JPH09154417A - 散布装置 - Google Patents
散布装置Info
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- JPH09154417A JPH09154417A JP7339943A JP33994395A JPH09154417A JP H09154417 A JPH09154417 A JP H09154417A JP 7339943 A JP7339943 A JP 7339943A JP 33994395 A JP33994395 A JP 33994395A JP H09154417 A JPH09154417 A JP H09154417A
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- Japan
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- pair
- spraying
- rails
- traveling body
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Greenhouses (AREA)
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一対の走行レール１によって確実に、安定的
に支えられ、単位時間当たりの被散布液の散布量の増加
が図れ、散布効率に優れ、構成が簡素で、量産に適し、
取扱いが簡単で、メンテナンスも容易な散布装置を低廉
に提供する。 【解決手段】 一対の走行レール１と、走行レール１を
温室Ｈ等の上部に横架配設するレール支持体Ａと、走行
レール１に移動可能に装着する走行体Ｂと、走行体Ｂを
走行レール１に沿って移動せしめる移動手段と、走行体
Ｂに装着する複数のノズル１５を有する散布手段とを備
え、走行体Ｂは、走行レール１に夫々装着する一対の走
行基体１０と、一対の走行基体１０に固定すると共に走
行レール１の長手方向に対して略直交する方向に配する
比較的長尺な横架材１２とを備え、適宜散布手段を横架
材１２に取付ける。
に支えられ、単位時間当たりの被散布液の散布量の増加
が図れ、散布効率に優れ、構成が簡素で、量産に適し、
取扱いが簡単で、メンテナンスも容易な散布装置を低廉
に提供する。 【解決手段】 一対の走行レール１と、走行レール１を
温室Ｈ等の上部に横架配設するレール支持体Ａと、走行
レール１に移動可能に装着する走行体Ｂと、走行体Ｂを
走行レール１に沿って移動せしめる移動手段と、走行体
Ｂに装着する複数のノズル１５を有する散布手段とを備
え、走行体Ｂは、走行レール１に夫々装着する一対の走
行基体１０と、一対の走行基体１０に固定すると共に走
行レール１の長手方向に対して略直交する方向に配する
比較的長尺な横架材１２とを備え、適宜散布手段を横架
材１２に取付ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、温室等（ハウス
や、畜舎等も含む）に於いて散水、防除、消毒等が効率
良く行えるようにした散布装置に関する。
や、畜舎等も含む）に於いて散水、防除、消毒等が効率
良く行えるようにした散布装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、温室等に於いて散水、防除、消毒
等を行う散布装置にあっては、種々のものが提供されて
おり、例えば、特公平４−１９８１１号公報に記載され
ているような散布装置が本願出願人によって創出されて
おり、これは、温室等に配した一本のレールを往復移動
する移動体に、温室の左右側壁部分に届くようなかなり
長尺な送液管を兼ねるパイプを取付け、このパイプに複
数のノズルを設けた構成となっている。そして、パイプ
に給液ホースを介して散布液を供給し、複数のノズルか
ら散布液の散布を行うように構成してある。
