JPH0426378Y2 - - Google Patents

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JPH0426378Y2
JPH0426378Y2 JP1982129281U JP12928182U JPH0426378Y2 JP H0426378 Y2 JPH0426378 Y2 JP H0426378Y2 JP 1982129281 U JP1982129281 U JP 1982129281U JP 12928182 U JP12928182 U JP 12928182U JP H0426378 Y2 JPH0426378 Y2 JP H0426378Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ピラフ、チヤーハン、おこわ等の米
飯と共に味噌汁、スープ、お吸い物等の汁とを別
個にしてかつ一体に組合せて収容すると共に、摂
食時に片手で把持して米飯と汁とをそれぞれ両方
摂食し得るようにした容器に関するものである。
〔従来技術と解決すべき課題〕
ピラフ、チヤーハン等はスープ、米飯は味噌
汁、おこわはお吸い物、お茶等、米飯類は飲み物
を添えて摂食することがその摂食習慣から好まれ
ている。そしてこれらは通常別々の容器に収容し
て、それぞれの容器をテーブル等の台上に載置し
て適宜それぞれの収納容器を把持して食するのが
一般的である。しかるに近年冷凍食品の普及に伴
ない、これらピラフ、チヤーハン、おこわ等も冷
凍米飯として極めて多く市販され、多くの人々に
好まれて来ている。そしてこれらは保存の容易さ
と調理の簡便さから、一般家庭のみならず、野球
場、遊園地、劇場等々の娯楽場で手軽な調理食品
として使用されるようになつてきている。しかし
ながらこのような上記の娯楽場では観覧しつつあ
るいは活動しながら食することから、テーブル等
の容器を載置する台が設備されていないのが実状
であり、それ故常に収納容器を手で把持している
か、適宜な空地に置くかすることとなる。このた
め二個以上の収納容器を取り扱うのは極めて繁雑
である。このようなことから、米飯に添える汁物
が省かれて単に米飯のみを食することとなり、摂
食嗜好を低減する不都合があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上述の如き現状に鑑みなされたもの
で、その目的とするところは、米飯類とこれに添
えると好ましい汁物等をそれぞれ一体容器に収納
して片手によつて把持して両方をそれぞれ食する
ことを可能とするもので、上部が開口し、有底な
内容器、外容器をそれぞれ内外にして嵌合組合せ
た際それぞれの底部の間に空間が生じるよう着脱
自在に嵌合してなると共に、嵌合組合せ時に前記
底部間の空間が、内外容器の側壁間を経て上部開
口で外部と連通するよう、外容器内壁面に上下に
沿つて凹状となり外方に突出する条溝を形成して
内容器と外容器との接触部面の一部に上下にのび
る空隙通路を形成し、更に内容器の開口の周囲縁
端に沿つて外容器の開口より大きな径を有し、か
つ前記外容器の凹条溝の上方開口を覆う鍔部を形
成し、該鍔部の凹条溝に対応する部分に切り欠き
可能な切り欠き部を設けたことを特徴とする食品
収納容器である。
〔実施例〕
以下、本考案の食品収納容器を図面により説明
する。
第1図乃至第3図は本考案の食品収納容器の一
実施例を示すもので、第1図に示す如く食品収納
容器は内容器10と外容器20とよりなり、これ
らの容器10,20は例えば逆円錐台形状コツプ
の如き形状を呈し、それぞれ内容器10、外容器
20には上方に開口11,21を有し、又下方に
は底部12,22を有している。そして内容器1
0の上部外周径は外容器20の開口21と略同じ
か、やや小さな径を有している。又内容器10の
筒長を外容器20よりも短く形成している。
そして外容器20の内壁には上部開口21から
底部22に向けて上下に沿つて凹条溝23が外方
に向けて突出するよう形成されている。
また、内容器10の開口11の周囲縁端に沿つ
て外容器20の開口21より大きな径を有し、か
つ外容器20の凹条溝23の上方開口を覆う鍔部
16が形成されている。そしてこの鍔部16の凹
