性によって停止
精度が悪くなるから、正確な位置に停止することができ
ないという欠点があった。
【0005】また、後者の線源容器と放射線検出器を移
動させる手段では、両者を対向する位置に保持した状態
で同期して移動させる必要があるため、駆動機構や制御
装置が大がかりになるという問題があった。本発明は、
上記のような従来技術の有する課題を解決した鋼帯厚み
測定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行する鋼帯
の端部の厚みを測定する放射線源と放射線検出器とを対
向して収納して、Cフレーム駆動モータによって鋼帯の
走行方向に対して直角な方向に移動自在とされるCフレ
ームからなる厚み測定装置において、前記Cフレームの
上流側に設置されて鋼帯の端部を検出する鋼帯端部位置
検出器と、前記放射線源の放出部に設けられて移動自在
とされるスリットと、このスリットの移動位置を検出す
るスリット移動位置検出器と、前記鋼帯端部位置検出器
からの鋼帯端部の蛇行信号と前記スリット移動位置検出
器からの位置信号との偏差に応じて前記スリットの位置
を制御するスリット位置制御装置とからなることを特徴
とする鋼帯厚み測定装置である。
【0007】
【作 用】本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究
を行ったところ、走行する鋼帯の蛇行量はせいぜい10mm
程度と小さいことを見出した。また、板厚測定に用いる
放射線厚み計は線源から出た放射線の吸収により厚みを
測定する原理であるので、ある程度の広がりをもった線
源を用いてこれをスリットにより絞り、放射線検出器も
放射線検知面積が広いものを用いると、スリットの移動
範囲内では放射線の吸収に対する感度が均一な厚み計を
つくることができること、さらに、このスリットは軽量
であるので、小型軽量な駆動装置を用いて高速で移動さ
せることができることなどを見出した。
【0008】したがって、本発明によれば、鋼帯の蛇行
に対してスリットの位置を調整することにより追従させ
るようにしたので、鋼帯の蛇行時においても鋼帯端部の
同一位置での厚みを正確に測定することができる。な
お、幅変更などのように鋼帯端部の大きな移動に対して
は事前に知ることができるので、予めCフレームの位置
決めを行うようにすればよい。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して詳しく説明する。図1は本発明の実施例の概要を示
す側面図であり、図2はその平面図、図3はその測定・
制御系のブロック図である。なお、図中、従来例と同一
部材は同一符号を付して説明を省略する。
【0010】これらの図において、11は線源容器1の放
射線の放出口に設けられたスリットであり、スリット駆
動装置12で駆動することにより、鋼帯端部5aを透過す
る放射線の位置を制御する。13はスリット11の移動位置
を検出するスリット位置検出器である。14はCフレーム
の上流側に設置された光学式の鋼帯端部位置検出器であ
り、光源である投光器14aとCCDカメラなどの受光器
14bの一対で構成される。
【0011】15はスリット位置制御装置である。このス
リット位置制御装置15において、スリット位置/電圧変
換器16で電圧に変換されたスリット位置検出器13からの
信号と、光/電圧変換器17で電圧に変換された受光器14
bからの信号とを比較器18で比較し、その偏差を演算器
19で演算増幅してスリット駆動装置12に出力し、偏差を
0にするようにスリット11の位置をフィードバック制御
する。
【0012】そこで、測定される鋼帯5の板幅は予めわ
かっているので、Cフレーム4自体をCフレーム駆動モ
ータ9により駆動して、線源2の中心が鋼帯端部よりD
だけ離れた位置にくるように移動する。移動した後、C
フレーム4をブレーキ等でその位置に固定してから鋼帯
5の板厚の測定を開始する。その後、鋼帯端部位置検出
器14で鋼帯端部の位置を測定してその蛇行の程度を検出
し、蛇行が発生した場合はスリット位置制御装置15によ
ってスリット駆動装置12を制御してスリット11の位置を
調整する。これによって、蛇行による鋼帯端部5aの移
動に応じて常に鋼帯端部5aからDなる位置に放射線を
透過させることができ、板厚の測定位置を一定に保つこ
とができる。
【0013】このようにして、板幅変更のような鋼帯5
の端部5aの大きな移動に対しては、上記のような手順
でまずCフレーム4の位置決めを行い、その後の鋼帯5
の蛇行に対してはスリット11の位置を調整して、放射線
の透過位置を追従させることにより、正確な板厚の測定
が可能となる。なお、上記実施例において、鋼帯端部位
置検出器14に光学式を用いるとして説明したが、本発明
はこれに限るものではなく、近接スイッチなど他の方式
を用いてもかまわない。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
鋼帯端部の大きな移動に対応しては予めCフレームの位
置決めを行うとともに、その後の鋼帯の蛇行に追従する
ようにスリットの位置を調整するようにしたので、鋼帯
の蛇行時においても鋼帯端部の同一位置での厚みを測定
することができ、これによって正確な板厚の測定を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概要を示す側面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】本発明の測定・制御系のブロック図である。
【図4】従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 線源容器 2 線源 3 放射線検出器 4 Cフレーム 5 鋼帯 9 Cフレーム駆動モータ 11 スリット 12 スリット駆動装置 13 スリット位置検出器 14 鋼帯端部位置検出器 14a 投光器 14b 受光器 15 スリット位置制御装置 16 スリット位置/電圧変換器 17 光/電圧変換器 18 比較器 19 演算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する鋼帯の端部の厚みを測定する
    放射線源と放射線検出器とを対向して収納して、Cフレ
    ーム駆動モータによって鋼帯の走行方向に対して直角な
    方向に移動自在とされるCフレームからなる厚み測定装
    置において、前記Cフレームの上流側に設置されて鋼帯
    の端部を検出する鋼帯端部位置検出器と、前記放射線源
    の放出部に設けられて移動自在とされるスリットと、こ
    のスリットの移動位置を検出するスリット位置検出器
    と、前記鋼帯端部位置検出器からの鋼帯端部の蛇行信号
    と前記スリット位置検出器からの位置信号との偏差に応
    じて前記スリットの位置を制御するスリット位置制御装
    置とからなることを特徴とする鋼帯厚み測定装置。
JP20057593A 1993-08-12 1993-08-12 鋼帯厚み測定装置 Pending JPH0755449A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20057593A JPH0755449A (ja) 1993-08-12 1993-08-12 鋼帯厚み測定装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP20057593A JPH0755449A (ja) 1993-08-12 1993-08-12 鋼帯厚み測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0755449A true JPH0755449A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16426621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20057593A Pending JPH0755449A (ja) 1993-08-12 1993-08-12 鋼帯厚み測定装置

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JP (1) JPH0755449A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007955A (ja) * 2010-06-23 2012-01-12 Toyota Motor Corp 検査装置、検査方法、及び、電池の製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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