JP3015364B1 - ホイ―ルの組立設備 - Google Patents

ホイ―ルの組立設備

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JP3015364B1
JP3015364B1 JP11001572A JP157299A JP3015364B1 JP 3015364 B1 JP3015364 B1 JP 3015364B1 JP 11001572 A JP11001572 A JP 11001572A JP 157299 A JP157299 A JP 157299A JP 3015364 B1 JP3015364 B1 JP 3015364B1
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Abstract

【要約】 【課題】 自動二輪車などのホイールの組立作業におい
て、その作業能率を向上させる。 【解決手段】 ハブにスポークを介してリムを連結して
ホイールを組み立てる組立設備を以下のように構成す
る。ホイールの品種および組立情報を含むIDデータを
記憶するID記憶媒体21が装着された組立治具5を移
動自在に支持する組立ライン1A,1Bを設ける。リム
Rを品種ごとに分けて収納した収納箱4を、搬入ライン
2により組立ライン1A,1Bへ搬入する。収納箱4の
組立ライン1A,1Bへの搬入を搬入検知センサ10
A,10Bで検知する。コントローラ3により、組立予
定のホイールの品種を記憶し、組立予定に従って搬入ラ
イン2を駆動させるとともに、搬入検知センサ10A,
10Bによる検知に応じてID記憶媒体21に、搬入さ
れたリムRの品種に応じたIDデータを書き込ませる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車などの
ホイールにおける中心部のハブと外周部のリムとをスポ
ークを介して連結しホイールを組み立てる組立設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車などのホイールは、その中心
部のハブと外周部のリムとを複数本のスポークで連結し
て構成される。そのホイール組立作業は、仮締め工程と
本締め工程の前後2工程を作業員により行う。仮締め工
程では、作業員が、先ずハブ収納棚およびスポーク収納
棚からハブおよびスポークを取り出して、所定のスポー
ク仮組み作業テーブル上で、スポークの一端部をハブに
係止する。スポーク仮組み作業を行う。次に、作業員
は、リム一時置場に搬入されたリム入りのダンボールの
中から、所望の機種のリムが収納されたダンボール箱を
選び、そのダンボール箱からリムを取り出し、別のリム
仮組み作業テーブル上で、リムにスポークの他端部をニ
ップルで仮締めするリム仮組み作業を行う。本締め工程
では、仮締めしたホイールを、上下から治具で挟み、こ
の状態で各スポークの他端部に仮締めされたニップルを
順次本締めする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のホイー
ル組立作業では、リムを取り出すのに、リム一時置場に
搬入された多数のダンボール箱の中から、組立予定の品
種のリムが収納されたダンボール箱を選んで、ダンボー
ル箱から取り出すという作業が必要で、増産時にはリム
一時置場にダンボール箱を連続的に供給しなければなら
ず作業能率が低い。また、スポーク仮組作業およびリム
仮組作業を、それぞれ専用の作業テーブル上で行ってい
ることも、作業能率を低下させる。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑みてなされたも
ので、リムの取出しが容易で、作業能率を大幅に向上さ
せることのできるホイールの組立設備を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために、本発明の請求項1に係るホイールの組立設備
は、ハブにスポークを介してリムを連結してホイールを
組み立てる設備であって、前記ホイールの品種および組
立情報を含むIDデータを記憶するID記憶媒体が装着
された組立治具と、前記組立治具を移動自在に支持する
組立ラインと、リムを品種ごとに分けて収納した収納箱
と、前記収納箱を前記組立ラインへ搬入する搬入ライン
と、前記収納箱の組立ラインへの搬入を検知する搬入検
知センサと、組立予定のホイールの品種を記憶し、組立
予定に従って前記搬入ラインを駆動させるとともに、前
記搬入検知センサによる検知に応じて前記ID記憶媒体
