JP3016340B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置とその製造
方法に係り、特にMOSFET(Metal Oxide Semicond
uctor Field Effect Transistor )に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】MOSFETは、微細化するにしたがっ
て信頼性の維持や消費電力の減少などの理由により電源
電圧を下げる傾向にあり、それに伴ってしきい値電圧も
下げる必要がある。ところが、パンチスルー現象を防止
するために基板の不純物濃度を上げると、しきい値電圧
も上がってしまうので、基板と逆の導電型の不純物を基
板の表面に導入して、見掛上のしきい値電圧を下げるよ
うにしていた。しかしながらこの場合、見掛上のしきい
値電圧は下がるが、ゲート電圧が0Vの時のドレイン電
流(リーク電流)値は増大してしまうという課題があっ
た。
【0003】そこで本発明者は、特願平5−20886
7号出願にて、ウェルの導電型とは反対の導電型を有す
る領域をゲートの下に埋め込むことにより、しきい値電
圧以下の領域でドレイン電流を一桁下げるのに必要なゲ
ート電圧を示すS係数を下げた半導体装置及びその製造
方法を提案した。そして、本発明者は、これをさらに改
良して、LDD(Lightly Doped Drain)構造とした半
導体装置及びその製造方法を特願平5−303367号
出願にて提案した。
【0004】このLDD構造のMOSFETを図6に示
し、簡単に説明する。このMOSFETは、ゲート電極
5の両側には、非導電性のサイドスペーサ6があり、ゲ
ート酸化膜4を介したゲート電極5下に基板1と同じ導
電型を有する領域Iがある。そして、その下には、基板
1と反対の導電型を有する領域IIがある。また、この領
域IIとソース領域2との間及び領域IIとドレイン領域3
との間には、それぞれ基板1と同じ導電型を有する領域
III がある。さらに、領域Iとソース領域2との間及び
領域Iとドレイン領域3との間には、LDD領域7が形
成されている。なお、基板1を領域IVとする。したがっ
て、基板1をp型とすると、領域I、III 、IVはp型と
なり、領域II、ソース領域2、ドレイン領域3、LDD
領域7はn型となる。また、基板1がn型の場合には、
それぞれ逆の導電型となる。
【0005】次に、このようなMOSFETの製造方法
を図7(A)〜(E)と共に簡単に説明する。なお、同
図に示したMOSFETはn型である。同図(A)に示
すように、p- 型の基板1の表面にバッファー酸化膜8
を形成した後、Si3 4 膜9を成膜する。そして、後
工程で形成するフィールド酸化膜10を形成する部分
(他のMOSFETとの境界部分)のSi3 4 膜9を
除去する。
【0006】同図(B)に示すように、LOCOS法
(局所酸化法)によってフィールド酸化膜10を形成し
た後、残りのSi3 4 膜9とバッファー酸化膜8を除
去してから、犠牲酸化膜11を形成する。そして、同図
(C)に示すように、この犠牲酸化膜11を通して基板
1にB(ボロン)とP(リン)を注入すると、犠牲酸化
膜11の下に、領域IとなるBの注入された層12が形
成され、さらにその下に、領域IIとなるPの注入された
層13が形成される。
【0007】さらに、同図(D)に示すように、B,P
の注入後に犠牲酸化膜11を除去して、ゲート酸化膜4
をつけ直し、ポリシリコン薄膜を成膜、エッチングして
ゲート電極5を形成する。そして、ゲート電極5をマス
クとして、領域IIの形成された深さ位置に領域IIに注入
したPよりも多くのBを注入して領域III の層14を形
成し、同じくゲート電極5をマスクとしてAsを注入し
て、Bの注入された領域III の層14の表面側にLDD
領域7となるn- 層15を形成する。
【0008】同図(E)に示すように、SiO2 膜を全
面に成膜してからRIE法などの異方性エッチングを行
って、サイドスペーサ6を形成し、ゲート電極5及びサ
