JP3015630B2 - 紙葉類の集積・取出し装置 - Google Patents

紙葉類の集積・取出し装置

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JP3015630B2
JP3015630B2 JP5165764A JP16576493A JP3015630B2 JP 3015630 B2 JP3015630 B2 JP 3015630B2 JP 5165764 A JP5165764 A JP 5165764A JP 16576493 A JP16576493 A JP 16576493A JP 3015630 B2 JP3015630 B2 JP 3015630B2
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寛 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば郵便物の自動選
別取揃え押印機におけるバッファ部として適用し得る紙
葉類の集積・取出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、郵便物の自動処理化が進み、郵便
物の自動選別取揃え押印機が実用に供されている。この
自動選別取揃え押印機は、集められた多様な厚さ、幅を
有する大量の郵便物を受入れ、所定の厚さよりも厚い厚
物郵便物や所定の幅よりも広い広幅郵便物等の自動処理
不可能な定形外郵便物を排除し、自動処理可能な定形郵
便物に含まれる検知対象物、例えば切手若しくはコント
ラストバ―を検知すると共に方向を取揃える。この後、
郵便物にスタンプ押印がなされ、例えば速達や普通郵便
等に分類、集積するものである。
【0003】通常、この郵便物の自動選別取揃え押印機
においては、定形外郵便物を排除する選別部を経て流れ
て来る量が一定しない定形郵便物を一時集積し、次に所
定のピッチで一通づつ確実に分離して取出し、後段の取
揃え押印部に送る役目を持つバッファ部を備えた構成と
なっている。
【0004】従来、前記バッファ部を構成する集積・取
出し装置としては、 a、 辺方向に搬入された郵便物を減速して面方向に搬
送する減速搬送手段を搭載したバッファヘッドが可動な
可変容量型と、郵便物の先端に阻止体をおいて二枚取り
を阻止しつつこの阻止体で郵便物の先端を取揃えて取り
出す先端取出し方式とを組み合わせたもの。
【0005】b、 辺方向に搬入された郵便物を減速し
て面方向に搬送する減速搬送手段を搭載したバッファヘ
ッドが固定の固定容量型と、郵便物の後端を揃えて補助
吸着部で後続書状を吸いつけて2枚取りを阻止しつつ取
出す後端取出し方式とを組み合わせたもの。がある。
【0006】しかしながら、前者a(可変容量+先端取
出し方式)のものは、選別部からバッファ部に送られて
くる郵便物の物量の脈動巾が大きい場合でも、集積不良
を生じること無く対処できると云う利点が有る反面、先
端取出し方式は、後端取出し方式に比べて、阻止体を用
いて多種多用の郵便物を1通ずつ取出すため、例えば薄
い郵便物の後に厚い郵便物を取出そうとすると、2枚取
りが多い、取出し不良,ジャム(JAM)が多い、汚損
や破損が多い、阻止体が消耗品となると共に阻止体の位
置設定を頻繁に行なう必要がある等の問題がある。
【0007】また、後者b(固定容量+後端取出し方
式)のものは、選別部からの郵便物の脈動が吸収しきれ
ず処理能力向上は望めない。このため、単純に処理能力
を向上させるには、搬送速度を上げるという方法が考え
られるが、機械の他の構成要素を考えると搬送速度には
限界があり、また、搬送速度を上げることが出来たとし
ても、郵便物の量の脈動を吸収する程にすると、大半の
時間が能力過剰となるという問題が生ずる。そこで、バ
ッファの集積容量を大きくとり、一時そこに溜めながら
取出すことにより、流れの均一化が図られ処理能力の向
上が図られる。しかし、単純に集積容量だけを大きくと
ろうとすると、その中での書状の倒れ、集積不良等の問
題が回避が困難であるといった問題がある。
【0008】また、従来の装置においては、バッファヘ
ッドに搭載する減速搬送手段として、1条のスパイラル
ワイヤを使用し、このスパイラルワイヤとガイド板とワ
イヤとでV溝を作り進入した郵便物を受けスパイラルワ
イヤの回転により郵便物を減速しながら面方向に送ると
共に、後続郵便物の進入間口をあけるようになってい
る。
【0009】しかし、1条のスパイラルワイヤを使用す
るため、スパイラルワイヤの回転位置によっては、スパ
イラルワイヤのワイヤとガイド板とが交わらないフリ―
区間が生じ、この区間に進入した郵便物は、減速するこ
となくそのまま直進して、集積室側壁に衝突し、跳ね返
ったりして集積状態が損なわれることがあった。
【0010】また、従来の可変容量型でバッファヘッド
にスパイラルが乗っている装置においては、スパイラル
自体の慣性力が不具合を起こす虞れがあったため、軸方
向には移動しない固定のスパイラルワイヤを用いてい
た。
