JP3014924B2 - 紙葉類計数方法及び装置 - Google Patents

紙葉類計数方法及び装置

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JP3014924B2 JP06159487A JP15948794A JP3014924B2 JP 3014924 B2 JP3014924 B2 JP 3014924B2 JP 06159487 A JP06159487 A JP 06159487A JP 15948794 A JP15948794 A JP 15948794A JP 3014924 B2 JP3014924 B2 JP 3014924B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紙葉類計数方法及び装置
に関し、特に、携帯性に優れた小型紙葉類計数機に適用
して有効なものに係わる。
【0002】
【従来の技術】紙葉類を計数する装置としては例えば紙
幣入出金機等の金銭処理機に組み込まれた紙幣計数装置
(ある金種の紙幣を所望の枚数分繰り出して計数し金銭
処理機内の出金口へ通じる搬送路へ送り出す装置)、あ
るいは紙幣の計数を目的とした紙幣計数機に用いられる
紙幣計数装置が従来から知られている。この従来の紙幣
等紙葉類の計数装置は、例えば、特開昭63−2733
8号公報、特開昭63−64194号公報、特開平5−
46122号公報、特開平5−298506号公報等に
開示されているように、集積された紙葉類を摩擦ローラ
と繰り出しローラ等との複数対のローラ群により幅方向
あるいは長手方向に平行状に一枚ずつ繰り出して搬送
し、搬送された紙葉類の通過を検出して計数し、再集積
機構へと導くような機構が知られている。
【0003】また、特開昭56−35285号公報や特
公昭55−31509号公報に開示されているように、
集積された紙葉類の束の一端を挟持したまま、当該紙葉
類の他端をクリップ手段にて一枚ずつ掴んで、もしくは
回転する摩擦ローラ(群)により一枚ずつめくりながら
計数するタイプのものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】集積された紙葉類を幅
方向あるいは長手方向に一枚ずつ繰り出して計測する従
来の計数装置では、先に繰り出した搬送中の紙葉類を後
続の紙葉類との間に所定距離の間隔が必要で、そのた
め、紙葉類の繰り出し動作は間欠的であることが要求さ
れ、その間欠動作を実現するためには繰り出し機構の各
部分が大型化し、装置が複雑化するのを避けることがで
きない。また、このような装置では、紙葉類の搬送距離
が長くなり、また、再集積するための機構が別途必要と
なるなど、装置全体が大型化し、複雑化し、部品点数も
多くなってしまう。前記一枚ずつめくるタイプによる計
数装置の場合も同様で、装置の大型化、複雑化および部
品点数の増大は避けることができないという問題があっ
た。
【0005】また、従来の計数装置は、大型で重量も重
く、紙幣計数機に用いられる場合には持ち運びが容易で
ないため、例えば営業担当者が出先で紙幣を計数するの
に用いるというわけにはいかなかった。
【0006】本発明はこのような問題点を解決する紙葉
類計数方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の紙葉類の計数方法は、紙葉
類の束を、その各紙葉類の一側縁が上下方向に向くよ
うに載置部に立て支持し、当該束のうちの最前面の紙葉
類の一側縦縁寄り部位の表面に当接する単一の繰り出し
用ローラと、該繰り出し用ローラと対峙させて前記紙葉
類の束の裏面側から押圧する押圧部材とにより、各紙葉
類を、前記支持された束に残存する紙葉類の一側縦縁と
それに隣接する横縁とに対して斜め上方向であって、前
記束から外れる方向に順次繰り出し、順次繰り出される
各紙葉類における前記一側縦縁とそれに隣接する横縁と
で規定される1つの隅部が、前記各紙葉類の繰り出し方
向の所定位置を通過するのを検知する検知信号を得て、
得られた前記検知信号を処理して順次繰り出される紙葉
類を計数することを特徴とするものである。
【0008】そして、請求項2に記載の発明の紙葉類の
計数装置は、紙葉類の束を、その各紙葉類の一側縁が
上下方向に向くように立て支持する載置部と、前記紙葉
類の束のうちの最前面の紙葉類の一側縦縁寄り部位の表
面に当接して、各紙葉類を、前記支持された束に残存す
