JP3016403U - 動力運搬車 - Google Patents
動力運搬車Info
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- JP3016403U JP3016403U JP1995002636U JP263695U JP3016403U JP 3016403 U JP3016403 U JP 3016403U JP 1995002636 U JP1995002636 U JP 1995002636U JP 263695 U JP263695 U JP 263695U JP 3016403 U JP3016403 U JP 3016403U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 乗用運転と歩行運転が兼用してでき、且つ乗
用運転時と歩行運転時で前後進方向が反転すると共に、
所定形状を有するガイド孔15に沿って揺動可能な操作
レバー6を備えた動力運搬車において、ガイド孔15の
一部を開放自在に閉塞し、閉塞時に閉塞領域での操作レ
バー6の揺動を禁止するけん制板17を設けたもの。 【効果】 乗用運転時及び/又は歩行運転時に、ガイド
孔15内の操作レバー6が揺動する必要のない領域、或
いは揺動することが危険な領域をけん制板17で閉塞す
ることにより、事故の発生等を未然に防止できる。
用運転時と歩行運転時で前後進方向が反転すると共に、
所定形状を有するガイド孔15に沿って揺動可能な操作
レバー6を備えた動力運搬車において、ガイド孔15の
一部を開放自在に閉塞し、閉塞時に閉塞領域での操作レ
バー6の揺動を禁止するけん制板17を設けたもの。 【効果】 乗用運転時及び/又は歩行運転時に、ガイド
孔15内の操作レバー6が揺動する必要のない領域、或
いは揺動することが危険な領域をけん制板17で閉塞す
ることにより、事故の発生等を未然に防止できる。
Description
【0001】
本考案は、乗用運転及び歩行運転が可能な動力運搬車に関する。
【0002】
従来、農作業等に用いる3輪又は4輪タイプの動力運搬車として、図9に示す ように、運転席1と、運転席1の後方に設けた荷台2と、車体前部下方の操舵輪 3と、車体後部下方の駆動輪4と、前記操舵輪3を操舵するハンドル5と、運転 席1の側部に設けた変速レバー6を備え、乗用運転時には、運転者が運転席1に 着座して実線位置のハンドル5を操作する一方、歩行運転時には、前記乗用運転 時と前後進方向を反転させて荷台2側を車体前方側とし、運転者が車体後端部に 従って歩行しながら、一点鎖線位置へ反転させたハンドル5を操作するようにし たものがある(実公昭62-19484号公報参照)。
【0003】 又、図10に示すように、左右2つの走行クローラ7を備えたクローラタイプ の動力運搬車において、乗用運転時には、運転者が着脱式の座席8に着座して、 着脱式の2本の旋回レバー9、10により操舵する一方、乗用運転時と車体前後 方向を反転させた歩行運転時には、図11のように、屈曲状の旋回レバー9、1 0の向きを反転させ、運転者が車体後端部に従って歩行しながら前記旋回レバー 9、10により操舵するようにしたものがある(実公昭63-41262号公報参照)。 ここで、各運転時に、向かって右側の旋回レバー9又は10をガイド孔11又は 12内の中央位置から手元へ引くか又は前方へ押すかのいずれかの操作をすると 右旋回が行われ、向かって左側の旋回レバー10又は9をガイド孔12又は11 の中央位置から引くか押すかの操作すると左旋回が行われる。なお、座席8を孔 13側にセットすれば、歩行運転と同方向への乗用運転も可能である。
【0004】
ところが、前記3輪又は4輪タイプの動力運搬車において、変速レバー6によ り切り換える変速機の変速段が、例えば乗用運転時に前進側3段階、後進側1段 階とされている場合、歩行運転時には、逆に前進側1段階、後進側3段階(例え ば、第1、第2及び第3段がそれぞれ時速2km、5km及び8km)となるが 、後進時に誤って変速レバー6を第2段又は第3段に切り換えた場合、動力運搬 車が後方へ急発進して運転者を押し倒す等の事故が発生し易い問題があった。
【0005】 一方、前記クローラタイプの動力運搬車においては、前記旋回レバー9又は1 0を前方へ押して旋回操作を行った際に、運転者の重心が前方へ移動して極端な 前傾姿勢となり、前方への転倒事故等が生じ易い問題点を有していた。
【0006】