条溝23の上方開口に対応する部分には、凹条溝
23の上方開口に合わせて切り欠き部17が切り
欠き可能に設けられている。
このように形成した内容器10および外容器2
0は、内容器10に設けた鍔部16が外容器20
の開口21に懸架されて、内容器10を外容器2
0内に嵌合組合さつて係止する。そして内容器1
0と外容器20は、第2図に示すように、例えば
冷凍食品では内容器10に冷凍米飯類Aを収納
し、又外容器20には凍結スープ類Bを収納す
る。また内容器10を外容器20に嵌合すると内
容器10の底部12と外容器20の底部22との
間に空間Zが生じて内、外容器10,20が一体
的に組合される。しかも内容器10と外容器20
との壁間には、外容器20の内側壁に上下に沿つ
て設けた凹条溝23によつて、空間Zと外部と連
通する空隙通路Yが形成される。このようにして
内容器10に冷凍米飯A、外容器20にスープ類
Bを収容してこれらを一体に組合せて嵌合した
後、内容器10の鍔部16にシール部材を貼着す
る等して内容器10の開口11を塞げば保存用に
適し、この状態で冷凍庫に保存すればよい。
次にこれを食する時は、この食品収納容器を冷
凍庫より取り出し必要に応じてシール14を開封
して電子レンジや蒸し器等の適宜な加熱手段によ
り冷凍米飯Aや冷凍スープ類Bを解凍、加熱す
る。ついで鍔部16の切り欠き部17を切り欠
き、内容器10と外容器20との壁間に形成され
ている空隙通路YにストローXを挿入する。この
ようにして、この考案の食品収納容器を片手に把
持し、他方の手に箸、フオーク等を持ち、米飯類
Aを摂食すると共に、前記挿入したストローXに
より空間Zに収容してあるスープ類Bを吸飲する
ことが出来る。尚上記ストローXは、スプーンの
柄の中が中空であるストロー兼用スプーンを用い
ればより効果的である。かくして本考案の食品収
納容器を使用すると、米飯とスープ類を収容した
それぞれの容器をテーブル等の置台に置くことな
くそれぞれを容易に食し得るので、置台のない野
球場等で観覧しながら手軽に食すことが出来て、
極めて便利である。しかも外容器20に上下に沿
つて設けた凹条溝23の外壁が外方に突出してい
るので、把手の役目を果して容器の把持を極めて
安定して遂行し得る。
尚上記実施例では冷凍米飯、冷凍スープとの冷
凍保存食品の利用について示したが、これに限定
されるものでなく、炊飯調理した米飯やスープ、
茶等盛り合せて直ちに食する場合、又乾燥食品や
固形食品等とスープ等の組合せ食品のいかなる食
品にでも利用し得ることは勿論である。
以上は特に開口が円形の円錐あるいは円筒形状
の容器について詳述したが、本考案はこれら円錐
あるいは円筒状容器に限定されるものでなく開口
が角形の角錐あるいは角筒状の容器でも同様な作
用効果を得ることが出来る。例えば第3図には開
口が角形の例えば逆四角錐台状容器を例示してあ
る。即ち内容器30及び外容器40を逆四角錐台
状としたので、その開口31,41は相似した開
口形状を有していてその開口の大きさは内容器3
0の上部外径を外容器40の開口41と略同じ
か、やや小さくすると共に、その開口31周囲に
前記実施例と同様に鍔部36及び切り欠き部37
を形成している。そして、内容器30の外容器4
0に嵌合組合せた時、内容器30の外容器40へ
の嵌合部の筒長が外容器40の筒長より短くして
形成されている。そして第3図では外容器40の
内側壁面に沿つて上下に内壁に凹条溝33を形成
するよう外壁を突出したものである。
このように角形形状の容器でも、上記した内容
器30を外容器40に嵌合組合せて一体化する
と、内容器30の底部32と外容器40の底部4
2との間に空間Zが生じ、かつ上記外容器40の
凹条溝33に沿つて上記底部の空間Zと外部とが
連通する空隙通路Yが形成されて嵌合組合され
る。それ故この空隙通路Yに沿つてストローXを
挿入すれば円筒容器と同様に米飯とスープとを凹
条溝33を形成した外壁に突出した部分を把手と
して容器を片手で把持して、手軽に食することが
出来る。尚、角筒状容器にすること及び係止手段
についても、上記した第1図の如き円形開口容器
と同様な手段を用いることは勿論である。
本考案の食品収納容器の材料はカートン紙、ク
ラフト紙、発泡スチロール、プラスチツク、金
属、陶磁器材料等の従来公知の種々の材料を用い