等を行う散布装置にあっては、種々のものが提供されて
おり、例えば、特公平４−１９８１１号公報に記載され
ているような散布装置が本願出願人によって創出されて
おり、これは、温室等に配した一本のレールを往復移動
する移動体に、温室の左右側壁部分に届くようなかなり
長尺な送液管を兼ねるパイプを取付け、このパイプに複
数のノズルを設けた構成となっている。そして、パイプ
に給液ホースを介して散布液を供給し、複数のノズルか
ら散布液の散布を行うように構成してある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如き散布装置にあっては、温室の左右側壁部分に届くよ
うなかなり長尺な送液管を兼ねるパイプの使用によっ
て、散布器の重量が増し、散布装置自体を堅牢且つ強固
に構成しなければならない難点や、一本のレールを利用
して支持されている散布器全体の支持バランスが悪くな
り、パイプ端部に適宜支持手段等を設けなければならな
い難点等があった。しかも、送液管を兼ねるパイプは、
それ自身がある程度の強度、剛性等を備えたものを採用
しなければならないと共に、採用できる散布器にも制限
等があった。
如き散布装置にあっては、温室の左右側壁部分に届くよ
うなかなり長尺な送液管を兼ねるパイプの使用によっ
て、散布器の重量が増し、散布装置自体を堅牢且つ強固
に構成しなければならない難点や、一本のレールを利用
して支持されている散布器全体の支持バランスが悪くな
り、パイプ端部に適宜支持手段等を設けなければならな
い難点等があった。しかも、送液管を兼ねるパイプは、
それ自身がある程度の強度、剛性等を備えたものを採用
しなければならないと共に、採用できる散布器にも制限
等があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、従来
存した如上の如き難点等を解消すべく創出されたもの
で、請求項１記載の散布装置は、所定間隔で平行に配置
される一対の走行レール１と、この一対の走行レール１
を温室Ｈ等の上部に横架配設せしめるレール支持体Ａ
と、一対の走行レール１に移動可能に装着される走行体
Ｂと、この走行体Ｂを走行レール１に沿って移動せしめ
る移動手段と、走行体Ｂに装着されて被散布液を散布す
る複数のノズル１５を有する散布手段とを備え、走行体
Ｂは一対の走行基体１０と比較的長尺な横架材１２とを
有し、一対の走行基体１０は一対の走行レール１に夫々
装着され、横架材１２は一対の走行基体１０に固定され
ると共に走行レール１の長手方向に対して略直交する方
向に配され、適宜散布手段を横架材１２に取付けて構成
する手段を採用した。
存した如上の如き難点等を解消すべく創出されたもの
で、請求項１記載の散布装置は、所定間隔で平行に配置
される一対の走行レール１と、この一対の走行レール１
を温室Ｈ等の上部に横架配設せしめるレール支持体Ａ
と、一対の走行レール１に移動可能に装着される走行体
Ｂと、この走行体Ｂを走行レール１に沿って移動せしめ
る移動手段と、走行体Ｂに装着されて被散布液を散布す
る複数のノズル１５を有する散布手段とを備え、走行体
Ｂは一対の走行基体１０と比較的長尺な横架材１２とを
有し、一対の走行基体１０は一対の走行レール１に夫々
装着され、横架材１２は一対の走行基体１０に固定され
ると共に走行レール１の長手方向に対して略直交する方
向に配され、適宜散布手段を横架材１２に取付けて構成
する手段を採用した。
【０００５】また、請求項２記載の散布装置は、走行体
Ｂの移動手段を、温室Ｈ等の一端がわに配される駆動車
２１と、温室Ｈ等の他端がわに配される従動車２２と、
駆動車２１と従動車２２に巻き掛けられる伝動帯２０と
で構成し、伝動帯２０を、一対の走行レール１の間に配
すると共に、その一部を走行体Ｂに固定する手段を採用
した。
Ｂの移動手段を、温室Ｈ等の一端がわに配される駆動車
２１と、温室Ｈ等の他端がわに配される従動車２２と、
駆動車２１と従動車２２に巻き掛けられる伝動帯２０と