本考案は前記課題を解決して、操作レバーの誤操作に基づく事故が発生しにく い動力運搬車を提供することを目的とする。 そのため、請求項1に係る動力運搬車は、乗用運転時と歩行運転時で前後進方 向が反転すると共に乗用運転と歩行運転の双方に兼用できる、所定形状を有する ガイド孔に沿って揺動可能な操作レバーを備えた動力運搬車において、乗用運転 時及び/又は歩行運転時に前記ガイド孔の一部を開放自在に閉塞し、閉塞時に閉 塞領域での前記操作レバーの揺動を禁止するけん制板が設けられたことを特徴と するものである。
【0007】 請求項2に係る動力運搬車は、請求項1の構成において、前記操作レバーは変 速機の変速段を切り換えるものであり、前記けん制板は歩行運転時に前記ガイド 孔における後進側の高速の変速段に対応した領域を閉塞することを特徴とするも のである。
【0008】 請求項3に係る動力運搬車は、請求項1の構成において、前記動力運搬車は左 右2つの走行クローラを有し、前記操作レバーは各走行クローラに対応させて設 けられ、それぞれ直線状のガイド孔に沿って揺動可能な2つの操作レバーからな ると共に、各操作レバーはガイド孔の中央位置と片側の端部間での揺動のみで各 走行クローラの駆動制御が可能となるように構成され、前記けん制板は乗用運転 時に前記各ガイド孔の中央位置より前方側を閉塞する第1けん制板と、歩行運転 時に前記各ガイド孔の中央位置より前方側を閉塞する第2けん制板からなること を特徴とするものである。
【0009】 請求項4に係る動力運搬車は、前記請求項1乃至3のいずれかの構成において 、前記けん制板の閉塞時の操作レバーの操作態様を表示する閉塞時用表示部がけ ん制板上に設けられたことを特徴とするものである。
【0010】 請求項5に係る動力運搬車は、請求項4の構成において、前記けん制板の開放 時の操作レバーの操作態様を表示する開放時用表示部が前記ガイド孔に隣接して 設けられ、前記けん制板の閉塞時に前記開放時用表示部がけん制板により閉塞さ れることを特徴とするものである。
【0011】 請求項6に係る動力運搬車は、請求項4又は5の構成において、前記閉塞時用 表示部又は開放時用表示部が、各操作態様を表示した銘板をけん制板上又はガイ ド孔の隣接位置にそれぞれ貼着してなることを特徴とするものである。
【0012】 請求項7に係る動力運搬車は、請求項1乃至6のいずれかの構成において、前 記けん制板がガイド孔を閉塞する位置と開放する位置との間で回動自在に設けら れたことを特徴とするものである。
【0013】
請求項1の構成によれば、乗用運転時及び/又は歩行運転時に、前記けん制板 によりガイド孔の一部、つまり、操作レバーが揺動する必要のない領域、或いは 操作レバーを揺動させることが危険な領域を閉塞する。これにより、操作レバー は、ガイド孔内のけん制板により閉塞されていない必要最小限の領域内でのみ揺 動可能となるので、乗用運転時及び/又は歩行運転時に操作レバーの誤操作等に よって発生し得る事故が未然に防止されるようになる。
【0014】 請求項2の構成によれば、前記操作レバーで変速機の変速段を切り換える場合 、歩行運転時に後進側の高速の変速段に対応したガイド孔の一部領域をけん制板 で閉塞するようにしたので、操作レバーを後進側の高速の変速段に切り換えるこ とが不可能となる。従って、歩行運転時に動力運搬車が後方へ急発進することに より発生し得る事故が未然に防止される。
【0015】 請求項3の構成によれば、クローラタイプの動力運搬車の左右旋回を2本の操 作レバーで操作する場合、乗用運転時と歩行運転時にそれぞれ第1及び第2けん 制板によってガイド孔の中央位置より前方側を閉塞するようにしたので、操作レ バーを前方へ押すことが不可能となる。これにより、運転者が極端な前傾姿勢と なることにより生じ得る転倒事故等を未然に防止できる。
【0016】 請求項4の構成によれば、けん制板の閉塞時における操作レバーの操作態様を 、けん制板上に設けた閉塞時用表示部により表示したので、運転者はこの表示内 容を見ながら、閉塞時における操作レバーの操作を行うことができるようになっ て、操作勝手が向上する。
【0017】 請求項5の構成によれば、ガイド孔に隣接して、けん制板の開放時の操作レバ ーの操作態様を示す開放時用表示部を設けたので、開放時にもこの表示内容を見 ながら操作レバーの操作が行えるようになって、操作勝手が一層向上する。更に 、けん制板の閉塞時に前記開放時用表示部を同時に閉塞するようにしたので、運 転者が開放時用と閉塞時用の各表示部の表示内容を見誤ることがない。
