JP3017451B2 - 内視鏡用フード - Google Patents

内視鏡用フード

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    • A61B17/00234Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery
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    • A61B2017/00296Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for minimally invasive surgery mounted on or guided by flexible, e.g. catheter-like, means mounted on an endoscope

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡検査や内視鏡下
手術において、内視鏡の挿入部先端に取り付けた略円筒
状のフードの中に粘膜を吸引してポリープ状にし、その
基部を高周波スネアを用いて切断する粘膜切除術等に用
いる内視鏡用フードに関する。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、従来の内視鏡用フー
ド21は、略円筒形の透明なキャップ部材22と、この
キャップ部材22を内視鏡3の先端部に装着するための
不透明な固定部材23とから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図10に示すように、
従来の手技では、高周波スネア9を用いて粘膜6の切除
をフード21のキャップ部材22の内部で行っているた
め、大きな粘膜6をキャップ部材22内に吸引した状態
では、隙間がほとんどないために、スネアの操作は極め
て困難であった。また、スネアの操作を容易にしようと
すると、キャップ部材22内部の隙間を大きくする必要
性から、吸引する粘膜6を小さくしなければならず、切
除可能な粘膜6も小さくなってしまうという不具合があ
った。
【0004】また、1つのチャンネルしか持たない内視
鏡を用いた場合は、このチャンネルに高周波スネア9を
挿通すると、吸引したり、他の鉗子を使用することがで
きないために、粘膜6を吸引した後で高周波スネア9を
挿入しなければならず、面倒であるとともに、施術時間
が長くなるという不具合があった。
【0005】本発明は、以上の問題に着目してなされた
もので、通常の内視鏡を使用することができ、かつ比較
的大きな粘膜の一定量を確実、容易に切除可能とするフ
ードを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、略円筒形状を
した透明なキャップ部材と、このキャップ部材を内視鏡
の挿入部先端に固定する固定部材とを有する内視鏡用フ
ードにおいて、チャンネルを前記キャップ部材の外側
で、かつ前記チャンネルの先端側の少なくとも一部を前
記キャップ部材の先端側位置よりも基端側にずらして配
置した
【0007】
【作用】このように構成することにより、吸引しながら
スネア等の鉗子をキャップ部材の外側のチャンネルから
挿通し、使用することができる。
【0008】
【発明の実施形態】以下に、図を参照して本発明の実施
形態について説明する。
【0009】図1乃至図4は本発明の第1実施形態に係
り、図1は本発明のフード1の構成を示す断面図、図2
は図1のAA断面図、図3は高周波スネア9のスネアワ
イヤ9aをキャップ10の外径部に掛けた状態で、内視
鏡先端部に粘膜6を吸着した状態を示す一部断面を有す
るフード部の説明図、図4は高周波スネア9を示す外観
図である。
【0010】図1に示すフード1は、略円筒形状のキャ
ップ10と、このキャップ10を内視鏡3の先端部に固
定する固定部材4で構成されている。キャップ10は、
透明な合成樹脂、例えばアクリル樹脂や、好ましくはポ
リカーボネイト等の透明硬質プラスチックで、又はガラ
ス等で構成されており、内視鏡3の視野範囲を妨げるこ
となく、又粘膜6(図3)に押しつけたり、吸引したと
きに変形しない程度の硬さを有している。
【0011】キャップ10の内面には、内視鏡3の先端
面との当接部に、内視鏡3の外径より僅かに小径で、内
周面の全周に渡ってリング状の係止部11がキャップ1
0と一体に形成してある。
【0012】固定部材4の材質は、合成樹脂や、好まし
くは塩化ビニル、ポリウレタン、フッ素樹脂等の軟質プ
ラスチック、又は弾性材料、好ましくは、ラテックス、
シリコン、イソプレン、ネオプレン等のゴム類からな
り、内視鏡3の先端を傷つけることなく、キャップ10
