JP3016257U

JP3016257U - 傘袋回収容器

Info

Publication number: JP3016257U
Application number: JP1995003982U
Authority: JP
Inventors: 秀輔岡田
Original assignee: 株式会社パーム
Priority date: 1995-03-27
Filing date: 1995-03-27
Publication date: 1995-09-26
Anticipated expiration: 2001-03-27

Abstract

(57)【要約】【目的】傘に装着されたしずく防止の傘袋を片手で用
意に取り去り、取り去られた傘袋を効率よく集積出来る
傘袋回収装置を提供する。【構成】回収装置（１、２）を蓋（３）の傘差し込み
口（４）または、傘差し込み口の縁（５）に設けた回収
構造を特徴とする、傘袋回収容器。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、主に店舗及び公共施設において濡れた傘に装着された傘袋を回収する容器である。

【０００２】

【従来の技術】

従来、濡れた傘に装着された傘袋を抜き取る際には、手作業により外し、指定された箱等に回収している。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）両手で傘袋を抜き取るので、不便であった。（ロ）水滴で傘袋が濡れているため、抜き取る際に不快であった。（ハ）水滴で濡れた傘袋を手作業で抜き取り処分するので、回収箱から散乱したり、回収箱周辺が水滴で濡れてしまい管理が困難であった。本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

回収装置（１、２）は、ゴム、プラスチックなどの摩擦抵抗を利用した回収手段であり、蓋（３）の傘差し込み口（４）または、傘差し込み口の縁（５）に設置する。

【０００５】傘差し込み口（４）に設置する回収装置（１）は、傘袋を装着した傘を傘差し込み口（４）に挿入した際に、傘袋と回収装置（１）の摩擦抵抗を利用した回収手段であり、例えば摩擦力の強いゴムを回収装置として用いてＸ型、Ｙ型、平行型または、Ｚ型や井型に張り、傘袋を装着した傘を回収装置（１）に触れた状態で傘を抜くことにより、傘袋は回収装置（１）によって抜き取られて、容器本体（６）に回収する。

【０００６】また、傘差し込み口の縁（５）に設置する回収装置（２）は、例えばひだ形状のゴム、または、ひだのないゴムなどを用いて、上記手段と同じように摩擦抵抗を利用した回収手段とする。本考案は、以上の構成よりなる傘袋回収容器である。

【０００７】

【作用】

傘袋の装着された傘を蓋（３）の傘差し込み口（４）に挿入し、傘袋が回収装置（１、２）に触れた状態で傘を抜くことにより、傘袋は回収装置（１）によって抜き取られ、傘袋を容器本体（６）に回収することができる。

【０００８】

【実施例】

使用の例として、傘袋の装着された傘を蓋（３）の傘差し込み口（４）に挿入し、傘差し込み口（４）または、傘差し込み口の縁（５）に設置した傘袋回収装置（１、２）に触れた状態で傘を抜くことにより、傘袋を取り去ることができ、取り去られた傘袋は、次々に挿入される傘の先端で容器本体（６）に効率よく集積される。

【０００９】

【考案の効果】

片手で簡単に傘袋を抜き取ることができる。さらに抜き取られた傘袋も効率よく集積されるので、管理面においても円滑に回収することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】傘差し込み口に平行型の回収装置を設置した回
収容器の傾斜図である。

【図２】傘差し込み口に平行型の回収装置を設置した回
収容器の蓋を開けた状態での傾斜図である。

【図３】傘差し込み口の縁にひだ型の回収装置を設置し
た回収容器の傾斜図である。

【図４】傘差し込み口の縁にひだ型の回収装置を設置し
た回収容器の蓋を開けた状態での傾斜図である。

【符号の説明】

１回収装置２回収装置３蓋４傘差し込み口５傘差し込み口の縁６容器本体７止め具８蝶板

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】回収装置（１）を蓋（３）の傘差し込み
口（４）に設置した傘袋回収装置。
【請求項２】回収装置（２）を蓋（３）の傘差し込み
口の縁（５）に設置した傘袋回収装置。