に、搬入されたリムの前記品種に応じた前記IDデータ
を書き込ませるコントローラとを備え、前記組立ライン
の下方に、前記搬入ラインから受け取った収納箱を移動
自在に支持する箱移動ラインが配置され、前記組立ライ
ンの上方に、リムが取り出された空の収納箱を回収場所
へ搬出する搬出ラインが配置されている。
【0006】前記ホイールの組立設備によれば、組立予
定のホイールの品種を記憶するコントローラの制御によ
り搬入ラインが駆動されて、組立予定の品種のリムを収
納した収納箱が組立ラインへ搬入されるので、作業員が
リムを選択する作業を要することなく、組立予定の品種
のリムを迅速に取り出すことができ、作業能率を向上さ
せることができる。また、組立ラインへの収納箱の搬入
を搬入検知センサが検知するのに応じて、組立ラインに
支持された組立治具のID記憶媒体に、搬入されたリム
の前記品種に応じたIDデータがコントローラの制御に
より書き込まれるので、以後の組立作業において、ID
記憶媒体からIDデータを読み取ることにより、リムに
対応した品種のハブやスポークを選択できるとともに、
品種に応じた条件で作業を円滑に行うことができる。
らに、組立ラインの下方および上方空間が有効に利用さ
れるので、組立設備全体がコンパクトになる。しかも、
通常生産時や増産時に応じて作業員が増減されることに
より、組立ライン上におけるリム仮組み作業の位置が変
動しても、搬入されてきたリムの収納箱をリム仮組み作
業位置へ移動させることができるとともに、作業員の手
を煩わすことなく、空の収納箱を回収場所へ搬出するこ
とができるので、作業員は組立作業に専念でき、作業能
率がより向上する。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】本発明の請求項2に係るホイールの組立設
備は、請求項1の構成において、前記組立ラインにおけ
る作業員と対向しない背面側に、組立ラインの終端から
前端に向かって使用済みの組立治具を回送する治具回送
ラインが配置されている。
【0012】前記ホイールの組立設備によれば、ホイー
ルの組立作業の進行につれて組立ラインの終端側に向け
て順送りされ、組立完了により使用済みとなった組立治
具が、作業員の手を煩わすことなく、治具回送ラインに
よって自動的に組立ラインの前端に戻されるので、組立
治具を能率よく循環使用することができる。また、組立
治具は組立ラインの背面に沿って回送されるので、作業
員の邪魔にならないうえに、組立ラインの背面空間が有
効に利用されるので、組立設備全体がコンパクトにな
る。
【0013】本発明の請求項3に係るホイールの組立設
備は、請求項2の構成において、前記組立ラインが2本
並置されており、両組立ラインの間に前記治具回送ライ
ンが配置されている。
【0014】前記ホイールの組立設備によれば、2本の
組立ラインに使用する組立治具の回送を1つの治具回送
ラインで共用できるとともに、治具回送ラインを小空間
にコンパクトに設置できる。
【0015】本発明の請求項4に係るホイールの組立設
備は、請求項1から3のいずれかの構成において、ハブ
を品種ごとに分けて収納したハブ容器を有し、前記ID
記憶媒体に書き込まれたIDデータを受け取って、その
品種に対応したハブ容器を組立ラインの作業員へ向けて
進出させるハブ収納庫を備えている。
【0016】前記ホイールの組立設備によれば、組立治
具のID記憶媒体に書き込まれたIDデータをハブ収納
庫が受け取ることによって、そのIDデータとして含ま
れるホイールの品種に対応したハブ容器が組立ラインの
作業員へ向けて進出するので、作業員は組立予定の品種
のハブを取り出すことができる。
【0017】本発明の請求項5に係るホイールの組立設
備は、請求項1から4のいずれかの構成において、前記
組立ライン上で仮締めされたホイールを組立ライン外で
本締めする本締め機と、組立ライン上の組立治具のID
記憶媒体からIDデータを読み取って前記本締め機の制
御装置に供給する読取り器とを備えている。
【0018】前記ホイールの組立設備によれば、ホイー
ルの本締めに必要な締めトルク,リム径,スポーク本数
などを含むIDデータが、仮締めされたホイールを載せ
た組立ライン上の組立治具のID記憶媒体から読取り器
によって読み取られて、本締め機の制御装置に供給され
るので、組立ライン上で仮締めされたホイールを、その
品番に応じた条件のもとに、本締め機で円滑に本締めす
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一
実施形態であるホイールの組立設備を示す概略構成図、