で構成し、伝動帯２０を、一対の走行レール１の間に配
すると共に、その一部を走行体Ｂに固定する手段を採用
した。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示例について説
明する。本発明は、温室Ｈ等（ハウスや畑や畜舎等を含
む）に設置せしめて、水や液肥や薬液等の被散布液を広
範囲に散布できるようにした農芸用の散布装置で、この
散布装置は、所定間隔で平行に配置される一対の走行レ
ール１と、この一対の走行レール１を温室Ｈ等の上部に
横架配設せしめるレール支持体Ａと、一対の走行レール
１に移動可能に装着される走行体Ｂと、この走行体Ｂを
走行レール１に沿って移動せしめる移動手段と、走行体
Ｂに装着されて被散布液を散布する複数のノズル１５を
有する散布手段とを備えている。そして、走行体Ｂは、
一対の走行レール１に夫々装着される一対の走行基体１
０と、この一対の走行基体１０に固定されると共に走行
レール１の長手方向に対して略直交する方向に配される
比較的長尺な横架材１２とを備え、この横架材１２に適
宜散布手段を取付けて（例えば、横架材１２に複数のノ
ズル１５を所定間隔に取付けて）構成されたものであ
る。
明する。本発明は、温室Ｈ等（ハウスや畑や畜舎等を含
む）に設置せしめて、水や液肥や薬液等の被散布液を広
範囲に散布できるようにした農芸用の散布装置で、この
散布装置は、所定間隔で平行に配置される一対の走行レ
ール１と、この一対の走行レール１を温室Ｈ等の上部に
横架配設せしめるレール支持体Ａと、一対の走行レール
１に移動可能に装着される走行体Ｂと、この走行体Ｂを
走行レール１に沿って移動せしめる移動手段と、走行体
Ｂに装着されて被散布液を散布する複数のノズル１５を
有する散布手段とを備えている。そして、走行体Ｂは、
一対の走行レール１に夫々装着される一対の走行基体１
０と、この一対の走行基体１０に固定されると共に走行
レール１の長手方向に対して略直交する方向に配される
比較的長尺な横架材１２とを備え、この横架材１２に適
宜散布手段を取付けて（例えば、横架材１２に複数のノ
ズル１５を所定間隔に取付けて）構成されたものであ
る。
【０００７】走行レール１は、例えば、図示例のような
適宜丸パイプ材が利用され、これが、所定の間隔（例え
ば、１Ｍの間隔）で、温室Ｈ等の長手方向に沿うように
平行に且つ水平に配置されている。尚、走行レール１の
具体的断面形状、寸法、材質、配設間隔等は、図示例等
に限定されることなく適宜自由に設定できるものであ
る。
適宜丸パイプ材が利用され、これが、所定の間隔（例え
ば、１Ｍの間隔）で、温室Ｈ等の長手方向に沿うように
平行に且つ水平に配置されている。尚、走行レール１の
具体的断面形状、寸法、材質、配設間隔等は、図示例等
に限定されることなく適宜自由に設定できるものであ
る。
【０００８】そして、レール支持体Ａは、温室Ｈ等に予
め設けてあるような梁材（或いは、本発明の散布装置用
として別途設けたような梁材）等に固定されて、一対の
走行レール１を安定的に支持できるように構成されてい
る。すなわち、図１にあっては、温室Ｈ等の中央上部に
ある梁材に垂直材３を取付け、この垂直材３の下端に水
平材４を連結し、この水平材４の両端部分に吊下げ材２
を夫々固定し、この吊下げ材２の下端に走行レール１を
固定せしめて構成してあり、また、図４にあっては、温
室Ｈ等の上部にある比較的低い梁材に吊下げ材２を夫々
固定し、この吊下げ材２の下端に走行レール１を固定せ
しめて構成してある。尚、レール支持体Ａの具体的構
成、形状、寸法、材質、吊下げ材２の具体的構成、形
状、寸法、配設位置、材質、垂直材３の具体的構成、形
状、寸法、材質、水平材４の具体的構成、形状、寸法、
材質、梁と垂直材３の連結手段、垂直材３と水平材４の
連結手段、水平材４と吊下げ材２の連結手段、梁と吊下
げ材２の連結手段等は、図示例のもの等に限定されるこ
となく適宜自由に設定できるものである。
