JP3017101B2 - 薬剤タブレットの試験方法及び装置 - Google Patents

薬剤タブレットの試験方法及び装置

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JP3017101B2
JP3017101B2 JP8232425A JP23242596A JP3017101B2 JP 3017101 B2 JP3017101 B2 JP 3017101B2 JP 8232425 A JP8232425 A JP 8232425A JP 23242596 A JP23242596 A JP 23242596A JP 3017101 B2 JP3017101 B2 JP 3017101B2
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ドナルド・アール・シェイファー
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医薬錠剤(タブレ
ット)を検査するための装置に関する工程と、特に、医
薬錠剤(以下、単に「錠剤」とも称する)の厚さ、重量
及び硬さ等の品質管理検査を実施するのに適する装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】医薬錠剤の品質を維持する工程と、品質
証明書を発行するために、製薬会社は、医薬錠剤の製造
ロットの抜取り部分に物理的検査を実施しなければなら
ない。これらの抜取り錠剤は、製造ラインから不規則に
選択される場合もあり、あるいは、より正確な管理され
たスケジュールに従って選択される場合もある。検査の
ために抜取られた錠剤は、それらの錠剤がFDA(米国
の食品医薬品局)の医薬錠剤のための承認を求めるに当
って製薬会社自体が定めた基準に合致しているかどうか
を確認するために一定の物理的及び化学的検査を受け
る。
【0003】医薬錠剤に実施される物理的検査には、厚
さ、重量及び硬さの測定がある。医薬錠剤の厚さ、重量
及び硬さは、医薬錠剤の溶解性並びに個々の医薬錠剤に
含まれる薬品の用量を決定する重要な物理的基準であ
る。各錠剤に含まれる薬品の用量及び錠剤の溶解性は、
FDAの医薬品承認を求めるに当って製薬会社が定めた
基準に合致していなければならない。
【0004】錠剤の物理的検査を自動化するために、従
来から専用の装置が開発され、販売されている。そのよ
うな装置は、錠剤を受取り、それらを各々厚さ、重量及
び硬さ測定のための3つの個別検査ステーション(検査
部)を通して順次に搬送するように設計されている。こ
れらの検査ステーションは、装置の頂面に沿って直線経
路上に、あるいは、円形即ち回転経路に沿って配置され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような自動装置に
しばしば随伴する問題は、医薬錠剤をその硬さ検査のた
めに整列させることである。FDAの承認を求める場
合、製薬会社は、錠剤を所定の軸線に沿って、通常は錠
剤の最長斜め軸線に沿って破砕することによって検査す
る。従って、自動検査装置は、その硬さテスター(検査
部)が各錠剤を同じ所定の軸線に沿って破砕するように
錠剤を硬さテスター内に正しく整列させなければならな
い。錠剤は、硬さテスター内に正しく整列されていない
と、異なる軸線に沿って破砕されることになり、その結
果、不正確な硬さ測定値を発生する可能性がある。従っ
て、錠剤を所定の軸線に沿って破砕するのに必要とされ
る力が測定されるように不規則な形状の錠剤を硬さテス
ター内に自動的に正しく位置づけする装置を求める要望
がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、フィーダー(供給装置)によって錠剤を
装置内へ搬送するようになされた医薬錠剤検査装置にお
いて、錠剤を複数の検査ステーションへ搬送するための
直線状案内トラック(軌道)を設ける。この直線状案内
トラックは、フィーダーから錠剤を受取り、各検査ステ
ーションへ搬送するための複数の受入れ凹所(以下、単
に「凹所」とも称する)を備えている。直線状案内トラ
ックに設けられた第1凹所は、錠剤を受取って錠剤厚さ
テスター(検査ステーション)へ搬送する。直線状案内
トラックの第2凹所は、錠剤を厚さテスターから重量テ
スターへ搬送する。最後に、直線状案内トラックの第3
