JP3016434B2 - 立体型食品の製造方法 - Google Patents
立体型食品の製造方法Info
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- JP3016434B2 JP3016434B2 JP2205538A JP20553890A JP3016434B2 JP 3016434 B2 JP3016434 B2 JP 3016434B2 JP 2205538 A JP2205538 A JP 2205538A JP 20553890 A JP20553890 A JP 20553890A JP 3016434 B2 JP3016434 B2 JP 3016434B2
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- mold
- drum
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- molded
- molding
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- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は表面に凹凸のある様な立体型食品の製造に関
する。
する。
［従来の技術］ 従来、表面に凹凸のある様な立体型食品の製造はプレ
ス法によるか、あるいは平板を成型後その上にデコレー
ションすることにより行われていた。しかしながら、こ
れらの方法は生産性が低く連続大量生産には不適であ
る。
ス法によるか、あるいは平板を成型後その上にデコレー
ションすることにより行われていた。しかしながら、こ
れらの方法は生産性が低く連続大量生産には不適であ
る。
一方、連続大量生産可能な生産性の高い方法としては
ドラム型成型機を用いる方法が知られている。この方法
では、張設されたピアノ線やカットベルトにより、成型
されて型枠から押し出された食品を成型機から切り離し
ている。そのため切り離された食品はすべて平板状にな
り、表面に凹凸のある様な立体型食品の成型は不可能で
ある。
ドラム型成型機を用いる方法が知られている。この方法
では、張設されたピアノ線やカットベルトにより、成型
されて型枠から押し出された食品を成型機から切り離し
ている。そのため切り離された食品はすべて平板状にな
り、表面に凹凸のある様な立体型食品の成型は不可能で
ある。
消費者のニーズの多様化に伴い、バラエティーに富ん
だ形状の食品が望まれている折、多様な形状を具現し得
る立体型食品を安定した品質で連続的に大量生産するこ
とが望まれている。
だ形状の食品が望まれている折、多様な形状を具現し得
る立体型食品を安定した品質で連続的に大量生産するこ
とが望まれている。
［発明が解決しようとする課題］ 本発明はかかる課題を解決しようとするものであり、
その目的とするところは立体型食品を安定した品質で連
続的に大量生産する方法を提供することである。
その目的とするところは立体型食品を安定した品質で連
続的に大量生産する方法を提供することである。
さらに詳しくはドラム型成型機を用いて立体型食品を
製造する方法を提供することである。
製造する方法を提供することである。
［課題を解決するための手段］ 本発明者らは立体型食品をドラム成型により成型する
に際し、表面に凹凸を有するフッ素樹脂加工された型枠
に、穀物粉を散布するかまたは食用油脂を塗布した後、
被成型食品素材を充填、成型し、次いで成型された食品
を圧縮空気によりドラム面から剥離させることにより立
体型食品を安定した品質で連続的に大量生産することが
できることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
に際し、表面に凹凸を有するフッ素樹脂加工された型枠
に、穀物粉を散布するかまたは食用油脂を塗布した後、
被成型食品素材を充填、成型し、次いで成型された食品
を圧縮空気によりドラム面から剥離させることにより立
体型食品を安定した品質で連続的に大量生産することが
できることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成
するに至った。
本発明における立体型食品とは、球状や表面に凹凸お
よび／または、打ち抜き穴を有する様な偏平でない形状
の食品のことであり、人や動物の顔、花、果実などの形
状が挙げられる。本発明における「凹凸を有するフッ素
樹脂加工された型枠」とは、図２に示すように凹凸を有
する型枠にフッ素樹脂加工したものであり、この凹凸に
より立体型食品に凹凸を有する形状を与えることができ
る。
よび／または、打ち抜き穴を有する様な偏平でない形状
の食品のことであり、人や動物の顔、花、果実などの形
状が挙げられる。本発明における「凹凸を有するフッ素
樹脂加工された型枠」とは、図２に示すように凹凸を有
する型枠にフッ素樹脂加工したものであり、この凹凸に
より立体型食品に凹凸を有する形状を与えることができ
る。
本発明における「フッ素樹脂加工」とは固体被膜潤滑
