JP3015049B2 - 画像データ処理方法 - Google Patents

画像データ処理方法

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JP3015049B2
JP3015049B2 JP1225369A JP22536989A JP3015049B2 JP 3015049 B2 JP3015049 B2 JP 3015049B2 JP 1225369 A JP1225369 A JP 1225369A JP 22536989 A JP22536989 A JP 22536989A JP 3015049 B2 JP3015049 B2 JP 3015049B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は画像データ処理方法に関する。
[従来の技術] 従来の画像データベース、例えばカラー画像データベ
ースは基本的に多値画像データで格納されている。従っ
て出力カラープリンタのためにγ補正やマスキング等の
処理は自由に出来た。しかし多値データが故にデータ量
が大きくなり、画像データベースを構築する上でメモリ
上の課題、処理スピード等の点から2値カラー画像デー
タベースが注目されるようになって来た。2値カラー画
像データベースは多値カラー画像を何んらかの2値化方
法により2値画像化したデータベースに格納する方法で
ある。データ量は単純には1/8になり、圧縮を用いると
更に大きくデータ量を削減出来る。特に事務用に用いら
れるカラー画像はカラー文字、カラーのグラフ等が多
く、フルカラーは比較的少ないため更に圧縮効率が上
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら上述の例ではカラー画像データが2値化
されているためカラー出力プリンタにあわせるためのγ
変換、色処理、黒生成等が従来方法では全く利用出来な
い点にある。
即ちデータは0、1の2値化しているため演算係数を
かけても0、と固定値になり、上記の各種処理がほどこ
せないという問題がある。
この様な問題は2値化されたデータに限らず例えば3
値化、或いは4値化されている画像データに対しても同
様に発生する問題である。
上述の点に鑑み本発明は、n値画像データで示される
入力画像を良好に再現できるようにする画像データ処理
方法を提供することを目的とする。
[課題を解決するための方法] 本願請求項1の発明は、n値画像データに対し所定の
大きさのウィンドを設けm値化(n<m)し画像処理演
算を施したカラーデータに対し、所定の大きさのウイン
ド内に配置すべきドット数を計算し、再配置するととも
に、特定色成分については他の色成分とは異なる処理を
行う画像データ処理方法であって、前記再配置時には前
記与えられた画像データのドット配列に沿って配置し、
増減がある場合には参照テーブルに従ってドットを増減
させることを特徴とする。
本願請求項2の発明は、n値画像データをm値化(n
>m)し、m値画像データに対して色処理を行い、前記
色処理が施されたm値画像データに対してn値化処理を
行う画像データ処理方法であって、前記n値化処理は前
記n値画像データに基づき所定ウィンドにおける黒成分
の配置を他の色成分に対して優先的に行うことを特徴と
する。
[実施例] 以下説明する本発明の一実施例では上記課題を解決す
るために次に示す方法が開示される。
(1)人間の視覚特性から色彩成分は比較的低分解能で
もよいため、2値カラーデータを各色ごとに例えば2次
元を基本とするウインド(開口)を設け、その内の印刷
すべきドット数(1が立っているbit数)から該2値カ
ラーデータを多値化する。
(2)(1)で多値化されたデータを従来の色修正のた
めの色マスキングの演算式によって処理し、さらに従来
の黒生成及びUCRを行い、印刷すべきドット数(総和)
を求める。
(3)(2)で決定されたC,M,Y,Kのドット数を下記に
より再配分する。
・Kのドットを他のC,M,Yに優先して、もとの2値画像
においてC,M,Yが重なっていた位置に配置する。
・Kのドットの配置の際にC,M,Yの重なっていた位置の
みでは、足りないもしくはあまる場合には参照テーブル
をもとに増減分の位置を決定する。
・C,M,YのドットをすでにKの置かれた位置をさけなが
ら、なるべくもとの2値画像に忠実になるように配置す
る。
・C,M,Yのドットの配置の際に、もとの2値画像の位置
のみで配置しきれないもしくは、あまる場合にはC,M,Y
の各色ごとに設けた参照テーブルをもとにドットの配置
位置を決める。
次に以上説明した本実施例を図面を用いて詳しく説明
する。
第1図は本発明の実施例の処理の概要を示すフローチ
ャートである。
101の2値カラー画像データ(データベースにデータ
が格納されているとする)から、印刷すべき2値カラー
画像データを引き出す。102によりデータベースから引
き出された前述画像に固定のウインドウ(例えば4×4
ドット)をかけ、該ウインドウ内での原画ドット数を積
算する。積算されるドット数nはこの場合、16以下であ
るため、ウインドウ内多値データは255×n/16のする。2