【0011】しかし、軸方向には動かないスパイラルを
搭載した場合、郵便物がスパイラルワイヤに直接あたっ
て郵便物が座屈したり、スパイラルワイヤの先端による
集積郵便物の押し過ぎが発生して集積状態が損なわれる
虞れがあるという問題があった。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、郵便物
の自動選別取揃え押印機のバッファ部等に適用される従
来の紙葉類の集積・取出し装置においては、「可変容量
+先端取出し方式」と「固定容量+後端取出し方式」の
2つがあり、そして、両者は、搬入される紙葉類の量の
脈動巾が大きい場合、および取出し性能に付いて、一長
一端があり、両者を満足するものでなかった。
【0015】また、従来の装置は、減速搬送手段とし
て、1条のスパイラルワイヤを使用するため、スパイラ
ルワイヤの回転位置によっては、スパイラルワイヤのワ
イヤとガイド板とが交わらないフリ―区間が生じ、この
区間に進入した紙葉類は減速することなくそのまま直進
して、集積室側壁に衝突して跳ね返り、集積状態が損な
われることがあった。
【0016】また、従来の可変容量型でバッファヘッド
にスパイラルが搭載されている装置においては、スパイ
ラル自体の感性力が不具合を起こす虞れがあったため、
軸方向には移動しない固定のスパイラルワイヤを用いて
いた。このため、軸方向には動かないスパイラルを搭載
した場合、紙葉類がスパイラルワイヤに直接当たって紙
葉類が座屈したり、スパイラルワイヤの先端による集積
紙葉類の押し過ぎが発生して、集積紙葉類の集積状態が
損なわれるという問題があった。
【0017】
【0018】
【0019】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その第1の目的とするところは、可変容量型と後端
取出し方式の両長所を有し、搬入される紙葉類の量の脈
動を確実に吸収でき、しかも、安定した一通取出しを行
なえ装置全体の処理能力も向上させることができる紙葉
類の集積・取出し装置を提供するものである。
【0020】また、第2の目的とするところは、第1の
目的に加え、さらに、スパイラルワイヤによる減速搬送
機能を向上させ、安定した集積状態が得られるようにし
た紙葉類の集積・取出し装置を提供するものである。
【0021】また、第3の目的とするところは、第1の
目的に加え、さらに、スパイラルワイヤが固定的である
ことによる紙葉類の集積不良を防止し、良好な集積状態
が得られるようにした紙葉類の集積・取出し装置を提供
するものである。
【0022】
【0023】
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記第1およ
び第2の目的を達成し得る手段として、紙葉類を立位状
態かつ一辺部を先端側として搬入する搬入手段と、この
搬入手段の搬入方向に設けられ搬入された紙葉類を線間
に保持し回転に伴って面方向に減速搬送する同軸状態に
設けられた複数条のスパイラルワイヤを備えた減速搬送
手段と、この減速搬送手段により搬送された紙葉類を立
位状態かつ面方向に集積する集積手段と、前記減速搬送
手段が搭載されると共に前記集積手段の集積容量を可変
すべく紙葉類の積層方向に移動可能な可動バッファヘッ
ドと、この可動バッファヘッドに搭載され前記搬入手段
により搬入される紙葉類によって動作する圧力検知手段
と、この圧力検知手段の検知信号により前記可動バッフ
ァヘッドを移動させる可動バッファヘッド移動手段と、
前記集積手段の紙葉類集積方向に設けられ集積手段に集
積された最端部の紙葉類を後端側から取出す取出し手段
と、を具備してなる構成としたものである。
【0025】また、上記第1および第3の目的を達成し
得る手段として、紙葉類を立位状態かつ一辺部を先端側
として搬入する搬入手段と、この搬入手段の搬入方向に
設けられ搬入された紙葉類を線間に保持し回転に伴って
面方向に減速搬送するスパイラルワイヤを備えた減速搬
送手段と、この減速搬送手段により搬送された紙葉類を
立位状態かつ面方向に集積する集積手段と、前記減速搬
送手段が搭載されると共に前記集積手段の集積容量を可
変すべく紙葉類の積層方向に移動可能な可動バッファヘ
ッドと、この可動バッファヘッドに搭載され前記搬入手
段により搬入される紙葉類によって動作する圧力検知手
段と、この圧力検知手段の検知信号により前記可動バッ
ファヘッドを移動させる可動バッファヘッド移動手段
と、前記集積手段の紙葉類集積方向に設けられ集積手段
に集積された最端部の紙葉類を後端側から取出す取出し
手段と、を具備し、前記スパイラルワイヤを、前記可動
バッファヘッドに対して軸方向に移動可能かつ付勢部材
で常時集積室方向に変位するように付勢された構造とし
たものである。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【作用】上記第1の手段によれば、可変容量型と後端取
出し方式を組合わせた構成としたから、可変容量型と後
端取出し方式の両長所を有し、搬入される紙葉類の量の