【0018】 請求項6の構成によれば、閉塞時用又は開放時用の各表示部をけん制板上又は ガイド孔の隣接位置にそれぞれ銘板を貼り付けて構成するようにしたので、各表 示部の設置を容易に行える。
【0019】 請求項7の構成によれば、前記けん制板をガイド孔の閉塞位置と開放位置との 間で回動自在としたので、けん制板の開閉時の移動領域を最小限に抑制できると 共に、開閉操作も簡単であり、且つけん制板の開閉機構も単純なもので良い。
【0020】
以下、本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。本実施例の動力運搬車 は3輪又は4輪タイプであって、変速レバー6(操作レバー)を含む変速機周辺 部を除く全体構成は、図9の従来例と同様であるので、ここでは説明を省略する 。図3及び図4に示すように、変速機は車体のフレームFに水平に固定された変 速ガイド板14を備えている。変速ガイド板14には横H形のガイド孔15が形 成され、後述のけん制板17によってガイド孔15を閉塞しない乗用運転時に、 変速レバー6をガイド孔15の前方右側に倒せば、後進(R)、前方左側に倒せ ば前進第1段(1)、後方右側に倒せば前進第2段(2)、後方左側に倒せば前 進第3段(3)にそれぞれ切り換わるようになっている。変速ガイド板14上の ガイド孔15の隣接位置に、乗用運転時の各変速段の配置関係、つまり、変速レ バー6による操作態様を表示する銘板16(開放時用表示部)が貼着されている 。なお、変速段は前進側3段階、後進側1段階のみに限定されず、適宜変更でき る。
【0021】 図1及び図2に示すように、変速ガイド板14の内側方に、矩形状のけん制板 17がヒンジ19により回動自在に取り付けられている。歩行運転時には、乗用 運転時と前後進方向が反転し、前進側1段階、後進側3段階となるが、この歩行 運転時には前記けん制板17によりガイド孔15の後進第2段及び第3段に対応 した領域を閉塞し、且つ前記銘板16をも閉塞するようになっている。又、けん 制板17上には、歩行運転時の変速段である前進第1段(1)及び後進第1段( R)、つまり、変速レバー6による操作態様を表示する銘板18(閉塞時用表示 部)が貼り付けられている。運転者の向きが乗用運転時と歩行運転時で反転する ため、銘板18上の文字は銘板16上の文字に対して前後が反転されている。
【0022】 このように、歩行運転時には、けん制板17がガイド孔15の一部を覆うこと により、後進側の高速段、つまり、後進第2段及び第3段に切り換えることが禁 止されるので、歩行運転時に動力運搬車が後方へ急発進する不具合は未然に防止 される。又、けん制板17が銘板16を閉塞するので、運転者が開放時用と閉塞 時用の各銘板16、18の表示内容を見誤ることがない。更に、運転者は乗用運 転と歩行運転の切換時にけん制板17を回動させてガイド孔15を閉塞又は開放 すれば良いのみであるから、操作も簡単である。なお、図3、図4では、乗用運 転時にけん制板17が大略直立姿勢となるものとしたが、けん制板17の倒れを 防止するため、前記直立位置でけん制板17を保持するストッパを設けたり、或 いは乗用運転時にけん制板17をガイド孔15と反対側へ大略180°回動させ る等の設計変更は任意に行える。又、けん制板17を回動式とする以外に、例え ば、スライド式としても良く、その形状も矩形状に限らない。
【0023】 図5及び図6に3輪又は4輪タイプの動力運搬車の変速機の他の実施例を示す 。ここでは、ガイド孔20がI形、つまり、直線状に形成され、このガイド孔2 0の側方に、乗用運転時の変速段の配置を表示する銘板21が貼着されている。 一方、銘板21のガイド孔20と反対側の側方に、ヒンジ22によりL字状のけ ん制板23が回動自在に取り付けられ、歩行運転時には、けん制板23によりガ イド孔20の後進第2段及び第3段に対応する領域及び銘板21を閉塞するよう になっている。更に、けん制板23上には、歩行運転時の変速段の配置を示す銘 板24が貼り付けられている。
【0024】 図7及び図8にクローラタイプの動力運搬車の操縦装置に係る本考案の他の実 施例を示す。動力運搬車の全体構成は、図10及び図11に示したものと同様で あり、旋回レバー9、10(操作レバー)は、車体のフレームFに互いに平行に 設けたI形のガイド孔11、12内の不図示の操縦機構に対し着脱自在とされて いる。そして、図7の乗用運転時及び図8の歩行運転時に、運転者から向かって 右側の旋回レバー9又は10をガイド孔11又は12内の中央位置から手元に引 くか或いは前方に押すと、向かって右側の走行クローラ7が停止して右旋回が行 われ、向かって左側の旋回レバー10又は9をガイド孔12又は11の中央位置 から手元に引くか、前方に押すと、向かって左側の走行クローラ7が停止して左 旋回が行われるように構成されている。