図2(A),(B)はその組立設備の正面図および断面
図である。この組立設備は、ハブにスポークを介してリ
ムを連結して自動二輪車のホイールを組み立てる設備で
あって、並設された2本の組立ライン1A,1Bと、リ
ムRを品種ごとに分けて収納した収納箱4を前記組立ラ
イン1A,1Bへ搬入する搬入ライン2と、組立設備の
全体の動作を制御するコントローラ3とを備えている。
【0020】前記各組立ライン1A,1Bは、ホイール
の組み立てに使用される複数個の組立治具5を移動自在
に支持するものであって、移動方向に向けてフリーロー
ラを並べて構成されている。組立治具5は作業員Mの手
でフリーローラ上を移動される。一方の組立ライン1A
はフロント・ホイールの組み立てに使用され、他方の組
立ライン1Bはリヤー・ホイールの組み立てに使用され
る。
【0021】前記搬入ライン2は、収納箱4の納入され
る複数本の納入レーン6A,6B…が並設された納入エ
リア7と、この納入エリア7から前記組立ライン1A,
1Bにおける前端部(図1の右端部)の下位置まで収納
箱4を供給する供給レーン8とを備える。各納入レーン
6A,6B…はローラコンベアからなり、ホイールを車
体に組み付けて自動二輪車を組み立てる別の車体組立設
備の複数本の組立ラインに1対1に対応付けられてい
る。通常、1本の組立ラインで複数の品種のホイールが
使用されるので、納入レーン6A,6B…のそれぞれに
は、複数の品種のリムが、品種ごとに分けて収納箱4に
収納された状態で納入元から搬入され、作業計画に従っ
た順番に並べて載せられる。
【0022】供給レーン8もローラコンベアからなり、
その上流側は、前記各納入レーン6A,6B…の下流端
部側に、納入レーン6A,6B…と直交する向きに配置
されている。また、供給レーン8の下流側は2レーンに
分岐され、それらの分岐レーン8a,8bが各組立ライ
ン1A,1Bにおける前端部(上流端部)の下位置まで
延設されている。さらに、分岐レーン8a,8bの分岐
基部には、送られてくる収納箱4の流れを切り換える切
換えゲート9が設けられている。
【0023】前記各分岐レーン8a,8bの近傍には、
これら分岐レーン8a,8bから組立ライン1A,1B
の下位置へ収納箱4が搬入されてくるのを検知する搬入
検知センサ10A,10Bが設けられている。また、一
方の分岐レーン8aの近傍には、前記搬入ライン2にお
ける納入エリア7のいずれの納入レーン6A,6B…か
ら収納箱4を組立ライン1A,1Bへ搬入させるかを指
示する順位指示器11が設けられている。この順位指示
器11は、自動二輪車の組立工場全体の生産管理を行う
図示しないコントロール室から送信されてくる生産計画
データに基づき、画面表示される納入レーン6A,6B
…の指定順位に従って、搬入させる収納箱4の納入レー
ン6A,6B…を作業員Mがボタン操作によって入力指
示するものである。
【0024】図2(A),(B)に示すように、前記組
立ライン1A,1Bの下方には、前記搬入ライン2の供
給レーン8から受け取った収納箱4を、組立ライン1
A,1Bの流れの方向に移動自在に支持する箱移動ライ
ン12A,12Bが配置されている。これにより、組立
ライン1A,1Bの下方空間が有効に利用されるので、
組立設備全体がコンパクトになる。この箱移動ライン1
2A,12Bは、フリーローラを移動方向に並べて構成
されている。この箱移動ライン12A,12Bにより、
平常生産時や増産時に応じて作業員が増減されること
で、組立ライン1A,1Bにおけるリム仮組みの作業位
置が変動しても、搬入されてきたリムRの収納箱4をリ
ム仮組みの作業位置へ移動させることができる。
【0025】図3(A),(B)は、前記組立治具5の
平面図と、同組立治具5の半部を破断した正面図を示
し、図4はその組立治具5が組立ライン1A,1B上に
支持されている状態を示す斜視図である。この組立治具
5は、平面形が四角形のトレー18と、このトレー18
の上面のほぼ中央に立設されてハブHの中心孔に挿通さ
れる中心棒19と、トレー18上に載置されてハブH,
リムRおよびスポークSを支持する支持台20とを備え
る。前記支持台20は、前記中心棒19の軸心回りに回
転自在に設定されている。また、前記トレー18の下面
には、ホイールの品種および組立情報を含むIDデータ
を記憶するID記憶媒体21が装着されている。
【0026】また、図2(A)に示す組立ライン1A,
1Bのスポーク仮組み作業位置に相当する前端側の下方
には、前記組立治具5の下面のID記憶媒体21に書き
込まれたIDデータを読み取る読取り器22が配置され
ている。さらに、組立ライン1A,1Bの本締め作業位
