JP3015589U - ラベル剥離装置の台紙飛出し防止機構 - Google Patents

ラベル剥離装置の台紙飛出し防止機構

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JP3015589U
JP3015589U JP1995002709U JP270995U JP3015589U JP 3015589 U JP3015589 U JP 3015589U JP 1995002709 U JP1995002709 U JP 1995002709U JP 270995 U JP270995 U JP 270995U JP 3015589 U JP3015589 U JP 3015589U
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JP
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label
mount
peeling
continuum
peeled
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JP1995002709U
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礼司 菊池
憲二 川添
聖寿 神山
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Sato Corp
Sato Holdings Corp
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Sato Corp
Sato Holdings Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベル片を台紙から手で剥がすとき台紙が突
出せず、次のラベル片が円滑に繰り出されるようにする
ことを目的とする。 【構成】 剥離手段5に近接して、ラベル片7がラベル
連続体9の台紙8から剥離されたか否かを検出して信号
を送るラベル検知手段6を設ける。このラベル検知手段
から送られた信号を受けて引きローラ3、4を始動する
タイマー11を設ける。剥離手段の搬送方向Cの近接し
た前方に、ラベル連続体の案内面23を有する抑制部材
21を設ける。そして、剥離手段によりラベル連続体の
台紙よりラベル片を剥がすときに、前記抑制部材で台紙
を案内して搬送する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラベル剥離装置の台紙飛出し防止機構に係るもので、特にラベル 連続体の台紙よりラベル片を剥す際の台紙の飛出しを抑制するラベル剥離装置の 台紙飛出し防止機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のラベル剥離装置につき、図4及び図5に基づき説明する。
【0003】 図4及び図5はラベル剥離装置1の概略説明図であって、このラベル剥離装置 1は、主に、供給軸2、一対の引きローラ3、4、剥離手段としての剥離板5、 タイマー11及びラベル検知手段としてのラベル検知センサ6から成る。
【0004】 供給軸2には、予め必要情報が印字されたラベル片7が台紙8に仮着されたラ ベル連続体9を装着する。 供給軸2に装着したラベル連続体9は、剥離板5を経て繰り出し側に引っ張り 出し、一対の引きローラ3、4間に挟持される。そして、モータ10等の既知の 駆動源により前記引きローラ3、4を回転してラベル連続体9を搬送方向Cに繰 り出すものである。
【0005】 タイマー11は、ラベル長に相応する時間長の設定が可能であり、モータ10 とラベル検知センサ6との間に介在し、モータ10の回転時間長を設定できるよ うになっている。またタイマー11は、接続されるラベル検知センサ6からの信 号によって、モータ10を始動するようになっている。
【0006】 引きローラ3、4に挟持されて供給軸2より繰り出されたラベル連続体9は、 搬送途中にある剥離板5にて台紙8が転向されると、ラベル片7自身の持つ剛性 でラベル片7は台紙8より剥離される。 また搬送されるラベル連続体9は、前記タイマー11により設定されている前 記モータ10の回転時間長だけ搬送されるようになっており、この時間長はラベ ル連続体9のラベル片7が後端部の一部を剥離板5の台紙8の上に仮着された状 態で停止するように時間設定されている。 搬送が停止され、ラベル連続体9の台紙8に後端部が仮着されているラベル片 7は、手で前方方向Fに引っ張って台紙8から剥がしながら取り外すようになっ ている。
【0007】 ラベル検知センサ6は、ラベル片7の有無を検出するセンサであって、剥離板 5の近傍に設けられている。そして、ラベル片7が剥離板5の台紙8上から取り 外されたときにタイマー11を介してモータ10に信号を送るものであり、前述 のようにこの信号によってタイマー11が設定する時間長だけモータ10を回転 してラベル連続体9を搬送するものである。