脈動を確実に吸収でき、しかも、安定した一通取出しを
行なえ装置全体の処理能力も向上させることが可能とな
る。
【0030】また、第2の手段によれば、第1の手段の
作用に加えて、さらに、減速搬送手段として、同軸状態
に設けられた複数のスパイラルワイヤを備えた構成とし
たから、スパイラルワイヤとガイド板とが交わらないフ
リ―区間がなくなり、また、紙葉類をスパイラルワイヤ
で受け止める確率を2倍あるいはそれ以上にし、さら
に、スパイラルの回転を高めても平気な様にバランスが
取れた。これにより、スパイラルワイヤによる減速搬送
機能を向上させ、安定した集積状態を得ることが可能と
なった。
【0031】また、第3の手段によれば、第1の手段の
作用に加えて、さらに、スパイラルワイヤを、可動バッ
ファヘッドに対して軸方向に移動可能かつ付勢部材で常
時集積室方向に変位するように付勢された構造としたか
ら、直接スパイラルワイヤに当たって集積不良を起こす
様な紙葉類が搬入された際、スパイラルワイヤの移動に
よって集積可能となると共に、立位状態にて集積されて
いる郵便物の背面を支える際、押し過ぎずに支えること
により、良好な集積状態を得ることが可能となる。
【0032】
【0033】
【0034】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
詳細に説明する。まず、図1を参照して本発明の紙葉類
の集積・取出し装置をバッファ部に適用した郵便物の自
動選別取揃え押印機の構成について説明する。
【0035】自動選別取揃え押印機1は、多様な厚さ、
幅を有する大量の紙葉類としての郵便物3を受入れ、次
段へ供給するホッパー部5を有している。ホッパー部5
には、供給コンベア7が備わっており、郵便物3を次段
の選別手段9に供給するようになっている。
【0036】選別手段9は、自動処理に適さない定形外
の郵便物を排除するもので、前段に設けられた厚さ選別
部11と、後段に設けられた幅選別部13とから成って
いる。
【0037】厚さ選別部11は、郵便物3の厚さ選別を
行ない、所定の厚さよりも厚い厚物郵便物を排除する。
また、幅物選別部13は、郵便物3の幅の選別を行な
い、所定の幅よりも広い広幅郵便物を排除する。
【0038】選別手段9によって選別された定形の郵便
物3は、バッファ部15に供給される。バッファ部15
は、受入れた郵便物3を一通づつ第1読取部17に送出
する役目を持つ。第1読取部17には、検知部(図示し
ない)が備わっていて郵便物3に含まれる検知対象物、
例えば切手若しくはコントラストバ―を検知する。
【0039】第1読取部17の次段には、反転部19が
設けられている。この反転部19は、第1読取部17で
郵便物3に含まれる検知対象物を検知できない場合、検
知対象物を検知できなかった郵便物3を上下方向逆にな
るように反転する役目を持つ。この反転動作は、第1読
取部17で検知対象物が検知されると行なわれない。
【0040】反転部19から送出された郵便物3は、第
2読取部21に供給される。第2読取部21には、前述
した第1読取部17と同様に検知部(図示しない)が備
わっており、検知対象物を検知する。
【0041】第2読取部21から送出された郵便物3
は、押印部23でスタンプ押印なされる。この押印部2
3でスタンプ押印なされた郵便物3は、スタッカー部2
5に供給される。
【0042】スタッカー部25は、検知および押印処理
がなされた郵便物3を、例えば、速達や普通郵便等に分
類、集積するようになっている。さらに、押印部23と
スタッカー部25との間には、表示装置27が設置され
ている。また、自動選別取揃え押印機1の操作は、バッ
ファ部15の近傍に設けられた主操作部29により行わ
れるようになっている。
【0043】前記バッファ部15は、図2に示すよう
に、選別部13より破線矢印で示すように流れて来る郵
便物3を、立位状態かつ面方向に重合した状態で一時集
積すると共に、所定のピッチで一通づつ確実に分離して
取出し、後段の第1読取部17に送る役目を持つ。
【0044】図3ないし図10を参照して、前記バッフ
ァ部15を構成する本発明の集積・取出し装置40につ
いて説明する。まず、図3および図4を参照して全体構
成について説明する。
【0045】集積・取出し装置40は、紙葉類としての
郵便物3を立位状態かつ一辺部を先端側として搬入する
搬入手段としての搬入機構41と、この搬入機構41の
搬入方向に設けられ搬入された郵便物3を線間に保持し
回転に伴って面方向に減速搬送するスパイラルワイヤ4
2を備えた減速搬送手段としての減速搬送機構43とを
有する。
【0046】さらに、減速搬送機構43により搬送され
た郵便物3を立位状態かつ面方向に集積する集積手段と
しての集積室(バッファ室)44を有し、この前記集積
室44の郵便物集積方向には、集積室44に集積された
最端部の郵便物3を搬入機構41による搬入方向とは逆
方向で、かつこの郵便物3の後端側から取出す取出し手
段としての取出し機構45が設けられている。
【0047】また、集積室44に対応する部位には、集
