JP3014775U - 風船供給装置 - Google Patents

風船供給装置

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JP3014775U
JP3014775U JP1995001605U JP160595U JP3014775U JP 3014775 U JP3014775 U JP 3014775U JP 1995001605 U JP1995001605 U JP 1995001605U JP 160595 U JP160595 U JP 160595U JP 3014775 U JP3014775 U JP 3014775U
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air
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injection nozzle
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Inventor
國男 舘野
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興東電子株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 風船が割れると、自動的に次の風船を脹らま
せて標的とすることができ、複数台を設置した場合でも
風船の割れた順序を容易に判定することができるように
する。 【構成】 駆動機構11によって回転させられるターン
テーブル21に対して着脱可能とされた風船取付円盤2
2に配設され、風船Bが取り付けられる複数の風船取付
ノズル24と、複数の風船取付ノズル24の1つにエア
ーを供給するエアー注入ノズル31と、エアー注入ノズ
ル31に配管33を介してエアーを供給するコンプレッ
サ32と、エアー注入ノズル31へのエアーの供給を制
御する弁34と、風船取付ノズル24の位置に応じて停
止位置信号または非停止位置信号を出力する停止位置検
出機構41と、エアー注入ノズル31を上下動させるノ
ズル駆動機構51と、風船Bが割れたときに風船割れ信
号を出力する風船割れ検出機構61と、各部の出力に基
づいて各部を制御する制御部71とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えばピストルやライフルの弾、弓の矢、またはダーツなどが標 的である風船に命中した場合、次の風船を自動的に膨らませて標的とする風船供 給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の遊技または競技における標的としての風船は、割れると、取り外した後 、新たなものに交換している。 この場合、交換する新たな風船は、既に膨らませたものであっても、これから 膨らませるものであってもよい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の風船を標的とした遊技または競技では、風船が割れる度に新たな風船と 交換するのを手作業で行うため、風船を交換する人が必要になるとともに、風船 の交換に時間がかかる。 また、風船を割る速さを競う遊技または競技の場合、人の目および/または耳 で風船の割れたのを確認しているので、複数の風船がほぼ同時に割れると、複数 の風船が割れた順序を明確に判定することができないため、判定に不具合が生ず ることがある。
【0004】 この考案は、上記したような不都合を解消するためになされたもので、風船が 割れると、自動的に次の風船を脹らませて標的とすることができ、複数台を設置 した場合でも風船の割れた順序を容易に判定することのできる風船供給装置を提 供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかる風船供給装置は、駆動機構によって回転させられるターンテ ーブルと、このターンテーブルの同一円周上に複数配設され、風船が取り付けら れる風船取付ノズルと、この複数の風船取付ノズルの1つにエアーを供給するエ アー注入ノズルと、このエアー注入ノズルに配管を介してエアーを供給するエア ー供給源と、配管に配設され、エアー注入ノズルへのエアーの供給を制御する弁 と、風船取付ノズルがエアー注入ノズルの対応位置に位置するときに停止位置信 号を出力し、風船取付ノズルがエアー注入ノズルの対応位置に位置しないときに 非停止位置信号を出力する停止位置検出手段と、エアー注入位置とエアー非注入 位置との間を上下にエアー注入ノズルを往復動させるノズル駆動機構と、脹らま