【0008】 しかしながら、この従来のラベル剥離装置1であると、ラベル片7の一部が台 紙8に仮着された状態にあり、ラベル片7を台紙8より剥がすべく前方方向Fに 引っ張ると、追従して台紙8も前方方向Fに引っ張られ、ときによっては図5に 示すように台紙8が突出して前記ラベル検知センサ6の上部を覆うことがあった 。 突出した台紙8によりラベル検知センサ6が覆われると、このラベル検知セン サ6で検出しているラベル片7の有無が検出できなくなり、モータ10も始動せ ず、ラベル連続体9が搬送されなくなるため、結果的に次のラベル片7の繰り出 しができなくなることになった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記の点に注目してなされたもので、ラベル片7を台紙8から剥が すとき台紙8が突出せず、次のラベル片7が円滑に繰り出されるようにすること を目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、台紙にラベル片が仮着されたラベル連続 体を供給軸に装着し、該ラベル連続体を引きローラに挟持して前記供給軸より繰 り出して搬送すると共に、前記引きローラと前記供給軸との間に設けた剥離手段 にて前記ラベル片を剥離するラベル剥離装置であって、前記剥離手段に近接して 設けられ、ラベル片がラベル連続体の台紙から剥されたか否かを検出して信号を 送るラベル検知手段と、該ラベル検知手段から送られた前記信号を受けて前記引 きローラを始動させるタイマーと、前記剥離手段の搬送方向の近接した前方に立 設され、前記ラベル連続体の案内面を有する抑制部材と、を備え、前記剥離手段 により前記ラベル連続体の台紙よりラベル片を剥すときに、台紙を前記抑制部材 で案内して搬送することを特徴とする。
【0011】 上記抑制部材が、複数の抑制部材片より形成され、前記案内面が凹面となって いる。
【0012】 前記抑制部材片の上面が、剥離されたラベル片の載置面になっている。
【0013】
【作 用】
供給軸からラベル連続体が繰り出され、剥離手段にて台紙からラベル片が剥 離されると、ラベル片の一部が台紙に仮着された状態でラベル連続体は停止する 。 ラベル片は、手でつまんで前方方向に引っ張って台紙より剥がされるが、この とき剥離手段の搬送方向の近接した前方にラベル連続体の案内面を有する抑制部 材が立設されており、前記ラベル片を引っ張ったときに台紙が追従して引っ張ら れたとしても、前記案内面に案内されて台紙が搬送されるため、台紙が前方へ突 出することはない。 台紙が前方に突出することなく搬送されることにより、ラベル検出手段が台紙 によって覆われることがなく、ラベル片の有無検出が確実にできるので、次のラ ベル片の繰り出しも確実に行われることになる。
【0014】 更に、抑制部材を複数の抑制部材片より形成し、案内面を凹面としたことによ り、前記ラベル連続体の台紙の案内が円滑に行える。
【0015】 また、抑制部材の上面を、剥離されたラベル片の載置面としたので、ラベル片 が取り易い状態となる。
【0016】
【実施例】
先ず、本考案の一実施例によるラベル剥離装置20を図1ないし図3に基づき 説明する。 尚、従来技術で説明した部分については、重複するため説明は省略する。
【0017】 ラベル剥離装置20には、搬送方向Cにおける剥離板5の近接した前方に抑制 部材21が立設されており、この抑制部材21を設けたことが本考案の大きな特 徴である。
【0018】 抑制部材21は、搬送方向Cに対し、図1ないし図3における上面部22が長 めな抑制部材片21aと短めな抑制部材片21bの、2種類から構成される。 抑制部材片21a、21bは、共に前記上面部22に連続する一方の辺が凹面 上に形成された「案内面」となっており、この案内面23にてラベル連続体9の 台紙8が突出しないよう案内しつつ、搬送方向Cに搬送しようとするものである 。このため、台紙8を案内し易いよう、搬送方向Cの剥離板5の先端部5aの近 接した前方に、前記案内面23が対峙するよう立設するものである。
【0019】 尚、抑制部材21は、搬送方向Cに直交する方向における中央部に長めの抑制 部材片21a、21aを、また側縁部に短めの抑制部材片21b、21bを、各 々櫛歯状に配する。そして、前記案内面が剥離板5の先端部5aとほぼ平行に、 且つ搬送方向Cに直交する方向でほぼ直線となるよう抑制部材片21a、21b を配設するので、幅のある案内面23が形成されることになるものである。
【0020】 ラベル検知センサ6は、前記抑制部材片21a、21bに邪魔とならない位置 に設けるものである。
【0021】 また、抑制部材21の上面部23は、剥離されたラベル片7の「載置台」とし ての役割も果すものである。 更に、24は押さえ部材であり、この押さえ部材24はラベル連続体9を上か ら下方に抑え付け、ラベル連続体9の搬送時やラベル片7を台紙8から剥がすと きに台紙8が浮き上がりにくくなるよう設けたものである。