材としてのフッ素樹脂がコーティングされていればよ
く、そのコーティングの方法、コーティングの厚さ等は
問わない。
材としてのフッ素樹脂がコーティングされていればよ
く、そのコーティングの方法、コーティングの厚さ等は
問わない。
本発明における穀物粉は、小麦粉、米粉、各種澱粉等
のいわゆる打ち粉として使用される粉体なら何でもよ
い。
のいわゆる打ち粉として使用される粉体なら何でもよ
い。
本発明における食用油脂はサラダ油等の植物油、動物
脂等であり、これらの油脂は界面活性剤等の添加物を含
有していてもよい。
脂等であり、これらの油脂は界面活性剤等の添加物を含
有していてもよい。
本発明における圧縮空気は、コンプレッサーで圧縮さ
れた空気を、断面が矩形あるいは丸型のノズルから排出
させたものである。
れた空気を、断面が矩形あるいは丸型のノズルから排出
させたものである。
通常のステンレス製の型枠を用いた場合、ドラム成型
機を用いて成型した立体型食品を型枠から剥離する際、
圧縮空気の吹き付け風圧を相当強くしなければ成型食品
を型枠から剥離することができない。ところが、剥離可
能な程度の風圧を加えると成型された食品の一部がちぎ
れてしまい、成型品の全てが部分的に欠損した状態にな
り、完全な成型品が得られない。フッ素樹脂加工した型
枠を用いた場合も、約75％の成型品が一部欠損した状態
になる。
機を用いて成型した立体型食品を型枠から剥離する際、
圧縮空気の吹き付け風圧を相当強くしなければ成型食品
を型枠から剥離することができない。ところが、剥離可
能な程度の風圧を加えると成型された食品の一部がちぎ
れてしまい、成型品の全てが部分的に欠損した状態にな
り、完全な成型品が得られない。フッ素樹脂加工した型
枠を用いた場合も、約75％の成型品が一部欠損した状態
になる。
型枠に穀物粉を散布した場合、通常のステンレス製の
型枠では約66％の成型品が一部欠損品であったが、フッ
素樹脂加工された型枠では一部欠損品の割合は０％とな
る。型枠に食用油脂を塗布した場合、ステンレス製の型
枠では約61％が一部欠損品であったが、フッ素樹脂加工
した型枠では一部欠損品は０％となる。
型枠では約66％の成型品が一部欠損品であったが、フッ
素樹脂加工された型枠では一部欠損品の割合は０％とな
る。型枠に食用油脂を塗布した場合、ステンレス製の型
枠では約61％が一部欠損品であったが、フッ素樹脂加工
した型枠では一部欠損品は０％となる。
［実施例］ 以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例１ 第１図に示すように、打ち粉ホッパー１から澱粉を、
フッ素樹脂加工されたドラム型枠４上に散布する。被成
型素材ホッパー２から、ドラム３に設置された型枠４に
被成型素材（例：マッシュポテト）を押し入れた後、ド
ラムを回転させる。型枠４がドラム３の最下点を通過す
る頃より成型素材６が型枠４より押し出される。該成型
素材をノズル５より圧縮空気を連続あるいは間断的に噴
出させて成型素材６を型枠４から剥離させる。剥離され
た成型素材をベルトコンベア７により搬送して目的の成
型品200個を得た。第１表に示すように、欠損品はなく
品質の安定した成型食品が得られた。
フッ素樹脂加工されたドラム型枠４上に散布する。被成
型素材ホッパー２から、ドラム３に設置された型枠４に
被成型素材（例：マッシュポテト）を押し入れた後、ド
ラムを回転させる。型枠４がドラム３の最下点を通過す
る頃より成型素材６が型枠４より押し出される。該成型
素材をノズル５より圧縮空気を連続あるいは間断的に噴
出させて成型素材６を型枠４から剥離させる。剥離され
た成型素材をベルトコンベア７により搬送して目的の成
型品200個を得た。第１表に示すように、欠損品はなく
品質の安定した成型食品が得られた。
実施例２ フッ素樹脂加工されたドラム型枠に澱粉を散布する代
わりにサラダ油を塗布して実施例１と同様の実験を行っ
た。第１表に示す結果から明らかなように、200個成型
した内、欠損品はなかった。
わりにサラダ油を塗布して実施例１と同様の実験を行っ
た。第１表に示す結果から明らかなように、200個成型
した内、欠損品はなかった。
［比較例］ 実施例と同様の操作を、ステンレス製の型枠、フッ素
樹脂加工した型枠、ステンレス製の型枠＋澱粉、ステン
レス製の型枠＋食用油脂について行った。
樹脂加工した型枠、ステンレス製の型枠＋澱粉、ステン
レス製の型枠＋食用油脂について行った。
比較結果を第１表に示す。
［発明の効果］ 本発明によれば表面に凹凸を有する様な立体型食品
を、ドラム成型機を用いて、欠損品を出すことなく連続
的に大量生産できる。
を、ドラム成型機を用いて、欠損品を出すことなく連続
的に大量生産できる。
第１図はドラム型成型機による立体型食品の製造工程の
模式図である．また、第２図はフッ素樹脂加工した型枠
の分解図である。 1:打ち粉ホッパー、2:被成型素材ホッパー、3:ドラム、
4:型枠、5:ノズル、6:成型素材、7:ベルトコンベア、8:
フッ素樹脂加工層。
模式図である．また、第２図はフッ素樹脂加工した型枠
の分解図である。 1:打ち粉ホッパー、2:被成型素材ホッパー、3:ドラム、
