JP3017085U - 土踏まずの加温用具 - Google Patents

土踏まずの加温用具

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JP3017085U
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plate
arch
holding plate
cloth
heating tool
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JP1995004501U
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Inventor
山本好雄
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山本 好雄
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、土踏まずを長時間にわたって持続
的に加温するために、携帯用カイロを足裏の土踏まずに
対応する定位置に保持する加温用具を提供することを目
的とする。 【構成】 前後の端縁に段部を形成した保持板と、該保
持板の両側縁の前後端部に取着された締着部材と、前後
の端縁に段部を形成し保持板に載置された携帯用カイロ
の上面を覆う保護板とからなる土踏まず加温用具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、肩こりの療法器具に係わる考案で、携帯用カイロを保持して足裏の 土踏まず部を持続的に加温する加温用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
漢方療法では、肩こりの解消に、指圧、按摩等で特定のつぼを刺激することが 行われているが、足裏の土踏まずは、肩こりに関係するつぼがあるところで、土 踏まずを刺激すると、血行をよくして肩こり、疲労の回復に良好であることが従 来より知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、土踏まずを始め肩こりに関係するつぼを指圧、按摩するとしても毎日 、数分から10分間根気よく続けることが必要であり、つぼを的確に見つけて効 果的に施療することも通常には簡単に出来ない。
【0004】 本考案者は、土踏まずを一定時間持続的に加温するときわめて効果的であるこ とを見いだし、そのための簡易な加温用具を考案した。 身体の採暖の為に使用されるミニタイプの携帯用カイロは従来より知られてい るが、本考案はこの携帯用カイロに着目し、これを利用するものである。
【0005】 携帯用カイロを土踏まずに当接する為には、布包帯や弾性包帯で保持するとこ とが考えられたが、低温やけどを防ぐためには靴下の上から当接しなればならず 、そのために歩行に際してずれると言う問題が生じ、布包帯で保持するときには さらに靴が履きづらいという問題点も生じた。
【0006】 最近、接着剤を用いて肌着に貼付けるようにした携帯用カイロが発売されてい るが、土踏まずのような複雑な曲面となるところでは接着がうまく行かず、歩行 時にずれたりして、長時間にわたって土踏まずの定位置に保持することができな い。 本考案は、上記の問題点を解決し、土踏まずを長時間にわたって持続的に加温 するために市販の携帯用カイロを利用し、該携帯用カイロを足裏の土踏まずに対 応する定位置に保持する加温用具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】
本考案は、上記の問題点を解決し考案の目的を達成するために、前後の端縁に 段部を形成した保持板と、該保持板の両側縁の前後端部に取着された締着部材と 、前後の端縁に段部を形成し保持板に載置された携帯用カイロの上面を覆う保護 板とからなる土踏まず加温用具を採用し、該加温用具において、前記保持板と前 記保護板が、芯板と該芯板の両面を覆う布地からなり、前記芯板と布地が合成ゴ ム系接着剤により接着されて保形性を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】
保持板により携帯用カイロを保持し、該保持板の端縁の前後端部に取着された 締着部材により保持板を足に締着するようにしたから、携帯用カイロが歩行時に もずれることがなく定位置に保持することができ、土踏まずを一定時間持続的に 加温するように出来る。 また携帯用カイロの上面を覆う保護板を有することにより、加温用具による低 温やけどを防ぐことができる。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例について説明する。 本考案の加温用具は、携帯用カイロを支持する保持板と該保持板の前後に取着 された締着部材とからなる保持具Aと、携帯用カイロと土踏まずとの間に挿着さ れ低温やけどを防ぐ保護板Bとから構成される。 加温部材として実施例では市販のミニタイプの携帯用カイロCを使用するが、 一定時間持続して加温できるものであれば携帯用カイロに限られない。
【0010】 まず、保持具Aについて図1〜4を参照して説明する。 図1は、保持具A全体を斜視図で示すものであるが、1は、保持板で、携帯用 カイロを載置する支持面2と、該支持面から上方に湾曲させた側縁部2と、該支 持面前端と後端に形成した段部4,5とならなっている。 6は、保持板1の前端部において両側縁間に掛けわたるよう取着された平ゴム 紐、7は、同じく後端部において取着された平ゴム紐であって、両者は締着部材 を構成している。
【0011】 次に保持具の構造について説明すると、図2,3において、8は、芯板であっ て、3枚の上質紙をアラビア糊で張合わせて作成したものである。 9は、芯板8の上下面を覆う被覆布地であり、木綿織布が用いられ、合成ゴム 系接着剤により芯板に張合わせられる。 10は、支持板下面を形成する下布、11は、支持面2を形成する上布である。 図4に示すよう、被覆布地9は、一枚の布地を切り抜いて形成され、下布10 と、上布11を形成するための前後の折曲げ部12、側部の折曲げ部13とから なっている。 6aは、平ゴム紐6の端部で、段部4を形成するための心材となるものである 。