る紙葉類の一側縦縁とそれに隣接する横縁とに対して斜
め上方向であって、前記束から外れる方向に順次繰り出
しするための単一の繰り出し用ローラと、該繰出し用ロ
ーラを駆動するための駆動手段と、繰り出し用ローラと
対峙させて前記紙葉類の束の裏面側から押圧する押圧部
材と、前記繰り出し用ローラに対向して設けられて、先
行して繰り出しされた紙葉類に引きずられて前記束中の
各残存する紙葉類が繰り出されるのを防止するための重
ね送り防止部材と、前記方向に順次繰り出される各紙葉
における前記一側縦縁とそれに隣接する横縁とで規定
される1つの隅部が、前記各紙葉類の繰り出し方向の所
定位置を通過するのを検知するための検知手段と、該検
知手段からの検知信号を処理して順次繰り出される紙葉
類を計数するための計数手段と、を備えたものである。
【0009】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の紙葉類の計数装置において、各紙葉類は矩形状
であり、前記載置部は各紙葉類の短辺縁が縦方向となる
ように前記紙葉類の束を立てて支持するようになってお
り、前記繰出し用ローラは、その回転円周面が前記支持
された紙葉類の束のうちの最前面の紙葉類の一方の短辺
縁寄り部位の表面に当接し、且つ前記繰り出し用ローラ
の回転軸心は、前記支持された束の紙葉類の長辺縁に対
して傾斜するように配置されているものである。
【0010】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
2または請求項3に記載の紙葉類計数装置において、前
記載置部の他端側で前記押圧部材と対向して配置され、
前記繰り出し用ローラとの当接部から離れた側で前記束
の紙葉類の表面に接して繰り出し中の各紙葉類が前記繰
り出し用ローラを中心に旋回するのを抑制するための規
制部材を備えたものである。
【0011】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
乃至請求項4のいずれかに記載の紙葉類計数装置におい
て、前記載置部と、前記繰り出し用ローラと、前記押圧
部材と、前記重ね送り防止部材と、前記駆動手段と、前
記検知手段と前記計数手段とは、本体ケースに収納され
ており、該本体ケースの底部に蓋体ケースがヒンジ結合
されており、前記蓋体ケースを開放位置にするとき、
載置部と、前記繰り出し用ローラと、前記押圧部材と
の上部空間が開放され、且つ排出された各紙葉類を蓋体
ケースにて受けるように構成されているものである。
【0012】さらに、請求項6に記載の発明は、請求項
5に記載の計数装置において、前記本体ケースの上壁に
は傾斜状の排出ガイド縁部が形成されており、これによ
り排出された各紙葉類を開放位置にある前記蓋ケースに
向けて方向づけるように構成されているものである。
【0013】
【発明の作用・効果】本発明の紙葉類計数方法及び装置
は、計数しようとする紙葉類を束にして、且つその各紙
葉類の一側縦縁が上下方向に向くように、載置部に立て
載せる。そして、繰り出し用ローラと押圧部材とによ
り、紙葉類の束から紙葉類を一枚ずつ分離して紙葉類の
前記一側縦縁方向に対し斜め上方向に繰り出す。従っ
て、繰り出された各紙葉類は載置部に残存する紙葉類の
束から完全に離れる。そして、繰り出された紙葉類の角
部のうち前記一側縦縁とそれに隣接する横縁とで規定さ
れる角部の通過を検知手段が検知し、その検知信号に基
づき計数手段が紙葉類を計数する。
【0014】本発明の紙葉類計数方法及び装置は、この
ように、紙葉類を斜め上方向に繰り出し、繰り出した紙
葉類の角部の通過を検知して計数するものであって、繰
り出し中の各紙葉類における前記規定された角部が他と
ずれて一枚ずつ検知できればよく、検知手段の箇所では
繰り出し中の紙葉類と後続の紙葉類とを完全に離す必要
はない。したがって、従来の紙葉類を平行状に分離して
搬送する技術のように、繰り出し動作を高い精度で、且
つ間欠的に行うような機構は不要となり、長い搬送路も
不要となる。
【0015】また、本発明の計数装置によれば、例え
ば、矩形状の紙葉類を束にしたとき、前記繰り出し用ロ
ーラの回転円周面が、前記載置部に載置された紙葉類の
束のうちの最前面の紙葉類のうち、一方の短辺縁寄り部
位の表面に当接し、前記紙葉類の束の裏面側を、対峙す
る押圧部材にて繰り出し用ローラ方向に押圧することに
