JP3016422B2 - ベッド取り付け型介助ポール - Google Patents
ベッド取り付け型介助ポールInfo
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- JP3016422B2 JP3016422B2 JP9047489A JP4748997A JP3016422B2 JP 3016422 B2 JP3016422 B2 JP 3016422B2 JP 9047489 A JP9047489 A JP 9047489A JP 4748997 A JP4748997 A JP 4748997A JP 3016422 B2 JP3016422 B2 JP 3016422B2
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- pole
- bed
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、介助バーと介助ポ
ールとを組み合わせたもので、簡単に設置することがで
きると共に汎用性の高い、ベッド取り付け型介助ポール
に関するものである。
ールとを組み合わせたもので、簡単に設置することがで
きると共に汎用性の高い、ベッド取り付け型介助ポール
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、家庭内や病院にあって、ベッド廻
りや、居室に設けて、高齢者、病弱者等が、介護者の手
を借りずに、身体を移動したりする際に、手掛かりとな
るような介助用品が種々、商品化されている。例えば、
（１）ベッドのメインフレームの柵穴に取り付ける介助
バー、（２）部屋の床と天井の間を突っ張って固定する
介助ポール、がある。
りや、居室に設けて、高齢者、病弱者等が、介護者の手
を借りずに、身体を移動したりする際に、手掛かりとな
るような介助用品が種々、商品化されている。例えば、
（１）ベッドのメインフレームの柵穴に取り付ける介助
バー、（２）部屋の床と天井の間を突っ張って固定する
介助ポール、がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、（１）介助バ
ーは、ベッドのメインフレームの柵穴に取り付けるタイ
プのものが多く、ハイロー機能付ベッドに取り付けた場
合、ベッドのフレームや介助バー本体の強度面から充分
な水平方向の寸法を確保することができず、あまり使い
やすいものではなかった。一方、（２）介助ポールは、
設置するにあたり、天井や床の強度が問題となり、設置
可能な箇所が限られたものとなることが多かった。本発
明はこのような課題を改善するために提案されたもので
あって、介助バーと介助ポールとを組み合わせること
で、様々な使い方に対応することができる、ベッド取り
付け型介助ポールを提供することを目的とする。
ーは、ベッドのメインフレームの柵穴に取り付けるタイ
プのものが多く、ハイロー機能付ベッドに取り付けた場
合、ベッドのフレームや介助バー本体の強度面から充分
な水平方向の寸法を確保することができず、あまり使い
やすいものではなかった。一方、（２）介助ポールは、
設置するにあたり、天井や床の強度が問題となり、設置
可能な箇所が限られたものとなることが多かった。本発
明はこのような課題を改善するために提案されたもので
あって、介助バーと介助ポールとを組み合わせること
で、様々な使い方に対応することができる、ベッド取り
付け型介助ポールを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、ベッド取り付け型介助ポールであっ
て、床部側面近傍の床面と天井間に、軸方向に伸長する
ように付勢することで立設した支柱部を有し、この支柱
部とベッドにおける基部フレームとを連結手段によって
連結し、この連結手段を、前記基部フレームと支柱部と
の距離に対応して伸縮調節可能に構成し、前記支柱部に
沿って高さ調節可能に装着する一方、前記支柱部を中心
として回動可能として適宜な位置に固定支持可能に取り
付けた介助部材を有する。前述の構成において、前記支
柱部は、床面に接地する基部アジャスタと、連結手段の
取り付け基部と、介助部材を支持高さ調節可能に取り付
けるためのメインポール部材と、このメインポール部材
に嵌入して昇降自在に、且つ固定可能に構成した介助部
材保持部材と、この介助部材保持部材の上側においてメ
インポール部材に被覆装着したグリップ部とを有し、前
記メインポール部材の上端側に伸縮調節可能なアジャス
タポールを取り付けると共に、このアジャスタポール先
端に天井に当接するための天井受け部を設け、前記アジ