55は8bitデータ相当に換算するための定数で、特にこの
数以外でもよい。この処理を103で行う。104は多値化さ
れたデータ103を、例えばγ変換、マスキング、黒生
成、UCR等の演算を104を行わせ、新規な多値データを生
成させる。新規に生成された多値データは2値化演算処
理部105に入り多値化データに見合う印刷ドット数が決
定される。印刷すべきドット数は原画のドット配置を参
照し、極力原画ドット位置に合うように配置し、新たに
ドットの増減がある場合には、ディデサーブルや別の参
照テーブルを基本にどの位置のドットを増減させるかを
決定する。このとき、黒生成、UCRを含む場合には、本
実施例ではKのドットの配置を他のC,M,Yに優先させて
行う。ここでK,C,M,Yはそれぞれブラック、シアン、マ
ゼンダ、イエローを意味する。ドット再配置するときに
生じる多値−2値化変換で生じる誤差分は多次元に拡散
させることによって、他の画素に誤差を伝播させ、演算
後の多値データと2値データとの濃度保存性を保つよう
にする。このように各種処理をほどこした結果の2値画
像は107により2値カラープリンタに出力される。これ
によりカラー2値データで保存された画像データでも、
出力プリンタの特性にあう各種の処理が施され、カラー
プリンタに最適なカラー画像が出力される。
次に、更に具体的に第2図を使って説明する。第2図
において201〜203はデータベース上に格納されているカ
ラー2値化データである。Y,M,Cとあるのはイエロー,
マゼンタ,シアンの各インク用記録2値カラーデータで
ある。201〜203中の斜線部分は、印刷すべきドット位置
を示し、空白部分は印刷しない部分を示す。この図では
第1図の102に示す入力2値カラー画像データを4×4
のウインドウで原画を見た場合の図を示している。204
ではそれぞれの4×4ウインドウでドット数を積算した
値を得る。尚204においては4×4の入力になってドッ
ト数を出力する例えばテーブルで構成されている。この
例ではYは3,Mは4,Cは6である。205〜207は加算点で、
ドット再配置したときの誤差分が原画データに加算され
る。ここでは初期の状態を示すので、誤差は全て0とし
て計算する。208はドット数の積算データを8bit相当デ
ータに変換するために(256/16)倍するもので、その結
果、Y=48,M=64,C=96になる。209〜211は第1図の10
4に相当し2値カラー画像を多値化した後の各種演算
(例えば、γ変換、マスキング、補間、黒生成等)を行
う部分で、ここではマスキング、黒生成、UCRの例を示
している。209は出力カラープリンタの特性に入力カラ
ーデータを合わせるための色修正(マスキング)係数の
例を示す。本実施例では3×3のマトリックス演算の例
を示した。208の多値データを209においてマトリックス
変換演算処理した後の値が210に記載されている。例え
ば、Y成分であれば、 Y=1.0×48+(−0.3)×64+0.1×96=38.4 となる。同様にM=115.2、C=84.8となる。211は黒生
成及びUCRを行う部分である。まずY,M,Cの3色の最小値
に0.3倍したものをKとする。そしてY,M,Cに対して、こ
のKに適当な定数をかけて引いたものを新たなY,M,Cと
する。このようにしてk=30.7、y=29.2、m=109.
1、c=69.5となる。これらは、8bit相当に換算したデ
ータで、これを4×4ウインドウで再びドット画像に展
開する必要がある。ここでは、4×4ウインドウで再度
2値化するものとして説明するが、入力側で用いられた
4×4のウインドウとは異なるウインドウ、例えばp×
qのウインドウで再度2値化し、変倍を行わせてもよ
い。本実施例では4×4ウインドウを用いているため、
211で得た多値データは(256/16)すなわち16で除算
し、212の値を得る。この値は4×4ウインドウ内に印
刷すべきドット数を示す。ここでは、Y成分は1.8ドッ
ト、M成分は6.8ドット、C成分は4.3ドット、K成分は
1.9ドットを印刷せよということになる。しかし、小数
点以下のドット数や、負のドット数などは現実には印刷
できないため、負であればゼロに、1.8であれば2ドッ
トを、4.3であれば4ドットを印刷することになる。こ
のドットの再配置は、本実施例ではまずKを優先し、次
に残りの3色を行う。このとき201から203の原画のドッ
トの配置に近くなるようにし、増減のある場合は、第3
図に示す224〜228に示すような参照テーブルとの比較に
よって増減の位置を決める。まずK成分は212に示され
るように1.9であるので2ドットを印刷するその位置は
もとの2値画像201〜203でY,M,Cの重なっていた位置か
ら配置する。この場合、ちょうど2ドットが3色重なっ
ていたので216のように2ドットを配置する。もし3ド
ット配置するのであれば227に示す参照テーブルの1の
位置に3番目のドットを置く。次に例えば、M成分は、
6.8であるから7ドットを配置する。この場合もとのM
成分の2値画像202の4ドットの配置にできるだけ忠実
になるように配置する。このとき既にK成分の配置され
ている位置にはドットを配置しない。この場合、2ドッ