凹所は、錠剤を重量テスターから硬さテスターへ搬送す
る。
【0007】錠剤を整列させるために、錠剤硬さテスタ
ーは、回転自在のプラテンを備えており、最初にその上
に錠剤を載せる。カメラのような視覚識別器によってプ
ラテン上の錠剤の向きを記録する。この錠剤の視覚的に
識別された向きをそれと同様な形状の錠剤に関して定め
られた適正な向きと比較する。次いで、その錠剤がその
所定の向きと一致する向きに配向されるまでプラテンを
回転させる。次いで、適正向きに配向された錠剤の破砕
軸線の一方の側に位置する一側面を支持するようにアン
ビルを位置づけする。次に、錠剤に破砕力を与えるラム
を錠剤のアンビルのある側とは反対側から錠剤の破砕軸
線の他方の側に位置する他方の側面に位置づけして、ラ
ムとアンビルの両方を錠剤に接触させる。次いで、ラム
をアンビルによって支持された錠剤に圧接して錠剤が破
砕されるまで押圧し、錠剤を破砕するのに要した力を測
定し記録する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態による
医薬錠剤検査装置10は、図1に示されている。この装
置10は、錠剤を装置10へ導入するためのシュート1
4を有するフィーダー12を備えている。シュート14
に設置されているセンサー16は、フィーダー12から
装置10へ錠剤が通過したことを知らせるためのもので
ある。錠剤は、直線状案内トラック(軌道)20に設け
られた受入れ凹所18によって受取られる。図示の実施
形態では、直線状案内トラック20は、凹所18の他
に、更に凹所22,24を備えている。直線状案内トラ
ック20は、受取りステーション26から検査ステーシ
ョン28,30,32へ医薬錠剤36を搬送する。直線
状案内トラック20は、頂面も底面も有していないもの
が好ましく、従って、凹所18,22,24は、頂面も
底面も有しておらず、側壁だけで形成されたチャンバー
である。別法として、医薬錠剤をシュート14から検査
ステーション26へ直接送給するように構成してもよ
く、その場合は、受取りステーション26を省除するこ
とができる。
【0009】直線状案内トラック20は、装置10に対
して昇降するようになされた垂直割出し器34上で直線
的に移動するようになされている。錠剤を搬送するに当
っての直線状案内トラック20及び垂直割出し器34の
運動は、図2〜8に概略的に示されている。以下に、錠
剤を搬送するに当っての直線状案内トラック20及び垂
直割出し器34の作動を説明する。
【0010】作動において、図2に示されるように、第
1錠剤36が直線状案内トラック20の凹所18を通し
て受取りステーション26内へ導入される。第2錠剤3
8は、既に、厚さ検査ステーション(「厚さテスター」
とも称する)28へ搬送されており、第3錠剤40は、
既に、重量検査ステーション(「重量テスター」とも称
する)30へ搬送されている。センサー16(図1)
は、錠剤36が受取りステーション26に到達したこと
を知らせる信号を発信する工程と、それによって直線状
案内トラック20及び垂直割出し器34の作動を開始さ
せる。
【0011】図3に示されるように、直線状案内トラッ
ク20が垂直割出し器34に沿って水平方向に最初の直
線摺動を行い、それによって凹所18は第1錠剤36を
受取りステーション26から錠剤厚さ検査ステーション
28へ搬送する。それと併行して、凹所22は、第2錠
剤38を錠剤厚さ検査ステーション28から錠剤重量検
査ステーション30へ搬送する工程と、凹所24は、第
3錠剤40を錠剤重量検査ステーション30から錠剤硬
さ検査ステーション32へ搬送する。
【0012】錠剤36,38,40をそれぞれ検査ステ
ーション28,30,32内に適正に位置づけするため
に、垂直割出し器34は、その上に直線状案内トラック
20を担持したまま図4に示されるように上昇する。そ
の後、図5に示されるように、直線状案内トラック20
は、垂直割出し器34に対して水平方向に関し元の位置
に戻る。次いで、図6に示されるように、垂直割出し器
34が下降する工程と、その元の位置に戻る。次いで、
図7に示されるように、直線状案内トラック20は、1
つの検査ステーションの幅のほぼ2分の1だけ前進する
(図でみて左方へ移動する)。この移動によって直線状
案内トラック20は、その凹所22,24及び該直線状
案内トラックの前端壁によりそれぞれ錠剤36,38,