ャスタポールを伸縮調節することで前記天井受け部を天
井に圧接させて保持するようにした。
ために、本発明は、ベッド取り付け型介助ポールであっ
て、床部側面近傍の床面と天井間に、軸方向に伸長する
ように付勢することで立設した支柱部を有し、この支柱
部とベッドにおける基部フレームとを連結手段によって
連結し、この連結手段を、前記基部フレームと支柱部と
の距離に対応して伸縮調節可能に構成し、前記支柱部に
沿って高さ調節可能に装着する一方、前記支柱部を中心
として回動可能として適宜な位置に固定支持可能に取り
付けた介助部材を有する。前述の構成において、前記支
柱部は、床面に接地する基部アジャスタと、連結手段の
取り付け基部と、介助部材を支持高さ調節可能に取り付
けるためのメインポール部材と、このメインポール部材
に嵌入して昇降自在に、且つ固定可能に構成した介助部
材保持部材と、この介助部材保持部材の上側においてメ
インポール部材に被覆装着したグリップ部とを有し、前
記メインポール部材の上端側に伸縮調節可能なアジャス
タポールを取り付けると共に、このアジャスタポール先
端に天井に当接するための天井受け部を設け、前記アジ
ャスタポールを伸縮調節することで前記天井受け部を天
井に圧接させて保持するようにした。
【０００５】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるベッド取り
付け型介助ポールについて、一つの実施の形態を示し、
添付の図面に基づいて、以下説明する。図１に床部昇降
機能を有するベッドに適用されるベッド取り付け型介助
ポール１（以下、介助ポール１）を示す。この介助ポー
ル１は、ベッド２における床部３下方の基部フレーム４
側面近傍の床面５と天井６とに、軸方向に伸長する方向
にそれぞれ下端、上端を圧接させた状態で装着すること
で、立設保持した支柱部７と、この支柱部７に沿って一
端側を高さ調節可能に装着する一方、前記支柱部７の軸
を中心として回動可能として適宜な位置に固定支持可能
に取り付けた介助部材８とを有する。
付け型介助ポールについて、一つの実施の形態を示し、
添付の図面に基づいて、以下説明する。図１に床部昇降
機能を有するベッドに適用されるベッド取り付け型介助
ポール１（以下、介助ポール１）を示す。この介助ポー
ル１は、ベッド２における床部３下方の基部フレーム４
側面近傍の床面５と天井６とに、軸方向に伸長する方向
にそれぞれ下端、上端を圧接させた状態で装着すること
で、立設保持した支柱部７と、この支柱部７に沿って一
端側を高さ調節可能に装着する一方、前記支柱部７の軸
を中心として回動可能として適宜な位置に固定支持可能
に取り付けた介助部材８とを有する。
【０００６】また前記支柱部７は、図２に示すように支
柱部７とベッド２における基部フレーム４とを、基部フ
レーム４と支柱部７との距離に対応して伸縮調節可能に
構成した連結手段９によって連結するようにしている。
また支柱部７は、床面５に接地する基部アジャスタ１０
を有し、この基部アジャスタ１０を前記連結手段９の円
筒状取り付け基部１１に螺着するようにし、この取り付
け基部１１上部に、介助部材８を支持高さ調節可能に取
り付けるためのメインポール部材１２を取り付け、この
メインポール部材１２に嵌入して昇降可能に構成した介
助部材保持部材１３と、この介助部材保持部材１３の上
側においてメインポール部材１２に被覆装着したグリッ
プ部１４とを有し、前記メインポール部材１２の上端側
に取り付けて、天井６に圧接した状態で接触するための
天井受け部１５を介して伸縮調節可能なアジャスタポー
ル１６を有している。
柱部７とベッド２における基部フレーム４とを、基部フ
レーム４と支柱部７との距離に対応して伸縮調節可能に
構成した連結手段９によって連結するようにしている。
また支柱部７は、床面５に接地する基部アジャスタ１０
を有し、この基部アジャスタ１０を前記連結手段９の円
筒状取り付け基部１１に螺着するようにし、この取り付
け基部１１上部に、介助部材８を支持高さ調節可能に取
り付けるためのメインポール部材１２を取り付け、この
メインポール部材１２に嵌入して昇降可能に構成した介
助部材保持部材１３と、この介助部材保持部材１３の上
側においてメインポール部材１２に被覆装着したグリッ
プ部１４とを有し、前記メインポール部材１２の上端側
に取り付けて、天井６に圧接した状態で接触するための
天井受け部１５を介して伸縮調節可能なアジャスタポー
ル１６を有している。
【０００７】また、前記支柱部７とベッド２における基
部フレーム４とを連結する連結手段９は、円筒状取り付
け基部１１側面に一体的に突設した角形中空枠１７を有
し、この角形中空枠１７に突没自在に装着した調節枠１