イドスペーサ6をマスクとして、Asを注入して、n-
層15及びBの注入された領域III の層14のサイドス
ペーサ6の下側よりも外側にソース領域2とドレイン領
域3とを形成する。最後に、熱処理を行うことにより、
図6に示すようなMOSFETを製造することができ
る。
【0009】なお、以上説明したMOSFETの製造方
法は、先に出願した特願平5−303367号のもの
に、前工程であるフィールド酸化膜10を形成する工程
も加えている。また、先の出願の説明では、ゲート酸化
膜4をつけ直さずにB,Pなどの不純物を注入していた
が、ゲート酸化膜4を通して不純物の注入を行うと、ゲ
ート酸化膜4の信頼性が低下し、ゲート電極5と基板1
との間の耐圧が低下することが判っているので、通常は
上記したように、犠牲酸化膜11を通して不純物の注入
を行い、その後でゲート酸化膜4をつけ直すようにして
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような構造の半導
体装置を実際に製造してみると、図8(A),(B)に
示すように、同一ウエハ内で製造されるMOSFETの
リーク電流値やS係数の値に非常に大きなばらつきが生
じていることが判った。
【0011】そして、この構造のMOSFETは、その
特性が領域Iと領域IIの不純物濃度とその深さ方向幅に
依存するので、同一ウエハ内の全てのMOSFETにお
いて、これらの領域を均一に形成する必要があるが、実
際に製造したものは、図9に示すようなMOSFETの
エッジ部分(ゲート電極5下のフィールド酸化膜10の
端部分)Cで電流がリークしているものがあった。な
お、図9はMOSFETを上から見た図である。
【0012】これは、製造工程において、図10(A)
〜(E)に示すような状態になることが原因と考えられ
る。なお、各図は、図9におけるB−B断面のフィール
ド酸化膜10の端部分を拡大したものであり、図7
(A)〜(E)にて説明した従来のMOSFETの製造
方法と同じ製造方法を示している。図10(A)は図7
(B)に示したものと同じ状態を示しており、p- 型の
基板1上にフィールド酸化膜10と犠牲酸化膜11とを
形成したものである。そして、図10(B)及び図7
(C)に示すように、この犠牲酸化膜11を通して基板
1にB(ボロン)とP(リン)を注入すると、犠牲酸化
膜11の下に、領域IとなるBの注入された層12が形
成され、さらにその下に、領域IIとなるPの注入された
層13が形成される。このとき、フィールド酸化膜10
のエッジ部分では、フィールド酸化膜10の厚さに応じ
て、Bの注入された層12及びPの注入された層13が
図10(B)に示すような浅い位置に形成される。
【0013】さらに、B,Pの注入後に犠牲酸化膜11
を除去すると、図10(C)に示すように、フィールド
酸化膜10の表面も同時に削られる。そして、図10
(D)に示すようにゲート酸化膜4をつけ直してから、
図10(E)に示すようにポリシリコン薄膜を成膜し、
以降、図7(D),(E)で説明した処理を行うが、図
10(D),(E)からも判るように、フィールド酸化
膜10のエッジ部分では、Bの注入された層(領域I)
12の厚さが薄くなっており、この部分のしきい値電圧
が他の部分よりも低くなってしまい、MOSFETのリ
ーク電流が増えてS係数が悪化する原因となっていた。
【0014】また、フィールド酸化膜10の表面がさら
に削られて、Pの注入された層(領域II)13が表面に
出てしまうと、ソース領域2とドレイン領域3とがPの
注入された層13を通して導通してしまうという問題点
があった。そこで本発明は、上記課題を解決した半導体
装置とその製造方法を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段として、第1の導電型を有する半導体基板上に薄
いゲート絶縁膜を挟んで形成されたゲート電極と、この
ゲート絶縁膜の下方でこのゲート電極の両側に設けられ
た第2の導電型を有するソース領域及びドレイン領域
と、前記ゲート絶縁膜の下方で前記ゲート絶縁膜と前記