め設けてあるような梁材（或いは、本発明の散布装置用
として別途設けたような梁材）等に固定されて、一対の
走行レール１を安定的に支持できるように構成されてい
る。すなわち、図１にあっては、温室Ｈ等の中央上部に
ある梁材に垂直材３を取付け、この垂直材３の下端に水
平材４を連結し、この水平材４の両端部分に吊下げ材２
を夫々固定し、この吊下げ材２の下端に走行レール１を
固定せしめて構成してあり、また、図４にあっては、温
室Ｈ等の上部にある比較的低い梁材に吊下げ材２を夫々
固定し、この吊下げ材２の下端に走行レール１を固定せ
しめて構成してある。尚、レール支持体Ａの具体的構
成、形状、寸法、材質、吊下げ材２の具体的構成、形
状、寸法、配設位置、材質、垂直材３の具体的構成、形
状、寸法、材質、水平材４の具体的構成、形状、寸法、
材質、梁と垂直材３の連結手段、垂直材３と水平材４の
連結手段、水平材４と吊下げ材２の連結手段、梁と吊下
げ材２の連結手段等は、図示例のもの等に限定されるこ
となく適宜自由に設定できるものである。
【０００９】走行体Ｂは、パイプ材で構成される走行レ
ール１の上面部左右に当接する左右車輪１１とを上部に
備えた一対の走行基体１０と、この一対の走行基体１０
下部に取付け部１３を介して夫々固定される横架材１２
とで構成されている。しかも、車輪１１は、その表面が
走行レール１に密接するように円弧状に窪ませたり、走
行レール１の長手方向に沿うような前後に夫々配置せし
めたりして、走行体Ｂが走行レール１を安定的に移動で
きるように配慮してある。また、横架材１２は、温室Ｈ
等の左右側壁部分に接近するような長さで、所定の強度
及び剛性を備えた適宜型材や、パイプ材等が利用され
る。ところで、横架材１２をパイプ材で構成した場合
は、その内部に被散布液を送給せしめられるようにして
も良い。尚、走行体Ｂの具体的構成、形状、寸法、材
質、走行基体１０の具体的構成、形状、寸法、材質、
数、車輪１１の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配
設位置、横架材１２の具体的構成、形状、寸法、材質、
取付け部１３の具体的構成、形状、寸法、材質、数等
は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設
定できるものである。
ール１の上面部左右に当接する左右車輪１１とを上部に
備えた一対の走行基体１０と、この一対の走行基体１０
下部に取付け部１３を介して夫々固定される横架材１２
とで構成されている。しかも、車輪１１は、その表面が
走行レール１に密接するように円弧状に窪ませたり、走
行レール１の長手方向に沿うような前後に夫々配置せし
めたりして、走行体Ｂが走行レール１を安定的に移動で
きるように配慮してある。また、横架材１２は、温室Ｈ
等の左右側壁部分に接近するような長さで、所定の強度
及び剛性を備えた適宜型材や、パイプ材等が利用され
る。ところで、横架材１２をパイプ材で構成した場合
は、その内部に被散布液を送給せしめられるようにして
も良い。尚、走行体Ｂの具体的構成、形状、寸法、材
質、走行基体１０の具体的構成、形状、寸法、材質、
数、車輪１１の具体的構成、形状、寸法、材質、数、配
設位置、横架材１２の具体的構成、形状、寸法、材質、
取付け部１３の具体的構成、形状、寸法、材質、数等
は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由に設
定できるものである。
【００１０】更に、散布手段は、前記走行体Ｂの横架材
１２に沿うようにして装着される供給管１６と、この供
給管１６に適宜間隔で装着される複数のノズル１５と、
適宜ポンプ等によって供給管１６に被散布液を供給する
供給ホース１７とで構成したり（図１、図３参照）、供
給管１６に複数の垂設管を連通せしめ、この垂設管に複
数のノズル１５を装着して構成したり（図４参照）、そ
の他適宜構成のものを利用できる。尚、ノズル１５の具