せた風船が割れたときに風船割れ信号を出力する風船割れ検出手段と、風船割れ 検出手段からの風船割れ信号に基づき、弁を動作させてエアー注入ノズルへのエ アーの供給を遮断させ、ノズル駆動機構を動作させてエアー注入ノズルをエアー 非注入位置へ移動させ、停止位置検出手段が非停止位置信号を出力した後に停止 位置信号を出力するまで駆動機構を動作させてターンテーブルを回転させること により、次の風船取付ノズルをエアー注入ノズルの対応位置へ移動させ、ノズル 駆動機構を動作させてエアー注入ノズルをエアー注入位置へ移動させ、弁を動作 させてエアー注入ノズルへエアーを供給することにより、風船を脹らませる制御 部とで構成されている。
【0006】
【作用】
この考案における制御部は、まず、風船割れ検出手段からの風船割れ信号に基 づき、弁を動作させてエアー注入ノズルへのエアーの供給を遮断した後、ノズル 駆動機構を動作させてエアー注入ノズルをエアー非注入位置へ移動させる。 次に、停止位置検出手段が非停止位置信号を出力した後に停止位置信号を出力 するまで駆動機構を動作させてターンテーブルを回転させることにより、次の風 船取付ノズルをエアー注入ノズルの対応位置へ移動させた後、ノズル駆動機構を 動作させてエアー注入ノズルをエアー非注入位置へ移動させる。 そして、弁を動作させてエアー注入ノズルへエアーを供給することにより、風 船を脹らませる。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。 図1はこの考案の第1実施例である風船供給装置の概略構成図、図2は第1実 施例の風船供給装置に使用する風船取付円盤の底面図、図3は動作説明図である 。 なお、図1および図2において、風船取付ノズルおよびだぼは、大部分が図示 を省略されている。 これらの図において、1は設置ベース、2は取付ベースを示し、この取付ベー ス2は、例えば、図示を省略した支柱などで設置ベース1に対して固定されてい る。
【0008】 11は駆動機構を示し、図示は省略されているが、取付ベース2の下面に取り 付けられたモータと、取付ベース2の下面に取り付けられ、モータによって回転 させられるウォームギア12と、両ベース1,2で回転可能に支持された回転軸 13と、この回転軸13に取り付けられ、ウォームギア12に噛合するウォーム ホイール14とで構成されている。 なお、回転軸13の上端には、後述する取付キャップ23が螺合する雄ねじが 形成されている。
【0009】 21は取付ベース2よりも上側の回転軸13に取り付けられたターンテーブル 、22は風船取付円盤を示し、この風船取付円盤22は、回転軸13に螺合する 取付キャップ23でターンテーブル21に、回転軸13の中心に中心を一致させ て着脱可能に取り付けられている。 したがって、取付キャップ23の回転軸13に対する螺合を解除することによ り、風船取付円盤22をターンテーブル21から取り外すことができる。 24は風船取付ノズルを示し、風船取付円盤22のターンテーブル21よりも 大径な同一円周上に等間隔で複数、例えば16個が配設されている。
【0010】 31はエアー注入ノズルを示し、1つの風船取付ノズル24にエアーを供給す るものであり、後述するようにエアー圧シリンダ52に取り付けられて風船取付 ノズル24の円周上に配設されている。 32はエアー供給源としてのコンプレッサ、33は配管を示し、この配管33 は、コンプレッサ32とエアー注入ノズル31とを接続するものであり、可撓性 を有している。 34は配管33に配設された弁を示し、コンプレッサ32からエアー注入ノズ ル31へエアーを供給したり、遮断したりするものである。
【0011】 41は停止位置検出手段としての停止位置検出機構を示し、風船取付ノズル2 4をエアー注入ノズル31の対応位置に停止させるためのものであり、風船取付 円盤22の下面で、風船取付円盤22の中心を中心としたターンテーブル21と 風船取付ノズル24との間の同一円周上に位置し、風船取付円盤22の中心と各 風船取付ノズル24とを結ぶ直線上に位置するように植設された複数のだぼ42 と、回転軸13の中心とエアー注入ノズル31と結ぶ直線上に位置し、だぼ42 によってノブが押されていると、停止位置信号を出力し、だぼ42によってノブ が押されていないと、非停止位置信号を出力するマイクロスイッチ43とで構成 されている。
