JP3017348U - 携行食用簡易セット - Google Patents

携行食用簡易セット

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JP3017348U
JP3017348U JP1995004723U JP472395U JP3017348U JP 3017348 U JP3017348 U JP 3017348U JP 1995004723 U JP1995004723 U JP 1995004723U JP 472395 U JP472395 U JP 472395U JP 3017348 U JP3017348 U JP 3017348U
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邦男 島崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所要の食品と、その食品の量に応じた適量の
用水、適量の燃料等を予めセットとしておくことによ
り、災害時の避難場所においてはもちろんアウトドアー
ライフを楽しむ屋外において、簡単に煮炊きして食する
ことができるようにすること。 【構成】 即席主食品17を真空パックした主食品収納
袋18、スープ,具等の即席副食品19を真空パックし
た副食品収納袋20、割り箸等の補助具21を入れた補
助具収納袋22、水23を真空パックした水収納袋2
4、燃料収納袋27および着火具28を入れた着火具収
納袋29を、アルミ箔等の不燃性材料で形成されかつ開
口周囲に周鍔15を突設してなる鍋bに収容し、その鍋
bを、上側板4に鍋嵌合孔5を開口することができる点
切り線6を設け、底板7に燃料入れ嵌合孔9を開設した
基台8を取り付けてなる箱体aに収容してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、地震等の災害時に避難場所で、あるいはまた、登山,ハイキング, 釣り等のアウトドアーライフを楽しむときに屋外で、簡単に使用するのに好適な 携行食用簡易セットに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、災害時のための保存食品やアウトドアーライフのための携帯食品は、そ れぞれの目的に応じた各種のものが提案されている。また、屋外でも使用できる 携行型燃焼器具も目的に応じた各種のものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
通常、これらの保存食品,携帯食品,燃焼器具等は、各別に用意され、使用に 際し、任意の食品を選択し、そのままで、あるいは必要に応じ燃焼器具を使用し て煮炊きすることにより食しているものであるが、特に、煮炊きを必要とする食 品においては、その種類や量との関係で時間や燃料の燃焼具合を見極めながら適 宜処理しなければならず、意外と厄介なものである。
【0004】 そこで本考案は、目的にあった所要の食品と、その食品の量に応じた適量の用 水、適量の燃料等を予めセットとしておくことにより、災害時の避難場所におい てはもちろんアウトドアーライフを楽しむ屋外において、簡単に煮炊きして食す ることができる携行食用簡易セットを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案携行食用簡易セットは、ラーメン等の即席主食品17を真空パックした 主食品収納袋18、その即席主食品17に適合するスープ,具等の即席副食品1 9を真空パックした副食品収納袋20、割り箸等の補助具21を入れた補助具収 納袋22、ミネラルウォーター等の水23を真空パックした水収納袋24、固形 燃料等の燃料25とともに燃料入れ26を入れた燃料収納袋27およびマッチ等 の着火具28を入れた着火具収納袋29を、アルミ箔等の不燃性材料で形成され かつ開口周囲に周鍔15を突設してなる鍋bに収容し、その鍋bを、上側板4に 鍋嵌合孔5を開口することができる点切り線6を設け、底板7に燃料入れ嵌合孔 9を開設した基台8を取り付けてなる箱体aに収容してなる。
【0006】 上記において、主食品収納袋18と、副食品収納袋20と、補助具収納袋22 と、水収納袋24と、燃料収納袋27および着火具収納袋29を、塩化ビニール 等の透明合成樹脂製で筒状の材料収納袋体cを、所要の間隔で形成したシール部 16により仕切り一連に形成しておくのが好適である。 箱体aとしては、折り畳み式の主蓋2と補助蓋3,3を有する出入口1を設け ると、鍋bおよび材料収納袋体cの出し入れに好都合であるとともに、両側板1 0,10の下辺部に空気孔11,11を開口することができる点切り線12,1 2を設けておくと、燃焼に必要な空気の供給を適切に行うことができる。
【0007】 また、箱体aの両側板10,10に提げ紐14,14を出入自在に挿通してお くと、出荷,輸送,保管等のときはもちろん携行するときに便利である。
【0008】
【作用】