【0012】 前記段部4及び5の形成は、図4に示すよう被覆布地9の下布10の上に芯板 9が接着され、該芯板の前後端部に平ゴム紐6,7のそれぞれの端部6a、7a が突合わせて接着され、次いで折曲げ部12を折り曲げ、平ゴム紐を包み込んで 芯板9の上面に接着することにより、支持面2と前後端部の段部4,5が形成さ れる。 側縁部の形成は、段部の形成に次いで側部折曲げ部13が折曲げられ、芯板の 側縁部を上方に湾曲させながら支持面の上に張合わせることにより、支持面2に 対して湾曲した側縁部3が形成される。
【0013】 前端の平ゴム紐6、後端の平ゴム紐7は、段部を形成するとともに保持具を足 の定位置に締着するためそれぞれ所定の長さを有している。 前記被覆布地の接着には合成ゴム系接着剤が用いられ、市販の速乾ボンドGク リア(商品名)が最適である。 前記芯板は上質紙を張合わせたものであるから一定の硬さを有しており、さら に前記芯板に被覆布地を合成ゴム系接着剤で張合わせて保持板としたから、保持 板は、一定の保形性が付与されている。
【0014】 次に保護板Bについて図5,6を参照して説明する。 図5において、20は保護板上面で土踏まずに対する当接面であり、21は、 下面で携帯用カイロの保持面である。 保持面21の前後の端縁には段部22が設けられている。 保護板の構造について説明すると、図6において、23は芯板であって、支持 板1の芯板と同様に上質紙を張合わせて作成されている。 24はテープであって、厚地の布、紙、平ゴム紐等が用いられる。 25は被覆布地であって、支持板1と同様に木綿織布が用いられている。 26は上布、27は下布である。 被覆布地の張合わせには、支持板と同様に合成ゴム系接着剤が用いられる。
【0015】 前記保持板と保護板の寸法は、足の寸法と携帯用カイロの大きさとによって定 められるが、前後幅は60〜70mm前後、横幅は80〜90mm前後が好ましい。 市販の携帯カイロは、その温度が40〜70℃であるが、出来るだけ高温のも のを用いると効果的である。
【0016】 次に加温用具の使用方法と使用時の作用効果について図7,8を参照して説明 すると、保持板の支持面2に発熱させた携帯用カイロCを載せ、その上に保護板 Bを重ね合わせて、保護板の当接面が足の土踏まずに当接するように装着する。 その際に平ゴム紐で弾性的に締着するようにしているから、保持板の前後端と 上方に湾曲された側縁部によって、支持具Aが土踏まずの間に保持され、歩行時 にも定位置から動くことはない。 また携帯用カイロは、保持板の湾曲された側縁部と段部、保護板の段部によっ て支持され、歩行時にずれることはない。
【0017】 また保護板Bは、使用時に体温と携帯カイロにより両面から加温され、合成ゴ ム系接着剤が柔軟となり、図8に示すように平板状の保護板が、土踏まずの形状 通りに変形し、足裏にフィットするようになる。 加温用具が汗と垢で汚れた場合には、保持具と保護板を洗って乾燥すると元の 状態に復元されるから、永く使用することができる。
【0018】 上記実施例においては、芯板に3枚の張合わせ上質紙を使用したが、その他の 実施例として、上質紙と同程度の硬さと柔軟性を有する厚紙、プラスチックシー トなどを用い、そのうえに被覆布地を張合わせて作成してもよい。 また、前記実施例では、前後の折曲げ部12、側部の折曲げ部13とからなる 被覆布地を用いたが、これに変え芯板と同形とした下布10と上布11とを芯板 の上下に張合わせるようにしてもよい。 さらにまた、上記実施例では、保護板を別体としたが、その端縁を支持板の端 縁に接着して一体のものとしてもよい。 また、締着部材として平ゴム紐の変わりに布フアスナーを用いても良い。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、上記のような構成を有することによって、次のような効果を奏する 。 市販の携帯カイロを利用し、足裏の土踏まずの加温を長時間にわたって持続さ せることができ、全身の血行を良くして肩こり、疲労回復等、健康保時に有益で ある。 携帯カイロが歩行時にもずれることがなく、携帯カイロを長時間にわたって定 位置に保持することができる。 加温用具を直接素足に当接しても低温火傷が起きることがなく、靴下をはかな い場合にも利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】保持具の斜視図である。
【図2】(a)は保持具の正面図、(b)は図3(a)
b−b線における保持具の一部拡大断面図である。
【図3】(a)は保持具の側面図、(b)は図2(a)
a−a線における保持具の一部拡大断面図である。
【図4】芯板と被覆布地を展開した示した平面図であ
る。
【図5】保護板の斜視図である。
【図6】保護板の一部の縦断面図である。
【図7】加温用具の装着図である。
【図8】図7におけるc−c線縦断面図である。
【符号の説明】
A 保持具 B 保護板 C 携帯用カイロ 1 保持板 2 支持面 3 側端縁 4,5,22 段部 6,7 平ゴム紐 8,23 芯板 9,25 被覆布地 10,27 下布 11,26 上布 12,13 折曲げ部 20 接触面 21 保持面 24 テープ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後の端縁に段部を形成した保持板と、該
    保持板の両側縁の前後端部に取着された締着部材と、前
    後の端縁に段部を形成し保持板に載置された携帯用カイ
    ロの上面を覆う保護板とからなる土踏まず加温用具。
  2. 【請求項2】前後の端縁に段部を形成し両側縁部を上方
    に湾曲させた保持板と、該保持板の両側縁の前後端部に
    取着された締着部材と、前後の端縁に段部を形成し保持
    板に載置された携帯用カイロの上面を覆う保護板とから
    なる加温用具において、前記保持板と前記保護板が、芯
    板と該芯板の両面を覆う布地からなり、前記芯板と布地
    が合成ゴム系接着剤により接着されて保形性を有するこ
    とを特徴とする土踏まず加温用具。
JP1995004501U 1995-04-18 1995-04-18 土踏まずの加温用具 Expired - Lifetime JP3017085U (ja)

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