置に相当する中間位置と、振れ取り作業位置に相当する
終端位置の下方にも、同様の読取り器23,24がそれ
ぞれ配置されている。
【0027】図2(B)に示す2本の組立ライン1A,
1Bの間、すなわち組立ライン1A,1Bにおける作業
員Mと対向しない背面側には、組立ライン1A,1Bの
終端から前端に向かって使用済みの組立治具5を回送す
る治具回送ライン25が配置されている。この治具回送
ライン25は、例えばベルトコンベアからなる。これに
より、2本の組立ライン1A,1Bに使用する組立治具
5の回送を1つの治具回送ライン25で共用できると共
に、治具回送ライン25を小空間にコンパクトに設置で
きる。
【0028】この治具回送ライン25への組立治具5の
移載は、図1の作業員Mの手で行われる。このとき、組
立治具5は、その下面側を、対応する組立ライン1A,
1Bの正面側、つまり作業員Mと対面する側に向けてほ
ぼ垂直に立てた姿勢で治具回送ライン25に載せられる
が、前記移載を自動化してもよい。
【0029】前記治具回送ライン25の前端には、組立
ライン1A,1Bの前端に組立治具5が載せられていな
いことを図示しない検知センサが検知したのに応答し
て、組立治具5を対応する組立ライン1A,1Bの上に
横倒させる治具移載機構(図示せず)が設けられてい
る。
【0030】また、図2(A)に示す前記組立ライン1
A,1Bの上方には、リムRが取り出されて空となった
収納箱4を前記搬入ライン2における納入エリア7の近
傍の回収場所26まで搬出する搬出ライン27が配置さ
れている。
【0031】図2(B)に示す前記組立ライン1A,1
Bの前端側のスポーク仮組作業位置の前方には、各品種
のスポークSを収納した複数のスポーク収納ボックス2
8が配置されている。さらに、同スポーク仮組作業位置
の近傍には、図1(A)に示すように、ハブHを各品種
ごとに分けて収納した複数のハブ容器29a,29b…
を有するハブ収納庫30A,30Bが配置されている。
【0032】また、組立ライン1Aの中間位置の近傍に
は、仮締めされたホイールのスポークSをリムRに本締
めする本締め機31が配置されている。なお、本締め機
31を使用せずに、組立ライン1A,1B上で作業員M
により本締めを行うようにしてもよい。
【0033】組立設備の前記コントローラ3は、先述し
たIDデータや、コントロール室から送られてくる収納
箱データなどの各種情報を記憶するメモリ36と、前記
搬入ライン2を制御する搬入ライン制御手段37と、前
記組立治具5のID記憶媒体21にIDデータを書き込
む制御を行う書込み制御手段38を内蔵する。
【0034】前記コントローラ3の搬入ライン制御手段
37は、先述した順位指示器11により作業員Mが搬入
ライン2における納入エリア7から1つの納入レーンを
指示すると、その納入レーンに並べて配置されているリ
ム入りの収納箱4のうち、先頭の1ロット分(フロント
用とリアー用の2箱分)を、納入レーンと供給レーン8
を駆動して送り出し、組立ライン1A,1Bの下方の箱
移動ライン12A,12Bまで移送するものである。
【0035】また、前記コントローラ3の書込み制御手
段38は、搬入ライン2により組立ライン1A,1Bの
下方にリム入りの収納箱4が搬入されてきたのを、先述
した搬入検知センサ10A,10Bが検知するのに応答
して、組立ライン1A,1Bの前端の下部に配置された
ID書込み器13A,13Bにより、搬入されたリムR
の品種に応じたIDデータを組立ライン1A,1Bの前
端に位置する組立治具5のID記憶媒体21に書き込ま
せるものである。
【0036】このほか、前記コントローラ3は、前記I
Dデータの書込み制御と並行して、組立ライン1A,1
Bの前端側に配置されているプリンタ14を制御して、
前記IDデータに含まれる品種などの情報を書き込んだ
データシート39(図5)をプリントアウトさせる機能
も備える。このようにプリントアウトされたデータシー
ト39は、組立ライン1A,1Bの前端において、作業
員Mの手により各組立治具5の表面の作業の妨げになら
ない所定位置に貼り付けられる。このデータシートを読
み取ることにより、スポーク仮組作業を行う作業員M
は、スポーク収納ボックス28から、組立予定の品種に
該当するスポークSを取り出すことができる。
【0037】一方、前記ID書込み器13A,13B
は、ID記憶媒体21への書込みを終了すると、書込ん
だIDデータを前記ハブ収納庫30A,30Bへ送る。
ハブ収納庫30A,30Bは、送られたIDデータを受
け取って、多数のバブ容器29a,29b…のなかか