体的構成、形状、材質、数、配設位置、供給管１６の具
体的構成、形状、寸法、材質、横架材１２への固定手段
数、供給ホース１７の具体的構成、形状、材質、配設位
置等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由
に設定できるものである。
１２に沿うようにして装着される供給管１６と、この供
給管１６に適宜間隔で装着される複数のノズル１５と、
適宜ポンプ等によって供給管１６に被散布液を供給する
供給ホース１７とで構成したり（図１、図３参照）、供
給管１６に複数の垂設管を連通せしめ、この垂設管に複
数のノズル１５を装着して構成したり（図４参照）、そ
の他適宜構成のものを利用できる。尚、ノズル１５の具
体的構成、形状、材質、数、配設位置、供給管１６の具
体的構成、形状、寸法、材質、横架材１２への固定手段
数、供給ホース１７の具体的構成、形状、材質、配設位
置等は、図示例のもの等に限定されることなく適宜自由
に設定できるものである。
【００１１】また、走行体Ｂの移動手段は、温室Ｈ等の
一端がわに配される駆動車２１と、温室Ｈ等の他端がわ
に配される従動車２２と、駆動車２１と従動車２２に巻
き掛けられる無端環状の（或いは、その一部が切断され
て離れた状態のものでも良い）伝動帯２０とで構成さ
れ、伝動帯２０を、一対の走行レール１の間（中央部
分）に配すると共に、その一部を走行体Ｂ（例えば、走
行基体１０、或いは、横架材１２）に固定して構成され
ている。すなわち、走行体Ｂは、モーターの駆動回転力
（或いは、手動による駆動回転力）が伝達されて駆動回
転する駆動車２１によって、伝動帯２０が輪転すると共
に、走行体Ｂが走行レール１に沿って安定的に移動でき
るよう構成されている。尚、移動手段の具体的構成、伝
動帯２０の具体的構成、形状、材質、走行体Ｂへの固定
位置及び固定手段、駆動車２１の具体的構成、形状、寸
法、材質、配設位置、駆動手段、従動車２２の具体的構
成、形状、寸法、材質、配設位置等は、図示例のもの等
に限定されることなく適宜自由に設定できるものであ
る。
一端がわに配される駆動車２１と、温室Ｈ等の他端がわ
に配される従動車２２と、駆動車２１と従動車２２に巻
き掛けられる無端環状の（或いは、その一部が切断され
て離れた状態のものでも良い）伝動帯２０とで構成さ
れ、伝動帯２０を、一対の走行レール１の間（中央部
分）に配すると共に、その一部を走行体Ｂ（例えば、走
行基体１０、或いは、横架材１２）に固定して構成され
ている。すなわち、走行体Ｂは、モーターの駆動回転力
（或いは、手動による駆動回転力）が伝達されて駆動回
転する駆動車２１によって、伝動帯２０が輪転すると共
に、走行体Ｂが走行レール１に沿って安定的に移動でき
るよう構成されている。尚、移動手段の具体的構成、伝
動帯２０の具体的構成、形状、材質、走行体Ｂへの固定
位置及び固定手段、駆動車２１の具体的構成、形状、寸
法、材質、配設位置、駆動手段、従動車２２の具体的構
成、形状、寸法、材質、配設位置等は、図示例のもの等
に限定されることなく適宜自由に設定できるものであ
る。
【００１２】
【発明の効果】従って、請求項１記載の散布装置は、所
定間隔で平行に配置される一対の走行レール１と、この
一対の走行レール１を温室Ｈ等の上部に横架配設せしめ
るレール支持体Ａと、一対の走行レール１に移動可能に
装着される走行体Ｂと、この走行体Ｂを走行レール１に
沿って移動せしめる移動手段と、走行体Ｂに装着されて
被散布液を散布する複数のノズル１５を有する散布手段
とを備え、走行体Ｂは一対の走行基体１０と比較的長尺
な横架材１２とを有し、一対の走行基体１０は一対の走
行レール１に夫々装着され、横架材１２は一対の走行基
体１０に固定されると共に走行レール１の長手方向に対
して略直交する方向に配され、適宜散布手段を横架材１
２に取付けて構成したので、走行体Ｂや散布手段等の重
量が増して、これらがかなり重くなった場合でも、一対
