JP3057978U - ペット用糞回収具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右対称に開口した糞収納部にポリ袋を利用
し、主としてペットの糞を衛生的に回収することを目的
とするペット用糞回収具。 【解決手段】 左右対称の糞収納部が閉口した状態の時
にポリ袋を装着し、開口することで糞収納部左右の外側
で固定する。これによりペットの糞を衛生的で簡単な回
収ができるペット用糞回収具となる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術の分野】

本考案は、主としてペットの糞を手や器具に触れることなく、衛生的にポリ袋 へ摘み取ることができるペット用糞回収具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

左右開閉様式で、ポリ袋に摘み取る考案は実開平６−８４８４１などいくつか 出されているが、糞取り具がバネで閉じた状態のためポリ袋が固定しにくく、又 、袋の底部を収納部の内側へ押し込むといった手間も必要だった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の様々な方法では不衛生で使いずらいというものが多かったが、本考案は 従来のそのような問題点を改善し飼い主が衛生的に、又簡単に糞をポリ袋へ回収 できるペット用糞回収具を提供することを目的とするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため本考案は収納部、グリップの形態で容易にポリ袋を装 着することができる。

【０００５】 糞収納部は左右に開口している状態が自然体であり曲部の弾力性及び、軸を中 心にバネの力を応用しグリップを手で握ると閉口、手放すと開口する。

【０００６】 そして、開口した状態でストッパーをストッパー受けに掛けることにより状態 を維持できる。

【０００７】

【考案の実地の形態】

以下、図面を参照して本考案の実地の形態を説明する。

【０００８】 図７は本体の斜視図であり、曲部の弾力性を応用して収納部が開口しているが 、グリップの裏側などにバネを設けてもよい。

【０００９】 図４はストッパーを見た断面図で、材質は本体と同じ合成樹脂製品であるが本 体同様鉄製でも材質にはこだわらない。

【００１０】 図１は収納部にポリ袋を装着する様子であるが、ポリ袋の大きさは収納部の外 形より２周り前後大きいものが望ましく、有色系のポリ袋（例えば黒、青）など を使用すれば直接糞を見なくてすむので不快感が少ない。

【００１１】

【考案の効果】

本考案は、専用の有色ポリ袋だけでなく市販のポリ袋も使用でき経済的で、装 着、摘んで回収、廃棄が簡単で手や回収具に糞が一切触れることがないので、衛 生的なペット用糞回収具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】糞収納部を閉口しポリ袋を装着している状態を
示す図。

【図２】糞を摘もうとしている図。

【図３】糞を摘み上げポリ袋を裏返しながら糞収納部か
ら外し糞の入ったポリ袋を取り出そうとしている断面
図。

【図４】ストッパーの断面図。

【図５】糞収納部を閉口状態に維持するため、ストッパ
ーを指でストッパー受けに掛けている断面図。

【図６】ポリ袋を装着し横から見た図。

【図７】開口状態の斜視図。

【図８】軸を中心にバネの力を応用し開閉を表す断面
図。

【符号の説明】

１． 糞 ２． 糞収納部 ３． 曲部 ４． グリップ ５． ストッパー ６． ストッパー受け ７． ポリ袋 ８． 溝 ９． 軸 １０． バネ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】左右対称の糞収納部（２）を曲部（３）の
   弾力性を応用して左右に開くように形成し、グリップ
   （４）を手で握り閉口する事で溝（８）から出たストッ
   パー（５）をスットパー受け（６）に掛け糞収納部
   （２）を閉口した状態に維持することができ、ポリ袋
   （７）を被せ開口する事で糞（１）を摘むことができる
   衛生的で装着、回収、廃棄が簡単なペット用糞回収具で
   ある。
2. 【請求項２】軸（９）を中心にバネ（１０）で左右対称
   の糞収納部（２）が開閉するように形成された請求項１
   記載のペット用糞回収具である。