JP3015000U - 栽培用床ネット - Google Patents

栽培用床ネット

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JP3015000U
JP3015000U JP1995002025U JP202595U JP3015000U JP 3015000 U JP3015000 U JP 3015000U JP 1995002025 U JP1995002025 U JP 1995002025U JP 202595 U JP202595 U JP 202595U JP 3015000 U JP3015000 U JP 3015000U
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JP
Japan
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shrinkage
ground
weave
yarn
yarns
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敏次 廣橋
久富 藤井
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Nihon Wide Cloth Co Ltd
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Nihon Wide Cloth Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】収縮率が45〜50%の共重合ポリエチレンテ
レフタレート製の高収縮糸を用い、かつ乾熱制限収縮処
理により所定形状に構成することで、整形された良好な
所定形状を形成することができて、高い反発弾性力を確
保することができるうえ、抗張力の大幅な向上を図るこ
とができ、かつ熱処理時間の大幅な短縮を図ることがで
きて、充分な通気性および水捌け性を確保することがで
きる栽培用床ネットの提供を目的とする。 【構成】タテ糸1およびヨコ糸2が搦み織されて構成さ
れた地組織3を設け、上記地組織3対して該地組織3に
部分的に結合された交織部4a,5aと非結合の浮織部
4b,5bとを有する収縮率45〜50%の共重合ポリ
エチレンテレフタレート製の高収縮糸4,5が所定間隔
で配列された織物を乾熱制限収縮処理して所定形状に構
成されたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば栽培用の地面上において成長するウリ科のつる性一年草と しての西瓜(スイカ)や南瓜(カボチャ)などの菜果物の床ネットとして用いら れる栽培用床ネットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、上述例の菜果物を栽培用地でそのまま育成すると、菜果物と栽培用地 との接触により通気性および水捌けが悪化し、栽培用地との接触部分およびその 周辺が変色したり腐食したりするので、従来は藁を敷設して上記果菜物が栽培さ れていた。 ところで、上述の藁の代替として使用可能な栽培用ネットとしては、例えば特 開平1−321948号公報および実開平3−88462号公報に記載の構造が ある。
【0003】 前者の特開平1−321948号公報に記載の構造は、熱収縮性の大きい合成 樹脂繊維と、これより熱収縮性の小さいか、又は熱収縮性のない合成樹脂繊維と をタテ、ヨコに組み合わせて織成した織地を適当温度条件で熱処理し、熱収縮性 繊維の熱収縮により熱収縮性の小さいか熱収縮性のない合成繊維の屈曲による波 形状の弾性部を形成した構造体である。
【0004】 しかし、この従来の構造体にっては熱収縮性の大きい合成樹脂繊維としてその 収縮率が最大20%前後のポリエチレンモノフィラメントが用いられているので 、充分な収縮率が得られず、これに起因して構造体の良好な波形が得られないで 、必然的に偏平な波状となって反発弾性力が小となるばかりでなく、上述の織地 つまり地組織に対してそのタテ方向上部にのみ熱収縮性の大きい合成樹脂繊維が 用いられているので、形状安定性に乏しく、抗張力が弱く、耐久性が悪い問題点 があり、床ネットとして用いた場合には、充分な通気性および水捌け性が確保で きない問題点があった。 加えて、ポリエチレンモノフィラメントの収縮率の悪さに起因して、熱処理時 間も0.5〜3時間の長時間を要するという問題点があった。