4:型枠、5:ノズル、6:成型素材、7:ベルトコンベア、8:
フッ素樹脂加工層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−165766（ＪＰ，Ａ) 特開 昭57−170144（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−69967（ＪＰ，Ａ) 特開 昭60−137611（ＪＰ，Ａ) 特開 昭56−148231（ＪＰ，Ａ) 実願 昭62−151035号（実開 昭64− 56686号）の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム （ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】立体型食品をドラム成型により製造するに
際し、表面に凹凸を有するフッ素樹脂加工された型枠
に、穀物粉を散布するか又は食用油脂を塗布した後、該
成型食品素材を充填、成型し、次いでドラム外部に設置
されたノズルからの圧縮空気により、成型された食品を
ドラム面から剥離させることを特徴とする立体型食品の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2205538A JP3016434B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 立体型食品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2205538A JP3016434B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 立体型食品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0491773A JPH0491773A (ja) | 1992-03-25 |
| JP3016434B2 true JP3016434B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=16508552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2205538A Expired - Fee Related JP3016434B2 (ja) | 1990-08-02 | 1990-08-02 | 立体型食品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3016434B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5946451B2 (ja) | 2010-08-05 | 2016-07-06 | アルトリア クライアント サービシーズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 複合無煙タバコ製品、システム、および方法 |
| RU2580483C2 (ru) | 2010-08-05 | 2016-04-10 | Олтриа Клайент Сервисиз Инк. | Материал с табаком, спутанным со структурными волокнами |
| BR112014014352A2 (pt) * | 2011-12-16 | 2017-06-13 | Nestec Sa | métodos e dispositivos para a aplicação de partículas para a superfície dos produtos moldados |
| CA2905059C (en) | 2013-03-14 | 2021-11-02 | Altria Client Services Llc | Product portion enrobing machines and methods |
| EP4154736A1 (en) | 2013-03-15 | 2023-03-29 | Altria Client Services LLC | Methods and machines for pouching smokeless tobacco and tobacco substitute products |
| EP3116330B1 (en) | 2014-03-14 | 2021-08-11 | Altria Client Services LLC | Polymer encased smokeless tobacco products |
-
1990
- 1990-08-02 JP JP2205538A patent/JP3016434B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0491773A (ja) | 1992-03-25 |
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