より、その各紙葉類の短辺縁が略垂直になるように束に
して立てて前記載置部に載置できるよう構成され、前記
繰り出し用ローラはその回転軸心が紙葉類の表面に略平
行で且つ紙葉類の長辺縁に対して斜め方向となるように
配置されていると共に、前記載置部の他端側、つまり、
前記繰り出し用ローラとによる紙葉類の束の挟み付けの
箇所から大きく離れた側)にて、前記押圧部材と対向し
て配置された規制部材により、前記支持された束の各紙
葉類の他方の短辺縁寄り部位の表面に接して繰り出し中
の各紙葉類が前記繰り出し用ローラを中心に旋回するの
を防止することができるため、長い搬送経路が不要で、
紙葉類をほとんど重なった状態で繰り出して計数し、且
つ、計数後の紙葉類の再集積が容易となる。
【0016】また、本発明の紙葉類計数装置は、前記載
置部と、前記繰り出し用ローラと、前記押圧部材と、前
記重ね送り防止部材と、前記駆動手段と、前記検知手段
と前記計数手段とは、本体ケースに収納されており、該
本体ケースの底部に蓋体ケースがヒンジ結合されてお
り、前記蓋体ケースを開放位置にするとき、前記前記載
置部と、繰り出し用ローラと、前記押圧部材との上部空
間が開放され、且つ排出された各紙葉類を蓋体ケースに
て受けるように構成されているものであるから、蓋体ケ
ースを開いた状態で、計数作業に必要な紙葉類の束の載
置作業やその後の各紙葉類の繰り出しのための空間を簡
単に確保できる。逆に、計数作業を実行しないときは蓋
体ケースを本体ケースに対して閉じれば、紙葉類計数装
置全体がコンパクトにできるから、携帯性並びに使用性
が向上する。
【0017】また、前記本体ケースには、本体ケースの
上壁には傾斜状の排出ガイド縁部が形成されており、こ
れにより排出された各紙葉類を開放位置にある前記蓋体
ケースに向けて方向づけるように構成されているもので
あるから、排出された紙葉類が広い範囲に散らばるのを
防止でき、紙幣計数機等に用いると紙葉類の再集積機能
が向上する。
【0018】
【実施例】以下、本発明を紙葉類計数機に適用した場合
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0019】図1は本発明の一実施例の紙葉類計数機1
を蓋体ケース3を本体ケース2に対して開いた状態で示
す斜視図、図2は図1に示す紙葉類計数機1の蓋体ケー
スを閉じた状態の斜視図、図3は図1に示す紙葉類計数
機1の蓋体ケースを開いた状態の平面図、図4は図1に
示す紙葉類計数機1の本体ケース2の正面図、図5は図
1に示す紙葉類計数機の蓋体ケースを開いた状態の左側
面図、図6は図1に示す紙葉類計数機に紙葉類の束を載
置する動作の説明図、図7は図1に示す紙葉類計数機の
計数動作の説明図である。図に符号1で示すこの実施例
の紙葉類計数機は、内外国の各種紙幣および紙幣程度の
大きさの商品券、宝くじ券等の各種紙葉類の計数に用い
るものであって、本体ケース2と該本体ケース2にヒン
ジ結合された蓋体ケース3とで構成されている。
【0020】上記本体ケース2には、図8(a)及び図
8(b)で示すように、矩形状の紙葉類の束4を、その
短辺縁が縦方向(略垂直方向)にして立てた状態で支持
できる載置部としての載せ台5が組み込まれている。こ
の載せ台5には、本体ケース2の左側方から右下がりに
傾斜して前記紙葉類の束4を載置できる載せ面5aと、
紙葉類の束4の前面を保持する前面保持部5bとを有す
る。また載せ台5は紙葉類の束4の前端縁を規制する前
端規制部5cを有している。この載せ台5の前端側側方
上部に繰り出し用ローラとしての繰り出し用ウレタンロ
ーラ6が設置され、また、前記繰り出し用ウレタンロー
ラ6を駆動する駆動モータM(図12参照)およびギヤ
装置を収納したギヤボックス7が配置されている。上記
繰り出し用ウレタンローラ6は、載せ台5に載置された
紙葉類の束4のうち最前面の紙葉類の前面の前端部(一
方の短辺縁寄り部位)に当接し、該表面に略平行で且つ
横長の長辺縁に対して斜め方向に延びる回転軸を中心に
回転して紙葉類を一枚ずつ上方に繰り出すものである。
【0021】また、本体ケース2の上部には、載せ台5
に載置した紙葉類の束4を上記繰り出し用ウレタンロー
ラ6に押し当てる押さえバネ8が設置されるとともに、
載せ台5の後端側で紙葉類の束4に対し繰り出し用ウレ
タンローラ6と同じ側から紙葉類の束4の面の下端部に
当接する旋回防止のための押さえ用ウレタンローラ9が
設けられ、また、繰り出し用ウレタンローラ6に対向す