【0012】 51はノズル駆動機構を示し、プランジャの先端に取り付けられたエアー注入 ノズル31を、決まったストロークであるエアー注入位置とエアー非注入位置と の間を上下に往復動させるエアー圧シリンダ52と、このエアー圧シリンダ52 とコンプレッサ32とを接続する配管53と、この配管53に配設された制御弁 54とで構成されている。 上記したエアー圧シリンダ52は、エアーが供給されると、エアー注入ノズル 31をエアー注入位置へ移動させる動作状態となり、エアーが供給されないと、 エアー注入ノズル31をエアー非注入位置へ移動させる非動作状態となるもので ある。
【0013】 そして、配管53は、コンプレッサ32と弁34との間の配管33に接続され ている。 また、制御弁54は、コンプレッサ32からエアー圧シリンダ52へエアーを 供給したり、遮断したりするものである。
【0014】 61は風船割れ検出手段としての風船割れ検出機構を示し、エアー注入ノズル 31と弁34との間の配管33に配設され、配管33内のエアー圧を検出した圧 力検出信号を出力する圧力センサ62で構成されている。 71は制御部を示し、後述するように各部の出力に基づいて各部を制御もので ある。 Bは風船取付ノズル24に取り付けられる風船を示す。
【0015】 次に、動作について説明する。 なお、図1の状態において、各風船取付ノズル24の上端にそれぞれ風船Bが 取り付けられ、コンプレッサ32は所定圧力のエアーを供給し、各弁34,54 は配管33,53の流路を遮断しているものとする。 そして、エアー注入ノズル31の上に風船取付ノズル24が位置し、マイクロ スイッチ43はノブをだぼ42に押されて停止位置信号を出力する状態であると する。
【0016】 まず、図1の状態において、図示を省略した操作部を操作して電源を投入する と、マイクロスイッチ43は停止位置信号を出力し、圧力センサ62は風船割れ 信号に相当する略大気圧の圧力検出信号を出力するので、制御部71が制御弁5 4を動作させてエアー圧シリンダ52へエアーを供給させることにより、エアー 注入ノズル31は、図1に示すエアー非注入位置から図3に示すエアー注入位置 へ上昇し、風船取付ノズル24に当接する。
【0017】 そして、弁34を動作させてエアー注入ノズル31へエアーを供給することに より、図1に二点鎖線で示すように風船Bを脹らませ、圧力センサ62が風船脹 らみ信号に相当する大気圧よりも高い所定圧力の圧力検出信号を出力すると、弁 34を動作させてエアー注入ノズル31へのエアーの供給を遮断し、待機状態と なる。 この待機状態において、弾などが命中して脹らませた風船Bが割れると、圧力 センサ62の圧力検出信号が所定圧力から略大気圧へ低下するので、制御部71 は、圧力センサ62からの略大気圧の圧力検出信号に基づき、風船Bが割れたと 判定し、弁34を動作させてエアー注入ノズル31へのエアーの供給を遮断させ る。
【0018】 次に、制御弁53を動作させてエアー圧シリンダ52へのエアーの供給を遮断 することにより、エアー注入ノズル31を図3に示すエアー注入位置へ移動させ 、マイクロスイッチ43が非停止位置信号を出力した後に停止位置信号を出力す るまで駆動機構11を動作させてターンテーブル21および風船取付円盤22を 回転させることにより、次の風船取付ノズル24をエアー注入ノズル31の対応 位置へ移動させる。
【0019】 そして、制御弁54を動作させてエアー注入ノズル31をエアー注入位置へ移 動させ、弁34を動作させてエアー注入ノズル31へエアーを供給することによ り、風船Bを脹らませる。 以後は、順次同様な制御が行われ、順次風船Bを脹らませて標的とする。
【0020】 次に、風船取付円盤の交換について説明する。 まず、前述した制御によってターンテーブル21および風船取付円盤22を回 転させることにより、次の風船取付ノズル24をエアー注入ノズル31の対応位 置へ移動させる。 そして、制御弁54を動作させてエアー圧シリンダ52へエアーを供給させる ことにより、エアー注入ノズル31をエアー注入位置へ移動させ、弁34を動作 させてエアー注入ノズル31へエアーを供給することにより、風船Bを脹らませ ようとするが、風船Bが割れていると、圧力センサ62の圧力検出信号は略大気 圧のままを維持する。
【0021】 したがって、制御部71は、弁34を動作させてから、通常に風船Bを脹らま せる時間、例えば5秒よりも所定時間、例えば5秒長い10秒の間中、圧力セン サ62から略大気圧の圧力検出信号が供給されると、その風船取付ノズル24に 風船Bが取り付けられていないか、取り付けられていた風船Bが割れていると判 定する。
【0022】 そして、前述した制御によってターンテーブル21および風船取付円盤22を 回転させることにより、次の風船取付ノズル24をエアー注入ノズル31の対応 位置へ移動させ、同様な判定を繰り返し、同じ結果が3回連続すると、全ての風 船Bが割れていると判定し、初期状態、すなわち図1のように、駆動機構11を 停止させ、各弁34,54を動作させて各配管33,53の流路を閉じるととも に、図示を省略した報知器、例えばブザーなどを鳴動させ、その旨を報知する。