40を検査ステーション28,30,32上に心合させ
る(正しく又は中心に位置づけする)。次いで、直線状
案内トラック20は、図8に示される元の位置に戻り、
その位置で検査のための次の錠剤を受取ることができ
る。
【0013】本発明の装置10においては、図9に示さ
れるように、錠剤36の厚さは、厚さ検査ステーション
28において発光器(図示せず)によって測定される。
この測定は、錠剤36が図3に示されるように厚さ検査
ステーション28内に導入されたとき行われる。錠剤3
6は、発光器から発せられる光の一部を遮るので、光セ
ンサー42に到達した光の減少量を測定することによっ
て錠剤36の厚さが分かる。厚さ検査ステーション28
が適正に作動することができるようにするためには、凹
所18は、側壁の無い設計とするか、あるいは、光の透
過を妨げない透明な材料で側壁を形成しなければならな
い。
【0014】2番目のステーションは、重量検査ステー
ション30とすることが好ましい。重量の測定は、錠剤
38が図8に示されるように重量検査ステーション30
内に心合されるまでは実施されないようにすることが好
ましい。錠剤38の重量測定は、例えばメトラー社によ
ってAM50という商品名で製造されている秤りのよう
な典型的な秤り44によって行われる。
【0015】錠剤38の重量が測定された後、錠剤40
の硬さを硬さ検査ステーション32内で測定することが
できる。図10に示されるように、硬さ検査ステーショ
ン32は、モータ48(図1)によって駆動される回転
自在のプラテン46を備えており、錠剤40は、プラテ
ン46上に心合される。カメラ50は、その視野がプラ
テン46上に心合するように位置づけされている。図1
〜9に示される実施形態では、カメラ50は、ステーシ
ョン32に対して下向きに向けられているが、別法とし
て、カメラ50を硬さ検査ステーション32の表面に平
行に向け、プリズム(図示せず)を用いてカメラ50の
視野を下向きにプラテン46上に心合させるようにして
もよい。この目的には任意のタイプのビデオカメラを用
いることができるが、RAGY CCDカメラが錠剤4
0を整列(正しい位置又は向きに位置づけする)させる
のに必要な目視検査作業を実施するのに適していること
が認められた。
【0016】カメラ50は、回転自在プラテン46の表
面上の錠剤40の向きを記録する。モータ48は、錠剤
40が硬さ検査のための適正な向きに整列される(配向
される)ようにプラテン46を回転させる。錠剤40が
適正に配向されると、錠剤に加えられる破砕力が所定の
軸線に沿うように(この例では錠剤の最長斜め軸線に沿
うように)設定されている。図12、12は、この原理
を例示する。即ち、図12には、破砕軸線56を有する
不規則形状の錠剤54が示されており、図13には、破
砕軸線60を有する不規則形状の錠剤58が示されてい
る。図12、13は、錠剤をその最長斜め軸線に沿って
破砕することを例示しているが、錠剤の任意の軸線を所
定の破砕軸線として選択することができる。
【0017】錠剤が適正に配向されるようにプラテン4
6が回転されたならば、アンビル64(図10)が錠剤
40の一方の側面に破砕軸線に沿って接触するように位
置づけされる。次いで、ラム62が、錠剤の他方の側面
に破砕軸線に沿って接触するように位置づけされる。ラ
ム62とアンビル64とが互いに突合せ関係に位置づけ
されたならば、錠剤40が破断されるまで、ラム62に
加えられる力、又はラム62とアンビル64の両方に加
えられる力を漸進的に増大させ、錠剤40を破砕させる
のに要した力を測定し、記録する。
【0018】錠剤40をプラテン46上に適正に配向す
るために、カメラ50によって記録された錠剤40の画
像を、ソフトウエアによって駆動される処理ユニットに
よって処理する工程と、その錠剤40の向きをそれと同
様の形状の錠剤の所定の適正な向きと比較する。この処
理ユニットは、いろいろな形状の錠剤の所定の向きに関
するデータを記憶している。錠剤40が適正に配向され
たならば、カメラ50が錠剤40の向きを記録する工程
と、処理ユニットがその位置上方を用いてラム62及び
アンビル64を前進させて錠剤40に接触させる。
【0019】図1、11及び14に示されるように、装
置10のあらゆる部品の動きを制御するためにステップ
モータを用いることが好ましい。あるいは、それらのモ
ータは、クラッチを用いない直接駆動モータとすること