る上記押さえバネ8の右方近傍位置には、紙葉類の重ね
送りを防止する重ね送り防止用ウレタンゴム片10が設
置されている。上記規制部材としての押さえ用ウレタン
ローラ9は、紙葉類の繰り出し時に摩擦により連れ回り
しつつ、繰り出し中の紙葉類が繰り出し用ウレタンロー
ラ6を中心に旋回するのを抑制するものである。
【0022】また、上記ギヤボックス7の端面には、繰
り出し用ウレタンローラ6の繰り出し方向前方近傍にあ
って繰り出される紙葉類の所定の角部(前記各紙葉類に
おける縦方向の短辺縁と横長の長辺縁とで規定され、前
記繰り出し用ウレタンローラ6に近い側で且つ下側の角
部)の通過を検知するよう投光器と受光器からなるカウ
ント用ホトセンサ11が設置されている。また、本体ケ
ース2には、他に、ホトセンサ11からの検知信号をう
け、紙葉類角部によるさえぎりでカウントアップし、紙
葉類一枚の計数を行なう計数手段、及びその計数値を記
憶する記憶手段が内蔵された基板ボックス12,電源ボ
ックス13,電源スイッチ14等が内蔵され、上面には
記憶手段に記憶される紙葉類計数枚数を表示するカウン
ト表示部15と操作用押しボタン16が設けられてい
る。電源ボックス13にはバッテリー17を装填する。
【0023】なお、紙葉類計数機の全体制御ブロック図
を図12によって説明する。電源ボックス13に装填さ
れるバッテリー17は全体制御部として機能する基板ボ
ックス12に接続される。この基板ボックス12は繰り
出し用ウレタンローラ6を回転する駆動モータM,電源
スイッチ14,カウント表示部15,操作用押しボタン
16,カウント用ホトセンサ11が接続される。
【0024】この基板ボックス12はその内部に計数手
段12aとその計数値を加算記憶する記憶手段12bを
有し、前記計数手段12aはホトセンサ11の信号とタ
イマーTの信号とに基づいて計数を行なう。即ち繰り出
し用ウレタンローラ6で分離繰り出しされる紙葉類の前
記所定の角部がホトセンサ11をさえぎると、計数手段
12a内でパルスの立ち上がり信号が出され、紙葉類の
所定の角部が移動してホトセンサ11を通過しホトセン
サ11の受光器が受光状態になると、前記パルスの立ち
下がり信号が出される。一方タイマーTからのタイマー
信号が計数手段12aへ入力されており、前述のパルス
の立ち上がり信号の発生時点からタイマー信号をうけて
計数手段12aにおいては時間測定を開始し、設定時間
内にパルスの立ち下がり信号が出されると計数値1をカ
ウントする。もし設定時間内にパルスの立ち下がり信号
が出されないときは計数異常と判断し、記憶手段12b
とこれに接続されるカウント表示部15により計数異常
表示(例えば表示数字を点滅表示に変える方法等)に変
える。
【0025】計数手段12aで計数値1がカウントされ
るとそのカウント値は記憶手段12bに入力されて加算
記憶されその加算値が表示部15に表示される。
【0026】蓋体ケース3は、紙葉類の束4を立てた状
態で載せ台5に載置する図1の姿勢でテーブル等の上に
本体ケース1を置いたときに、本体ケースの前面側下端
部を支点として開放可能なよう、本体ケースにヒンジ結
合されている。また、蓋体ケース3には、繰り出され放
出された紙葉類を再び束状に集積するのを容易にするた
めのガイド18が付設されている。
【0027】上記紙葉類計数機1は、蓋体ケース3を閉
じた図2の状態で持ち運びする。そして、例えば営業の
出先で営業員がこの紙葉類計数機1を用いて紙幣等を計
数する。その際、計数する紙葉類の束4を図6に二点鎖
線で示すように載せ台5にセットし、押しボタン16を
押してスタートさせる。すると、図7に示すように、紙
葉類の束4から図7に二点鎖線4aで示すように紙葉類
が一枚ずつ分離される。そして、分離された紙葉類の
記所定の角部の通過がホトセンサ11によって検知さ
れ、その検知信号をうけて紙葉類が計数され、カウント
表示部15に表示される。また、分離された紙葉類は、
図7の紙面で見て手前側斜め前方に繰り出されて放出さ
れ、蓋体ケース3の上に再集積されて二点鎖線4’で示
すように紙葉類の束となる。
【0028】次に計数動作の詳細を図8〜図11により
説明する。各図の(a)は上面図、(b)は正面図を示
す。
【0029】図8の(a),(b)は載せ台5に紙葉類
の束4をのせた状態を示し、紙葉類の束4は載せ台5の
載せ面5aと前端規制部5cで紙面方向の位置が規制さ
れ、またその集積方向にはその背部側から押えバネ8で