を内視鏡3に着脱自在となるように構成されている。
【0013】キャップ10と固定部材4は圧入、又は接
着剤等の固定方法、望ましくは、より強固な固定が可能
な超音波、溶剤等による固定方法で固定されており、そ
の接合部7や固定部材4は、内視鏡3の視野範囲外に設
けてある。なお、キャップ10と固定部材4の各内径
は、ほぼ同じ内径、または、キャップ10の内径の方が
僅かに大きくなるように形成されている。
【0014】また、スネアの操作が容易で、且つ大きな
粘膜の切除を可能とするために、キャップ10の外側に
チャンネル12を接着等の手段により固着している。こ
のチャンネル12は、一方の開口部をキャップ10の先
端近傍に配置し、他方の開口部は内視鏡3に沿って、内
視鏡3の有効長とほぼ等しい長さか、又はそれ以上の長
さとなるような位置に設定されている。なお、チャンネ
ル12の先端側はキャップ10よりも僅かに短く、又斜
めにカットされている。
【0015】なお、チャンネル12は、内視鏡3の湾曲
等の動きを妨げないように、可撓性の材料、例えば、フ
ッ素樹脂、塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエチレン等
の軟質合成樹脂を用いて構成するのが望ましい。
【0016】フード1を内視鏡3へ取付ける際は、キャ
ップ10を固定した固定部材4を、内視鏡3の先端部
に、固定部材4が内視鏡3の観察視野範囲に入らない位
置、または内視鏡3の先端面が係止部11に突き当たる
まで挿入する。
【0017】次に、高周波スネア9をキャップ10に組
み込む手順を説明する。図3に示すように、内視鏡3を
患者の体腔内に挿入する前に、フード1のキャップ10
に設けた外付けのチャンネル12に、高周波スネア9を
図示しない手元側より挿入し、チャンネル12の先端部
から突出させる。そして、スネアワイヤ9aの先端のル
ープをキャップ10に被せておく。
【0018】次に、図3に基づいて、フード1を装着し
た内視鏡3を用いて粘膜6を切除する際の手順について
説明する。
【0019】まず、内視鏡3の図示しない操作部を操作
して、フード1を取り付けた内視鏡3を患者の体腔内に
挿入し、フード1のキャップ10の先端開口部を粘膜6
の切除したい部分に移動させる。そして、その先端開口
部を粘膜6に押しつけ、内視鏡3に形成されたチャンネ
ルを通して、図示しない吸引源から吸引することによ
り、粘膜6をキャップ10内に吸引して切除部分を盛り
上げる。
【0020】次に、高周波スネア9を前方へ押し出し
て、スネアワイヤ9aをキャップ10から外し、吸引さ
れずにキャップ10の外に残った粘膜の根元部へ掛け
る。そして、スネアワイヤ9aをスネアシース9bに引
き込んで、切除部分の粘膜を引き絞った後、スネアワイ
ヤ9aに高周波をかけて吸引した粘膜を切除する。
【0021】以上のように構成することにより、スネア
ワイヤ9aを、吸引して盛り上げた粘膜のより根元側に
設定できるため、より大きな粘膜の切除が可能となる。
また、スネア9の操作をフード1の外の広い範囲で行う
ため、スネアの操作を容易にすることができる。更に、
チャンネル12を内視鏡3とは独立して設けたため、内
視鏡3を患者の体腔内に残したまま、高周波スネア9の
挿脱が可能であり、また、吸引用のチャンネルが1つし
かない内視鏡でも使用できる。さらに、スネア9を外し
た後は、空になったチャンネル12を利用して他の鉗子
等を挿入することも可能となる。
【0022】また、内視鏡3の先端面と係止部11を当
接させた場合は、内視鏡3の先端面からキャップ10の
先端面までの距離が常に一定となり、キャップ10内に
引き込まれる粘膜6の量がほぼ一定となるので、常に一
定量の粘膜6を切除することが可能となる。ここで、フ
ード1のキャップ10の内径を10乃至20mmとした場
合は、内視鏡3先端面からキャップ10の先端面までの
距離を10乃至15mmとなるように係止部11の位置を
決めると、穿孔の虞がなく、しかも充分な量の粘膜6の
切除が可能となる。
【0023】ここで、図4に示すように、高周波スネア
9のスネアワイヤ9aとスネアシース9bとの成す角度
をαに設定することにより、内視鏡3を患者の体腔内に
挿入する時や、切除操作時にスネアワイヤ9aがキャッ
プ10から外れてしまい、粘膜の切除ができなくなるこ
とを防止できる。なお、この時の角度αは、粘膜の根元
部へスネアワイヤ9aを位置させて切除を行い易くする
ためには、90゜以上の鈍角とすることが望ましいが、
患者の体腔内に挿入する時等に、不用意にスネアワイヤ
9aがキャップ10から外れることを防止するためには
90゜以下の鋭角が望ましい。従って、内視鏡3と高周
波スネア9を患者の体腔内に挿入する時の操作性と、粘
膜切除時の操作性との両方をバランス良く維持するため
