JP3015884U - 搬送装置 - Google Patents
搬送装置Info
- Publication number
- JP3015884U JP3015884U JP1995003050U JP305095U JP3015884U JP 3015884 U JP3015884 U JP 3015884U JP 1995003050 U JP1995003050 U JP 1995003050U JP 305095 U JP305095 U JP 305095U JP 3015884 U JP3015884 U JP 3015884U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- main body
- cross
- guide rails
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 恙ないスムーズな走行を実現でき、しかも構
造が比較的簡単で低廉で且つ故障が少ない搬送装置を提
供すること。 【構成】略水平に配置された2本の案内レール3,4
と、一方の案内レール3に走行可能に設けられたレール
コロ8と、他方の案内レール4に走行可能に設けられた
レールコロ9と、案内レール3,4に対して横切る方向
の姿勢でレールコロ8,9に夫々支持された本体10
と、本体10におけるレールコロ8,9の何れか一方に
よる支持部付近に取り付けられた牽引用のワイヤ12
と、ワイヤ12を牽引して本体10を2本の案内レール
3,4に沿って搬送させる駆動モータ6とによって構成
したこと。
造が比較的簡単で低廉で且つ故障が少ない搬送装置を提
供すること。 【構成】略水平に配置された2本の案内レール3,4
と、一方の案内レール3に走行可能に設けられたレール
コロ8と、他方の案内レール4に走行可能に設けられた
レールコロ9と、案内レール3,4に対して横切る方向
の姿勢でレールコロ8,9に夫々支持された本体10
と、本体10におけるレールコロ8,9の何れか一方に
よる支持部付近に取り付けられた牽引用のワイヤ12
と、ワイヤ12を牽引して本体10を2本の案内レール
3,4に沿って搬送させる駆動モータ6とによって構成
したこと。
Description
【0001】
本考案は、例えば温室やビニールハウス内に設備するのに好適な搬送装置に関 し、特に防除・散水などの器機の搬送に最適な装置に関するものである。
【0002】
従来のこの種の搬送装置は、凡そ次の3つのタイプに分けて考えることができ る。 すなわち、先ず第一のタイプは、特公昭63−4462号,実開平5−921 5号,実開平5−20550号に記載されているように、温室の天井から室内長 手方向に架設した1本の走行レ−ルに、温室の巾方向に亘る散布体を牽引ワイヤ により懸垂走行させるようにしたものである。
【0003】 第二のタイプは、特開平3−89966号に記載されているように、植物育成 ハウス内の上部に、走行レールを多条にしかもそれらのレールをシリーズに繋げ て張り巡らせ、この走行レールに散布体を支持した台車を無端ワイヤ式移送機構 によりハウス内全域に亘って走行させるようにしたものである。
【0004】 第三のタイプは、実開平5−46282号,実開平5−85246号に記載さ れているように、ハウス内に架設した複数のレール上に夫々台車を走行可能に設 けて、これらの台車によりハウスの巾方向に亘る移動体を吊り下げると共に、レ ール毎の台車を夫々駆動ワイヤで引っ張って移動体を走行させるようにしたもの である。
【0005】 しかしながら、従来の第一のタイプでは、散布体が斜行したり、揺動したりす ると、走行レールへの散布体の懸垂部に大きな負荷が掛って、走行に支障を来す ことがあるばかりか、その過負荷により懸垂部が疲労して故障の原因になる虞れ があった。
【0006】 また、従来の第二のタイプでは、搬送装置の構成が複雑でメンテナンスフリー にすることが難しいばかりか、比較的コスト高となる問題があった。
【0007】 更に、従来の第三のタイプでは、駆動モータが一個にも拘らず、複数の走行レ ールの台車毎に駆動ワイヤで引っ張るようにしているため、構造が複雑であるば かりか、駆動ワイヤが経時変化により伸びたりすると移動体が斜行してスムーズ な走行ができなくなる虞れがあった。
【0008】
本考案は、上記の種々の問題点に鑑みてなされたものであり、恙ないスムーズ な走行を実現でき、しかも構造が比較的簡単で低廉で且つ故障が少ない搬送装置 を提供することを目的とするものである。
【0009】