災害時の避難場所において、あるいは、アウトドアーライフを楽しむ屋外にお いて煮炊きするには、箱体に収容している鍋および材料収納袋体を取り出すとと もに、上側板の点切り線で囲繞する部分を切り取って、鍋嵌合孔を開口し、かつ 、必要に応じ、両側板の点切り線で囲繞する部分を切り取って空気孔を開口し、 固形燃料等の燃料を入れた燃料入れを基台の燃料入れ嵌合孔に嵌合し、鍋を、上 記鍋嵌合孔に嵌合することにより箱体の上側板にセットし、それにミネラルウォ ーター等の水を注ぎ、着火具で固形燃料等の燃料に着火することによって、水を 沸騰させ、あとは、慣行にしたがって即席食品を適宜ほぐしながら投入するとと もに、所要時点でスープ,具等の即席副食品を加え、所要時間煮ることによって 、当該即席主食品は簡単かつ確実に食することができる状態となる。
【0009】
【実施例】
以下本考案を図示の実施例について説明するが、当然のことながら本考案はこ の実施例に限られるものではない。
【0010】 aは段ボール,合成樹脂板等の平板で形成した箱体で、それは、一側面の出入 口1に折り畳み式の主蓋2と補助蓋3,3を有し、上側板4に鍋嵌合孔5を開口 することができる点切り線6を設け、底板7に基台8を取り付け、その中央に燃 料入れ嵌合孔9を開設し、両側板10,10の下辺部に空気孔11,11(一方 のみ図示)を開口することができる点切り線12,12(一方のみ図示)を設け 、さらに、同両側板10,10の上辺部に所要の間隔をおいて設けた各1対の透 孔13,13に提げ紐14,14を出入自在に挿通結着してある。
【0011】 bはアルミ箔等の不燃性材料で形成した鍋で、上面開口の周囲に周鍔15を突 設している。この鍋bは、上記鍋嵌合孔5に嵌合し、周鍔15を周囲に係合させ ることによって箱体aの上側板4に支持され、その底部を上記基台8の中央の燃 料入れ嵌合孔9の上方に位置させる。
【0012】 cは塩化ビニール等の透明合成樹脂製の筒状に形成した材料収納袋体で、それ は、所要の間隔で高周波熱接着により形成したシール部16により、ラーメン, そば,うどん等の即席主食品17を真空パックした主食品収納袋18と、その即 席主食品17に適合するスープ,具等の即席副食品19を真空パックした副食品 収納袋20と、割り箸,スプーン,フォーク等の補助具21を真空パックした補 助具収納袋22と、ミネラルウォーター等の水23を真空パックした水収納袋2 4と、固形燃料等の燃料25を収容した燃料入れ26をパックした燃料収納袋2 7と、マッチ等の着火具28をパックした着火具収納袋29とからなる。
【0013】 材料収納袋体cは、上記各シール部16において適宜折り畳んだ積層状態で上 記鍋bに収納され、その鍋bは、上記基台8に載せた状態で箱体aに収容され、 主蓋2と補助蓋3,3によって出入口1が閉じられる。通常この状態において出 荷,輸送または保管されるものである。 上記提げ紐14,14はこれら出荷,輸送等において利用できるのはもちろん であるが、通常は携行に際して、使用するものである。
【0014】 災害時の避難場所において、あるいは、アウトドアーライフを楽しむ屋外にお いて煮炊きするには、まず、箱体aに収容している鍋bおよび材料収納袋体cを 取り出す。上側板4の点切り線6で囲繞する部分を切り取って、鍋嵌合孔5を開 口するとともに、両側板10,10の点切り線12,12で囲繞する部分を切り 取って空気孔11,11を開口する。
【0015】 さらに、材料収納袋体cの燃料収納袋27から燃料25入りの燃料入れ26を 取り出し、それを基台8の嵌合孔9に嵌合する。また、鍋bを、鍋嵌合孔5に嵌 合することにより箱体aの上側板4にセットし、それに水収納袋24のミネラル ウォーター等の水23(およそ500cc)を注ぎ(図5)、着火具収納袋29 から取り出したマッチ等の着火具28で燃料25に着火する。 水が沸騰する(およそ2分)のをまって、その熱湯中に主食品収納袋18内の ラーメン,そば,うどん等の即席主食品17(およそ100g)を適宜ほぐしな がら投入するとともに、所要時点で副食品収納袋20のスープ,具等の即席副食 品19を加え、所要時間煮る(およそ3分)。 これにより、当該即席主食品17は食することができる状態となるから、補助 具収納袋22の割り箸,スプーンまたはフォーク等の補助具21を使用して適宜 食べることができる。
【0016】 なお、水収納袋24のミネラルウォーター等の水23は、煮炊きに使用する以 外に必要に応じ飲料用として使用してもよいこと明らかである。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたところから明らかなとおり、本考案によれば次の効果を奏する。 上側板の点切り線で囲繞する部分を切り取って、鍋嵌合孔を開口し、必要に応 じ、両側板の点切り線で囲繞する部分を切り取って空気孔を開口し、固形燃料等 の燃料を入れた燃料入れを基台の燃料入れ嵌合孔に嵌合し、鍋を、上記鍋嵌合孔 に嵌合することにより箱体の上側板にセットし、それにミネラルウォーター等の 水を注ぎ、着火具で固形燃料等の燃料に着火することによって、水を沸騰させ、 あとは、慣行にしたがって即席食品を適宜ほぐしながら投入するとともに、所要 時点でスープ,具等の即席副食品を加え、所要時間煮ることによって、当該即席 主食品は簡単かつ確実に食することができる状態となる。
【0018】 すなわち、本考案セットは、従来のように各別に用意されたものの中から任意 に種類とか量とかを選択し、その種類や量との関係で時間や燃料の燃焼具合を見 極めながら煮炊きする面倒がないもので、災害時の避難場所やアウトドアーライ フを営む屋外で比較的短い時間で煮炊きするのに好適なものである。 したがって、収納物のメニューの異なるセットを多数用意してさえおけば、そ の中の任意のセットを選択し、あとは極めて簡単に煮炊きできるから、特に老人 や子供に好適であると認められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の縦断面図である。