【0005】 一方、後者の実開平3−88462号公報に記載の構造は、表面材が熱収縮性 の大きい合成樹脂繊維と、これより熱収縮性の小さいか、もしくは熱収縮性のな い合成樹脂繊維とを組合せて織成した平織や搦み織等からなる織地を熱処理して 、上記熱収縮性の大きい合成樹脂繊維により熱収縮性の小さいか、もしくは熱収 縮性のない合成樹脂繊維の屈曲による弾性部を形成させて、連続筒状に構成した 構造体である。
【0006】 しかし、この従来の構造体にあっても既述した前者の構造と同様に熱収縮性の 大きい合成樹脂繊維としてその収縮率が最大20%前後のポリエチレンモノフィ ラメントが用いられているので、充分な収縮率が得られず、これに起因して構造 体の良好な連続筒状が得られないので、必然的に厚さが極めて薄い偏平な筒状( 厚みの高さがせいぜい2〜5mm程度)となって反発弾性力が小となるばかりでな く、抗張力が弱く、耐久性が悪い問題点があり、床ネットとして用いた場合には 充分な通気性および水捌け性が確保できない問題点があった。 加えて、ポリエチレンモノフィラメントの収縮率の悪さに起因して、熱処理時 間も0.5〜3時間の長時間を要するという問題点があった。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
この考案の請求項1記載の考案は、収縮率が45〜50%の共重合ポリエチレ ンテレフタレート製(収縮性ポリエステルのこと)の高収縮糸を用い、かつ乾熱 制限収縮処理により所定形状に構成することで、整形された良好な所定形状を形 成することができて、高い反発弾性力を確保することができるうえ、抗張力の大 幅な向上を図ることができ、かつ熱処理時間の大幅な短縮を図ることができて、 充分な通気性および水捌け性を確保することができる栽培用床ネットの提供を目 的とする。
【0008】 この考案の請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考案の目的と併せて、 上記各特性を備えた波状の栽培用床ネットの提供を目的とする。
【0009】 この考案の請求項3記載の考案は、上記請求項1記載の考案の目的と併せて、 上記各特性を備えた連続筒状(タテ筒状およびヨコ筒状の双方を含む)の栽培用 床ネットの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案の請求項1記載の考案は、タテ糸およびヨコ糸が搦み織されて構成さ れた地組織を設け、上記地組織に対して該地組織に部分的に結合された交織部と 非結合の浮織部とを有する収縮率45〜50%の共重合ポリエチレンテレフタレ ート製(収縮性ポリエステルのこと)の高収縮糸が所定間隔で配列された織物を 乾熱制限収縮処理して所定形状に構成された栽培用床ネットであることを特徴と する。
【0011】 この考案の請求項2記載の考案は、上記請求項1記載の考案の構成と併せて、 上記地組織の表面および裏面のタテ方向に上記高収縮糸が間隔を隔てて配列され ると共に、地組織の表面と裏面とで上記交織部が千鳥状に織成された織物を乾熱 制限収縮処理して波状に構成された栽培用床ネットであることを特徴とする。
【0012】 この考案の請求項3記載の考案は、上記請求項1記載の考案の構成と併せて、 上記地組織を上下に設け、これら上下の地組織間のタテ方向もしくはヨコ方向に 上記高収縮糸を配列すると共に、一重織部で上記高収縮糸と地組織とを結合する 交織となす一方、二重織部で上記高収縮糸が地組織と非結合となる中間部浮糸と 成した織物を乾熱制限収縮処理して連続筒状に構成された栽培用床ネットである ことを特徴とする。
【0013】
【考案の作用及び効果】 この考案の請求項1記載の考案によれば、上述の地組織に部分的に結合された 高収縮糸として収縮率45〜50%の共重合ポリエチレンテレフタレートを用い 、該高収縮糸が配列された織物を乾熱制限収縮処理(形状を整形するための縮み 率を制限、制限する処理)すると、この高収縮糸が制限収縮するので、整形され た良好な形状の床ネットを構成することができる。この結果、高い反発弾性力を 確保することができ、形状安定性が向上すると共に、抗張力の大幅な向上を図る ことができ、総じて耐久性の向上を図ることができる効果があり、かつ熱処理時 間の大幅な短縮を図ることができる効果がある。従って、床ネットとして必要な 特性すなわち充分な通気性および水捌け性を確保することがてきる効果がある。
【0014】 この考案の請求項2記載の考案によれば、上記請求項1記載の考案の効果と併 せて、上述の地組織の表裏タテ方向に高収縮糸が配列された織物を乾熱制限収縮 処理すると、この高収縮糸がタテ方向に収縮率45〜50%で制限収縮するので 、整形された良好な波状の床ネットを構成することができ、上記効果を備えた波 状の床ネットを得ることができる効果がある。しかも上述の地組織の表裏、換言 すれば上下タテ方向の高収縮糸が配列されているので、形状安定性がさらに向上 し、通気性、水捌け性の向上を図ることができる効果がある。