８を有している。また、この調節枠１８は、角形中空枠
１７に設けた固定ねじ１９，１９を締め付け操作するこ
とによって、角形中空枠１７に対して固定するようにな
っている。そして前記調節枠１８の先端には、基部フレ
ーム４に基部フレーム４上部から係止させる断面鉤型形
状の係止枠２０が設けられている。この係止枠２０を前
記基部フレーム４に係止させた際に、係止枠２０を基部
フレーム４に当接した反対側から、当て金具２１，２１
を介して締め付けボルト２２，２２により係止枠２０を
前記基部フレーム４に固定する構造としている。
部フレーム４とを連結する連結手段９は、円筒状取り付
け基部１１側面に一体的に突設した角形中空枠１７を有
し、この角形中空枠１７に突没自在に装着した調節枠１
８を有している。また、この調節枠１８は、角形中空枠
１７に設けた固定ねじ１９，１９を締め付け操作するこ
とによって、角形中空枠１７に対して固定するようにな
っている。そして前記調節枠１８の先端には、基部フレ
ーム４に基部フレーム４上部から係止させる断面鉤型形
状の係止枠２０が設けられている。この係止枠２０を前
記基部フレーム４に係止させた際に、係止枠２０を基部
フレーム４に当接した反対側から、当て金具２１，２１
を介して締め付けボルト２２，２２により係止枠２０を
前記基部フレーム４に固定する構造としている。
【０００８】また、前記支柱部７におけるメインポール
部材１２は、図３に示すように連結手段９における円筒
状取り付け基部１１上部に突設した円柱ジョイント部２
３に嵌入して、ねじ止めするようにしたアルミニウム製
の押し出し成形による断面多角形状中空管である。
部材１２は、図３に示すように連結手段９における円筒
状取り付け基部１１上部に突設した円柱ジョイント部２
３に嵌入して、ねじ止めするようにしたアルミニウム製
の押し出し成形による断面多角形状中空管である。
【０００９】前記介助部材保持部材１３は、アルミダイ
キャスト製で、メインポール部材１２を遊嵌するための
挿通穴２４を有し、この挿通穴２４に、前記メインポー
ル部材１２を二分割した外形略吊り鐘型のインナースト
ッパ２５を介して嵌入するようにしている。前記挿通穴
２４には、多数のスプラインＳが形成され、インナース
トッパ２５外面に形成した多数のリブＲと係合させるこ
とで、介助部材保持部材１３に対してインナーストッパ
２５を動かないように固定させ、さらに前記インナース
トッパ２５内側面をメインポール部材１２の外形と同様
の多角形形状に形成することで、前記メインポール部材
１２に対して回らないように装着する構造である。ま
た、前記インナーストッパ２５の上部には、ねじが切っ
てあり、インナーストッパ２５を介して介助部材保持部
材１３の挿通穴２４にメインポール部材１２を挿通した
際に、前記ねじを切った箇所を介助部材保持部材１３上
部から突出させると共に、内側にねじを切った保持部材
固定用ナット２６を螺合して固定するようにしている。
キャスト製で、メインポール部材１２を遊嵌するための
挿通穴２４を有し、この挿通穴２４に、前記メインポー
ル部材１２を二分割した外形略吊り鐘型のインナースト
ッパ２５を介して嵌入するようにしている。前記挿通穴
２４には、多数のスプラインＳが形成され、インナース
トッパ２５外面に形成した多数のリブＲと係合させるこ
とで、介助部材保持部材１３に対してインナーストッパ
２５を動かないように固定させ、さらに前記インナース
トッパ２５内側面をメインポール部材１２の外形と同様
の多角形形状に形成することで、前記メインポール部材
１２に対して回らないように装着する構造である。ま
た、前記インナーストッパ２５の上部には、ねじが切っ
てあり、インナーストッパ２５を介して介助部材保持部
材１３の挿通穴２４にメインポール部材１２を挿通した
際に、前記ねじを切った箇所を介助部材保持部材１３上
部から突出させると共に、内側にねじを切った保持部材
固定用ナット２６を螺合して固定するようにしている。
【００１０】前記グリップ部１４は、例えばＡＢＳ樹脂
によって構成され、軸方向に分割したような二つの部材
によって構成している。かかるグリップ部１４の外表面
には、握りやすくするための多数の横条が形成されてい
る。一方、グリップ部１４の内側面は、メインポール部
材１２の外形と同様の多角形形状に形成されている。ま
た、グリップ部４の上端側にねじが切られており、メイ
ンポール部材１２に装着する際にグリップ部４の上端側
にグリップ固定用ナット２７を螺合するようにしてい
る。
によって構成され、軸方向に分割したような二つの部材
によって構成している。かかるグリップ部１４の外表面
には、握りやすくするための多数の横条が形成されてい