【0022】 次に、作用を説明する。 供給軸2からラベル連続体9が繰り出され、剥離板5にて台紙8からラベル片 7が剥離されると、ラベル片7が後端部の一部を剥離板5の台紙8の上に仮着さ れた状態でラベル連続体9は停止する
【0023】 ラベル片7は、手でつまんで前方方向Fに引っ張って台紙8より剥がされるが 、このとき搬送方向Cにおける剥離板5の先端部5aの近接した前方に、この先 端部5aと対峙した状態となるよう案内面23が立設されており、ラベル片7を 引っ張ったときに台紙8が追従して引っ張られたとしても、案内面23に案内さ れて台紙8が搬送されるため、台紙が前方へ突出することはない。このためラベ ル検知センサ6を剥離板5に近づけて設けることができるので、サイズの小さい ラベル片7も剥離可能となるものである。
【0024】 また、案内面23を凹面としたことにより、ラベル連続体9の台紙8の案内は 円滑に行える。
【0025】 台紙8が前方に突出することなく搬送されることにより、ラベル検知センサ6 が台紙8によって覆われることがなくなり、ラベル片7が台紙8より手で剥がさ れたときラベル片7無しの検出がラベル検知センサ6で確実にできるので、次の ラベル片7の繰り出しが確実に行えるものである。
【0026】 尚、剥離されたラベル片7の載置台としての役割も果す抑制部材21の、長さ の異なる抑制部材片21a、21bを櫛歯状に配したことにより、ラベル片7を 手で剥がすときに短めの抑制部材片21bに指が入り易いため、剥がし易いもの である。
【0027】 又、長めの抑制部材片21aと短めの抑制部材片21bを搬送方向Cに直交す る方向で交互に配することによって、前述の短めの抑制部材片21bへの指の入 り易さはより増大する。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、剥離手段の搬送方向の近接した前方に 、ラベル連続体の案内面を有する抑制部材を設けたので、ラベル片を台紙から剥 がすとき案内面に案内されて台紙が搬送され、台紙によってラベル検出手段が覆 われることがなくなるため、次のラベルが確実に発行できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る台紙飛出し機構を備えたラベル剥
離装置の概略斜視図
【図2】同、ラベル片が剥離された状態を示す一部断面
の側面図
【図3】同、台紙が案内される状態を示す一部断面の側
面図
【図4】従来のラベル剥離装置のラベル片が剥離された
状態を示す図2相当の側面図
【図5】同、台紙が突出した状態を示す図3相当の側面
【符号の説明】
1 ラベル剥離装置 2 供給軸 3 引きローラ 4 引きローラ 5 剥離手段(剥離板) 5a 先端部 6 ラベル検知手段(ラベル検知センサ) 7 ラベル片 8 台紙 9 ラベル連続体 10 モータ 11 タイマー 20 ラベル剥離装置 21 抑制部材 21a 抑制部材片 21b 抑制部材片 22 上面部 23 案内面 24 押さえ部材 C 搬送方向 F 前方方向

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台紙にラベル片が仮着されたラベル連続
    体を供給軸に装着し、 該ラベル連続体を引きローラに挟持して前記供給軸より
    繰り出して搬送すると共に、前記引きローラと前記供給
    軸との間に設けた剥離手段にて前記ラベル片を剥離する
    ラベル剥離装置であって、 前記剥離手段に近接して設けられ、ラベル片がラベル連
    続体の台紙から剥されたか否かを検出して信号を送るラ
    ベル検知手段と、 該ラベル検知手段から送られた前記信号を受けて前記引
    きローラを始動させるタイマーと、 前記剥離手段の搬送方向の近接した前方に立設され、前
    記ラベル連続体の案内面を有する抑制部材と、を備え、 前記剥離手段により前記ラベル連続体の台紙よりラベル
    片を剥すときに、台紙を前記抑制部材で案内して搬送す
    ることを特徴とするラベル剥離装置の台紙飛出し防止機
    構。
  2. 【請求項2】 前記抑制部材は、複数枚の抑制部材片よ
    り形成され、前記案内面が凹面となっていることを特徴
    とする請求項1記載のラベル剥離装置の台紙飛出し防止
    機構。
  3. 【請求項3】 前記抑制部材の上面が、前記剥離された
    ラベル片の載置面となっていることを特徴とする請求項
    1記載のラベル剥離装置の台紙飛出し防止機構。
JP1995002709U 1995-03-08 1995-03-08 ラベル剥離装置の台紙飛出し防止機構 Expired - Lifetime JP3015589U (ja)

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