積室44内の郵便物3を取出し機構45側に送る集積紙
葉類送り手段としての集積紙葉類送り機構46(図4参
照)が設けられているとともに、前記取出し機構45に
より取出される集積室44内の郵便物3の反取出し方向
端を揃える整位手段としての整位機構47を有する。
【0048】また、前記取出し機構45の取出し方向に
は、取出された郵便物3を次段の装置である第1読取部
17(図1、図2参照)に搬出する搬出手段としての搬
出機構48が設けられている。
【0049】そして、搬入機構41は、複数のローラ5
0に掛渡され、その相互対向面で郵便物3を挾持して搬
送する無端状の第1,第2の搬送ベルト51,52と、
これら搬送ベルト51,52による挾持状態が解放され
た後の郵便物3を案内する案内手段としてのガイド板5
3とを有した構成となっている。また、搬送ベルト5
1,52の相互対向面で形成される郵便物搬入路54と
光軸55Aが交差するように検知器55が設けられ、郵
便物3の搬入が検知されるようになっている。
【0050】また、搬出機構48は、複数のローラ60
に掛渡され、その相互対向面で郵便物3を挾持して搬送
する無端状の第3,第4の搬送ベルト61,62によっ
て構成され、前記郵便物搬入路54とは逆の方向に郵便
物3を搬出するようになっている。
【0051】また、取出し機構45は、複数のローラ6
5に掛渡された孔付き搬送ベルト66と、この孔付き搬
送ベルト66の裏面側に設けられた主補助吸着チャンバ
67とからなり、最端部の郵便物3を吸着して取出す一
通取出し機構部45Aと、この一通取出し機構部45A
の反取出し方向側に隣接された補助吸着チャンバ68か
らなる2枚取り防止部45Bからなる。
【0052】また、集積紙葉類送り機構46は、集積室
44の底面44Aに平行に張設された2本の送りベルト
としての歯付きベルト70,70と、集積室44の一側
ガイド面44Bに沿って張設された送りベルトとしての
桟付きベルト71(図4参照)からなる。
【0053】また、整位機構47は、集積室44の底面
44Aに平行かつ一部が突出するように配設された2本
の整位ローラとしてのビータローラ75,76と、ビー
タローラ77Aを一体に備えた寄せスクリューとしての
スペシャルスクリュー77と、ビータローラ78と、搬
送スクリュー79とからなる。
【0054】ビータローラ75、76、77Aおよび7
8は、表面に凹凸が設けられており、立位状態で集積さ
れた郵便物3を整位させるものである。また、スペシャ
ルスクリュー77は螺旋状の溝を持ったローラであっ
て、郵便物を面方向に送り集積室44の集積郵便物3の
集積圧力が所定圧以上になると変位してスイッチ82を
動作させ、集積取出し動作を制御する制御スクリューと
しての働きをする。
【0055】また、ビータローラ78および補助吸着チ
ャンバ68が配設された集積室44のコーナ部には、落
し込み部としての凹所80が形成されており、取出し機
構45に近い方の複数枚の郵便物3の端部が、前記ビー
タローラ75,76,77A、78の働きで凹所80に
押込まれ、突当面81に突当られることで端面が取揃え
られるようになっている。
【0056】また、前記集積室44の上面側には、郵便
物3の積層方向に(矢印A)方向に移動可動な状態に可
動バッファヘッド85が配設されている。可動バッファ
ヘッド85は、前記搬入機構41により搬入される郵便
物3の搬送速度を減速させ、座屈させることなく受け止
め、郵便物3の進入方向と所定の角度を持って面方向に
移動してバッファ部15内の圧力を調整するものであ
る。
【0057】この可動バッファヘッド85は、前記搬入
機構41により搬入される郵便物3の下端面を支承する
ベース85Aを有し、ベース85A上には、前記減速搬
送機構43および前記搬入機構41により搬入される郵
便物3により押されることにより動作する圧力検知手段
としての圧力検知機構86が設けられている。
【0058】さらに、ベース85A上には、前記搬入機
構41の第1,第2の搬送ベルト51,52の郵便物搬
入路54の下流側折返し部に位置するローラ50,50
が取り付けられており、可動バッファヘッド85が変位
しても可動バッファヘッド85に対する郵便物3の搬入
位置が常に一定になるようになっている。
【0059】ベース85Aの取出し機構45側かつ前記
ガイド板53の終端部位置に対応する部分には、切欠部
が形成されており、ベース85Aの下面側に設けられた
ビータローラ90Aを備えたスペシャルスクリュー90
の一部が突出した状態となっている。
【0060】また、2枚取り防止部45Bの近傍には、
先端部を一通取出し機構部45Aの全面側に臨ませた検
知レバ−92Aおよびスイッチ92Bからなる検出機構
92が設けられており、最端部の郵便物3が補助吸着チ
ャンバ68および一通取出し機構部45Aに吸着された
状態を検出できるようになっている。
【0061】上記の様に、この実施例の集積・取出し装
置40は、「可変容量型+後端取り出し方式」を採用
し、搬入される郵便物3の量の脈動を確実に吸収でき、
しかも、安定した一通取出しを行なえる装置となってい