【0015】 この考案の請求項3記載の考案によれば、上記請求項1記載の考案の効果と併 せて、上述の一重織部で高収縮糸が交織され、二重織部で交織糸が中間部浮糸と された織物を乾熱制限収縮処理(筒状を成形するために縮み率を制限、規制する 処理)すると、この高収縮糸がその配列の床ネットを構成することができ、上記 効果を備えた連続筒状の床ネットを得ることができる効果がある。
【0016】
【実施例】
この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。 図面は栽培用床ネットを示し、図1においてタテ糸1およびヨコ糸2に100 0デニール(denier)のポリプロピレン製モノフィラメント(このモノフィラメ ントはネットの立体構造形態安定性を維持し得る剛性をもつモノフィラメントで ある)を用い、タテ密度を25本/インチ、ヨコ密度を7本/インチ(但し図面 では概略示している)とし、上述のタテ糸1およびヨコ糸2を図3に示すように 搦み織(gauze weave)して、各糸1,2の位置ずれがない地組織3を構成してい る。
【0017】 この地組織3の表面および裏面のタテ方向に対して該地組織3に部分的に結合 された交織部4a,5a(この実施例では3本搦み構造)と非結合の浮織部4b ,5bとを有する高収縮糸4,5として、その収縮率が45〜50%ので、10 00デニールの共重合ポリエチレンテレフタレートマルチ糸(ここにマルチ糸と は多本数で1本が構成されたもの)を用い、2.5本/インチの等間隔で上下交 互に配列した織物A(図1参照)を構成している。 ここで、上述の浮織部4b,5bの長さは約4cmとし、地組織3の表面と裏面 とで上述の交織部4a,5aを千鳥状に織成している。
【0018】 上述の図1に示す織物Aを例えば130℃の乾熱で5分間、45%オーバーフ ィード処理(乾熱制限収縮処理)して、図2に示す如き波形高2cmの波状の床ネ ットBを構成したものである。すなわち、上述の織物Aを乾熱制限収縮処理する と、上下の高収縮糸4,5が所定パーセントだけその長手方向に収縮するので、 交織部4a,5aを山部と谷部と成す形状に地組織3が波形に屈曲して、波状の 栽培用床ネットBが形成される。
【0019】 このように、上述の地組織3の表裏タテ方向に高収縮糸4,5が配列された織 物Aを乾熱制限収縮処理(波形を整形するために縮み率を制限、規制する処理) すると、これら表裏の高収縮糸4,5がタテ方向に収縮率45〜50%で、かつ 制限収縮(この実施例では45%収縮)するので、整形された良好な波状の床ネ ットBを構成することができる。
【0020】 この結果、上述の波形状により高い反発弾性力を確保することができ、しかも 上述の地組織Aの表裏、換言すれば上下タテ方向には高収縮糸4,5が配列され ているので、形状安定性が向上すると共に、抗張力の大幅な向上を図ることがで き、総じて耐久性の向上を図ることができる効果があり、乾熱制限収縮処理時間 の大幅な短縮を図ることができる効果がある。
【0021】 加えて、上述の高収縮糸4,5として収縮率が45〜50%の共重合ポリエチ レンテレフタレートを用いたので、充分な収縮率を確保することができると共に 、高い収縮率により、より一層良好な波形状と成して、高反発弾性力の向上を図 ることができる効果がある。
【0022】 したがって、図4に示す如く栽培用地Z(栽培用土と同意)上に上述の床ネッ トBを敷設して西瓜や南瓜などの菜果物Wを栽培すると、充分な通気性、水捌け 性を確保することができるので、既述した変色や腐食を確実に防止することがで きる効果がある。
【0023】 ここで、上述のタテ糸1、ヨコ糸2に用いるモノフィラメント糸の素材として は上述のポリプロピレンに代えてポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン等の 合成樹脂の他に、経時変化に伴って腐敗させた方が望ましい際には天然繊維であ ってもよく、上述のモノフィラメント糸の使用繊度は1000デニール以外に1 00〜2000デニールの範囲で自由に選定することができ、クッション性はデ ニールの選定により任意に調整することができ、さらに、高収縮糸4,5のモノ フィラメントに対する収縮差は10〜50%が望ましい。