抑圧され、その束4の前面側は前面保持部5b,繰り出
し用ウレタンローラ6,押え用ウレタンローラ9で受け
とめられて挾持保持される。
【0030】繰り出し用ウレタンローラ6が回転をはじ
めるとそのローラ6に接触する前面側に位置する紙葉類
4aがその前端部分(図9(a),図9(b)の右側部
位)が上方へ移動(残りの紙葉類の上側縁に対しやや回
転しながら斜め上方へ分離繰出し)される。その時数枚
の紙葉類が前端規制部5cを通過してウレタンゴム片1
0の方向へ一緒に移動しようとするが繰り出し用ウレタ
ンローラ6とウレタンゴム片10によるゲート作用で
り出し用ウレタンローラ6に接触する最前面(最前位)
の紙葉類のみが繰り出し用ウレタンローラ6によるまさ
つ力でもって分離繰出しされる。その最前位置の紙葉類
が斜め上方へ分離される途中でその所定の角部(前記各
紙葉類における縦方向の短辺縁と横長の長辺縁とで規定
され、前記繰り出し用ウレタンローラ6に近い側で且つ
下側の角部)がホトセンサ11をさえぎる。
【0031】さらに繰り出されると図10(a)及び
10(b)に示すようにその紙葉類の前記所定の角部が
ホトセンサ11を通過し、計数手段12aにより紙葉類
一枚の計数がなされる。本体ケース2の上壁には、平面
視において、当該本体ケース2の前面に対して前記繰り
出し用ウレタンローラ6を挟んで前記押え用ウレタンロ
ーラ9と反対側に延びるように傾斜状に形成された排出
ガイド縁部としてのガイド部1aを備えているので、前
記計数されてさらに斜め上方へ繰り出された各紙葉類
は、前記ガイド部1aにより前方へ向けられその姿勢の
まま斜め上方へさらに移動され、その紙葉類の下縁がウ
レタンローラ6の上側を通過した時その紙葉類の下縁が
ウレタンローラ6の回転でウレタンローラ6の前面側へ
移動される(図11(a),図11(b)の状態参
照)。紙葉類の前面は分離繰り出し前と同じ向きのま
その状態で蓋体ケース3上へ立体状態で落下し、
体ケース3上で前面へ倒れて集積される。
【0032】次の紙葉類4bについては図10(a)及
び(b)に示す分離・繰り出し中の紙葉類の前面がロー
ラ6との接触を解かれた時点でそのローラ6との摩擦接
触状態となり、同様に図8〜図11の動作をくり返すこ
とになる。
【0033】上記実施例の紙葉類計数機1の場合、一度
に計数できる紙葉類の数は例えば100枚程度であり、
その場合、計数時間は、紙葉類の種類によっても異なる
が、いずれにしても10秒とかからないような短時間で
済む。また、総重量は例えば400g未満と極めて軽量
にできる。また、蓋体ケース3を閉じた図2の状態で
は、縦と横が例えば紙幣の大きさとあまり変わらず、奥
行きもあまりなくて、超小型となる。したがって、きわ
めて携帯性に優れ、使用場所を選ばない。
【0034】本実施例は紙葉類計数機(紙幣,商品券,
宝くじ券,葉書等の各種紙葉類の計数を目的とする機
械)に本発明を適用した場合の例であるが例えば紙幣入
出金機等の金銭処理機に適用することも可能であり、そ
の場合は金種別紙幣収納部(金種別カセットの場合もあ
る)が本発明の載置部に相当し、この載置部から繰り出
し部材と重ね送り防止部材とにより一枚繰出しされて計
数された紙葉類を出金口への搬送路へ送り込むようにす
ればよい。また出金口への搬送路に換え計数済の紙幣を
出金口に向けて送る上下動するトレイを設け、計数済の
紙幣をトレイへ放出し、このトレイを出金口に位置させ
て利用者に受渡すようにすればよい。
【0035】なお、紙幣入出金機等の金銭処理機に用い
る場合、あるいは紙葉類計数機でもバッチ機能(多数の
紙葉類を載置部に載置した状態で例えば100枚の紙葉
類のみを分離繰出しする機能)のある場合には所望枚数
の紙葉類が分離繰出し計数された段階で紙葉類の繰出し
を停止させることになり、この停止をより効果的に行な
うには繰出し枚数が所望枚数に近付くと繰出速度を低下
させるとよい。繰出し枚数が例えば90枚と仮定すると
87枚(例えば所望枚数の3枚前)で低速にするとよ
い。その場合所望枚数が3枚以下の場合は最初から低速
で回転させることになる。
【0036】本発明の繰り出し部材としては円柱形状の
ローラを用い軸を紙葉類の一側縁(実施形態では縦方向
の短辺縁、もしくは横長の長辺縁)に対して傾斜状態で
設けたがこの実施例に限定されるものではない。例え
ば、ローラとして円錐形(円錐台形)ローラを用いても
よくまた円錐形(円錐台形)ローラの軸方向は傾斜方