る。
【0062】つぎに、図5および図6を参照して、減速
搬送機構43について詳細に説明する。図5に示すよう
に、減速搬送機構43は、ワイヤを螺旋状に曲成した2
本のスパイラル42A,42Bを同軸状態に2分の1ピ
ッチずらして設けてなる2条スパイラルワイヤ42と、
このスパイラルワイヤ42の上方、かつ前記ガイド板5
3のほゞ延長線上に設けられたガイド板95とを有し、
搬入される郵便物3をスパイラル42Aあるいは42B
とガイド板95とで作られるV型の溝96で受け止める
ようになっている。
【0063】前記ガイド板95は、フレーム103の上
面側に取付けられた支持板97の下面側に取付けられて
いる。スパイラルワイヤ42は、図6にも示すように、
軸受100により回転自在に保持された回転軸101の
一端部に支持部材102(図5のみ図示)を介して取付
けられている。また、軸受100は、可動バッファヘッ
ド85のベ−ス85B上に立設されたフレーム103に
より取付けられている。
【0064】スパイラルワイヤ42が取付けられた回転
軸101は、前記軸受100に対し軸方向に移動可能に
支承された状態となっており、その他端部にはガイドシ
ャフト105に対して摺動可能に設けられた可動体10
6が取付けられている。
【0065】可動体106には一端を前記フレーム10
3と一体の支持部材107に連結した付勢部材としての
引張スプリング108の他端が連結されており、この引
張スプリング108の付勢力で、常時、スパイラルワイ
ヤ42およびこれと一体の回転軸101を集積室44の
方向に付勢した状態となっている。
【0066】なお、ここで、この引張スプリング108
のばね係数は、0.7g/mmと設定されており、スパ
イラルワイヤ42に所定以上の力が加わると、スパイラ
ルワイヤ42が軸方向に後退できるようになっている。
【0067】また、回転軸101の中間部には、プーリ
110が取付けられており、前記支持部材107に取付
けられた駆動機構111のプーリ112と丸ベルト11
3を介して連動するようになっている。
【0068】また、この駆動機構111には駆動源とし
てのモータ115が配置されており、プーリ112を回
転駆動させるようになっている。しかして、モータ11
5の駆動によって、スパイラルワイヤ42が回転する。
【0069】なお、このスパイラルワイヤ42は、前述
したような構成をしているため、偏心のない安定した回
転が成される。この回転によって、前記V型の溝96
(図5参照)は、順次深くなって行き、郵便物3を減速
しながら辺方向、すなわち、集積室44の一側ガイド面
44B側に搬送すると同時に、郵便物3を面方向、すな
わち、取出し機構45側に減速搬送し、後続の郵便物3
の進入間口を確保する。更に、集積室44に立位集積さ
れた最後の郵便物3の背面を軽く押さえて倒さない様に
するようになっている。
【0070】また、前記駆動機構111のモータ115
の駆動軸115Aには、前記プーリ112とプーリ11
6が嵌着されている。プーリ116は、図6に示すよう
に、前記ビータローラ90Aを備えたスペシャルスクリ
ュー90に取付けられたプーリ117と丸ベルト118
を介して連動するようになっている。
【0071】なお、図6に示す3Aは、取扱われる定型
郵便物3の最大定型郵便物を示し、3Bは、取扱われる
定型郵便物3の最小定型郵便物を示す。この実施例にお
いては、最大定型郵便物3Aの高さは165mmであ
り、最小定型郵便物3Bの高さは87mmである。
【0072】図7は、圧力検知機構86の検知信号によ
り前記可動バッファヘッド85を移動させる可動バッフ
ァヘッド移動手段としての可動バッファヘッド移動機構
120の構成を示す。
【0073】可動バッファヘッド移動機構120は、前
記フレーム103に取付けられた駆動機構121と、こ
の駆動機構121の出力軸121Aの両端部に取付けら
れた駆動プーリ122,122(一方のみ図示)と、こ
れら駆動プーリ122,122の付近に配設された複数
のアイドルプーリ123を有し、駆動プーリ122,1
22および複数のアイドルプーリ123には、前記集積
室44の底面44Aに張設された歯付きベルト70,7
0の中間部が掛渡されている。駆動機構121は、駆動
源であるモータ124と減速機構125とからなる。
【0074】しかして、モータ124が駆動して駆動プ
ーリ122,122を、図7中、時計方向に回転すると
可動バッファヘッド85がガイド部材126を案内とし
て右方向に移動し、駆動プーリ122,122を図中、
反時計方向に回転するとガイド部材126を案内として
可動バッファヘッド85が左方向に移動するようになっ
ている。
【0075】また、前記歯付きベルト70,70は、図
4および図7に示すように、駆動源である二軸モータ1
30の出力軸130Aの両端部に取付けられた駆動プー
リ131,131と、これら駆動プーリ131,131
の付近に配設された従動プーリ132,132、13
3,133および集積室44方向に設けられた従動プー
リ134,134(図7のみ図示)とに掛渡されてい