ができる。第1モータ48は、上述したようにプラテン
46を回転させる。第2モータ52は、硬さ検査を実施
するためのモータである。硬さ検査においては、錠剤4
0を破砕させるのに要する力をモニターしながらラム6
2とアンビル64を用いて錠剤40を破砕する。錠剤4
0を破砕させるのに要した最大限の力がその錠剤の硬さ
を表す。2つの電磁クラッチ66,68を用いて、ラム
62とアンビル64をそれぞれ独立して作動させること
ができるようにする。もちろん、両方の電磁クラッチを
係合させれたラム62とアンビル64を同時に作動させ
ることもできる。
【0020】硬さ検査用モータ52は、時計回り方向に
回転すれば、ラム62を硬さ検査ステーション(チャン
バー)32の中心に向けて前進させ、反時計回り方向に
回転すれば、ラム62を硬さ検査ステーション32の中
心から後退させるように配線されている。同様にして、
アンビル64も、モータ52の時計回り方向回転と反時
計回り方向回転によって硬さ検査ステーション32に対
してそれぞれ進退される。ラム用クラッチ66とアンビ
ル用クラッチ68の両方が係合されると、硬さ検査用モ
ータ52の時計回り方向の回転によりラム62とアンビ
ル64の両方が互いに接近する方向に前進せしめられ
る。
【0021】第3モータ70は、直線状案内トラック2
0の割出しを制御するためのモータである。このモータ
70は、水平割出しボルト74に固定された水平割出し
ねじを駆動する。即ち、モータ70が回転すると、目地
74を回転させ、それによってボルト74を垂直割出し
器34に対して直線的に移動させる。ボルト74は、水
平割出し追従子76を介して直線状案内トラック20に
連結されており、それによって、モータは、直線状案内
トラック20の水平直線運動を制御する。別法として、
直線状案内トラック20の水平直線運動を行わせ制御す
るためにベルト又はソレノイドを用いることもできる。
【0022】第4モータ78は、垂直割出し器34の運
動を制御するためのモータである。図11及び14に示
されるように、モータ78は、垂直カム80及びカム従
節82に作用して垂直スライドブロック84を昇降させ
る。垂直スライドブロック84は、垂直割出し器34に
連結されており、垂直割出し器34を昇降させる。別法
として、垂直割出し器34の昇降(垂直)運動を行わせ
制御するためにベルト又はソレノイドを用いることもで
きる。
【0023】第5モータは、図に示されていないが、錠
剤フィーダー12のための専用モータである。フィーダ
ー12は、モータからクラッチを介さず直接駆動され
る。フィーダー12は、錠剤を1個づつ錠剤検査装置1
0内へ落される。詳述すれば、フィーダー12は、それ
が時計回り方向と反時計回り方向に交互に回転されるこ
とにより生じる振動を利用する工程と、1個の錠剤が落
下するまで、あるいは、所定の時間が経過するまで回転
を繰返しながら漸次回転量を大きくしていく。
【0024】受入れ凹所18,22,24の使用は、錠
剤を特定の検査ステーションに拘束するのに有用である
ことが認められた。丸い錠剤は、特に転がり易いが、受
入れ凹所18,22,24の使用は、検査すべき錠剤を
各検査ステーションの上方に位置する凹所内に閉じ込め
ることを可能にする工程と、かつ、1つの検査ステーシ
ョンから次の検査ステーションへの錠剤の整然とした搬
送を可能にする。更に、受入れ凹所と垂直割出し器34
の使用は、硬さ検査ステーション32において生じるチ
ップ(砕片)が重量検査ステーション30において実施
される測定に干渉するのを防止する。
【0025】装置10は、錠剤をその形状に基づいて整
列させることに加えて、錠剤をその表面特性(例えば、
丸薬の場合、その表面の二等分線)に基づいて整列させ
るように構成することもできる。そのような表面特性を
識別するには、自動焦点合わせ機能を有するカメラ50
が必要とされる場合があろう。装置10は、そのような
表面特性を用いて、プラテン46の回転を制御して錠剤
を正しく整列させることができる。
【0026】以上、本発明を実施形態に関連して説明し
たが、本発明は、ここに例示した実施形態の構造及び形
状に限定されるものではなく、本発明の精神及び範囲か
ら逸脱することなく、いろいろな実施形態が可能であ
り、いろいろな変更及び改変を加えることができること
を理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の医薬錠剤検査装置の好ましい