の走行レール１のよって確実に支持できるようになる。
すなわち、かなりの重量物でも安定的に支えられように
なり、単位時間当たりの被散布液の散布量の増加が図
れ、温室Ｈ等（ハウスや、畜舎等も含む）に於いて散
水、防除、消毒等が効率良く行える散布効率の優れた散
布装置を提供できるようになる。しかも、散布装置自体
の構成が簡素で、耐久性に富み、量産に適し、取扱いが
簡単で、メンテナンスも容易で、比較的低廉に提供でき
るようになる。
定間隔で平行に配置される一対の走行レール１と、この
一対の走行レール１を温室Ｈ等の上部に横架配設せしめ
るレール支持体Ａと、一対の走行レール１に移動可能に
装着される走行体Ｂと、この走行体Ｂを走行レール１に
沿って移動せしめる移動手段と、走行体Ｂに装着されて
被散布液を散布する複数のノズル１５を有する散布手段
とを備え、走行体Ｂは一対の走行基体１０と比較的長尺
な横架材１２とを有し、一対の走行基体１０は一対の走
行レール１に夫々装着され、横架材１２は一対の走行基
体１０に固定されると共に走行レール１の長手方向に対
して略直交する方向に配され、適宜散布手段を横架材１
２に取付けて構成したので、走行体Ｂや散布手段等の重
量が増して、これらがかなり重くなった場合でも、一対
の走行レール１のよって確実に支持できるようになる。
すなわち、かなりの重量物でも安定的に支えられように
なり、単位時間当たりの被散布液の散布量の増加が図
れ、温室Ｈ等（ハウスや、畜舎等も含む）に於いて散
水、防除、消毒等が効率良く行える散布効率の優れた散
布装置を提供できるようになる。しかも、散布装置自体
の構成が簡素で、耐久性に富み、量産に適し、取扱いが
簡単で、メンテナンスも容易で、比較的低廉に提供でき
るようになる。
【００１３】特に、走行体Ｂは一対の走行基体１０と比
較的長尺な横架材１２とを有し、一対の走行基体１０は
一対の走行レール１に夫々装着され、横架材１２は一対
の走行基体１０に固定されると共に走行レール１の長手
方向に対して略直交する方向に配され、適宜散布手段を
横架材１２に取付けて構成したので、走行体Ｂへの散布
手段（例えば、ノズル１５等）の装着が確実に且つ自由
に行えるようになると共に、散布手段自身の構成も制限
されることなく自由に決定できるようになる。更に、一
対の走行レール１で走行体Ｂを支持しているので、走行
体Ｂ及び散布手段の支持バランスが良好となり、従来の
ような、端部の適宜支持手段等を設けなくて済むように
なる。
較的長尺な横架材１２とを有し、一対の走行基体１０は
一対の走行レール１に夫々装着され、横架材１２は一対
の走行基体１０に固定されると共に走行レール１の長手
方向に対して略直交する方向に配され、適宜散布手段を
横架材１２に取付けて構成したので、走行体Ｂへの散布
手段（例えば、ノズル１５等）の装着が確実に且つ自由
に行えるようになると共に、散布手段自身の構成も制限
されることなく自由に決定できるようになる。更に、一
対の走行レール１で走行体Ｂを支持しているので、走行
体Ｂ及び散布手段の支持バランスが良好となり、従来の
ような、端部の適宜支持手段等を設けなくて済むように
なる。
【００１４】また、請求項２記載の散布装置は、走行体
Ｂの移動手段を、温室Ｈ等の一端がわに配される駆動車
２１と、温室Ｈ等の他端がわに配される従動車２２と、
駆動車２１と従動車２２に巻き掛けられる伝動帯２０と
で構成し、伝動帯２０を、一対の走行レール１の間に配
すると共に、その一部を走行体Ｂに固定したので、駆動
回転する駆動車２１によって、伝動帯２０を移動せしめ
られ、この伝動帯２０によって走行体Ｂを走行レール１
に沿って確実に移動せしめられるようになる。特に、伝
動帯２０を、一対の走行レール１の間に配してあるの
で、走行体Ｂ及び散布手段をバランス良く且つスムーズ
に移動せしめられるようになる。しかも、走行体Ｂの移
動手段が簡素で、取扱いも容易で、コストの低減に役立
つようになる。