る。
【0076】そして、二軸モータ130を駆動して駆動
プーリ131,131を、図7中、反時計方向に回転す
ると歯付きベルト70,70が集積室44に搬送された
集積郵便物3を立位集積のまま取出し機構45側に送る
方向に走行するようになっている。
【0077】また、図4に示すように、二軸モータ13
0の出力軸130Aの一端側は、互いに噛合する傘歯車
対136,137を介して歯車140と連動するように
なっている。そして、この歯車140の回転力は、前記
桟付きベルト71が掛渡されたプーリ150と同軸状態
に設けられた歯車141に伝達され、桟付きベルト71
を歯付きベルト70,70と同方向に走行させるように
なっている。
【0078】図8は、集積室44における集積郵便物3
の支持状態を取出し機構45側から見た状態を示し、集
積室44の底面44Aが郵便物3の取出し方向(矢印B
方向)が傾斜上端となる角度Rで傾斜した状態となって
いる。また、一側ガイド面44Bは底面44Aに対して
直角状態にある。角度Rは、この実施例においては15
度に設定してある。
【0079】集積郵便物3は、長手方向一辺を、歯付き
ベルト70,70が張設された底面44Aによって、ま
た、短手方向一辺を桟付きベルト71が張設された一側
ガイド面44Bによって支承され、取出し機構45側に
送られるようになっている。
【0080】図9は、桟付きベルト71の構成を示すも
ので、桟付きベルト71は、プーリ150,151,1
52(図4参照)に掛渡される長さを有する無端状のベ
ルト本体71Aの外周部に、高さHの桟71Bを所定の
ピッチPで複数突設した構成となっている。この実施例
においては、高さHを10mm,ピッチPを30mmと
した。
【0081】この桟付きベルト71を採用することで、
集積室44での集積郵便物3の倒れ防止効果が増大し、
従来は、郵便物3の総じた幅として集積量が200mm
以下で集積郵便物3が倒れてしまったが、集積量が23
0mmを越えても倒れること無いものとなっている。
【0082】図10は、圧力検知機構86の構成を概略
的に示すもので、支軸160を回動支点として回動自
在、かつ、付勢体としてのばね161により弱い力で常
時所定方向に付勢された圧力検知レバ―162と、この
圧力検知レバ―162が搬入機構41により搬入される
郵便物3により押されて回動したとき、この圧力検知レ
バ―162の回動に伴って動作するスイッチ163を有
する。
【0083】このスイッチ163は、図面に対して垂直
方向に光軸を形成するセンサであり、圧力検知レバ―1
62によってこの光軸が遮断されることでスイッチの
「オン」、「オフ」が成されるものである。
【0084】また、回動支点となる支軸160は、圧力
検知レバ―162の長さL0 (L1+L2 )のほゞ中間
位置、すなわち、L1 とL2 とがほゞ同じ長さになる位
置に設けて、慣性でふらつかないようにバランスをとっ
ている。
【0085】この様な構成をとっているために安定し、
可動バッファヘッド85に間接的に接続される圧力検知
レバ―162が振動等による反力を受けて誤動作を起こ
すことが無くなる。このような圧力検知機構86では、
郵便物3が搬送されることで図示されるX方向に圧力検
知レバ−162の端部が撓む。この撓んだ力によって圧
力検知レバ−162の他端部は、支軸160を支点とし
てY方向へと撓む。
【0086】すなわち、この回動によって所定の力を越
えた時、ばね161の張力を越え圧力検知レバ−162
はスイッチ163が形成する光軸を遮断する。これによ
って、スイッチ163の「オン」、「オフ」がなされ
る。この「オン」、「オフ」信号が可動バッファヘッド
移動機構120に送られ、可動バッファヘッド85の移
動の制御がなされる。
【0087】次ぎに、図11〜図15を参照して、集積
・取出し動作に付いて説明する。まず、搬入機構41の
第1,第2の搬送ベルト51,52によって立位状態か
つ一辺部を先端側として搬入された郵便物3は、ガイド
板53により案内され、図11に示すように、減速搬送
機構43の2条のスパイラルワイヤ42とガイド板95
とで作られるV型の溝96で座屈させずに受け止められ
る。
【0088】駆動機構111のモータ115の駆動に伴
ってプーリ117,110が回転することで、スペシャ
ルスクリュー90およびスパイラルワイヤ42はそれぞ
回転する。
【0089】スペシャルスクリュー90は、この回転で
郵便物3を面方向に送るが、この動作とともに、移動可
能なスパイラルワイヤ42は偏心なく回転し、これに伴
い前記V型の溝96は、順次深くなって行き、郵便物3
を減速しながら辺方向、すなわち、集積室44の一側ガ
イド面44B側に搬送すると同時に、郵便物3を面方
向、すなわち、取出し機構45側に減速搬送する。そし
て、図12に示すように、後続の郵便物3の進入間口を
確保する。
【0090】この様にして、順次搬入される郵便物3
は、図13に示すように、集積室44に順次集積される
ことになる。この時、スパイラルワイヤ42によって、