【図2】同上の箱体の斜視図である。
【図3】同上の材料収納袋体の拡げた状態の平面図であ
る。
【図4】鍋嵌合孔および通気孔を開設するとともに燃料
入れをセットした箱体と、鍋、およびたがいに分離した
主食品収納袋,水収納袋ならびに副食品収納袋を示す斜
視図である。
【図5】上記の燃料入れをセットした箱体に、さらに、
鍋をセットし、水を入れた状態の縦断面図である。
【図6】セットを終え実際に煮炊きしている状態の斜視
図である。
【符号の説明】
a 箱体 b 鍋 c 材料収納袋体 1 出入口 2 主蓋 3 補助蓋 4 上側板 5 鍋嵌合孔 6 点切り線 7 底板 8 基台 9 燃料入れ嵌合孔 10 側板 11 空気孔 12 点切り線 13 透孔 14 提げ紐 15 周鍔 16 シール部 17 即席主食品 18 主食品収納袋 19 即席副食品 20 副食品収納袋 21 補助具 22 補助具収納袋 23 水 24 水収納袋 25 燃料 26 燃料入れ 27 燃料収納袋 28 着火具 29 着火具収納袋

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラーメン等の即席主食品を真空パックした
    主食品収納袋、その即席主食品に適合するスープ,具等
    の即席副食品を真空パックした副食品収納袋、割り箸等
    の補助具を入れた補助具収納袋、ミネラルウォーター等
    の水を真空パックした水収納袋、固形燃料等の燃料とと
    もに燃料入れを入れた燃料収納袋およびマッチ等の着火
    具を入れた着火具収納袋を、アルミ箔等の不燃性材料で
    形成されかつ開口周囲に周鍔を突設してなる鍋に収容
    し、その鍋を、上側板に鍋嵌合孔を開口することができ
    る点切り線を設けているとともに底板に燃料入れ嵌合孔
    を開設した基台を取り付けた箱体に収容してなることを
    特徴とする携行食用簡易セット。
  2. 【請求項2】主食品収納袋と、副食品収納袋と、補助具
    収納袋と、水収納袋と、燃料収納袋および着火具収納袋
    を、塩化ビニール等の透明合成樹脂製で筒状の材料収納
    袋体を、所要の間隔で形成したシール部により仕切り一
    連に形成してなることを特徴とする請求項1記載の携行
    食用簡易セット。
  3. 【請求項3】箱体が、出入口に折り畳み式の主蓋と補助
    蓋を有し、両側板の下辺部に空気孔を開口することがで
    きる点切り線を設けてなることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の携行食用簡易セット。
  4. 【請求項4】箱体が、両側板に提げ紐を出入自在に挿通
    してなることを特徴とする請求項1,2または3記載の
    携行食用簡易セット。
  5. 【請求項5】出入口に折り畳み式の主蓋と補助蓋を有
    し、上側板に鍋嵌合孔を開口することができる点切り線
    を設け、底板に燃料入れ嵌合孔を開設した基台を取り付
    け、両側板の下辺部に空気孔を開口することができる点
    切り線を設け、同両側板に提げ紐を出入自在に挿通して
    なる箱体と、 アルミ箔等の不燃性材料により形成されかつ開口の周囲
    に周鍔を突設してなる鍋と、 ラーメン等の即席主食品を真空パックした主食品収納袋
    と、その即席主食品に適合するスープ,具等の即席副食
    品を真空パックした副食品収納袋と、割り箸等の補助具
    を真空パックした補助具収納袋と、ミネラルウォーター
    等の水を真空パックした水収納袋と、燃料とともに燃料
    入れをパックした燃料収納袋と、マッチ等の着火具をパ
    ックした着火具収納袋とを、所要の間隔で高周波熱接着
    により形成したシール部により仕切ってなる塩化ビニー
    ル等の透明合成樹脂製で筒状の材料収納袋体とからな
    り、 材料収納袋体が、各シール部において適宜折り畳んだ積
    層状態で上記鍋に収納され、その鍋が、基台に載せた状
    態で箱体に収容されていることを特徴とする携行食用簡
    易セット。
JP1995004723U 1995-04-24 1995-04-24 携行食用簡易セット Expired - Lifetime JP3017348U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055984U (ja) * 1991-07-05 1993-01-29 淡路技建株式会社 防振アジヤスト式床支持脚
CN108926246A (zh) * 2017-05-22 2018-12-04 聂怀军 一种煮饭器及其控制方法

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JPH055984U (ja) * 1991-07-05 1993-01-29 淡路技建株式会社 防振アジヤスト式床支持脚
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