Ｂの移動手段を、温室Ｈ等の一端がわに配される駆動車
２１と、温室Ｈ等の他端がわに配される従動車２２と、
駆動車２１と従動車２２に巻き掛けられる伝動帯２０と
で構成し、伝動帯２０を、一対の走行レール１の間に配
すると共に、その一部を走行体Ｂに固定したので、駆動
回転する駆動車２１によって、伝動帯２０を移動せしめ
られ、この伝動帯２０によって走行体Ｂを走行レール１
に沿って確実に移動せしめられるようになる。特に、伝
動帯２０を、一対の走行レール１の間に配してあるの
で、走行体Ｂ及び散布手段をバランス良く且つスムーズ
に移動せしめられるようになる。しかも、走行体Ｂの移
動手段が簡素で、取扱いも容易で、コストの低減に役立
つようになる。
【図１】本発明の散布装置を例示する正面図である。
【図２】本発明の散布装置を例示する一部省略側面図で
ある。
ある。
【図３】本発明の散布装置を例示する一部省略部分正面
図である。
図である。
【図４】本発明の他の散布装置を例示する正面図であ
る。
る。
Ａ レール支持体 １ 走行レール ２ 吊下
げ材 ３ 垂直材 ４ 水平
材 Ｂ 走行体 １０ 走行基体 １１ 車輪 １２ 横架材 １３ 取付
け部 １５ ノズル １６ 供給
管 １７ 供給ホース ２０ 伝動帯 ２１ 駆動
車 ２２ 従動車 Ｈ 温室
げ材 ３ 垂直材 ４ 水平
材 Ｂ 走行体 １０ 走行基体 １１ 車輪 １２ 横架材 １３ 取付
け部 １５ ノズル １６ 供給
管 １７ 供給ホース ２０ 伝動帯 ２１ 駆動
車 ２２ 従動車 Ｈ 温室
Claims (2)
- 【請求項１】 所定間隔で平行に配置される一対の走行
レールと、この一対の走行レールを温室等の上部に横架
配設せしめるレール支持体と、一対の走行レールに移動
可能に装着される走行体と、この走行体を走行レールに
沿って移動せしめる移動手段と、走行体に装着されて被
散布液を散布する複数のノズルを有する散布手段とを備
え、走行体は一対の走行基体と比較的長尺な横架材とを
有し、一対の走行基体は一対の走行レールに夫々装着さ
れ、横架材は一対の走行基体に固定されると共に走行レ
ールの長手方向に対して略直交する方向に配され、適宜
散布手段を横架材に取付けて構成したことを特徴とする
散布装置。 - 【請求項２】 走行体の移動手段を、温室等の一端がわ
に配される駆動車と、温室等の他端がわに配される従動
車と、駆動車と従動車に巻き掛けられる伝動帯とで構成
し、伝動帯を、一対の走行レールの間に配すると共に、
その一部を走行体に固定したことを特徴とする請求項１
記載の散布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7339943A JPH09154417A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7339943A JPH09154417A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 散布装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09154417A true JPH09154417A (ja) | 1997-06-17 |
Family
ID=18332233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7339943A Pending JPH09154417A (ja) | 1995-12-04 | 1995-12-04 | 散布装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09154417A (ja) |
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1995
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