には、約90゜前後の角度で構成するのが最も効果的で
ある。
【0024】図5及び図6は本発明の第2実施形態に係
り、図5は本発明のフード1の構成を示す断面図、図6
は図5のBB断面を示す断面図である。
【0025】本実施形態のフード1は、キャップ部材の
形状が一部異なる点で、第1実施形態と異なっている。
その他、第1実施形態と同様の構成及び作用について
は、同じ符号を付して説明を省略し、異なる点について
のみ説明する。
【0026】本実施形態のフード1は、図5及び図6に
示すように、キャップ14の外側にチャンネル13を形
成し、キャップ14とチャンネル13を一体的に構成し
たものである。
【0027】チャンネル13は、フード1のキャップ1
4と一体に構成され、又チャンネル13は、先端部側は
キャップ14よりも僅かに短くなっており、手元側はキ
ャップ14の端面とほぼ等しい位置に設定されている。
なお、チャンネル13の先端側は斜めにカットされてい
る例を示したが、斜めではなく直角でもかまわない。
【0028】粘膜を切除する手順については、まず内視
鏡3を患者の体腔内に挿入する前に、フード1のキャッ
プ14に一体に設けた外付けのチャンネル13に、高周
波スネア9を手元側より挿入し、チャンネル13の先端
部から突出させる。そして、スネアワイヤ9aの先端の
ループをキャップ14に被せた後、スネアシース9bを
内視鏡3に沿わせた状態で患者の体腔内に挿入する。そ
の後の手順は実施形態1と同じである。
【0029】以上のように構成することにより、第1実
施形態の効果に加えて、チャンネル13がキャップ14
と一体に構成されているため、製造コストを安くするこ
とができる。
【0030】図7は本発明の第3実施形態に係るフード
1の構成を示す断面図である。
【0031】本実施形態のフード1は、第1実施形態の
キャップ部材の先端側に、その外径の一部の全周に凸型
のスネア係止部15を設けたキャップ16で構成したも
のである。なお、凸型部は、キャップ16の外側全周に
あるのが望ましいが、スネアワイヤ9aが外れ難くなっ
ていれば、部分的に切り欠いてあっても、また少なくと
も一個所の突起であっても良い。
【0032】高周波スネア9をキャップ16に組み込む
手順は、内視鏡3を患者の体腔内に挿入する前に、内視
鏡3の先端部に取り付けたフード1のキャップ16に設
けた外付けのチャンネル12に、高周波スネア9を図示
しない手元側より挿入し、チャンネル12の先端部から
突出させる。そして、スネアワイヤ9aの先端のループ
をキャップ16のスネア係止部15よりも手元側に被せ
て、不用意に外れないようにしておく。その後の粘膜を
切除する手順は、第1実施形態と同じである。
【0033】以上のように構成することにより、スネア
ワイヤ9aがスネア係止部15により係止されているた
め、内視鏡3を体腔内に挿入する際に、スネアワイヤ9
aはより外れ難くなる。他の効果は、第1実施形態と同
じである。
【0034】図8は本発明の第4実施形態に係り、フー
ド1の構成を示す断面図である。
【0035】本実施形態のフード1は、第3実施形態の
キャップ部材の外径の一部に設けた凸型のスネア係止部
15を、溝型のスネア係止部17で形成したものであ
る。
【0036】粘膜を切除する手順については、第3実施
形態と同じである。
【0037】以上のように構成することにより、内視鏡
3を体腔内へ挿入する前のスネアワイヤ9aは確実に係
止される。又、スネア係止部17は溝型に構成されてお
り、キャップ18の外径に突起物がないために、内視鏡
3を患者の体腔内に挿入する時は抵抗が少なくなり、挿
入が容易になると共に、患者の苦痛が軽減される。その
他の効果については、第3実施形態と同じである。
【0038】なお、第1乃至第4実施形態において、キ
ャップ部材内径の係止部11は、リング形状の場合につ
いて説明したが、内視鏡3の先端部と当接して位置決め
できる形状であれば、リング形状ではなく、例えばキャ
ップ部材の内周面に少なくとも1箇所の突起で構成して
も良い。また、この突起はなくても本願の主旨、効果は
変わらない。
【0039】また、各実施形態において、キャップ部材
と固定部材を各々1部品の場合で説明したが、少なくと
も一方を2体以上の複数個で構成してもよい。
【0040】更に、各実施例のキャップ部材と固定部材
との接合部7において、キャップ部材の方が固定部材よ
りも径が小さい場合について説明したが、反対に、固定
部材の方がキャップ部材よりも径が小さくてもかまわな
い。
【0041】更に、以上説明した各実施例において、本
願の主旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることが
可能である。
【0042】[付記]以上詳述したように本発明の実施
態様によれば、以下のような構成を得ることができる。