向にかぎらず紙葉類の一側縁に直交又は平行させた配置
としてもよい。検知手段による紙葉類の角部の通過の検
知は分離繰出し時に先行移動される角部に対する側部側
の角部(本実施例の場合)であったがこれに限るもので
はなく他の角部を検知してもよい。
【0037】また本実施例では紙葉類の形状が長方形状
の紙葉類を例にあげたが正方形状の紙葉類でもよくまた
長方形形状の紙葉類でも長手側縁を立てるようにしても
よい。また商品券のように四角形の一つの角部が斜め方
向に切られた切取り角部(45度の切り取りが行なわれ
たとすると135度ずつの残存した角部が存在する。)
を有する紙葉類の場合もあり、この場合例えば135度
の角部の通過を検知するもの又はこの切取り角部全体
(135°,135°の両角部を含む内側よりの90度
部分)の通過を検知するもののいずれでもよい。
【0038】重ね送り防止部材は繰り出し用ローラに接
触するゴム片の例に限らずローラであってもよく、また
ローラの場合でも回転固定ローラ(繰り出し方向と反対
方向には回転自由)でもよく、また繰り出し用ローラ
所定のゲート間隔(処理する紙葉類の一枚厚より大で二
枚厚より小なる間隔)をおいて重ね送り防止部材を設け
てもよい。
【0039】本発明の検知手段は繰り出し用ローラによ
繰り出し方向前方位置に設けた本実施例の場合には繰
り出し部材と重ね送り防止部材により角部の姿勢が一定
となった状態で検知手段を通過するので検知ひいては計
数が確実となる。
【0040】繰り出し用ローラによる紙葉類の繰出し方
向として本発明では「載置される他の紙葉類の一側縁方
向に対し斜め方向」と表現しているが繰り出し時に先行
移動する角部の移動が斜め方向に直線移動するもの、円
弧を描きながら斜め方向に移動するものいずれも含まれ
るものとする。
【0041】また、本発明の押圧部材は板バネ構成とし
たが板形状の押圧部材としこれを圧縮バネ,引張バネ,
定荷重コブリングバネ等で付勢してもよい。また旋回を
抑制するための規制部材としての押えローラ(押え用ウ
レタンローラ9)は本実施例では載置部に載置された紙
葉類の面の他端下部を押さえるように設けられているが
下部位置に限定されるものではない。
【0042】また本発明は本実施例では載置部から繰り
出し紙葉類を完全に繰り出して別の場所に再集積してい
るがその例に限定されるものではなく繰り出し分離され
た紙葉類を載置部内に角部を異ならせた姿勢で再集積し
てもよい。
【0043】計数手段による計数方法は公知の種々の方
法があり本実施例に限定させるものではない。
【0044】
【発明の効果】本発明の請求項1及び請求項2に係る紙
葉類計数方法及び装置によれば、紙葉類の束を、その各
紙葉類の前記一側縦縁が上下方向に向くように載置部に
立て支持し、当該束のうちの最前面の紙葉類の一側縦縁
寄り部位の表面に当接する単一の繰り出し用ローラと、
該繰り出し用ローラと対峙させて前記紙葉類の束の裏面
側から押圧する押圧部材とにより、各紙葉類を、前記支
持された束に残存する紙葉類の一側縦縁とそれに隣接す
る横縁とに対して斜め上方向であって、前記束から外れ
るように順次繰り出し、前記順次繰り出される各紙葉類
のうち、前記一側 縦縁とそれに隣接する横縁とで規定さ
れる1つの隅部が、前記繰り出し方向の所定位置を通過
するのを検知して、紙葉類の計数を実行するので、間欠
的な繰り出し機構を不要とし、構造が簡単で且つ装置の
小型化と装置の部品点数の減少化、重量の軽量化が図れ
る。また本発明を紙葉類計数装置に適用する場合にはそ
れらの効果に加え長い搬送路を不要とすることができ、
また、紙葉類をほとんど重なった状態で繰り出して計数
することにより、計数後の再集積を容易ものとすること
ができる。
【0045】また、請求項3に記載の発明は、請求項2
に記載の紙葉類の計数装置において、各紙葉類は矩形状
であり、前記載置部は各紙葉類の短辺縁が縦方向となる
ように前記紙葉類の束を立てて支持するようになってお
り、前記繰出し用ローラは、その回転円周面が前記支持
された紙葉類の束のうちの最前面の紙葉類の一方の短辺
縁寄り部位の表面に当接し、且つ前記繰り出し用ローラ
の回転軸心は、前記支持された束の紙葉類の長辺縁に対
して傾斜するように配置されているものである。
【0046】この構成により、載置部に載置された紙葉
類の束から繰り出される各紙葉類が斜め上方向に分離し
て、各紙葉類の前記所定の角部が前記束の箇所から外に
