JP3016785B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JP3016785B2 JP3016785B2 JP63306399A JP30639988A JP3016785B2 JP 3016785 B2 JP3016785 B2 JP 3016785B2 JP 63306399 A JP63306399 A JP 63306399A JP 30639988 A JP30639988 A JP 30639988A JP 3016785 B2 JP3016785 B2 JP 3016785B2
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- Japan
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- semiconductor device
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半田の突起電極に関し、特に半田突起の下地
の構造に関する。
の構造に関する。
従来、この種の半田突起の下地の構造としては、バリ
ア性及び密着性を得るための金属層(例えばTi−Au層)
を純アルミニウムから成る配線上に設けたり、純アルミ
ニウム配線層の厚さを増したりしていた。
ア性及び密着性を得るための金属層(例えばTi−Au層)
を純アルミニウムから成る配線上に設けたり、純アルミ
ニウム配線層の厚さを増したりしていた。
上述した従来の下地の構造は純アルミニウムの上にバ
リア層及び密着層を設けるので、製造工程が複雑になる
という欠点がある。また、純アルミニウムの厚さを増し
た場合、純アルミを細かくエッチングすることが難しく
なるので、配線及び素子を高密度で配置できなくなると
いう欠点がある。
リア層及び密着層を設けるので、製造工程が複雑になる
という欠点がある。また、純アルミニウムの厚さを増し
た場合、純アルミを細かくエッチングすることが難しく
なるので、配線及び素子を高密度で配置できなくなると
いう欠点がある。
本発明の半田突起の下地は、異種金属がアルミニウム
中に一様に分布している構造を有している。
中に一様に分布している構造を有している。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例の完成品の縦断面図であ
る。
る。
1はSn−37%Pb−1.5%Ag突起、2は厚さ1μのAl−
5%Cu下地、3はSi基板、4はポリイミド層(以下PI層
と略記する)である。
5%Cu下地、3はSi基板、4はポリイミド層(以下PI層
と略記する)である。
Al−5%Cu下地2は、第2図に示す様にSi基板3上に
最下層を純Al5、最上層を純Cu6になる様交互にスパッタ
装置を用いて積層したものを不活性雰囲気中で450℃1
時間アニールしたものである。続いて、Al−5%Cu下地
を含むSi基板3上にPI層4を1μの厚さで均一に塗布
し、半導体基板を設ける所のみPI層4をエッチング除去
した。
最下層を純Al5、最上層を純Cu6になる様交互にスパッタ
装置を用いて積層したものを不活性雰囲気中で450℃1
時間アニールしたものである。続いて、Al−5%Cu下地
を含むSi基板3上にPI層4を1μの厚さで均一に塗布
し、半導体基板を設ける所のみPI層4をエッチング除去
した。
最後にこのSi基板3を第3図に示す。
Sn−37%Pb−1.5%Ag(旭ガラス(社)製、品名MS−6
15)半田7が入った超音波半田付け装置8中に搬送装置
9に保持して超音波発振子10より0.1mmのギャップを有
する様固定し、200Wの超音波を3秒間印加させ、つづい
て半田層中に5秒放置してから窒素雰囲気11中に取り出
し冷却させた。同方法を用いることにより、高さ20μm
の半田突起を安定に作ることができた。
15)半田7が入った超音波半田付け装置8中に搬送装置
9に保持して超音波発振子10より0.1mmのギャップを有
する様固定し、200Wの超音波を3秒間印加させ、つづい
て半田層中に5秒放置してから窒素雰囲気11中に取り出
し冷却させた。同方法を用いることにより、高さ20μm
の半田突起を安定に作ることができた。
第4図は本発明の参考例の縦断面図である。
21はSn−37%−Pb−1.5%Ag突起、22は厚さ1μのNi
−P層、23は厚さ1μのAl−1%Si下地、24はSi基板で
ある。Al−1%Si下地23をSi基板24上にスパッタを用い
て付け所定のパターンニングした後、ファシリティ社の
Ni−P無電解メッキ液中にSi基板24を浸漬してNi−P層
22を形成した。この様にして作ったSi基板24を第3図に
示した超音波半田付け装置8中に超音波を切った状態で
浸漬することにより第4図に示す構造を得た。この実施
例では、Al−1%Si下地を用いたためNi−P無電解メッ
キの際に純Al下地ほど腐食されずメッキの工程管理がし
やすいという利点がある。
−P層、23は厚さ1μのAl−1%Si下地、24はSi基板で
ある。Al−1%Si下地23をSi基板24上にスパッタを用い
て付け所定のパターンニングした後、ファシリティ社の
Ni−P無電解メッキ液中にSi基板24を浸漬してNi−P層
22を形成した。この様にして作ったSi基板24を第3図に
示した超音波半田付け装置8中に超音波を切った状態で
浸漬することにより第4図に示す構造を得た。この実施
例では、Al−1%Si下地を用いたためNi−P無電解メッ
キの際に純Al下地ほど腐食されずメッキの工程管理がし
やすいという利点がある。
以上説明したように本発明は、半田突起の下地として
アルミニウム合金を用いることにより、純アルミニウム
を用いる時より工程能力を安定向上させることができる
効果がある。
アルミニウム合金を用いることにより、純アルミニウム
を用いる時より工程能力を安定向上させることができる
効果がある。
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は実施例
1の下地の形成途中の縦断面図、第3図は実施例1及び
2で用いた半田突起形成用設備の斜視図及び縦断面図、
第4図は本発明の参考例の縦断面図である。 1,21……Sn−37%Pb−1.5%Ag突起、2……Al−5%Cu
下地、22……Ni−Pメッキ層、23……Al−1%Si下地。
1の下地の形成途中の縦断面図、第3図は実施例1及び
2で用いた半田突起形成用設備の斜視図及び縦断面図、
第4図は本発明の参考例の縦断面図である。 1,21……Sn−37%Pb−1.5%Ag突起、2……Al−5%Cu
下地、22……Ni−Pメッキ層、23……Al−1%Si下地。
Claims (1)
- 【請求項1】半田突起電極を有する半導体装置におい
て、金属配線を半田とのバリア性および密着性のよいア
ルミニウム合金で形成し、バリア層または密着層となる
中間層を介さずに前記金属配線上に直接半田突起が形成
されていることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63306399A JP3016785B2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63306399A JP3016785B2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02152238A JPH02152238A (ja) | 1990-06-12 |
JP3016785B2 true JP3016785B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=17956550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63306399A Expired - Lifetime JP3016785B2 (ja) | 1988-12-02 | 1988-12-02 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016785B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019189305A1 (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-03 | 古河電気工業株式会社 | アルミニウム板材の剥離装置及びアルミニウム板材の剥離方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01233742A (ja) * | 1988-03-14 | 1989-09-19 | Hitachi Ltd | 半導体装置の製造方法 |
JPH01286449A (ja) * | 1988-05-13 | 1989-11-17 | Hitachi Ltd | はんだバンプ電極及びその形成方法 |
-
1988
- 1988-12-02 JP JP63306399A patent/JP3016785B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02152238A (ja) | 1990-06-12 |
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