実施形態の一部断面による正面立面図である。
【図2】図2は、図1の医薬錠剤検査装置に用いられる
好ましい錠剤搬送機構の概略断面図であり、錠剤を検査
ステーションから検査ステーションへ搬送する最初の工
程を示す。
【図3】図3は、図2と同様の概略図であるが、医薬錠
剤検査装置の次の作動工程を示す。
【図4】図4は、図2と同様の概略図であるが、医薬錠
剤検査装置の更に次の作動工程を示す。
【図5】図5は、図2と同様の概略図であるが、医薬錠
剤検査装置の更に次の作動工程を示す。
【図6】図6は、図2と同様の概略図であるが、医薬錠
剤検査装置の更に次の作動工程を示す。
【図7】図7は、図2と同様の概略図であるが、医薬錠
剤検査装置の更に次の作動工程を示す。
【図8】図8は、図2と同様の概略図であるが、医薬錠
剤検査装置の更に次の作動工程を示す。
【図9】図9は、図1の医薬錠剤検査装置に用いられる
厚さテスターの好ましい実施形態の断面図である。
【図10】図10は、図1の医薬錠剤検査装置に用いら
れる硬さテスターの好ましい実施形態の上面図である。
【図11】図11は、図1の医薬錠剤検査装置の一部断
面による上面図である。
【図12】図12は、第1錠剤の概略透視図であり、錠
剤の破砕軸線を示す。
【図13】図13は、第2錠剤の概略透視図であり、錠
剤の破砕軸線を示す。
【図14】図14は、図1の医薬錠剤検査装置に用いら
れる垂直割出し器を駆動するための機構の概略図であ
る。
【符号の説明】
10:医薬錠剤検査装置 12:フィーダー 18,20,22,24:受入れ凹所 26:受取りステーション 28:錠剤厚さ検査ステーション 30:錠剤重量検査ステーション 32:錠剤硬さ検査ステーション 34:垂直割出し器 46:回転自在プラテン 50:カメラ(視覚識別器) 62:ラム 64:アンビル 72:水平割出し器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 33/15

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の検査ステーションを有する医薬錠
    剤検査装置であって、 a.錠剤を受取り、該錠剤を前記複数の検査ステーショ
    ンへ搬送するためのフィーダーと、 b.該フィーダーから錠剤を受取り、該錠剤を前記各検
    査ステーションへ搬送するための複数の受入れ凹所を備
    えた直線状案内トラックと、 c.前記複数の検査ステーションの1つに設けられた錠
    剤厚さテスターと、 d.前記複数の検査ステーションの1つに設けられた錠
    剤重量テスターと、 e.前記複数の検査ステーションの1つに設けられた錠
    剤硬さテスターと、から成り、該錠剤硬さテスターは、 i.錠剤を載せるための回転自在プラテンと、 ii.該プラテン上の錠剤の向きを記録するための視覚識
    別器と、 iii.該プラテン上の錠剤の向きを所定の向きに調節する
    ために該プラテンを回転させるための手段と、 iv.該プラテン上の錠剤の向きを前記所定の向きと比較
    して該プラテンの回転を制御するための処理手段と、 v.前記所定の向きに配向された錠剤の一側を支持するた
    めのアンビルと、該錠剤の該一側とは反対側の一側から
    該錠剤に破砕力を与えるためのラムと、 vi.該錠剤を破砕するために前記アンビルとラムを位置
    づけするための手段と、 vii.該錠剤を破砕するのに要した力を記録するための手
    段とから成ることを特徴とする医薬錠剤検査装置。
  2. 【請求項2】 前記直線状案内トラックは、水平割出し
    器と垂直割出し器を有し、前記受入れ凹所は、該水平割
    出し器に設けられており、該垂直割出し器は、該水平割
    出し器を前記複数の検査ステーションに対して昇降させ
    るように構成されており、該水平割出し器は、垂直割出
    し器上で水平方向に移動するように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の医薬錠剤検査装置。
  3. 【請求項3】 前記水平割出し器は、 a.前記フィーダーから錠剤を受取り、該錠剤を前記複
    数の検査ステーションのうちの第1検査ステーションへ
    搬送するための第1受入れ凹所と、 b.前記錠剤を前記第1検査ステーションから前記複数