ることが出来、材料によつて限定されるものでは
ない。また加熱、加温されて飲食する飲食物を収
容する場合は、発泡スチロールの如き断熱材料を
用いた容器とすることが好ましい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の食品収納容器は、
内容器と外容器にそれぞれの底部の間に空間を設
けて着脱自在に嵌合組合せて一体構造とすると共
に、嵌合組合せた内容器と外容器との壁間に、前
記底部間に形成された空間と外部とが連通するよ
う外容器の容器内側壁に上下にのびる凹条溝をそ
の外壁が容器外方に突出するよう設けて空隙通路
を形成せしめたので、米飯およびスープ等飲み物
の如き固形物と液状物とを別個にかつ一体構造の
容器に収容し得ると共に、食する時に上下凹条溝
を形成した容器外壁の上下にのびる突出部を把手
としてこれを片手に把持して米飯類とスープ類と
を適宜飲食することが可能となる。その結果、野
球場や競馬場、遊園地等の娯楽場で適切な載置場
所が設けられていない場所においても、観覧しな
がらこれら米飯類とスープ等飲み物を一体容器で
極めて手軽に飲食することが出来る。また冷凍食
品の如き保存食品の保存にも組合せて保存し得る
ので極めて便利である。
しかも、前記凹条溝は、外容器外に突出した突
条内に形成しているので、容器の収納容積を減ず
ることはない。
また、内容器の開口の周囲縁端に沿つて外容器
の開口より大きな径を有し、かつ前記外容器の凹
条溝の上方開口を覆う鍔部を形成し、該鍔部の凹
条溝に対応する部分に切り欠き可能な切り欠き部
を設けたので、内容器を外容器内に嵌合すること
により、内容器の鍔部で凹条溝の開口を塞ぐこと
ができると共に、飲食に供する直前に切り欠き部
を切り欠いて外容器内の液状物を吸引することに
より、液状物への塵埃の侵入が極力防止され、ま
た切り欠き部が鍔部に一体形成されるため、その
製造が容易であり、しかも鍔部にシート部材を貼
着することにより、内容器の開口を塞ぐことがで
き、簡単に衛生的な保存用の容器とすることがで
きる。
更に、本考案の容器は内、外容器を嵌合して一
体として構成するので、別種の食品を充填する場
合、それぞれ内、外容器を適宜離間し得て、その
充填作業が一容器で中仕切りした容器より極めて
容易であり作業能率を向上せしめる効果も生じ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は内容器と外容器との分解斜視図、第2
図は食する際の組立斜視図、第3図は内容器と外
容器との別の実施例を示す分解斜視図である。 10,30……内容器、20,40……外容
器、11,21,31,41……開口、12,2
2,32,42……底部、16,36……鍔部、
17,37……切り欠き部、23,33……凹条
溝、Y……空隙通路、Z……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内容器を外容器に着脱自在に嵌合組合せてな
    り、かつ嵌合時に内容器と外容器との底部で外容
    器内に空間部が形成されるよう内容器の外容器へ
    の嵌合部筒長を外容器の筒長より短く形成すると
    共に、外容器の内側面壁に上下に沿つて接触面部
    に対して凹状となるようその外壁が外容器外方に
    突出する凹条溝を設けて内容器と外容器嵌合側面
    壁間に前記空間部と外部とが連通する空隙通路を
    形成せしめ、更に内容器の開口の周囲縁端に沿つ
    て外容器の開口より大きな径を有し、かつ前記外
    容器の凹条溝の上方開口を覆う鍔部を形成し、該
    鍔部の凹条溝に対応する部分に切り欠き可能な切
    り欠き部を設けたことを特徴とする食品収納容
    器。
JP12928182U 1982-08-27 1982-08-27 食品収納容器 Granted JPS5932671U (ja)

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JPS5932671U JPS5932671U (ja) 1984-02-29
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