この目的を達成する本考案は、略水平に配置された2本の案内レールと、一方 の案内レールに走行可能に設けられた第一の走行体と、他方の案内レールに走行 可能に設けられた第二の走行体と、前記2本の案内レールに対して横切る方向の 姿勢で前記第一,第二の走行体に夫々支持された被搬送部材と、該被搬送部材に おける前記第一,第二の走行体の何れか一方による支持部付近に取り付けられた 駆動紐体と、該駆動紐体を牽引して前記被搬送部材を前記2本の案内レールに沿 って搬送させる動力源とからなること、に特徴を有する。
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。先ず、本考案に 関わる搬送装置を適用した温室内防除機の概要を図1,図2に基づいて説明する 。
【0011】 両図において、温室1内の上方には、アルミ製の2本の案内レール3,4が温 室1の奥行き方向に亘って略並行にしかも温室1の棟1aを境にした対称な位置 にブレス2により懸吊されている。そして、これらの案内レール3,4の両端部 には、夫々温室1に固定された角パイプ5,5が配置されており、これらの角パ イプ5,5には案内レール3の両端部に対応する各位置に後述する動力源として の駆動モータ6及び従動プーリ7が夫々設置されている。
【0012】 案内レール3には、第一の走行体としてのレールコロ8が走行可能に設けられ ており、案内レール4の方には、第二の走行体としてのレールコロ9が設けられ ている。そして、レールコロ8,9の下部には、案内レール3,4に直交する姿 勢でアルミ角パイプ製の本体10が懸架固定されており、この本体10にはその 長手方向に亘って中心部を境に一定間隔で8本の防除ノズル11が吊持されてい る。そして、この本体10におけるレールコロ8による支持部付近に、後述する 駆動紐体としての牽引用のワイヤ12がその一端を駆動モータ6側から、他端を 従動プーリ7側から夫々締結固定され、このようにしたワイヤ12が後述する駆 動プーリと従動プーリ7との間に巻回されている(図5(A),5(B),6( A)参照)。 したがって、駆動モータ6を正逆回転することによって、本体1 0を案内レール3,4に沿ってその全域に亘り往復走行運搬させることができる 。
【0013】 次に、図3(A),3(B)を参照して、案内レール3は、横断面形状が鉛直 線に対して線対称形状であって、互いに対向した断面く字状面3a及び断面逆く 字状面3bを有すると共に、各面3a,3bの上下方向に夫々連続した鉛直面3 c,3dを有する。
【0014】 レールコロ8は、案内レール3の図3B左側に2個(図3(A)参照)、右側 に2個(図3(B)では右側には1個のみ図示されているが、実際には図3(A )の左側と同様に右側にも2個ある)案内レール3に沿って配置された計4個の コロ部材13によって構成されている。これら4個のコロ部材13は、第一の親 板14に軸を直交して固定された4本の固定軸15に回転自在に取り付けられて いる。コロ部材13は、周方向にV溝を有すると共に、このV溝の両頂部が前述 の鉛直面の幅に略等しい幅の円筒面をなしている滑車状となっており、4個のコ ロ部材13は夫々案内レール3の断面く字状面3a及び断面逆く字状面3bに夫 々のV溝が転接すると共に、夫々の円筒面が各鉛直面3c,3dに転接する。な お、4個のコロ部材13と案内レール3の間には、案内レール3を数本ジョイン トして構成した場合のジョイント部の僅かの出っ張りを許容するクリアランスを 設けているが、基本的には、案内レール3に沿って安定して直進するようになっ ている。
【0015】 そして、前述の4個のコロ部材13を回転自在に固定している第一の親板14 の下側に、本体10が強固に固定されると共に、4個のコロ部材13のV溝の図 面上側の片面が案内レール3の断面く字状面3a及び断面逆く字状面3bの各上 面に当接することで本体10が案内レール3に懸垂支持される。なお、案内レー ル3は、詳細には図3(A),3(B)に示すようにブラケット16を介してブ レス2に取り付けられている。
【0016】 次に、図4(A),4(B)を参照して、案内レール4は、前述した案内レー ル3と同様に横断面形状が鉛直線に対して線対称形状であって、互いに対向した 断面く字状面4a及び断面逆く字状面4bを有すると共に、各面4a,4bの上 下方向に夫々連続した鉛直面4c,4dを有する。