    の検査ステーションのうちの第2検査ステーションへ搬
    送するための第2受入れ凹所と、 c.前記錠剤を前記第2検査ステーションから前記複数
    の検査ステーションのうちの第3検査ステーションへ搬
    送するための第3受入れ凹所と、から成ることを特徴と
    する請求項2に記載の医薬錠剤検査装置。
  4. 【請求項4】 前記視覚識別器はカメラであることを特
    徴とする請求項1に記載の医薬錠剤検査装置。
  5. 【請求項5】 医薬錠剤の硬さを検査するための検査装
    置であって、 a.錠剤を載せるための回転自在プラテンと、 b.該プラテン上の錠剤の向きを記録するための視覚識
    別器と、 c.該プラテン上の錠剤の向きを所定の向きに調節する
    ために該プラテンを回転させるための手段と、 d.該プラテン上の錠剤の向きを前記所定の向きと比較
    して該プラテンの回転を制御するための処理手段と、 e.前記所定の向きに配向された錠剤の一側を支持する
    ためのアンビルと、該錠剤の該一側とは反対側の一側か
    ら該錠剤に破砕力を与えるためのラムと、 f.該錠剤を破砕するために前記アンビルとラムを位置
    づけするための手段と、 g.該錠剤を破砕するのに要した力を記録するための手
    段と、から成る医薬錠剤検査装置。
  6. 【請求項6】 前記視覚識別器はカメラであることを特
    徴とする請求項5に記載の医薬錠剤検査装置。
  7. 【請求項7】 医薬錠剤を検査するための方法であっ
    て、 a.錠剤を検査装置へ供給する工程と、 b.該錠剤を直線状案内トラックに沿って前記検査装置
    の複数の検査ステーションへ搬送する工程と、 c.前記複数の検査ステーションの1つにおいて前記錠
    剤の厚さを測定する工程と、 d.前記複数の検査ステーションの1つにおいて前記錠
    剤の重量を測定する工程と、 e.前記複数の検査ステーションの1つにおいて前記錠
    剤の硬さを測定する工程と、から成り、錠剤の硬さを測
    定する工程は、 i.前記錠剤を回転自在プラテンの上に位置づけする操作
    と、 ii.該プラテン上の錠剤の向きを視覚的に記録する操作
    と、 iii.該記録された錠剤の向きを所定の向きと比較する操
    作と、 iv.該プラテン上の錠剤の向きを前記所定の向きに調節
    するために該プラテンを回転させる操作と、 v.アンビルを前記所定の向きに配向された錠剤の一側に
    位置づけして該錠剤を支持する操作と、 vi.ラムを該錠剤の該一側とは反対側の一側に当接させ
    て位置づけする操作と、 vii.該ラムを該錠剤に圧接して移動させることにより該
    該錠剤を破砕する操作と、 viii.該錠剤を破砕するのに要した力を記録する操作
    と、から成ることを特徴とする医薬錠剤検査方法。
  8. 【請求項8】 前記直線状案内トラックは、 a.前記フィーダーから錠剤を受取り、該錠剤を前記複
    数の検査ステーションのうちの第1検査ステーションへ
    搬送し、 b.前記錠剤を前記第1検査ステーションから前記複数
    の検査ステーションのうちの第2検査ステーションへ搬
    送し、 c.前記錠剤を前記第2検査ステーションから前記複数
    の検査ステーションのうちの第3検査ステーションへ搬
    送することを特徴とする請求項7に記載の医薬錠剤検査
    方法。
  9. 【請求項9】 医薬錠剤の硬さを検査するための検査方
    法であって、 a.錠剤を回転自在プラテン上に位置づけする工程と、 b.該プラテン上の錠剤の向きを視覚的に記録する工程
    と、 c.該記録された錠剤の向きを所定の向きと比較する工
    程と、 d.該プラテン上の錠剤の向きを前記所定の向きに調節
    するために該プラテンを回転させる工程と、 e.アンビルを前記所定の向きに配向された錠剤の一側
    に位置づけして該錠剤を支持する工程と、 f.ラムを該錠剤の該一側とは反対側の一側に当接させ
    て位置づけする工程と、 g.該ラムを該錠剤に圧接して移動させることにより該
    該錠剤を破砕する工程と、 h.該錠剤を破砕するのに要した力を記録する工程と、
    から成る医薬錠剤検査方法。
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