トまでは202を参照して配置できる。3ドット目以上は
参照テーブル225をもとに225の1〜5の位置にドットを
配置する。このようにしてドットの再配置を行った例を
213〜216である。これらは丸め誤差を含んでいるため、
211で得られた多値データに対して濃度保存にならな
い。そこでこれらの誤差を次の画素ブロックに伝播させ
る。これが217〜233および、205〜207の部分である。21
7〜220は丸め誤差を示し、221,222,223は丸め誤差、21
7,218,219に夫々220を加算する加算器を示す。第2図に
示す例ではY成分は−0.2ドット、M成分は−0.2ドッ
ト、C成分は+0.3ドット、の誤差がある。これにK成
分の誤差−0.1ドットを加算して、各々を次の4×4ウ
インドウでドット数を抽出したときに加算する。これに
より濃度保存が可能となる。
したがって本実施例においては黒データの再現を良好
し、かつ各色成分の濃度を適正に保存しつつ、黒生成UC
R等の処理が可能となる。
上述の実施例において、第2図では217〜220に示す誤
差を205〜207にフィードバックしたが、212の出力にフ
ィードバックしてもよい。かかる方法に依れば更に処理
後の画像データの濃度保存性を向上出来る。
更にフィードバックとしては実施例では1次元的にし
かも直接的にフィードバックしているが、217〜220から
生じた誤差を2次元的に、しかも重み係数を持ったフィ
ルタでコンボルーションしてフィードバックしてもよ
い。これらの考え方は誤差拡散法等の拡散マトリックス
でも行われている公知の方法が多種利用出来る。
又、参照テーブル224〜227としてBayer型の分散配列
パターンを利用すると文字部等に劣化が少ないドット再
配置方法とし利用出来る。特にKについての参照テーブ
ル227をBayer型の分散テーブルとすると黒文字部分の再
現状態が向上する。これらの方法も本発明の内に含まれ
る。
以上説明したように本実施例に依れば2値化されたカ
ラー画像データに対してn×mのウインドを原画をか
け、2値データを多値化し、その多値化データから各種
の画像処理をほどこし再び2値ウインドを設定し、ウイ
ンド内に印刷すべきドットを決定し、原画のドット配列
にあうように再配置すれば、原画がカラー2値データで
も所望のカラー2値プリンタにあう例えば色修正、γ変
換や黒抽出、下色処理(UCR等)等の各種画像処理が実
現出来、カラー2値プリンタにあった良好なカラー画像
出力が得ることが出来る。
特に、本実施例においては2値データから多値化して
得たカラーデータに対してマスキング下色処理等の処理
を行って得られたY,M,C,Kデータに対して2値化を行
い、更に2値化したデータを配置するに際してKデータ
を他のY,M,Cデータよりも優先して配置しているので特
に黒データの再現性を向上させることが出来る。かかる
効果は黒文字部について特に大きい。
又色文字として例えば黄色の文字の再現性を向上させ
る場合にはYデータを優先して位置すればよい。要は特
定色を他の色のデータに対して優先して配置すればよ
い。又、本実施例では入力データとして2種データを用
いたが2値データに限らず3値データ或いは4値データ
以上であってもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によればn値画像データで
示される入力画像を良好に再現できるようにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の画像データ処理方法の手順
を示すフローチャート、 第2図は第1図に示した方法を実現するための装置の概
略的な構成を示すブロック図、第3図は本実施例におい
て用いられる参照テーブルを示す図である。 204,205,206……加算部 209……演算部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−114378(JP,A) 特開 昭60−150382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n値画像データに対し所定の大きさのウィ
    ンドを設けm値化(n<m)し画像処理演算を施こした
    カラーデータに対し、所定の大きさのウインド内に配置
    すべきドット数を計算し、再配置するとともに、特定色
    成分については他の色成分とは異なる処理を行う画像デ
    ータ処理方法であって、 前記再配置時には前記与えられた画像データのドット配
    列に沿って配置し、増減がある場合には参照テーブルに
    従ってドットを増減させることを特徴とする画像データ
    処理方法。
  2. 【請求項2】n値画像データをm値化(n>m)し、 m値画像データに対して色処理を行い、 前記色処理が施されたm値画像データに対してn値化処
    理を行う画像データ処理方法であって、 前記n値化処理は前記n値画像データに基づき所定ウィ
    ンドにおける黒成分の配置を他の色成分に対して優先的
    に行うことを特徴とする画像データ処理方法。
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