ソース領域及び前記ドレイン領域に接しないようにして
前記基板内に形成された第2の導電型を有する第2の領
域と、第1の導電型を有して前記ゲート絶縁膜とこの第
2の領域との間に形成され、前記ゲート電極に電圧をか
けた時に形成される空乏層の幅と、前記第2の領域との
pn接合による空乏層の幅とを合計した幅よりも小さい
幅の第1の領域と、第1の導電型を有して前記第2の領
域と前記ソース領域及び前記ドレイン領域との間にそれ
ぞれ形成され、前記ドレイン領域による空乏層の幅と、
前記第2の領域とのpn接合による空乏層の幅とを合計
した幅よりも大きい幅の第3の領域とを備え、隣接する
素子と絶縁膜によって隔離されている半導体装置におい
て、前記第1の領域と前記絶縁膜とが接する部分に前記
第1の領域及び前記半導体基板よりも高い導電性を有す
る第1の導電型の第4の領域を備えたことを特徴とする
半導体装置とその製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0016】
【作用】上述したように、S係数の悪化の原因となるリ
ーク電流の増大は、フィールド酸化膜10のエッジ部分
でしきい値電圧が低下することに起因している。したが
って、フィールド酸化膜10のエッジ部分でのしきい値
電圧を高くするような構造にすれば良い。しきい値電圧
を高くするには、アクセプタ濃度を高くすれば良く、フ
ィールド酸化膜10のエッジ部分でのアクセプタ濃度を
高くすることにより、リーク電流を防止してS係数特性
を改善させることができる。
【0017】
【実施例】まず、本発明の半導体装置の一実施例である
MOSFETの構造を図1(A),(B)に示して以下
に説明する。なお、図1(A)は図9におけるA−A方
向の断面図、図1(B)は図9におけるB−B方向の断
面図である。
【0018】このMOSFETは、ゲート電極5の両側
には、非導電性のサイドスペーサ6があり、ゲート酸化
膜4を介したゲート電極5下に基板1と同じ導電型を有
する領域Iがある。そして、その下には、基板1と反対
の導電型を有する領域IIがある。また、この領域IIとソ
ース領域2との間及び領域IIとドレイン領域3との間に
は、それぞれ基板1と同じ導電型を有する領域III があ
る。さらに、領域Iとソース領域2との間及び領域Iと
ドレイン領域3との間には、LDD領域7が形成されて
いる。なお、基板1を領域IVとする。したがって、基板
1をp型とすると、領域I、III 、IVはp型となり、領
域II、ソース領域2、ドレイン領域3、LDD領域7は
n型となる。また、基板1がn型の場合には、それぞれ
逆の導電型となる。
【0019】そして、このような構造の本実施例のMO
SFETでは、図1(B)に示すように、フィールド酸
化膜10近傍において、領域Iと同じ導電型で不純物濃
度が実質的に濃くなった領域Vを有しており、リーク電
流の発生を防止している。
【0020】次に、このような構造のMOSFETの製
造方法のいくつかの実施例を図面と共に説明する。本発
明の半導体装置の製造方法の第1の実施例を行うことに
より得られたMOSFETの主要部の断面図を図2に示
し、以下に説明する。なお、同図に示したMOSFET
はn型である。
【0021】まず、従来例の図7(A)に示したよう
に、p- 型の基板1の表面にバッファー酸化膜8を形成
した後、Si3 4 膜9を成膜する。そして、後工程で
形成するフィールド酸化膜10を形成する部分(他のM
OSFETとの境界部分)のSi3 4 膜9を除去す
る。
【0022】次に、素子の分離度を高めるために、残っ
たSi3 4 膜9をマスクとして、ボロン(B)等のp
型不純物を注入してから、LOCOS法(局所酸化法)
によってフィールド酸化膜10を形成する。このとき、
p型不純物の注入量を通常よりも多くすることにより、
図2に示すように、領域I及び領域IIとフィールド酸化
膜10との間にp+ の領域Vが形成されて、フィールド
酸化膜10の近傍の実質的な不純物濃度を高くすること
ができる。そして、以降の工程は従来と同様であるの
で、その説明は省略する。