ら、前記IDデータが指定する品種のハブHを収納した
ハブ容器を、破線29Aで示すように、対応する組立ラ
イン1A側へ自動的に進出させ、作業員Mに指定したハ
ブHを取り出させる。なお、ハブHが取り出されると、
作業員Mが取出し動作を行ったときの腕を検知するセン
サ(図示せ)がこれを検知して、進出したハブ容器29
Aは自動的にハブ収納庫30A,30Bに戻される。
【0038】次に、前記組立設備によるホイールの組立
作業の手順を説明する。図1の搬入ライン2における納
入エリア7の各納入レーン6A,6B…には、工場全体
の生産管理を行うコントロール室から送られる生産計画
情報に基づき、リムの納入業者によって、各品種の1ロ
ット分(例えば五個)のリムを収納した複数の収納箱4
が、組立予定の順序に従い、それぞれ並べて納入され
る。例えば、納入レーン6Aには、この納入レーン6A
に対応した別の車体組立設備における1つの組立ライン
で組み立てが予定されている自動二輪車の品種の組立順
序に合わせて、対応する各品種のリムRの入った収納箱
4が並べて納入される。なお、各品種のリム入り収納箱
4は、フロント用とリアー用の2箱分がペアとして前後
に並べられる。
【0039】前記コントロール室から送られた生産計画
情報は、ホイールの組立設備におけるコントローラ3と
順位指示器11にも送信される。すなわち、コントロー
ラ3のメモリ36には、前記搬入ライン2における各納
入レーン6A,6B…に納入されている各品種のリムR
の入った収納箱4の配列順序が入力され、これらのデー
タが記憶される。
【0040】また、順位指示器11には、搬入ライン2
における各納入レーン6A,6B…のうち、先述した車
体組立設備において、最先に組立部品の供給が必要な組
立ラインに対応する納入レーンのデータが入力され、そ
の納入レーンが例えば番号によって画面に表示される。
【0041】そこで、このように画面表示された1つの
納入レーン、例えば納入レーン6Aを、作業員Mが順位
指示器11により入力指示すると、その指示に応答し
て、コントローラ3の搬入ライン制御手段37が搬入ラ
イン2を制御する。これにより、納入レーン6Aの先頭
に並べられている所定の品種の1ロット分のリム入り収
納箱4(フロント用およびリヤー用の2箱分)が、前後
して供給レーン8上に排出され、供給レーン8を経て、
フロント用リム入りの収納箱4は組立ライン1Aの、リ
ヤー用リム入りの収納箱4は組立ライン1Bの、それぞ
れ前端(図1の右端)の下方まで搬入される。
【0042】このように、組立予定のホイールの品種を
記憶するコントローラ3の制御により搬入ライン2が駆
動されて、組立予定の品種のリムRを収納した収納箱4
が組立ライン1A,1Bへ搬入されるので、作業員Mが
リムRを選択する作業を要することなく、組立予定の品
種のリムRを組立ライン1A,1Bに迅速に供給するこ
とができ、作業能率を向上させることができる。しか
も、組立ラインの上方空間が有効に利用されるので、組
立設備全体がコンパクトになる。
【0043】収納箱4の搬入を搬入検知センサ10A,
10Bが検知すると、これに応答して、コントローラ3
の書込み制御手段38が各組立ライン1A,1BのID
書込み器13A,13Bを制御して、組立ライン1A,
1Bの前端に待機する組立治具5のID記憶媒体21
に、収納箱4に収納されているリムRの品種および組立
情報を含むIDデータを書き込ませる。また、これと並
行して、コントローラ3は、組立ライン1A,1Bの前
端側のプリンタ14を制御する。これにより、プンリタ
14からは、前記品種をプリントした図5に示すデータ
シート39が出力される。このデータシート39は、作
業員Mにより、組立ライン1A,1Bの前端に待機する
組立治具5の表面に貼り付けられる。
【0044】ID書込み器13A,13BによってID
記憶媒体21に書き込まれたIDデータは、ID書込み
器13A,13Bから図1のハブ収納庫30A,30B
に送られ、ハブ容器29a,29b…のうち、前記品種
のハブHを収納したハブ容器が自動的に進出する。これ
により、作業員Mは組立予定の品種のホイールに対応す
るハブHを選択することができる。一方、作業員Mは、
組立治具5の表面に貼り付けられたデータシート39に
プリントされている品種を確認することにより、複数の
スポーク収納ボックス28からその品種のスポークSを
選択して取り出すことができる。なお、スポークSにつ
いても、IDデータの読み取りにより、ハブHの場合と
同様の要領で自動的に取り出されるようにしてもよい。
【0045】このようにして選択したハブHとスポーク