【0024】 図5、図6は栽培用床ネットの他の実施例を示し、図5においてタテ糸1およ びヨコ糸2に1000デニールのポリプロピレン製モノフィラメント(このモノ フィラメントは床ネットの立体構造形態安定性を維持し得る剛性をもつモノフィ ラメントである)を用い、タテ密度を25本/インチ、ヨコ密度を7本/インチ (但し図面では概略示している)とし、上述のタテ糸1およびヨコ糸2を搦み織 (図3参照)して、各糸1,2の位置ずれがない上下の地組織3,3を構成して いる。
【0025】 上述の上下の地組織3,3間におけるヨコ方向(図5のヨコ糸2と同一の方向 )に高収縮糸4として、その高収縮率が45〜50%で、1000デニールの共 重合ポリエチレンテレフタレートマルチ糸(ここにマルチ糸とは多本数で1本の 糸が構成されたもの)を用い、2.5本/インチの等間隔で配列している。
【0026】 而して、一重織部Sで上述の高収縮糸4と地組織3とを平織にて結合する交織 4cとなす一方、二重織部Dで上述の高収縮糸4が地組織3と非結合となる中間 部浮糸4dと成した交織織物Eを構成している。 ここで、上述の一重織部Sの長さは例えば1cmに、二重織部Dの長さは例えば 4cmにそれぞれ設定している。
【0027】 上述の図5に示す交織織物Eを例えば130℃の乾熱で5分間、45%の幅入 れセット処理(乾熱制限収縮処理)して、図6に示す如き筒部の直径が約2.5 cmφの連続タテ筒状の床ネットFを構成したものである。すなわち、上述の織物 Eを乾熱制限収縮処理すると、高収縮糸4が所定パーセントだけその長手方向に 収縮するので、二重織部Dが筒状となり、一重織部Sが筒状相互間の連結部とな るように地組織3が屈曲して、連続タテ筒状の床ネットFが形成される。
【0028】 このように上述の一重織部Sで高収縮糸4が交織4cされ、二重織部Dで高収 縮糸が中間部浮糸4dとされた織物(交織織物)Eを乾熱制限収縮処理(形状を 成形するために縮み率を制限、規制する処理)すると、この高収縮糸4がその配 列方向(ヨコ方向)に収縮率45〜50%で、かつ制限収縮(この実施例では4 5%収縮)するので、整形された良好な連続筒状の床ネットFを構成することが できる。
【0029】 この結果、高い反発弾性力を確保することができると共に、抗張力の大幅な向 上を図ることができる効果があり、しかも熱処理時間の大幅な短縮を図ることが できる効果がある。
【0030】 加えて、上述の高収縮糸4として収縮率が45〜50%の共重合ポリエチレン テレフタレートを用いたので、充分な収縮率を確保することができると共に、高 い収縮率により、より一層良好な連続タテ筒状と成して、高反発弾性力の向上を 図ることができる効果がある。
【0031】 したがって、図7に示す如く栽培用地Z上に上述の床ネットFを敷設して西瓜 や南瓜などの菜果物Wを栽培すると、充分な通気性、水捌け性を確保することが できるので、前述した変色や腐食を確実に防止することができる効果がある。
【0032】 図8、図9は栽培用床ネットのさらに他の実施例を示し、図8においてタテ糸 1およびヨコ糸2に1000デニールのポリプロピレン製モノフィラメント(こ のモノフィラメントは床ネットの立体構造形態安定性を維持し得る剛性をもつモ ノフィラメントである)を用い、タテ密度を25本/インチ、ヨコ密度を7本/ インチ(但し図面では概略示している)とし、上述のタテ糸1およびヨコ糸2を 搦み織(図3参照)して、各糸1,2の位置ずれがない上下の地組織3,3を構 成している。
【0033】 上述の上下の地組織3,3間におけるタテ方向(図8のタテ糸1と同一の方向 )に高収縮糸5として、その収縮率が45〜50%で、1000デニールの共重 合ポリエチレンテレフタレートマルチ糸(ここにマルチ糸とは多本数で1本の異 とが構成されたもの)を用い、2.5本/インチの等間隔で配列している。
【0034】 而して一重織部Sで上述の高収縮糸5(からみ糸)と地組織3とを搦み織にて 結合する交織5cとなす一方、二重織部Dで上述の高収縮糸5が地組織3と非結 合となる中間部浮糸5dと成した交織織物Gを構成している。 ここで、上述の一重織部Sの長さは例えば1cmに、二重織部Dの長さは例えば 4cmにそれぞれ設定している。
【0035】 上述の図8に示す交織織物Gを例えば130℃の乾熱で5分間、45%オーバ ーフィード処理(乾熱制限収縮処理)して、図9に示す如き筒部の直径が約2. 5cmφの連続ヨコ筒状の床ネットHを構成したものである。すなわち、上述の織 物Gを乾熱制限収縮処理すると、高収縮糸5が所定パーセントだけその長手方向 に収縮するので、二重織部Dが筒状となり、一重織部Sが筒状相互間の連結部と なるように地組織3が屈曲して、連続ヨコ筒状の床ネットHが形成される。
