JP3049961U

JP3049961U - ペットの糞処理容器

Info

Publication number: JP3049961U
Application number: JP1997002999U
Authority: JP
Inventors: 興一島田
Original assignee: 興一島田
Priority date: 1997-03-13
Filing date: 1997-03-13
Publication date: 1998-06-30
Anticipated expiration: 2003-03-13

Abstract

(57)【要約】【課題】ポリ袋を利用し、ペットの汚物を素早く簡単
で衛生的に回収する糞処理容器。【解決手段】対称の膨らみを持つプラスチック容器
を、バネを応用し左右に開閉するよう接合する。２種類
の容器所定カ所にソフトビニール片のポリ袋装着口の取
り付けや、ギザギザ穴の装着口の設定。両様に共通する
構成として、掴み部に兼用のポリ袋引っ掛け部位を施
す。これにより汚物をポリ袋に収納するポリ袋利用の衛
生的で、汚物の回収、廃棄も簡単なペットの糞処理容器
となる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、指先ワンタッチでポリ袋の様式に関係なく容器に装着できる、装着口と装着機能を有した、ポリ袋利用の衛生的で汚物の回収、廃棄も簡単なペットの糞処理容器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

左右開閉の糞掴み様式容器で実用化されている方式は、汚物の上にティッシュ、トイレットペーパー等を上に被せて掴み取る様式である。ポリ袋を利用する類似考案は、実開平６−８４８４１ペット用糞便取り具が出願されている。本考案と比較して、１．小ポリ袋及び、持ち手穴のないポリ袋の利用ができない。２．ポリ袋の装着に手間取る。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

ペットの汚物処理には従来数種の器具が考案、実用化されているが問題点として、ティッシュ、トイレットペーパー等を汚物の上から被せて、掴み取る用法は手間が掛かり面倒である。ポリ袋利用の器具はその装着法とポリ袋の様式が限定されている。本考案は従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので、その目的は家庭にあるポリ袋の再利用と、簡単で手間のかからない様式、用具及びポリ袋の用法で、衛生的なペットの糞処理容器を提供しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本考案は、容器の形状と様式及びポリ袋の用法に適した装着口と装着法で構成された、ペットの糞処理容器である。

【０００５】容器の形状は下部に膨らみのあるイチジク形の両端の持ったもので、頸域部で半イチジク形の接合部を有し左右に開閉する。頸域部の延長は開閉用の掴み部と内側に湾曲したポリ袋引っ掛け部位となり、開閉はバネを応用する。

【０００６】汚物回収用のポリ袋を手早く簡単に容器に装着する手段として、容器の所定カ所に空けた四つの穴の上に、十文字の切り込みを入れた一回り大きくて弾力のあるソフトビニール片を取り付ける。この上に被せたポリ袋を指先で押し込むだけで装着ができる。親指と人差指を用いて四カ所同時に押し込めばワンタッチで装着できる。

【０００７】また、上述所定カ所に空けた穴の同位置に、ギザギザ穴を空けても同様効果をもたらし、ポリ袋をワンタッチ装着ができる。

【０００８】さらに、持ち手穴のあるポリ袋は、引っ掛け部位に穴を通し、底部を容器内に収納すれば同様である。

【０００９】

【考案の実施の形態】

考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図１は容器（Ａ）、（Ｂ）の斜視図で、装着口（４）、（５）以外は同形態なので以下の説明は（Ａ），（Ｂ）両用である。図２はペットの汚物の回収用意として、容器の装着口の上にポリ袋の開口部を被せ、親指と人差指を用いて四カ所同時にワンタッチ装着する様子である。図３は装着したポリ袋の底部を容器内に収納した汚物回収前の状態である。図４は容器（Ａ），（Ｂ）の共通部分で、持ち手穴のあるポリ袋を、掴み部（３）兼用の引っ掛け部位（４）に持ち手穴を通して装着、ポリ袋の底部を容器内に収納すれば以下、汚物の回収、ポリ袋の用法、汚物の廃棄の方法は同一である。図５は容器（Ａ），（Ｂ）の汚物回収の図例と、その横面である。図６は汚物を回収し、開口部を装着部位から外して縛った、廃棄前の図で全て上述の手順で実施する。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、ポリ袋の大小、様式に関係なく利用できることと、用意はポリ袋の指先ワンタッチ装着、掴んで回収、離して廃棄の簡単操作。そして、手や容器に直接汚物に触れないので衛生的でもある、ペットの糞処理容器である。