Sとを、組立治具5の支持台20上に載せて、図5に示
すように、ハブHに各スポークSの一端部を順次係止さ
せることにより、スポーク仮組み作業が行われる。支持
台20は、図3(A),(B)に示すトレー18に対し
て、中心棒19の軸心回りに回転自在とされているの
で、組立ライン1A,1Bの作業員Mが立つ一方向から
全周にわたってスポーク仮組み作業を行うことができ
る。
【0046】前記スポーク仮組作業位置よりも下流側の
リム仮組作業位置では、図2(A)に示す組立ライン1
A,1Bの下方の箱移動ライン12A,12B上に支持
された収納箱4からリムRを取り出して、図3(B)に
示す組立治具5の支持台20上に載せ、スポークSの他
端部をニップルNによってリムRに係止する作業が行わ
れる。このようにして、ホイールWHの仮締めを繰り返
して、図2(A)に示す収納箱4が空になると、作業員
Mの手で、組立ライン1A,1Bの上方に配置されてい
る搬出ライン27に空の収納箱4を載せる。これによ
り、空の収納箱4は、搬入ライン2の納入エリア7の近
傍の回収場所26へ自動的に搬出される。このように、
作業員Mの手を煩わすことなく、空の収納箱4を回収場
所26へ搬出することができるので、作業員Mは組立作
業に専念でき、作業能率がより向上する。また、リムR
の納入業者は、納入時に、空となった自社の収納箱4
を、回収場所26で回収できる。
【0047】仮締めを終えたホイールWHは、組立治具
5に載せたまま、図1に示す作業員Mの手送りにより、
近傍に本締め機31が配置されている組立ライン1A,
1Bの中間位置まで移送される。ここで、組立治具5の
ID記憶媒体21に書き込まれているIDデータが読取
り器23によって読み取られ、読み取られたIDデータ
は本締め機31の制御装置32に入力される。作業員M
が、組立ライン1A,1Bから仮締めホイールWHを取
り出して、本締め機31に送り込むと、本締め機31に
より仮締めホイールWHの本締めが自動的に行われる。
このように、ホイールWHの本締めに必要な締めトル
ク,リム径,スポーク本数などを含むIDデータが、仮
締めされたホイールWHを載せた組立ライン1A,1B
上の組立治具5のID記憶媒体21から読取り器23に
よって読み取られて、本締め機31の制御装置32に供
給されるので、組立ライン1A,1B上で仮締めされた
ホイールWHを、その品種に応じた条件のもとに、本締
め機31で本締めすることができる。
【0048】本締め機31により本締めされたホイール
WHは、作業員Mにより組立ライン1A,1B上の組立
治具5に戻され、手送りによって組立ライン1A,1B
の終端まで移送される。この位置で、読取り器24によ
り組立治具5のID記憶媒体21から読み取られたID
データは、後工程の図示しないタイヤマウンターに送ら
れる。
【0049】組立ライン1A,1Bの終端まで送られて
使用済みとなった組立治具5は、作業員Mの手によって
治具回送ライン25に載せられる。これにより、組立治
具5は、自動的に組立ライン1A,1Bの前端まで、図
2(B)に示すように、ほぼ垂直姿勢に立てた状態で戻
される。組立ライン1A,1Bの前端で、図示しないセ
ンサが組立治具5を検知しないとき、図示しない移載機
構により垂直姿勢の組立治具5が対応する組立ライン1
A,1Bの前端に水平姿勢に載せられる。このように、
組立ライン1A,1Bの終端で使用済みとなった組立治
具5が、作業員Mの手を煩わすことなく、治具回送ライ
ン25によって自動的に組立ライン1A,1Bの前端に
戻されるので、組立治具5を能率よく循環使用すること
ができる。しかも、組立治具5は各組立ライン1A,1
Bの背面側を走行するから、作業の邪魔にならないうえ
に、組立ラインの背面空間が有効に利用されるので、組
立設備全体がコンパクトになる。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明のホイールの組立
設備によれば、組立予定のホイールの品種を記憶するコ
ントローラの制御により搬入ラインが駆動されて、組立
予定の品種のリムを収納した収納箱が組立ラインへ搬入
されるので、作業員がリムを選択する作業を要すること
なく、組立予定の品種のリムを迅速に取り出すことがで
き、作業能率を向上させることができる。また、組立ラ
インへの収納箱の搬入を搬入検知センサが検知するのに
応じて、組立ラインに支持された組立治具のID記憶媒
体に、搬入されたリムの品種に応じたIDデータがコン
トローラの制御により書き込まれるので、以後の組立作
業において、ID記憶媒体からIDデータを読み取るこ