【0023】MOSFETの製造方法の第2の実施例の
製造工程を図3(A)〜(F)に示し、以下に説明す
る。なお、同図に示したMOSFETはn型である。同
図(A)に示すように、p- 型の基板1の表面にバッフ
ァー酸化膜8を形成した後、Si3 4 膜9を成膜す
る。そして、後工程で形成するフィールド酸化膜10を
形成する部分(他のMOSFETとの境界部分)のSi
3 4 膜9を除去する。
【0024】同図(B)に示すように、LOCOS法
(局所酸化法)によってフィールド酸化膜10を形成し
た後、残りのSi3 4 膜9とバッファー酸化膜8を除
去してから、犠牲酸化膜11を形成する。そして、同図
(C)に示すように、この犠牲酸化膜11を通して基板
1にB(ボロン)とP(リン)を注入すると、犠牲酸化
膜11の下に、領域IとなるBの注入された層12が形
成され、さらにその下に、領域IIとなるPの注入された
層13が形成される。このとき、フィールド酸化膜10
のエッジ部分では、フィールド酸化膜10の厚さに応じ
て、Bの注入された層12及びPの注入された層13が
同図(C)に示すような浅い位置に形成される。
【0025】その後、同図(D)に示すように、フィー
ルド酸化膜10のエッジ部分に窓を開けたレジスト16
を形成し、同図(E)に示すように、この窓部分にB
(ボロン)等のp型不純物を注入して、領域I及び領域
IIとフィールド酸化膜10との間にp+ の領域Vを形成
する。そして、レジスト16を除去してから、図10
(C)〜(E)で説明した工程と同様の工程を行うこと
により、図3(F)に示すような構造のMOSFETを
製造することができる。
【0026】MOSFETの製造方法の第3の実施例の
製造工程を図4(A)〜(C)に示し、以下に説明す
る。図10(A)で説明した工程と同様の工程により、
フィールド酸化膜10を形成した後、図4(A)に示す
ように、犠牲酸化膜11を通して、まず、基板1にB
(ボロン)を注入して、犠牲酸化膜11の下に領域Iと
なるBの注入された層12を形成する。
【0027】そして、同図(B)に示すように、フィー
ルド酸化膜10とそのエッジ部分を残して窓を開けたレ
ジスト16を形成し、このレジスト16をマスクとして
P(リン)を注入して、Bの注入された層12の下に、
領域IIとなるPの注入された層13を形成する。このと
き、領域IIとなるPの注入された層13とフィールド酸
化膜10との間はp- 型の領域Iのままであり、フィー
ルド酸化膜10とPの注入された層13とが直接に接し
ない。しかも、フィールド酸化膜10のエッジ部分のア
クセプタ濃度は、Pが注入されていない分高くなってお
り、この部分の不純物濃度が実効的に高くなった領域V
となっている。
【0028】それ以降、図10(C)〜(E)で説明し
た工程と同様の工程を行うことにより、図4(C)に示
すような構造のMOSFETが製造される。そして、こ
の場合、フィールド酸化膜10のエッジ部分は従来と同
様に削られているが、エッジ部分では、領域Iの下の部
分もp- 型の領域となっているので、領域Iの厚さとし
ては薄くならず、しきい値電圧が下がることはない。
【0029】そして、この第3の実施例に示した方法を
用いて、領域IIとなるPの注入された層13をフィール
ド酸化膜10のエッジから2μm後退させ、他は従来と
同様にして製造した同一ウェハ内の各MOSFETの特
性を調べた結果、図5(A),(B)に示すようなリー
ク電流分布、S係数特性分布となり、製品ごとの特性の
ばらつきが少なくなっていることが判る。
【0030】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、絶縁膜近傍に第
1の領域よりも高い導電性を有する第1の導電型の第4
の領域を備えたので、リーク電流を防止してS係数特性
を改善させることができるという効果がある。また、本
発明の半導体装置の製造方法により、上記のような半導
体装置を簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A),(B)は共に本発明の半導体装置の一