すなわち、 [付記1]略円筒形状をした透明なキャップ部材と、こ
のキャップ部材を内視鏡の挿入部先端に固定する固定部
材とを有する内視鏡用フードにおいて、前記キャップ部
材の外側にチャンネルを配置したことを特徴とする内視
鏡用フード。
【0043】[付記2]付記1項に記載の内視鏡用フー
ドであって、前記チャンネルは可撓性材料で構成されて
いる。
【0044】[付記3]付記1項に記載の内視鏡用フー
ドであって、前記チャンネルはキャップ部材と一体に構
成されている。
【0045】[付記4]付記1項に記載の内視鏡用フー
ドであって、前記キャップ部材の外周にスネア係止部を
設けている。
【0046】[付記5]付記1項乃至4項に記載の内視
鏡用フードであって、前記キャップ部材の内面に、内視
鏡先端部と当接する部分に係止部を設けている。
【0047】[付記6]付記1項乃至4項に記載の内視
鏡用フードであって、前記キャップ部材、または固定部
材は合成樹脂で構成されている。
【0048】[付記7]付記6項に記載の内視鏡用フー
ドであって、前記キャップ部材は透明な硬質プラスチッ
クで構成されている。
【0049】[付記8]付記1項乃至3項に記載の内視
鏡用フードであって、前記キャップ部材は透明な無機材
料で構成されている。
【0050】[付記9]付記8項に記載の内視鏡用フー
ドであって、前記キャップ部材は透明なガラスで構成さ
れている。
【0051】[付記10]付記6項に記載の内視鏡用フ
ードであって、前記固定部材は軟質プラスチックで構成
されている。
【0052】[付記11]付記1項乃至4項に記載の内
視鏡用フードであって、前記固定部材は弾性部材で構成
されている。
【0053】[付記12]付記11項に記載の内視鏡用
フードであって、前記固定部材はゴムで構成されてい
る。
【0054】[付記13]付記12項に記載の内視鏡用
フードであって、前記固定部材は合成ゴムで構成されて
いる。
【0055】[付記14]付記12項に記載の内視鏡用
フードであって、前記固定部材は天然ゴムで構成されて
いる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡用
フードによれば、チャンネルを前記キャップ部材の外側
で、かつ前記チャンネルの先端側の少なくとも一部を前
記キャップ部材の先端側位置よりも基端側にずらして配
置したので、吸引用等のチャンネルが1つしかない内視
鏡でも使用できるとともに、スネアワイヤ9aを、吸引
して盛り上げた粘膜のより根元側に設定できるため、よ
り大きな粘膜の一定量の切除が可能となる。また、スネ
ア9の操作をフード1の外の広い範囲で行うため、スネ
アの操作が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1乃至図4は本発明の第1実施形態に係り、
図1は本発明のフード1の構成を示す断面図。
【図2】図2は図1のAA断面図。
【図3】図3は高周波スネア9のスネアワイヤ9aをキ
ャップ10外径に掛けた状態で、内視鏡先端部に粘膜6
を吸着した状態を示す一部断面を有するフード部の説明
図。
【図4】図4は高周波スネア9を示す外観図。
【図5】図5及び図6は本発明の第2実施形態に係り、
図5は本発明のフード1の構成を示す断面図。
【図6】図6は図5のBB断面を示す断面図。
【図7】図7は本発明の第3実施形態に係るフード1の
構成を示す断面図。
【図8】図8は本発明の第4実施形態に係り、フード1
の構成を示す断面図。
【図9】図9及び図10は従来技術を示す内視鏡用フー
ド1に係り、図9は内視鏡用フードの構成を示す断面
図。
【図10】図10は内視鏡用フードを用いて、粘膜を切
除する状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 フード 3 内視鏡 4 固定部材 6 粘膜 7 接合部 9 高周波スネア 9a スネアワイヤ 9b スネアシース 10、14、16、18、19 キャップ 11 係止部 12、13 チャンネル 15、17 スネア係止部 21 フード 22 キャップ部材 23 固定部材 25 視野範囲

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】略円筒形状をした透明なキャップ部材と、
    このキャップ部材を内視鏡の挿入部先端に固定する固定
    部材とを有する内視鏡用フードにおいて、チャンネルを
    前記キャップ部材の外側で、かつ前記チャンネルの先端
    側の少なくとも一部を前記キャップ部材の先端側位置よ
    りも基端側にずらして配置したことを特徴とする内視鏡
    用フード。
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