出るまでの距離を短くでき、当該角部を迅速に検知で
き、計数装置全体もコンパクトにできるという効果を奏
する。
【0047】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
2または請求項3に記載の紙葉類計数装置において、前
記載置部の他端側で前記押圧部材と対向して配置され、
前記繰り出し用ローラとの当接部から離れた側で前記束
の紙葉類の表面に接して繰り出し中の各紙葉類が前記繰
り出し用ローラを中心に旋回するのを抑制するための規
制部材を備えたものであるから、前記繰り出される各紙
葉類の姿勢を安定させることができ、紙葉類の繰り出し
および計数を一層確実なものとすることができるという
効果を奏する。
【0048】また、請求項5に記載の発明は、請求項2
乃至請求項4のいずれかに記載の紙葉類計数装置におい
て、前記載置部と、繰り出し用ローラと、前記押圧部材
と、前記重ね送り防止部材と、前記駆動手段と、前記検
知手段と前記計数手段とは、本体ケースに収納されてお
り、該本体ケースの底部に蓋体ケースがヒンジ結合され
ており、前記蓋体ケースを開放位置にするとき、前記前
記載置部と、繰り出し用ローラと、前記押圧部材との上
部空間が開放され、且つ排出された各紙葉類を蓋体ケー
スにて受けるように構成されているものである。
【0049】従って、計数作業に際して蓋体ケースを開
くと、前記繰り出し作用につれて斜め上方向に飛び出す
紙葉類のための必要空間が本体ケースの上側に自動的に
開放されることになり、本体ケース及び蓋体ケースをコ
ンパクトにしたものでありながら、使用性を向上でき、
例えば営業員が営業先で使用できるようになる等、携帯
性、用途並びに使用場所を広げるようにできるという効
果を奏する。
【0050】さらに、請求項6に記載の発明によれば、
繰り出されて放出された紙葉類を再び集積するように蓋
体ケース上の所定位置に案内するための傾斜状の排出ガ
イド縁部を、本体ケースの上壁に形成したので、紙葉類
を容易に再集積することができると共に、紙葉類計数装
置の小型化に大きく寄与することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の紙葉類計数装置を蓋体ケー
スを開いた状態で示す斜視図である。
【図2】図1に示す紙葉類計数機の蓋体ケースを閉じた
状態の斜視図である。
【図3】図1に示す紙葉類計数機の蓋体ケースを開いた
状態の平面図である。
【図4】図1に示す紙葉類計数機の本体ケースの正面図
である。
【図5】図1に示す紙葉類計数機の蓋体ケースを開いた
状態の左側面図である。
【図6】図1に示す紙葉類計数機に紙葉類の束を載置す
る動作の説明図である。
【図7】図1に示す紙葉類計数機の計数動作の概略を示
す説明図である。
【図8】紙葉類計数機の計数動作の詳細を示す説明図
で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【図9】紙葉類計数機の計数動作の詳細を示す説明図
で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【図10】紙葉類計数機の計数動作の詳細を示す説明図
で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【図11】紙葉類計数機の計数動作の詳細を示す説明図
で、(a)は上面図、(b)は正面図である。
【図12】全体制御ブロック図
【符号の説明】
1 紙葉類計数機 2 本体ケース 3 蓋体ケース 4 紙葉類(束) 5 載置部としての載せ台 6 繰り出し用ローラとしての繰り出し用ウレタンロ
ーラ 7 ギヤボックス 8 押さえ部材としての押さえバネ 9 規制部材としての押さえ用ウレタンローラ 10 重ね送り防止部材としての重ね送り防止用ウレタ
ンゴム片 11 検知手段としてのカウント用ホトセンサ 12a 計数手段 18 ガイド M 駆動手段としてのモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−42888(JP,A) 特開 昭63−27338(JP,A) 特開 昭63−64194(JP,A) 特開 平5−298506(JP,A) 特開 昭56−35285(JP,A) 特開 平4−130990(JP,A) 特公 昭55−31509(JP,B2) 実公 平5−46122(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06M 9/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙葉類の束を、その各紙葉類の一側
