JP3015413U - 追突防止ブレーキ予告ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 急ブレーキ操作又は、急減速操作を一早く
後方車が確認できるようにする。 【構成】 予告ランプ（１）、スイッチ（２）を設け
る。アクセル部にスイッチ（２）を取り付けし、バッテ
リー電源（４）とスイッチ（２）と予告ランプ（１）を
配線（５）で接続し、アクセルペダル（３）を戻した時
点でスイッチ（２）が入り、ブレーキランプより先に予
告ランプ（１）が点灯する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、アクセルペダルを戻した時点でスイッチが入り、ブレーキランプ より先に、予告ランプが点灯する事が出来るようにした。追突ブレーキ予告ラン プに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は、日野自動車販売株式会社の製品、ハイマウントストップランプ＆排気 ブレーキランプがあり、排気ブレーキ使用時と減速作動時に、車輌後方部の左右 中心の位置で点滅していた。又は、ＢＥＬＶＩＣの製品、テールビームはブレー キ使用時に、車輌後方部の左右中心の位置でブレーキランプと同時に点灯してい た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記、ハイマウントストップ＆排気ブレーキランプを取り付ける場合は、排気 ブレーキ操作時に点滅し、又は減速の作動時に点滅するもので、急ブレーキ操作 減速操作時を予告するものではない。この製品は、排気ブレーキ設置車の使用が 可能となる。 テールビームを使用する場合は、ブレーキランプと同時点灯するものなので、 ブレーキ操作、減速操作を予告するものではない。 冬道での急ブレーキ操作の対応には、エンジンブレーキを用いる事が多く、エ ンジンブレーキでは、後方車に知らせる事ができない。急ブレーキ操作、急減速 操作の対応には追突事故の可能性があり、常に危険との背中合わせの状態にある と言える。 この考案が解決しようとする課題は、急ブレーキ操作又は、急減速操作を一早 く後方車が確認できるようにする事である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 前車が急ブレーキ又は急減速の操作をかけた時の対応として、ブレーキランプ 点灯を確認後、ブレーキペダルを踏んだのでは追突事故の可能性がある。 そこで、ブレーキランプ点灯より先に、前車の運転操作を確認する事ができな いものかと考えた。 この考案はそのような着想を基にして、ブレーキペダルを踏む前に予告する事 ができないかと考え、いろいろ細工し、試作を重ねた。そして、アクセルペダル を戻した時点でスイッチが入り、予告ランプが点灯するものを考え、この考案を 完成させる事ができた。この考案に係るものは、次のようなものである。

【０００５】 すなわち、予告ランプ（１）、スイッチ（２）を設け、アクセル部にスイッチ （２）を取り付けし、バッテリー電源（４）、スイッチ（２）、予告ランプ（１ ）を配線（５）で接続した追突防止ブレーキ予告ランプである。 この追突防止ブレーキ予告ランプは、後方車より確認がしやすいように赤、又 は黄色の予告ランプ（１）を車輌後方部の左右中心の位置に取り付ける。アクセ ルペダル（３）を加工し、スイッチ（２）を取り付け、バッテリー電源（４）と 予告ランプ（１）とスイッチ（２）を配線（５）で接続し、アクセルペダル（３ ）を戻した時点でスイッチ（２）が入り、ブレーキランプより先に予告ランプ（ １）を点灯させるものとしてもよい。 または、スイッチ（２）をブラケット（７）でボディー側にビス（１０）を用 いて取り付けし、アクセルペダル（３）を戻した時点で、アクセルペダルレバー （６）と接触してスイッチ（２）が入り、ブレーキランプより先に予告ランプ （１）を点灯させるものとしてもよい。 または、スイッチ（２）をアクセルペダルカバー（８）に取り付け、アクセル ペダルカバー（８）をアクセルペダル（３）に取り付けし、アクセルペダル（３ ）を戻した時点でスイッチ（２）が入り、ブレーキランプより先に予告ランプ（ １）を点灯させるものとしてもよい。

【０００６】

【作用】

この考案に係る追突防止ベレーキ予告ランプは、アクセルペダル（３）を戻し た時点でスイッチ（２）が入り、ブレーキランプより先に予告ランプ（１）が点 灯する。

【０００７】

【実施例】

実施例１ 図１は実施例１を示す斜視図である。 実施例１では、アクセルペダル（３）を加工しスイッチ（２）を取り付け、予 告ランプ（１）とスイッチ（２）をバッテリー電源（４）に配線（５）で接続し たものとしている。

【０００８】 実施例２ 図２は実施例２を示すスイッチ取付部の側面図である。 実施例１では、アクセルペダル（３）を加工し、スイッチ（２）を取り付けし ている。このため、アクセルペダル（３）加工する事は、一般的に困難である。 実施例２では、スイッチ（２）をブラケット（７）によりボディー側にビス（ １０）を用いて取り付けするものとしている。アクセルペダル（３）を加工する よりブラケット（７）を用いる方が取り付けしやすい。

【０００９】 実施例３ 図３は実施例３を示すスイッチ取付部の斜視図である。 実施例２では、スイッチ（２）をブラケット（７）によりボディー側にビス （１０）を用いて取り付けしている。このため車種にによりスイッチ（２）の取 り付け位置が変わるため、取り付けに手間がかかる。 実施例３では、アクセルペダルカバー（８）にスイッチ（２）を取り付けてい る。アクセルペダル（３）への取り付けは折り曲げ式つめ（９）を用いるので簡 単に取り付け出来る。

【００１０】

【考案の効果】

この考案に係る追突防止ブレーキ予告ランプを取り付けする事により、急ブレ ーキ、急減速の運転操作を一早く後方車が確認できるようになり、追突事故の防 止にも役立つ。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す斜視図である。

【図２】実施例２を示すスイッチ取付部の側面図であ
る。

【図３】実施例３を示すスイッチ取付部の斜視図であ
る。

【図４】追突防止ブレーキ予告ランプの使用状態説明図
である。

【符号の説明】

１ 予告ランプ ２ スイッチ ３ アクセルペダル ４ バッテリー電源 ５ 配線 ６ アクセルペダルレバー ７ ブラケット ８ アクセルペダルカバー ９ 折り曲げ式つめ １０ ビス

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【手続補正書】

【提出日】平成６年１０月１９日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【請求頁１】 予告ランプ（１）、スイッチ（２）を
設け、アクセル部にスイッチ（２）を取り付けし、バッ
テリー電源（４）、スイッチ（２）、予告ランプ（１）
を配線（５）で接続し、アクセルペダル（３）を戻した
時点で予告ランプ（１）が点灯する追突防止ブレーキ予
告ランプ。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す斜視図である。

【図２】実施例２を示すスイッチ取付部の側面図であ
る。

【図３】実施例３を示すスイッチ取付部の斜視図であ
る。

【図４】追突防止ブレーキ予告ランプの使用状態説明図
である。

【符号の説明】 １ 予告ランプ ２ スイッチ ３ アクセルペダル ４ バッテリー電源 ５ 配線 ６ アクセルペダルレバー ７ ブラケット ８ アクセルペダルカバー ９ 折り曲げ式つめ １０ ビス ─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成７年３月６日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求頁１】 予告ランプ（１）、スイッチ（２）を
   設ける。アクセル部にスイッチ（２）を取り付けし、バ
   ッテリー電源（４）、スイッチ（２）、予告ランプ
   （１）を配線（５）で接続し、アクセルペダル（３）を
   戻した時点で予告ランプ（１）が点灯する追突防止ブレ
   ーキ予告ランプ。