【0017】 レールコロ9は、案内レール4の図4(B)左側に4個(図4(A)参照)、 右側に4個(図4Bでは右側には2個のみ図示されているが、実際には図4(A )の左側と同様に右側にも4個ある)案内レール4に沿って配置された計8個の 扁平なコロ部材17によって構成されている。これら8個のコロ部材17は、第 二の親板18の立上り腕部18a,18bに夫々回転自在に取り付けられている 。8個の扁平なコロ部材17の内、片側2個ずつの4個のコロ部材17は、案内 レール4の断面く字状面4a及び断面逆く字状面4bの両上面に、夫々一定間隔 を置いて各転接面がその各上面に倣うように転接し、残りの片側2個ずつの4個 のコロ部材17は、前述の各上面に転接するコロ部材17の間隔より広い間隔で 断面く字状面4a及び断面逆く字状面4bの各下面の下方に連続する鉛直面4c ,4dに対して各転接面が所定のクリアランスを持って対向している。
【0018】 そして、前述の8個のコロ部材17を回転自在に固定している第二の親板18 の下側に、本体10が強固に固定されると共に、4個のコロ部材17が案内レー ル4の断面く字状面4a及び断面逆く字状面4bの各上面に当接することで本体 10が案内レール4に懸垂支持される。なお、案内レール4も、詳細には図4( A),4(B)に示すようにブラケット16を介してブレス2に取り付けられて いる。
【0019】 次に、図5(A)乃至図5(D)を参照して、前述した駆動モータ6は、ブラ ケット18の取付面18aに固定され、減速機6aを介してその回転軸6bに駆 動プーリ19が取り付けられている。また、ブラケット18の取付面18bには 、2個の小プーリ20,20が回転自在に互い回転軸6bの軸方向にズラせて取 り付けられており、このブラケット18は図1の角パイプ5の前述した位置に固 定されている。
【0020】 一方、従動プーリ7は、ブラケット21の取付面21aにおける案内レール3 ,4の長手方向の長孔21bにアングル21cを介して位置調節可能に取り付け た軸21dに回転自在に設けられており、更に軸21dはコ字状のホルダ21e に保持されて状態で取付面21gに設けたボルト21fにより長孔21bに沿っ て位置調節されるようになっている。そして、このブラケット21は図1の角パ イプ5の前述した位置に固定されている。
【0021】 そして、図6(A)に示すように、本体10に固定した締結ブラケット22に 両端を締結した前述のワイヤ12を、駆動プーリ19と従動プーリ7との間に巻 回すると共に、駆動プーリ19と小プーリ20,20の間で襷掛けする。このよ うにワイヤ12を巻回した状態でボルト21fにより従動プーリ7を位置調節す ると、ワイヤ12のテンション調整がなされ、しかも襷掛けのため駆動プーリ1 9の回転が確実にワイヤ12に伝達されるばかりか、襷掛けのワイヤ12が干渉 して擦れることがない。なお、駆動プーリ19と従動プーリ7の回転軸は本体1 0の長手方向と平行に配置されているが、この配置方向に限られるものではない 。
【0022】 また、図5(B)に示すように、ブラケット18,21の下面には、リミット スイッチ23,23を取り付けてあり、本体10が走行してきて夫々のリミット スイッチ23,23を叩く毎に、駆動モータ6の回転を反転させるようになって いる。
【0023】 最後に、図6(B)を参照して、案内レール3には、ホース支持用の複数の走 行体24が走行可能に設けられており、これらの走行体24によって支持される ホース25の一端は図2の各防除ノズル11に防除液を給送するべく本体10に 固定され、本体10の走行にホース25が従動するようになっている。
【0024】 以上のように構成された温室内防除機にあっては、駆動モータ6を始動させる と、本体10はワイヤ12に牽引されて、例えば図1に示す位置から従動プーリ 7の方へ向かって移動し始め、これに伴いホース25を介して防除液を供給すれ ば、各防除ノズル11より防除液を散布しながら本体10は所定の速度で走行す る。そして、レールコロ8,9を前述のように構成しているので、本体10が何 らかの原因で斜行したり揺動したとしても、案内レール4の断面く字状面4a及 び断面逆く字状面4bの各上面斜面に乗っているだけのコロ部材17の自由動作 及びコロ部材17の鉛直面4c,4dに対するクリアランスにより停止すること なく、恙なく走行が続けられる。そして、本体10が従動プーリ7の側に達して リミットスイッチ23を叩くと、駆動モータ6の回転が直ちに反転するので、本 体10は今度は駆動モータ6の方へ向かって走行し始める。そして、この動作を 繰り返すことで、温室1内全域に亘って防除液を満遍なく散布することができる 。
【0025】 なお、上記実施例では、本考案を温室内防除機に適用した例を示したが、これ に限られないことは言うまでもない。