【0025】 ガイド孔11の外側方には、ヒンジ25及び26により、それぞれ矩形状の第 1及び第2けん制板27及び28が回動自在に取り付けられ、乗用運転時には第 1けん制板27によりガイド孔11及び12の中央位置より前方側を閉塞する一 方、歩行運転時には第2けん制板28によりガイド孔12及び11の中央位置よ り前方側を閉塞するようになっている。第1けん制板27上には、乗用運転時に 旋回レバー9が右旋回レバーとなり、旋回レバー10が左旋回レバーとなること 、つまり、旋回レバー9、10の操作態様を示す銘板30、31が貼り付けられ る一方、第2けん制板28上には、歩行運転時に旋回レバー10が右旋回レバー となり、旋回レバー9が左旋回レバーとなることを示す銘板32、33が貼り付 けられている。
【0026】 前記のように、乗用運転時と歩行運転時にそれぞれ旋回レバー9、10をガイ ド孔11、12の中央位置より手元側でのみ揺動可能としたので、旋回レバー9 、10の操作によって運転者が極端な前傾姿勢となることがなく、前方への転倒 事故等の発生を未然に防止できる。
【0027】
以上説明したように、本考案の動力運搬車によれば、操作レバーを案内するガ イド孔の一部を開放自在に閉塞して、閉塞領域での操作レバーの揺動を禁止する けん制板を設けたので、乗用運転時及び/又は歩行運転時に、ガイド孔内の操作 レバーを揺動させる必要のない領域、或いは操作レバーを揺動させることが危険 な領域をけん制板で閉塞することにより、事故の発生等を未然に防止できるよう になる。
【0028】 又、前記操作レバーで変速機の変速段を切り換える場合、歩行運転時に後進側 の高速の変速段に対応したガイド孔の一部領域をけん制板で閉塞するようにすれ ば、操作レバーを後進側の高速の変速段に切り換えることが不可能となるので、 歩行運転時に動力運搬車が後方へ急発進することによる事故の発生が未然に防止 される利点がある。
【0029】 更に、クローラタイプの動力運搬車の左右旋回を2本の操作レバーで操縦する 場合、乗用運転時と歩行運転時にそれぞれ第1及び第2けん制板によってガイド 孔の中央位置より前方側を閉塞するようにすれば、操作レバーを前方へ押すこと が不可能となるので、運転者が極端な前傾姿勢となることによる前方への転倒事 故等が生じにくくなる。
【0030】 又、けん制板の閉塞時における操作レバーの操作態様をけん制板上に設けた閉 塞時用表示部により表示すれば、運転者は閉塞時にこの表示内容を見ながら操作 レバーの操作を行うことができるようになって、操作勝手が向上する。
【0031】 更に、ガイド孔に隣接して、けん制板の開放時の操作レバーの操作態様を示す 開放時用表示部を設ければ、開放時にもこの表示内容を見ながら操作レバーの操 作が行えるようになって、操作勝手が一層向上する。又、けん制板の閉塞時に前 記開放時用表示部を同時に閉塞するようにすれば、運転者が開放時用と閉塞時用 の各表示部の表示内容を見誤ることがない。
【0032】 閉塞時用又は開放時用の各表示部をけん制板上又はガイド孔の隣接位置にそれ ぞれ銘板を貼着して構成するようにすれば、各表示部の設置を容易に行えると共 に、見栄えも良くなる利点がある。
【0033】 又、前記けん制板をガイド孔の閉塞位置と開放位置との間で回動自在に構成す れば、けん制板の開閉時の移動領域を最小限に抑制できると共に、開閉操作も簡 単になり、且つけん制板の開閉機構の構成も簡素化できる。
【図1】本考案の第1実施例に係る動力運搬車の変速機
の歩行運転時の概略平面図。
の歩行運転時の概略平面図。
【図2】前記変速機の歩行運転時の概略正面図。
【図3】前記変速機の乗用運転時の概略平面図。
【図4】前記変速機の乗用運転時の概略背面図。
【図5】本考案の第2実施例の動力運搬車の変速機の乗
用運転時の概略平面図。
用運転時の概略平面図。
【図6】図5の変速機の歩行運転時の概略平面図。
【図7】本考案の第3実施例の動力運搬車の操縦装置の
乗用運転時の概略平面図。
乗用運転時の概略平面図。
【図8】図7の操縦装置の歩行運転時の概略平面図。
【図9】3輪又は4輪タイプの動力運搬車を示す概略側
面図。
面図。
【図10】クローラタイプの動力運搬車の乗用運転時を