実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の半導体装置の製造方法の第1の実施例
を行うことにより得られたMOSFETの主要部の断面
図である。
【図3】(A)〜(F)は本発明の半導体装置の製造方
法の第2の実施例を説明するための工程図である。
【図4】(A)〜(C)は本発明の半導体装置の製造方
法の第3の実施例を説明するための工程図である。
【図5】(A)は本発明の半導体装置の製造方法の第3
の実施例により製造されたMOSFETのリーク電流分
布を示すグラフ、(B)は同S係数特性分布を示すグラ
フである。
【図6】従来例を示す構成図である。
【図7】(A)〜(E)は従来の製造方法を説明するた
めの工程図である。
【図8】(A)は従来の製造方法により製造されたMO
SFETのリーク電流分布を示すグラフ、(B)は同S
係数特性分布を示すグラフである。
【図9】MOSFETの上面図である。
【図10】(A)〜(E)は従来の製造方法の課題を説
明するための工程図である。
【符号の説明】
1 基板 2 ソース領域 3 ドレイン領域 4 ゲート絶縁膜 5 ゲート電極 6 サイドスペーサ 7 LDD領域 8 バッファ酸化膜 9 Si3 4 膜 10 フィールド酸化膜(絶縁膜) 11 犠牲酸化膜 12 Bの注入された層(領域I) 13 Pの注入された層(領域II) 14 領域III の層 15 n- 層 16 レジスト

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の導電型を有する半導体基板上に薄い
    ゲート絶縁膜を挟んで形成されたゲート電極と、このゲ
    ート絶縁膜の下方でこのゲート電極の両側に設けられた
    第2の導電型を有するソース領域及びドレイン領域と、 前記ゲート絶縁膜の下方で前記ゲート絶縁膜と前記ソー
    ス領域及び前記ドレイン領域に接しないようにして前記
    基板内に形成された第2の導電型を有する第2の領域
    と、 第1の導電型を有して前記ゲート絶縁膜とこの第2の領
    域との間に形成され、前記ゲート電極に電圧をかけた時
    に形成される空乏層の幅と、前記第2の領域とのpn接
    合による空乏層の幅とを合計した幅よりも小さい幅の第
    1の領域と、 第1の導電型を有して前記第2の領域と前記ソース領域
    及び前記ドレイン領域との間にそれぞれ形成され、前記
    ドレイン領域による空乏層の幅と、前記第2の領域との
    pn接合による空乏層の幅とを合計した幅よりも大きい
    幅の第3の領域とを備え、 隣接する素子と絶縁膜によって隔離されている半導体装
    置において、 前記第1の領域と前記絶縁膜とが接する部分に前記第1
    の領域よりも高い導電性を有する第1の導電型の第4の
    領域を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体装置を製造する半導
    体装置の製造方法であって、 絶縁膜を形成する前に、前記絶縁膜形成領域に第1の領
    域と同じ第1の導電型を有する不純物を注入して第4の
    領域を形成することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の半導体装置を製造する半導
    体装置の製造方法であって、 絶縁膜と第1及び第2の領域形成後に、前記絶縁膜近傍
    に前記第1の領域と同じ第1の導電型を有する不純物を
    選択的に注入して第4の領域を形成することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の半導体装置を製造する半導
    体装置の製造方法であって、 絶縁膜と第1の領域を順次形成した後、 前記絶縁膜近傍をマスクして第2の領域を形成するため
    の不純物を注入することを特徴とする半導体装置の製造
    方法。
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