【0036】 このように上述の一重織部Sで高収縮糸5が交織5cされ、二重織部Dで高収 縮糸5が中間部浮糸5dとされた織物(交織織物)Gを乾熱制限収縮処理(形状 を成形するために縮み率を制限、規制する処理)すると、この高収縮糸5がその 配列方向(タテ方向)に収縮率45〜50%で、かつ制限収縮(この実施例では 45%収縮)するので、整形された良好な連続筒状の床ネットHを構成すること ができる。
【0037】 この結果、高い反発弾性力を確保することができると共に、抗張力の大幅な向 上を図ることができる効果があり、しかも熱処理時間の大幅な短縮を図ることが できる効果がある。
【0038】 加えて、上述の高収縮糸5として収縮率が45〜50%の共重合ポリエチレン テレフタレートを用いたので、充分な収縮率を確保することができると共に、高 い収縮率により、より一層良好な連続ヨコ筒状と成して、高反発弾性力の向上を 図ることができる効果がある。
【0039】 したがって、図7に示す如く栽培用地Z上に上述の床ネットHを敷設して西瓜 や南瓜などの菜果物Wを栽培すると、充分な通気性、水捌け性を確保することが できるので、前述した変色や腐食を確実に防止することができる効果がある。
【0040】 ここで図5〜図9の実施例においてはタテ糸1およびヨコ糸2を共にモノフィ ラメントで構成したが、これは何れか一方をモノフィラメント、他方をマルチ糸 、偏平糸を用いて構成してもよく、 上述のモノフィラメントの素材としては例示したポリプロピレンに代えてポリエ ステル、ポリアミド、ポリエチレン等を用いることができ、 また上述のモノフィラメントの使用繊度は1000デニール以外に100〜20 00デニールの範囲で自由に選定することができ、クッション性はデニールの選 定により任意に調整可能であり、 また経時腐蝕が要求されるような場合にはタテ糸、ヨコ糸の何れかに天然繊維や 合成繊維を使用することもでき、 さらには上述の高収縮糸4,5は地組織を構成するモノフィラメント、マルチ系 、偏平糸に対して両者の収縮差は10〜50%が望ましい。
【0041】 加えて、実施例で示したタテ密度、ヨコ密度、高収縮糸4,5の配列密度、一 重織部Sの長さ、二重織部Dの長さは一例であって、これらは任意に設定するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の波状の栽培用床ネットの乾熱制限収縮
前の状態を示す部分平面図。
【図2】本考案の波状の栽培用床ネットを示す部分斜視
図。
【図3】地組織の部分平面図。
【図4】床ネットの使用例を示す説明図。
【図5】本考案の連続タテ筒状の床ネットの乾熱制限収
縮前の状態を示す部分斜視図。
【図6】本考案の連続タテ筒状の床ネットを示す部分斜
視図。
【図7】床ネットの使用例を示す説明図。
【図8】本考案の連続ヨコ筒状の床ネットの乾熱制限収
縮前の状態を示す部分斜視図。
【図9】本考案の連続ヨコ筒状の床ネットを示す部分斜
視図。
【符号の説明】
1…タテ糸 2…ヨコ糸 3…地組織 4,5…高収縮糸 4a,5a…交織部 4b,5b…浮織部 4c,5c…交織 4d,5d…中間部浮糸 A,E,G…織物 B,F,H…床ネット D…二重織部 S…一重織部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タテ糸およびヨコ糸が搦み織されて構成さ
    れた地組織を設け、上記地組織に対して該地組織に部分
    的に結合された交織部と非結合の浮織部とを有する収縮
    率45〜50%の共重合ポリエチレンテレフタレート製
    の高収縮糸が所定間隔で配列された織物を乾熱制限収縮
    処理して所定形状に構成された栽培用床ネット。
  2. 【請求項2】上記地組織の表面および裏面のタテ方向に
    上記高収縮糸が間隔を隔てて配列されると共に、地組織
    の表面と裏面とで上記交織部が千鳥状に織成された織物
    を乾熱制限収縮処理して波状に構成された請求項1記載
    の栽培用床ネット。
  3. 【請求項3】上記地組織を上下に設け、これら上下の地
    組織間のタテ方向もしくはヨコ方向に上記高収縮糸を配
    列すると共に、一重織部で上記高収縮糸と地組織とを結
    合する交織となす一方、二重織部で上記高収縮糸が地組
    織と非結合となる中間部浮糸と成した織物を乾熱制限収
    縮処理して連続筒状に構成された請求項1記載の栽培用
    床ネット。
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