示す概略斜視図。
示す概略斜視図。
【図11】図10の動力運搬車の歩行運転時を示す概略
斜視図。
斜視図。
6 変速レバー(操作レバー) 9、10 旋回レバー(操作レバー) 11、12、15、20 ガイド孔 16、21 銘板(開放時用表示部) 17、23、27、28 けん制板 18、24、30、31、32、33 銘板(閉塞時用
表示部)
表示部)
Claims (7)
- 【請求項1】 乗用運転時と歩行運転時で前後進方向が
反転すると共に乗用運転と歩行運転の双方に兼用でき
る、所定形状を有するガイド孔に沿って揺動可能な操作
レバーを備えた動力運搬車において、 乗用運転時及び/又は歩行運転時に前記ガイド孔の一部
を開放自在に閉塞し、閉塞時に閉塞領域での前記操作レ
バーの揺動を禁止するけん制板が設けられたことを特徴
とする動力運搬車。 - 【請求項2】 前記操作レバーは変速機の変速段を切り
換えるものであり、前記けん制板は歩行運転時に前記ガ
イド孔における後進側の高速の変速段に対応した領域を
被覆することを特徴とする請求項1記載の動力運搬車。 - 【請求項3】 前記動力運搬車は左右2つの走行クロー
ラを有し、前記操作レバーは各走行クローラに対応させ
て設けられ、それぞれ直線状のガイド孔に沿って揺動す
る2つの操作レバーからなると共に各操作レバーはガイ
ド孔の中央位置と片側の端部間での揺動のみで各走行ク
ローラの駆動制御が可能となるように構成され、前記け
ん制板は乗用運転時に前記各ガイド孔の中央位置より前
方側を閉塞する第1けん制板と、歩行運転時に前記各ガ
イド孔の中央位置より前方側を閉塞する第2けん制板か
らなることを特徴とする請求項1記載の動力運搬車。 - 【請求項4】 前記けん制板の閉塞時の操作レバーの操
作態様を表示する閉塞時用表示部がけん制板上に設けら
れたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の
動力運搬車。 - 【請求項5】 前記けん制板の開放時の操作レバーの操
作態様を表示する開放時用表示部が前記ガイド孔に隣接
して設けられ、前記けん制板の閉塞時に前記開放時用表
示部がけん制板により閉塞されることを特徴とする請求
項4記載の動力運搬車。 - 【請求項6】 前記閉塞時用表示部又は開放時用表示部
が、各操作態様を表示した銘板をけん制板上又はガイド
孔の隣接位置にそれぞれ貼着してなることを特徴とする
請求項4又は5記載の動力運搬車。 - 【請求項7】 前記けん制板がガイド孔を閉塞する位置
と開放する位置との間で回動自在に設けられたことを特
徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の動力運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002636U JP3016403U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 動力運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995002636U JP3016403U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 動力運搬車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3016403U true JP3016403U (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=43151932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995002636U Expired - Lifetime JP3016403U (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 動力運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3016403U (ja) |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP1995002636U patent/JP3016403U/ja not_active Expired - Lifetime
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