【0023】 このブザーの鳴動音を聞いた係り員は、取付キャップ23を回転軸13から取 り外し、風船取付円盤22を新たな風船Bが各風船取付ノズル24に取り付けら れているものと交換した後、取付キャップ23を回転軸13に螺合させて新たな 風船取付円盤22をターンテーブル21に取り付ける。
【0024】 上述したように、この考案の第1実施例によれば、風船Bが割れると、自動的 に次の風船Bを脹らませて標的とすることができる。 したがって、係員は、標的である風船Bの傍らに付き添わなくて済むようにな るので、他の仕事にも従事することができる。 また、風船Bが割れたのを圧力センサ62の検出圧力によって即座に検出でき るので、複数台を設置した場合でも、圧力センサ62からの圧力検出信号を処理 することにより、風船Bの割れた順序を容易に判定することができる。
【0025】 そして、風船取付円盤22をターンテーブル21に対して着脱可能としたので 、風船Bの交換を効率よく一括して行うことができる。 さらに、複数のだぼ42と、マイクロスイッチ43とで停止位置検出機構41 を構成したので、停止位置検出機構41を安価に製作することができる。 また、エアー圧シリンダ52と、制御弁53とでノズル駆動機構51を構成し たので、ノズル駆動機構51を安価に製作することができる。
【0026】 そして、圧力センサ62で風船割れ検出機構61を構成したので、風船割れ検 出機構61が安価となり、場所を取らないように風船割れ検出機構61を配設す ることができる。 なお、風船脹らみ信号に相当する検出圧力信号の値を変更することにより、風 船Bの大きさを変更することができる。
【0027】 図4(a),(b)はこの考案の第2実施例に使用する風船割れ検出機構の構 成、配置を説明する平面図および側面図である。 なお、風船取付ノズルおよびだぼは、大部分が図示を省略されている。 図4において、63は発光素子、64は受光素子を示し、この各素子63,6 4は、風船割れ検出機構61を構成するものであり、エアー注入ノズル31の対 応位置の風船取付ノズル24に取り付けられた風船Bが脹らむことによって発光 素子63から受光素子64への光が遮られ、風船Bが割れることによって発光素 子63からの光が受光素子64へ到達するように配置されている。
【0028】 したがって、各素子63,64で構成した風船割れ検出機構61によっても風 船脹らみ信号および風船割れ信号を出力することができるので、風船供給装置を 第1実施例と同様に動作させることができる。
【0029】 この第2実施例によれば、発光素子63と、受光素子64とで風船割れ検出機 構61を構成したので、風船割れ検出機構61が安価となり、場所を取らないよ うに風船割れ検出機構61を配設することができる。 そして、脹らんだ風船Bが発光素子63から受光素子64への光を遮った状態 で受光素子64から風船脹らみ信号が出力されるので、各素子63,64を配設 する位置を適宜選定することにより、風船Bの大きさを容易に設定、変更するこ とができる。
【0030】 なお、上記した第1実施例において、ターンテーブル21に対して風船取付円 盤22を着脱可能とした例で説明したが、風船取付円盤22をターンテーブル2 1に固着させたり、風船取付円盤22を設けずにターンテーブル21を大きくし て複数の風船取付ノズル24を同様に取り付けてもよい。 このように構成した場合、第1実施例における風船取付円盤22の交換のタイ ミングで、複数の風船Bを一度に交換すればよい。
【0031】 次に、だぼ42と、マイクロスイッチ43とで停止位置検出機構41を構成し た例で説明したが、だぼ42を磁石または孔とし、マイクロスイッチ43をリー ドスイッチまたは発光素子、受光素子として停止位置検出機構41を構成しても よい。 そして、エアー圧シリンダ52と、制御弁54とでノズル駆動機構51を構成 した例で説明したが、同様にエアー注入ノズル31をエアー注入位置とエアー非 注入位置とへ移動させることができる機構であれば、他の構成であってもよい。
【0032】 さらに、風船割れ検出機構61の例を2つ示したが、配管33のエアー圧を検 出する圧力センサと、この圧力センサからの圧力検出信号が略大気圧であれば、 風船割れ信号を出力し、圧力検出信号が所定圧力であれば、風船脹らみ信号を出 力する風船信号発信器とで風船割れ検出機構61を構成したり、コンプレッサ3 2から風船Bを脹らませる圧力のエアーを供給する構成とすれば、単に風船Bが 割れたのを検出すればよいので、風船Bの割れた音に反応する音センサを用いて 風船割れ検出機構61を構成することもできる。