とにより、リムに対応した品種のハブやスポークを選択
できるとともに、品種に応じた条件で作業を行うことが
できる。 さらに、組立ラインの下方および上方空間が有
効に利用されるので、組立設備全体がコンパクトにな
る。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るホイールの組立設備
を示す概略平面図である。
【図2】(A)は同組立設備を示す正面図、(B)は
(A)のI−I線に沿った断面図である。
【図3】(A)は同組立設備に使用する組立治具の平面
図、(B)は同組立治具の半部を破断して示す正面図で
ある。
【図4】同組立治具を組立ラインに載せた状態を示す斜
視図である。
【図5】前記組立設備での組立作業を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1A,1B…組立ライン、2…搬入ライン、3…コント
ローラ、4…収納箱、5…組立治具、10A,10B…
搬入検知センサ、12A,12B…箱移動ライン、13
A,13B…ID書込み器、21…ID記憶媒体、2
3、24…読取り器、25…治具回送ライン、26…回
収場所、27…搬出ライン、29a〜29e…ハブ容
器、30A,30B…ハブ収納庫、31…本締め機、3
2…制御装置、M…作業員、H…ハブ、R…リム、S…
スポーク、WH…ホイール
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−121228(JP,A) 特開 平8−215995(JP,A) 特開 平5−177470(JP,A) 特開 平2−43127(JP,A) 特開 平5−97236(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23P 21/00 303 B60B 31/00 B62D 65/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブにスポークを介してリムを連結して
    ホイールを組み立てる組立設備であって、 前記ホイールの品種および組立情報を含むIDデータを
    記憶するID記憶媒体が装着された組立治具と、 前記組立治具を移動自在に支持する組立ラインと、 リムを品種ごとに分けて収納した収納箱と、 前記収納箱を前記組立ラインへ搬入する搬入ラインと、 前記収納箱の組立ラインへの搬入を検知する搬入検知セ
    ンサと、 組立予定のホイールの品種を記憶し、組立予定に従って
    前記搬入ラインを駆動させるとともに、前記搬入検知セ
    ンサによる検知に応じて前記ID記憶媒体に、搬入され
    たリムの前記品種に応じた前記IDデータを書き込ませ
    るコントローラとを備え、 前記組立ラインの下方に、前記搬入ラインから受け取っ
    た収納箱を移動自在に支持する箱移動ラインが配置さ
    れ、 前記組立ラインの上方に、リムが取り出された空の収納
    箱を回収場所へ搬出する搬出ラインが配置されている
    イールの組立設備。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記組立ラインにお
    ける作業員と対向しない背面側に、組立ラインの終端か
    ら前端に向かって使用済みの組立治具を回送する治具回
    送ラインが配置されているホイールの組立設備。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記組立ラインは2
    本が並置されており、両組立ラインの間に前記治具回送
    ラインが配置されているホイールの組立設備。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかにおいて、ハ
    ブを品種ごとに分けて収納したハブ容器を有し、前記I
    D記憶媒体に書き込まれたIDデータを受け取って、そ
    の品種に対応したハブ容器を組立ラインの作業員へ向け
    て進出させるハブ収納庫を備えたホイールの組立設備。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかにおいて、前
    記組立ライン上で仮締めされたホイールを組立ライン外
    で本締めする本締め機と、組立ライン上の組立治具のI
    D記憶媒体からIDデータを読み取って前記本締め機の
    制御装置に供給する読取り器とを備えたホイールの組立
    設備。
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