集積された最後の郵便物3の背面を軽く押さえて倒さな
い様にする。
【0091】また、集積郵便物3は、集積室44の底面
44Aに平行に張設された2本の歯付きベルト70,7
0と、集積室44の一側ガイド面44Bに沿って張設さ
れた桟付きベルト71によって倒されることなく取出し
機構45側に送られる。
【0092】また、飛び出した集積郵便物3は、ビータ
ローラ75,76により一側ガイド面44B側に送られ
て整位されると共に、取出し機構45に近い方の複数枚
の郵便物3の端部が、ビータローラ77A、78の働き
で凹所80に押込まれ、突当面81に突当られることで
後端面が取揃えられるようになっている。
【0093】また、図14に示すように、可動バッファ
ヘッド85が、集積郵便物3の集積量に応じて後退する
一方、取出し機構45による取出が行われる。可動バッ
ファヘッド85は、圧力検知機構86による圧力検知に
従って、圧力が高いと後退、圧力が低いと前進をして随
時集積室44内の集積郵便物3の圧力を調整するように
なっている。
【0094】上記のように、本発明にあっては、図4に
示すように、バッファ部15において、可動バッファヘ
ッド85を備えた可変容量型と後端取り出し型を組み合
わせたものとなっている。これにより、選別部13から
バッファ部15に進入して来る郵便物の脈動を吸収し、
かつ後端取出し方式による安定な取出しを実現できた。
【0095】また、図5に示すように、可動バッファヘ
ッド85に搭載された減速搬送機構43が、スパイラル
42A,42Bを同軸状態に配置して2条のスパイラル
ワイヤ42を備えたものとすることにより、フリ―区間
をなくし、郵便物3をスパイラルワイヤ42で受け止め
る確率を2倍にし、なおかつスパイラルワイヤ42の回
転を高めても平気な様にバランスを取ることが出来た。
今回、スパイラルワイヤ42を2条にしたことにより、
横方向送り力、減速効果の両方がバランス良く実現され
た。
【0096】なお、バッファ部15における郵便物3の
受け入れ能力の拡大には、横方向送り速度のアップのた
めに単純にスパイラルワイヤ42の回転スピ―ドを上げ
ると、郵便物3の蹴り上げ、蹴飛ばし、スパイラルの変
形等の弊害が生じるが、この様な不具合は解消された。
【0097】また、従来、可変容量型でバッファヘッド
にスパイラルが乗っている場合、従来はスパイラル自体
の慣性力が不具合を起こす恐れがあったため、軸方向は
固定のスパイラルを用いていたが、本発明は図5に示す
ように、スパイラルワイヤ42を軸方向にもスライド出
来る様にして弱い引張スプリング108にて保持するも
のである。
【0098】これによって直接スパイラルワイヤ42に
当たって集積不良を起こす様な郵便物3をスパイラルワ
イヤ42の移動によって逃げることができ、また立位状
態にて集積されている郵便物3の背面を支える際、押し
過ぎずに支えることにより良好な集積状態を得ることが
できた。
【0099】また、可動バッファヘッド85の動作の制
御は、進入して来る郵便物3が圧力検知レバ―162を
押すことによってなされるが、従来は、ヘッドが左右に
動くと、圧力検知レバ―の慣性により、圧力検知レバ―
が郵便物に関係なく動いてバッファヘッドが誤動作を起
こすことがあった。本発明は、図10に示すように、圧
力検知レバ―162の回転中心である支軸160をレバ
―の中心におくことによりレバ―自体でバランスをと
り、誤動作を防ぐことができた。
【0100】また、可変容量型では容量が増大するため
集積室44内の郵便物3が雪崩の様に倒れてしまうこと
があったが、本発明は、図8に示すように、郵便物3の
短辺を支えるために桟付ベルト71を用い、長辺を支え
ている歯付ベルト70,70と桟付ベルト71を同期し
て駆動することにより、安定して立位状態のまま取出し
機構45へ移送することができるものである。
【0101】なお、スパイラルワイヤ42を2条のとし
たものについて説明したが、それ以上であっても良い。
その他、本発明は、上述の一実施例に限らず、本発明の
要旨を変えない範囲で種々変形実施可能なことは勿論で
ある。
【0102】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、次のような効果を奏する。請求項1および請求項2
記載の紙葉類の集積・取出し装置によれば、可変容量型
と後端取出し方式を組合わせた構成としたから、可変容
量型と後端取出し方式の両長所を有し、搬入される紙葉
類の量の脈動を確実に吸収でき、しかも、安定した一通
取出しを行なえ装置全体の処理能力も向上させることが
できる。
【0103】また、請求項1記載の紙葉類の集積・取出
し装置によれば、さらに、減速搬送手段として、同軸状
態に設けられた複数のスパイラルワイヤを備えた構成と
したから、スパイラルワイヤとガイド板とが交わらない
フリ―区間がなくなり、また、紙葉類をスパイラルワイ
ヤで受け止める確率を2倍あるいはそれ以上にし、さら
に、スパイラルの回転を高めても平気な様にバランスが
取れた。これにより、スパイラルワイヤによる減速搬送