る。一方、グリップ部１４の内側面は、メインポール部
材１２の外形と同様の多角形形状に形成されている。ま
た、グリップ部４の上端側にねじが切られており、メイ
ンポール部材１２に装着する際にグリップ部４の上端側
にグリップ固定用ナット２７を螺合するようにしてい
る。
【００１１】前記メインポール部材１２の上端側に取り
付けたアジャスタポール１６は、例えば鋼管製であり、
伸縮部２８を有し、固定用回動操作部２９を締め付ける
ことで伸縮部２８先端に装着される天井受け部１５を天
井６に圧接するようにしている。この天井受け部１５
は、例えばＡＢＳ樹脂によって構成しており、頂部を天
井６に対する接触面積を広く採ることが出来るようにラ
ッパ形状に拡開する形状としている。
付けたアジャスタポール１６は、例えば鋼管製であり、
伸縮部２８を有し、固定用回動操作部２９を締め付ける
ことで伸縮部２８先端に装着される天井受け部１５を天
井６に圧接するようにしている。この天井受け部１５
は、例えばＡＢＳ樹脂によって構成しており、頂部を天
井６に対する接触面積を広く採ることが出来るようにラ
ッパ形状に拡開する形状としている。
【００１２】そして、前記介助部材保持部材１３に取り
付けられる介助部材８は、例えばポリ塩化ビニルコーテ
ィングの鋼管製の長円形状、すなわち直線ループ状のパ
イプによって構成している。前記介助部材８の中間部の
偏心した箇所には、長手側に直交する方向に指向した、
介助部材保持部材１３に固定するための保持枠３０が設
けられている。すなわちこの保持枠３０と介助部材保持
部材１３とは、介助部材保持部材１３側に形成したほぞ
溝３１に、保持枠３０側のほぞ３２を嵌合させて、保持
枠３０側に設けた長手方向に連設した複数の取り付け穴
３３ａ，３３ｂ，３３ｃに、選択的に専用ノブボルト３
４を挿通して螺着固定するようにしている。なお、前記
介助部材８は、前述の直線ループ状の形状の他に、図４
に示すように、長手方向の一端側の適宜な箇所を屈曲さ
せた形状とすることもできる。
付けられる介助部材８は、例えばポリ塩化ビニルコーテ
ィングの鋼管製の長円形状、すなわち直線ループ状のパ
イプによって構成している。前記介助部材８の中間部の
偏心した箇所には、長手側に直交する方向に指向した、
介助部材保持部材１３に固定するための保持枠３０が設
けられている。すなわちこの保持枠３０と介助部材保持
部材１３とは、介助部材保持部材１３側に形成したほぞ
溝３１に、保持枠３０側のほぞ３２を嵌合させて、保持
枠３０側に設けた長手方向に連設した複数の取り付け穴
３３ａ，３３ｂ，３３ｃに、選択的に専用ノブボルト３
４を挿通して螺着固定するようにしている。なお、前記
介助部材８は、前述の直線ループ状の形状の他に、図４
に示すように、長手方向の一端側の適宜な箇所を屈曲さ
せた形状とすることもできる。
【００１３】以上のように構成されるベッド取り付け型
介助ポール１の支柱部７を、ベッド２における床部３下
方の基部フレーム４に、連結手段９を介して立設し、基
部アジャスタ１０を調節して床面５にがたつかないよう
に接地させるようにし、メインポール部材１２の上端側
に取り付けたアジャスタポール１６の固定用回動操作部
２９を緩めた状態で伸縮部２８を伸縮調節し、天井受け
部１５を天井６に圧接した状態で固定用回動操作部２９
を締め付けることで、ぐらつくことなく保持することが
できる。かかる状態でベッド２の床部３の高さに、介助
部材８の保持高さを調節するようにする。すなわちイン
ナーストッパ２５の上部に螺合した保持部材固定用ナッ
ト２６を緩め、インナーストッパ２５を介助部材保持部
材１３の挿通穴２４から離脱させて介助部材保持部材１
３を、グリップ部４ごと、メインポール部材１２に沿っ
て昇降させて、再びインナーストッパ２５を介助部材保
持部材１３の挿通穴２４に挿通して保持部材固定用ナッ
ト２６を締め付けることで、その高さ位置に介助部材保
持部材１３を固定して介助部材８を保持することができ
る（図５参照）。また、前記介助部材８の向きを変える
ときは、インナーストッパ２５を介助部材保持部材１３
の挿通穴２４から離脱させた状態で自在に行うことがで
きる。さらに、前記介助部材保持部材１３に対して介助
部材８の取り付け位置を変えるときは、介助部材保持部
材１３側のほぞ溝３１に、介助部材８における保持枠３
０のほぞ３２をずらした状態で嵌合させ、保持枠３０側
の複数の取り付け穴３３ａ，３３ｂ，３３ｃのいずれか
に専用ノブボルト３４を挿通してねじ込んで固定するよ
うにする。
介助ポール１の支柱部７を、ベッド２における床部３下
方の基部フレーム４に、連結手段９を介して立設し、基
部アジャスタ１０を調節して床面５にがたつかないよう