【0026】 そして、本防除機は、基本的には2本の案内レール3,4と、一方の案内レー ル3側にのみ設けた無端ワイヤ駆動装置によって構成されているので、構造がシ ンプルで故障が少なく、しかも比較的安価に温室内に設備することができる。
【0027】
以上の説明から明らかな通り本考案によれば、恙ないスムーズな走行を実現で き、しかも構造が比較的簡単で低廉で且つ故障が少ない搬送装置を提供できるも のである。
【図1】本考案の搬送装置を適用した温室内防除機の一
実施例を示す概要図である。
実施例を示す概要図である。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】(A)はレールコロ8の構造を示す側面図、
(B)はレールコロ8及び案内レール3の構造を示す一
部を断面にした正面図である。
(B)はレールコロ8及び案内レール3の構造を示す一
部を断面にした正面図である。
【図4】(A)はレールコロ9の構造を示す側面図、
(B)はレールコロ9及び案内レール4の構造を示す一
部を断面にした正面図である。
(B)はレールコロ9及び案内レール4の構造を示す一
部を断面にした正面図である。
【図5】(A)は駆動モータまわりと従動プーリまわり
の詳細を示す平面図、(B)は同側面図、(C)は駆動
モータまわりの斜視図、(D)は従動プーリまわりの分
解斜視図である。
の詳細を示す平面図、(B)は同側面図、(C)は駆動
モータまわりの斜視図、(D)は従動プーリまわりの分
解斜視図である。
【図6】(A)は牽引用のワイヤと本体との関係を示す
説明図、(B)はホース支持用の走行体の説明図であ
る。
説明図、(B)はホース支持用の走行体の説明図であ
る。
1 温室 3,4 案内レール 6 駆動モータ 7 従動プーリ 8,9 レールコロ 10 本体 11 防除ノズル 12 牽引用のワイヤ 13,17 コロ部材 14,18 第一,第二の親板 19 駆動プーリ 20 小プーリ 23 リミットスイッチ 24 ホース支持用の走行体 25 ホース
Claims (17)
- 【請求項1】 略水平に配置された2本の案内レール
と、一方の案内レールに走行可能に設けられた第一の走
行体と、他方の案内レールに走行可能に設けられた第二
の走行体と、前記2本の案内レールに対して横切る方向
の姿勢で前記第一,第二の走行体に夫々支持された被搬
送部材と、該被搬送部材における前記第一,第二の走行
体の何れか一方による支持部付近に取り付けられた駆動
紐体と、該駆動紐体を牽引して前記被搬送部材を前記2
本の案内レールに沿って搬送させる動力源とからなるこ
とを特徴とする搬送装置。 - 【請求項2】 前記2本の案内レールは、温室内上方に
略並行に懸吊されており、前記被搬送部材は前記並行に
懸吊された2本の案内レールに直交した姿勢で懸架固定
された角棒状の本体からなり、該本体にはその長手方向
に一定間隔で複数の防除ノズルが吊持されていることを
特徴とする請求項1に記載の搬送装置。 - 【請求項3】 前記2本の案内レールは、夫々断面形状
が鉛直線に対して線対称形状であって、互いに対向した
断面く字状面及び断面逆く字状面を有することを特徴と
する請求項2に記載の搬送装置。 - 【請求項4】 前記2本の案内レールは、前記断面く字
状面及び断面逆く字状面の各面の上下方向に夫々連続し
た4つの鉛直面を有することを特徴とする請求項3に記
載の搬送装置。 - 【請求項5】 前記第一の走行体は、前記一方の案内レ
ールの一側に2個、他側に2個前記案内レールに沿って
配置され、第一の親板に軸が直交して固定された4本の
固定軸に回転自在に取り付けられた4個のコロ部材から
なり、該4個のコロ部材は夫々周方向にV溝を有する滑
車状になっており、前記4個のコロ部材は夫々前記一方
の案内レールの前記断面く字状面及び断面逆く字状面に
夫々のV溝が転接することを特徴とする請求項3に記載
の搬送装置。 - 【請求項6】 前記第一の走行体は、前記一方の案内レ
ールの一側に2個、他側に2個前記案内レールに沿って
配置され、第一の親板に軸が直交して固定された4本の
固定軸に回転自在に取り付けられた4個のコロ部材から
なり、該4個のコロ部材は夫々周方向にV溝を有すると
共に、該V溝の両頂部が所定幅の円筒面をなしている滑
車状となっており、該4個のコロ部材は夫々前記一方の
案内レールの前記断面く字状面及び断面逆く字状面に夫
々のV溝が転接すると共に、夫々の円筒面が前記鉛直面
に転接することを特徴とする請求項4に記載の搬送装
置。 - 【請求項7】 前記本体は、前記第一の親板に固定され