【図面の簡単な説明】

【図１】容器（Ａ）、（Ｂ）の斜視図と、十文字の切り
込みを入れたソフトビニール片の装着口及び、ギザギザ
穴の装着口の概略図。

【図２】容器に指先ワンタッチの、ポリ袋装着例。、

【図３】装着したポリ袋の底収準備完了の図。汚物回収
後も同図となる。

【図４】持ち手穴のあるポリ袋を、掴み部兼用の引っ掛
け部位に装着した図。

【図５】容器を掴み汚物を回収している事例と、ポリ袋
状態図及び容器の横面図。

【図６】汚物を回収し、ポリ袋を装着口から外して裏返
しし、開口部を縛った廃棄直前の図。

【符号の説明】

Ａ．ソフトビニール製の装着口を取り付けた容器。Ｂ．ギザギザ穴を空けた装着口を取り付けた容器。１．頸城部。２．バネ。３．掴み部位４．持ち手穴のあるポリ袋の穴に通して、引っ掛ける部
位。５．十文字の切り込みを入れた、ソフトビニール製のポ
リ袋装着口６．ギザギザ穴のポリ袋装着口。７．ポリ袋。８．指先ワンタッチでポリ袋を装着している手。９．ポリ袋装着後の状態図。１０．汚物。

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【手続補正書】

【提出日】平成９年９月１２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項２請求項３

【補正方法】変更

【補正内容】

【請求項３】左右対称の両端イチジク形プラスチック容
器（Ａ）、（Ｂ）の頸城部分（１）にバネ（２）で左右
に開閉するよう接合し、頸城部両方の廷長部は容器開閉
用掴み部（３）と内側に湾曲したポリ袋引っ掛け部位
（４）を形成、持ち手穴のあるポリ袋を引っ掛け部位に
通すことで引っ掛け装着ができ、ポリ袋の底部を容器内
に収納するポリ袋利用の衛生的で汚物の回収、廃棄も簡
単なペットの糞処理容器。 ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１０年１月２０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項２

【補正方法】変更

【補正内容】

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項３

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】左右対称の両端イチジク形プラスチック容
器（Ａ）の頸域部分（１）にバネ（２）で左右に開閉す
るよう接合し、頸域部両方の延長部は容器開閉用掴み部
（３）と内側に湾曲したポリ袋引っ掛け部位（４）を形
成、その容器（Ａ）の片側所定カ所に二つずつ計四つの
穴を空け、その上に十文字の切り込みを入れた、一回り
大きくて弾力のあるソフトビニール片（５）を４個を取
り付け、この上にポリ袋を被せ指先で押し込むだけで容
器（Ａ）にワンタッチ装着でき、ポリ袋の底部を容器内
に収納する、ポリ袋利用の衛生的で汚物の回収、廃棄も
簡単なペットの糞処理容器。
【請求項２】請求項１記載と同形容器（Ｂ）の片側所定
カ所に、ギザギザ穴（６）を二つずつ計四つ空け、この
上にポリ袋を被せ指先で押し込むだけで容器（Ｂ）にワ
ンタッチ装着でき、ポリ袋の底部を容器内に収納する、
ポリ袋利用の衛生的で汚物の回収、廃棄も簡単なペット
の糞処理容器。
【請求項３】請求項１、２記載の容器（Ａ）、（Ｂ）の
掴み部（３）兼用の内側に湾曲したポリ袋引っ掛け部位
（４）は、持ち手穴のあるポリ袋の穴に通してポリ袋を
引っ掛け装着ができ、ポリ袋の底部を容器内に収納す
る、ポリ袋利用の衛生的で汚物の回収、廃棄も簡単なペ
ットの糞処理容器。