に接地させるようにし、メインポール部材１２の上端側
に取り付けたアジャスタポール１６の固定用回動操作部
２９を緩めた状態で伸縮部２８を伸縮調節し、天井受け
部１５を天井６に圧接した状態で固定用回動操作部２９
を締め付けることで、ぐらつくことなく保持することが
できる。かかる状態でベッド２の床部３の高さに、介助
部材８の保持高さを調節するようにする。すなわちイン
ナーストッパ２５の上部に螺合した保持部材固定用ナッ
ト２６を緩め、インナーストッパ２５を介助部材保持部
材１３の挿通穴２４から離脱させて介助部材保持部材１
３を、グリップ部４ごと、メインポール部材１２に沿っ
て昇降させて、再びインナーストッパ２５を介助部材保
持部材１３の挿通穴２４に挿通して保持部材固定用ナッ
ト２６を締め付けることで、その高さ位置に介助部材保
持部材１３を固定して介助部材８を保持することができ
る（図５参照）。また、前記介助部材８の向きを変える
ときは、インナーストッパ２５を介助部材保持部材１３
の挿通穴２４から離脱させた状態で自在に行うことがで
きる。さらに、前記介助部材保持部材１３に対して介助
部材８の取り付け位置を変えるときは、介助部材保持部
材１３側のほぞ溝３１に、介助部材８における保持枠３
０のほぞ３２をずらした状態で嵌合させ、保持枠３０側
の複数の取り付け穴３３ａ，３３ｂ，３３ｃのいずれか
に専用ノブボルト３４を挿通してねじ込んで固定するよ
うにする。
【００１４】このように、この介助ポール１は、ベッド
２における基部フレーム４に連結手段９によって連結し
た状態で、基部アジャスタ１０を調節して床面５にがた
つかないように接地させ、メインポール部材１２の上端
側に取り付けたアジャスタポール１６の固定用回動操作
部２９を緩めた状態で伸縮部２８を伸縮調節し、天井受
け部１５を天井６に圧接した状態で固定用回動操作部２
９を締め付けることで、ぐらつくことなく保持すること
ができるので、床面５と天井６が強度的に問題のないと
ころなら、天井６の高さが比較的高いところや低いとこ
ろでも設置することができる。また、ベッド２の床部３
の高さに、介助部材８の保持高さを合わせることがで
き、さらには介助部材８の向きを変えることができるの
で、使用者がベッド２から立ち上がるとき、介助部材に
掴まりながら歩く歩行訓練等、様々な使用状況に十分に
対処することができ、汎用性の高いものであるというこ
とができる。
２における基部フレーム４に連結手段９によって連結し
た状態で、基部アジャスタ１０を調節して床面５にがた
つかないように接地させ、メインポール部材１２の上端
側に取り付けたアジャスタポール１６の固定用回動操作
部２９を緩めた状態で伸縮部２８を伸縮調節し、天井受
け部１５を天井６に圧接した状態で固定用回動操作部２
９を締め付けることで、ぐらつくことなく保持すること
ができるので、床面５と天井６が強度的に問題のないと
ころなら、天井６の高さが比較的高いところや低いとこ
ろでも設置することができる。また、ベッド２の床部３
の高さに、介助部材８の保持高さを合わせることがで
き、さらには介助部材８の向きを変えることができるの
で、使用者がベッド２から立ち上がるとき、介助部材に
掴まりながら歩く歩行訓練等、様々な使用状況に十分に
対処することができ、汎用性の高いものであるというこ
とができる。
【００１５】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ベッドの
基部フレームと連結した状態で介助ポールを床面と天井
面間に張設するように装着したので、従前の介助ポール
に比較して取り付け強度が高いものとなる。また、介助
部材を床部の高さに追従させたり、向きを自由に変える
ことができ、さらには、水平方向の長さを調節すること
ができるので、様々な使用状況に対処することができ、
汎用性の高い介助ポールであるといえる。
基部フレームと連結した状態で介助ポールを床面と天井
面間に張設するように装着したので、従前の介助ポール
に比較して取り付け強度が高いものとなる。また、介助
部材を床部の高さに追従させたり、向きを自由に変える
ことができ、さらには、水平方向の長さを調節すること
ができるので、様々な使用状況に対処することができ、
汎用性の高い介助ポールであるといえる。
【００１６】
【図１】本発明にかかるベッド取り付け型介助ポールの
取り付け使用状態を示した、概略的な全体側面図であ
る。
取り付け使用状態を示した、概略的な全体側面図であ
る。
【図２】図１に示すベッド取り付け型介助ポールの、外
観斜視説明図である。
観斜視説明図である。
【図３】図２に示すベッド取り付け型介助ポールの構成
を示す、分解斜視説明図である。