ると共に、前記4個のコロ部材のV溝の片面が前記断面
く字状面及び断面逆く字状面の各上面に当接することで
前記一方の案内レールに懸垂されていることを特徴とす
る請求項5又は6に記載の搬送装置。 - 【請求項8】 前記第二の走行体は、前記他方の案内レ
ールの一側に4個、他側に4個夫々前記案内レールに沿
って配置された8個の扁平なコロ部材を第二の親板に回
転自在取り付けてなり、その内片側2個ずつの4個のコ
ロ部材は前記他方の案内レールの前記断面く字状面及び
断面逆く字状面の両上面に夫々一定間隔を置いて転接
し、残りの片側2個ずつの4個のコロ部材は前記両上面
に転接するコロ部材の前記一定間隔より広い間隔で前記
断面く字状面及び断面逆く字状面の各下面の下方に連続
する鉛直面に対して各コロ部材の転接面が所定のクリア
ランスを持って対向してなることを特徴とする請求項4
に記載の搬送装置。 - 【請求項9】 前記本体は、前記第二の親板に固定され
て前記断面く字状面及び断面逆く字状面の両上面に夫々
転接する4個のコロ部材により前記他方の案内レ−ルに
懸垂されていることを特徴とする請求項8に記載の搬送
装置。 - 【請求項10】 前記駆動紐体は、牽引用のワイヤであ
り、該ワイヤは前記一方の案内レールの一端部に設けた
駆動モータの回転により引っ張られて前記本体を前記2
本の案内レールに沿って搬送することを特徴とする請求
項1乃至9の何れかに記載の搬送装置。 - 【請求項11】 前記駆動モータには、減速機を介して
その回転軸に駆動プーリが固定されており、該駆動プー
リと前記一方の案内レールの他端部に設けた従動プ−リ
との間に、一端を前記駆動プーリ側から他端を前記従動
プーリ側から夫々前記本体における前記第一の走行体に
よる固定部付近に締結したワイヤを巻回し、前記駆動モ
ータの正逆回転により、前記本体を前記2本の案内レー
ルに沿って往復走行運搬させることを特徴とする請求項
10に記載の運搬装置。 - 【請求項12】 前記本体の両搬送端には、夫々リミッ
トスイッチが設けられており、前記本体が各リミットス
イッチを叩く毎に前記駆動モータの回転を反転させるこ
とを特徴とする請求項10又は11の何れかに記載の搬
送装置。 - 【請求項13】 前記駆動プーリと前記従動プーリの間
の前記駆動プーリ付近には、前記巻回された前記ワイヤ
を案内する2個の小プーリが設けられて、該2個の小プ
ーリと前記駆動プーリの間で前記ワイヤは襷掛けになっ
ていることを特徴とする請求項11に記載の搬送装置。 - 【請求項14】 前記2個の小プーリは、互いに前記回
転軸方向にズレており、襷掛けの前記ワイヤが互いに干
渉しないことを特徴とする請求項13に記載の搬送装
置。 - 【請求項15】 前記駆動プーリと前記従動プーリの各
回転軸は、前記本体の長手方向と平行に配置させている
ことを特徴とする請求項11,13,14の何れかに記
載の搬送装置。 - 【請求項16】 前記従動プーリは、前記2本の案内レ
ールの長手方向に移動調整自在であり、前記ワイヤがテ
ンション調整されることを特徴とする請求項11,1
3,14,15の何れかに記載の搬送装置。 - 【請求項17】 前記一方の案内レールには、ホース支
持用の複数の走行体が走行可能に設けられており、これ
らの走行体によって支持されるホースの一端は前記本体
に吊持された各防除ノズルに防除液を給送するべく前記
本体に固定され、前記本体の走行に前記ホースが従動す
ることを特徴とする請求項2乃至16の何れかに記載の
搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003050U JP3015884U (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995003050U JP3015884U (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3015884U true JP3015884U (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=43151430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995003050U Expired - Lifetime JP3015884U (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3015884U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09154417A (ja) * | 1995-12-04 | 1997-06-17 | Hiroyuki Ura | 散布装置 |