    が上下方向に向くように載置部に立て支持し、 当該束のうちの最前面の紙葉類の一側縦縁寄り部位の表
    面に当接する単一の繰り出し用ローラと、該繰り出し用
    ローラと対峙させて前記紙葉類の束の裏面側から押圧す
    る押圧部材とにより、各紙葉類を、前記支持された束に
    残存する紙葉類の一側縦縁とそれに隣接する横縁とに対
    して斜め上方向であって、前記束から外れる方向に順次
    繰り出し、 順次繰り出される各紙葉類における前記一側縦縁とそれ
    に隣接する横縁とで規定される1つの隅部が、前記各紙
    葉類の繰り出し方向の所定位置を通過するのを検知する
    検知信号を得て、 得られた前記 検知信号を処理して順次繰り出される紙葉
    類を計数することを特徴とする紙葉類の計数方法。
  2. 【請求項2】 紙葉類の束を、その各紙葉類の一側
    が上下方向に向くように立て支持する載置部と、 前記紙葉類の束のうちの最前面の紙葉類の一側縦縁寄り
    部位の表面に当接して、各紙葉類を、前記支持された束
    に残存する紙葉類の一側縦縁とそれに隣接する横縁とに
    対して斜め上方向であって、前記束から外れる方向に順
    次繰り出しするための単一の繰り出し用ローラと、 該繰出し用ローラを駆動するための駆動手段と、 繰り出し用ローラと対峙させて前記紙葉類の束の裏面側
    から押圧する押圧部材と、 前記繰り出し用ローラに対向して設けられて、先行して
    繰り出しされた紙葉類に引きずられて前記束中の各残存
    する紙葉類が繰り出されるのを防止するための重ね送り
    防止部材と、 前記方向に順次繰り出される各紙葉類における前記一側
    縦縁とそれに隣接する横縁とで規定される1つの隅部
    が、前記各紙葉類の繰り出し方向の所定位置を通過する
    のを検知するための検知手段と、 該検知手段からの検知信号を処理して順次繰り出される
    紙葉類を計数するための計数手段と、 を備えたことを特徴とする紙葉類の計数装置。
  3. 【請求項3】 各紙葉類は矩形状であり、前記載置部は
    各紙葉類の短辺縁が縦方向となるように前記紙葉類の束
    を立てて支持するようになっており、前記繰出し用ロー
    ラは、その回転円周面が前記支持された紙葉類の束のう
    ちの最前面の紙葉類の一方の短辺縁寄り部位の表面に当
    接し、且つ前記繰り出し用ローラの回転軸心は、前記支
    持された束の紙葉類の長辺縁に対して傾斜するように配
    置されていることを特徴とする請求項2に記載の紙葉類
    の計数装置。
  4. 【請求項4】 前記載置部の他端側で前記押圧部材と対
    向して配置され、前記繰り出し用ローラとの当接部から
    離れた側で前記束の紙葉類の表面に接して繰り出し中の
    各紙葉類が前記繰り出し用ローラを中心に旋回するのを
    抑制するための規制部材を備えたことを特徴とする請求
    項2または請求項3に記載の紙葉類の計数装置。
  5. 【請求項5】 前記載置部と、前記繰り出し用ローラ
    と、前記押圧部材と、前記重ね送り防止部材と、前記駆
    動手段と、前記検知手段と前記計数手段とは、本体ケー
    スに収納されており、該本体ケースの底部に蓋体ケース
    がヒンジ結合されており、前記蓋体ケースを開放位置に
    するとき、前記載置部と、前記繰り出し用ローラと、前
    記押圧部材との上部空間が開放され、且つ排出された各
    紙葉類を蓋体ケースにて受けるように構成されているこ
    とを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載
    の紙葉類の計数装置。
  6. 【請求項6】 前記本体ケースの上壁には傾斜状の排出
    ガイド縁部が形成されており、これにより排出された各
    紙葉類を開放位置にある前記蓋体ケースに向けて方向づ
    けるように構成されていることを特徴とする請求項5に
    記載の紙葉類の計数装置。
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