を示す、分解斜視説明図である。
【図４】図１に示すベッド取り付け型介助ポールに適用
される介助部材の別例を示す、外観斜視図である。
される介助部材の別例を示す、外観斜視図である。
【図５】ベッドの床部高さを上昇させた際の、ベッド取
り付け型介助ポールにおける介助部材の保持位置を示し
た概略的な全体側面図である。
り付け型介助ポールにおける介助部材の保持位置を示し
た概略的な全体側面図である。
１ 介助ポール ２ ベッド ３ 床部 ４ 基部フレーム ５ 床面 ６ 天井 ７ 支柱部 ８ 介助部材 ９ 連結手段 １０ 基部アジャスタ １１ 取り付け基部 １２ メインポール部材 １３ 介助部材保持部材 １４ グリップ部 １５ 天井受け部 １６ アジャスタポール １７ 角形中空枠 １８ 調節枠 １９ 固定ねじ ２０ 係止枠 ２１ 当て金具 ２２ 締め付けボルト ２３ 円柱ジョイント部 ２４ 挿通穴 ２５ インナーストッパ ２６ 保持部材固定用ナット ２７ グリップ固定用ナット ２８ 伸縮部 ２９ 固定用回動操作部 ３０ 保持枠 ３１ ほぞ溝 ３２ ほぞ ３３ａ，３３ｂ，３３ｃ 取り付け穴 ３４ 専用ノブボルト
Claims (2)
- 【請求項１】 ベッド取り付け型介助ポールであっ
て、床部側面近傍の床面と天井間に、軸方向に伸長する
ように付勢することで立設した支柱部を有し、この支柱
部とベッドにおける基部フレームとを連結手段によって
連結し、この連結手段を、前記基部フレームと支柱部と
の距離に対応して伸縮調節可能に構成し、前記支柱部に
沿って高さ調節可能に装着する一方、前記支柱部を中心
として回動可能として適宜な位置に固定支持可能に取り
付けた介助部材を有することを特徴とするベッド取り付
け型介助ポール。 - 【請求項２】 前記支柱部は、床面に接地する基部ア
ジャスタと、連結手段の取り付け基部と、介助部材を支
持高さ調節可能に取り付けるためのメインポール部材
と、このメインポール部材に嵌入して昇降自在に、且つ
固定可能に構成した介助部材保持部材と、この介助部材
保持部材の上側においてメインポール部材に被覆装着し
たグリップ部とを有し、前記メインポール部材の上端側
に伸縮調節可能なアジャスタポールを取り付けると共
に、このアジャスタポール先端に天井に当接するための
天井受け部を設け、前記アジャスタポールを伸縮調節す
ることで前記天井受け部を天井に圧接させて保持するよ
うにしたことを特徴とする請求項１記載のベッド取り付
け型介助ポール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047489A JP3016422B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | ベッド取り付け型介助ポール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9047489A JP3016422B2 (ja) | 1997-03-03 | 1997-03-03 | ベッド取り付け型介助ポール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10234789A JPH10234789A (ja) | 1998-09-08 |
| JP3016422B2 true JP3016422B2 (ja) | 2000-03-06 |
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Family Applications (1)
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| JP (1) | JP3016422B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010178833A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Seahonence Inc | 寝台用介助装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-03-03 JP JP9047489A patent/JP3016422B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010178833A (ja) * | 2009-02-04 | 2010-08-19 | Seahonence Inc | 寝台用介助装置 |
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