JP2009065961A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Murakami Sangyo Kk | 植物栽培装置 |
JP2018030439A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 日本ケーブル株式会社 | 索条牽引式輸送設備の原動装置 |
JP2020188718A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | タキゲン製造株式会社 | 温室用液体散布装置 |
KR102675117B1 (ko) * | 2023-11-24 | 2024-06-13 | 고구려엔지니어링(주) | 대심도 역사와 터널을 감시하는 로봇의 이동레일 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP1995003050U patent/JP3015884U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09154417A (ja) * | 1995-12-04 | 1997-06-17 | Hiroyuki Ura | 散布装置 |
JP2009065961A (ja) * | 2007-09-11 | 2009-04-02 | Murakami Sangyo Kk | 植物栽培装置 |
JP2018030439A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-01 | 日本ケーブル株式会社 | 索条牽引式輸送設備の原動装置 |
JP2020188718A (ja) * | 2019-05-22 | 2020-11-26 | タキゲン製造株式会社 | 温室用液体散布装置 |
KR102675117B1 (ko) * | 2023-11-24 | 2024-06-13 | 고구려엔지니어링(주) | 대심도 역사와 터널을 감시하는 로봇의 이동레일 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6629502B2 (en) | Conveyance system | |
JP2911397B2 (ja) | 駆動式吊り型運搬器 | |
CA2241460C (en) | Conveyor for a load-moving system | |
JP2001080715A (ja) | フリクション駆動式トロリーコンベヤ | |
JP3015884U (ja) | 搬送装置 | |
US4928889A (en) | Watering system for greenhouse | |
EP0132639B1 (en) | Conveyor apparatus | |
JP2856033B2 (ja) | 移動体使用の搬送設備 | |
JP3615095B2 (ja) | 自動車製造ライン用フリクション駆動式フロアーコンベヤ | |
JPH0946838A (ja) | 構内延線用電線搬送装置 | |
JP3444517B2 (ja) | 搬送装置 | |
JP5586016B2 (ja) | ワーク搬送装置 | |
JP4805684B2 (ja) | クロスベルトソータ | |
JPH10500642A (ja) | 懸垂式コンベヤにおける装置 | |
JP3097431B2 (ja) | 洗車機 | |
JPH0872709A (ja) | 搬送装置の走行輪支持装置 | |
CN215709447U (zh) | 一种行走机构 | |
JPH08104411A (ja) | スラットコンベヤにおけるチェーン支持装置 | |
JP2751674B2 (ja) | 荷搬送装置 | |
JP3656483B2 (ja) | 移動体への移動力付与設備 | |
CZ399297A3 (cs) | Zařízení k pojíždění traverz pro přepravu obrobků | |
JP2002264802A (ja) | 荷搬送設備 | |
CN218191729U (zh) | 一种稳定传输的送管装置 | |
JPH0585246U (ja) | 液体散布装置 | |
JPH01297364A (ja) | 搬送装置 |