機能を向上させ、安定した集積状態を得ることができ
る。
【0104】また、請求項2記載の紙葉類の集積・取出
し装置によれば、さらに、スパイラルワイヤを、可動バ
ッファヘッドに対して軸方向に移動可能かつ付勢部材で
常時集積室方向に変位するように付勢された構造とした
から、直接スパイラルワイヤに当たって集積不良を起こ
す様な紙葉類が搬入された際、スパイラルワイヤの移動
によって集積可能となると共に、立位状態にて集積され
ている郵便物の背面を支える際、押し過ぎずに支えるこ
とにより、良好な集積状態を得ることができる。
【0105】
【0106】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類の集積・取出し装置の一実施例
をバッファ部に適用した郵便物の自動選別取揃え押印機
の斜視図。
【図2】図1のバッファ部付近の郵便物の流れを示す説
明図。
【図3】本発明の紙葉類の集積・取出し装置の一実施例
を模式的に示す平面図。
【図4】同じく、概略的平面図。
【図5】同じく、要部である減速搬送機構の平面図。
【図6】同じく、要部である減速搬送機構のスパイラル
ワイヤと郵便物との位置関係を示す説明図。
【図7】同じく、要部である可動バッファヘッド移動機
構の構成を示す側面図。
【図8】同じく、集積郵便物の支承状態を示す説明図。
【図9】同じく、要部である桟付きベルトの一部を示す
図。
【図10】同じく、要部である圧力検知機構の構成を示
す概略図。
【図11】同じく、集積・取出し動作を示す説明図。
【図12】同じく、集積・取出し動作を示す説明図。
【図13】同じく、集積・取出し動作を示す説明図。
【図14】同じく、集積・取出し動作を示す説明図。
【符号の説明】
3…郵便物(紙葉類)、40…集積・取出し装置、41
…搬入機構(搬入手段)、45…取出し機構(取出し手
段)、46…集積紙葉類送り機構(集積紙葉類送り手
段)、47…整位機構(整位手段)、48…搬出機構
(搬出手段)、42…スパイラルワイヤ、42A,42
B…スパイラル、43…減速搬送機構(減速搬送手
段)、44…集積室(集積手段)、70…歯付きベルト
(送りベルト)、71…桟付きベルト(送りベルト)、
85…可動バッファヘッド、86…圧力検知機構(圧力
検知手段)、95…ガイド板、108…引張スプリング
(付勢部材)、120…可動バッファヘッド移動機構、
160…支軸(回動支点)、162…圧力検知レバ―。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B07C 1/00 - 1/20 B65H 31/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類を立位状態かつ一辺部を先端側と
    して搬入する搬入手段と、 この搬入手段の搬入方向に設けられ搬入された紙葉類を
    線間に保持し回転に伴って面方向に減速搬送する同軸状
    態に設けられた複数条のスパイラルワイヤを備えた減速
    搬送手段と、 この減速搬送手段により搬送された紙葉類を立位状態か
    つ面方向に集積する集積手段と、 前記減速搬送手段が搭載されると共に前記集積手段の集
    積容量を可変すべく紙葉類の積層方向に移動可能な可動
    バッファヘッドと、 この可動バッファヘッドに搭載され前記搬入手段により
    搬入される紙葉類によって動作する圧力検知手段と、 この圧力検知手段の検知信号により前記可動バッファヘ
    ッドを移動させる可動バッファヘッド移動手段と、 前記集積手段の紙葉類集積方向に設けられ集積手段に集
    積された最端部の紙葉類を後端側から取出す取出し手段
    と、 を具備してなることを特徴とする紙葉類の集積・取出し
    装置。
  2. 【請求項2】 紙葉類を立位状態かつ一辺部を先端側と
    して搬入する搬入手段と、 この搬入手段の搬入方向に設けられ搬入された紙葉類を
    線間に保持し回転に伴って面方向に減速搬送するスパイ
    ラルワイヤを備えた減速搬送手段と、 この減速搬送手段により搬送された紙葉類を立位状態か
    つ面方向に集積する集積手段と、 前記減速搬送手段が搭載されると共に前記集積手段の集
    積容量を可変すべく紙葉類の積層方向に移動可能な可動
    バッファヘッドと、 この可動バッファヘッドに搭載され前記搬入手段により
    搬入される紙葉類によって動作する圧力検知手段と、 この圧力検知手段の検知信号により前記可動バッファヘ
    ッドを移動させる可動バッファヘッド移動手段と、 前記集積手段の紙葉類集積方向に設けられ集積手段に集
    積された最端部の紙葉類を後端側から取出す取出し手段
    と、 を具備し、 前記スパイラルワイヤを、前記可動バッファヘッドに対
    して軸方向に移動可能かつ付勢部材で常時集積室方向に
    変位するように付勢された構造としたことを特徴とする
    紙葉類の集積・取出し装置。
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