【0033】 また、風船取付ノズル24の位置を停止位置検出機構41で検出してエアー注 入ノズル31の対応位置に停止させるように駆動機構11を動作させる例で説明 したが、風船取付ノズル24を等間隔に配設すると、モータを何回転させれば、 次の風船取付ノズル24がエアー注入ノズル31の対応位置へ移動するかが分か るので、制御部71からの駆動信号によって一定パルス数回転するパルスモータ を構成要素とするとともに、停止位置検出機構41の代わりに、パルスモータが 回転している間は非停止位置信号を出力し、パルスモータが停止することによっ て停止位置信号を出力するように駆動機構11を構成してもよい。 このように駆動機構11を構成すると、別途停止位置検出機構を設ける必要が なくなるので、構成を簡略化することができる。
【0034】 そして、制御部71を、圧力センサ62からの圧力検出信号に基づき、弁34 を動作させてエアー注入ノズル31へのエアーの供給を遮断させ、ノズル駆動機 構51を動作させてエアー注入ノズル31をエアー非注入位置へ移動させ、停止 位置検出機構41が非停止位置信号を出力した後に停止位置信号を出力するまで 駆動機構11を動作させてターンテーブル21を回転させることにより、次の風 船取付ノズル24をエアー注入ノズル31の対応位置へ移動させ、ノズル駆動機 構51を動作させてエアー注入ノズル31をエアー注入位置へ移動させ、弁34 を動作させてエアー注入ノズル31へエアーを供給することにより、風船Bを脹 らませるように構成したが、圧力センサ62からの圧力検出信号に基づき、ノズ ル駆動機構51を動作させてエアー注入ノズル31をエアー非注入位置へ移動さ せ、停止位置検出機構41が非停止位置信号を出力した後に停止位置信号を出力 するまで駆動機構11を動作させてターンテーブル21を回転させることにより 、次の風船取付ノズル24をエアー注入ノズルの対応位置へ移動させ、ノズル駆 動機構51を動作させてエアー注入ノズル31をエアー注入位置へ移動させ、弁 34を動作させてエアー注入ノズル31へエアーを供給することにより、風船B を脹らませ、弁34を動作させてエアー注入ノズル31へのエアーの供給を遮断 する構成としてもよい。
【0035】 そして、風船Bを交換するのを、風船Bが3個所にないことを検出して確認す る例で説明したが、カウンタで割れた風船を風船割れ信号によってカウントする ことにより、風船Bを交換する時期を報知させてもよい。
【0036】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、風船が割れると、自動的に次の風船を脹ら ませて標的とすることができる。 したがって、係員は、標的である風船の傍らに付き添わなくて済むようになる ので、他の仕事にも従事することができる。 また、風船が割れたのを風船割れ検出手段によって即座に検出できるので、複 数台を設置した場合でも、風船割れ検出手段からの信号を処理することにより、 風船の割れた順序を容易に判定することができる。
【0037】 そして、風船取付円盤をターンテーブルに対して着脱可能としたので、風船の 交換を効率よく一括して行うことができる。 さらに、複数のだぼと、マイクロスイッチとで停止位置検出手段を構成したの で、停止位置検出手段を安価に製作することができる。 また、エアー圧シリンダと、制御弁とでノズル駆動機構を構成したので、ノズ ル駆動機構を安価に製作することができる。
【0038】 そして、圧力センサで風船割れ検出手段を構成したので、風船割れ検出手段が 安価となり、場所を取らないように風船割れ検出手段を配設することができる。 なお、風船脹らみ信号に相当する検出圧力信号の値を変更することにより、風 船の大きさを変更することができる。
【0039】 次に、発光素子と、受光素子とで風船割れ検出手段を構成したので、風船割れ 検出手段が安価となり、場所を取らないように風船割れ検出手段を配設すること ができる。 そして、脹らんだ風船が発光素子から受光素子への光を遮った状態で受光素子 から風船脹らみ信号が出力されるので、各素子を配設する位置を適宜選定するこ とにより、風船の大きさを容易に設定、変更することができる。
【0040】 さらに、制御部からの駆動信号によって一定パルス数回転するパルスモータを 構成要素とするとともに、停止位置検出手段の代わりに、パルスモータが回転し ている間は非停止位置信号を出力し、パルスモータが停止することによって停止 位置信号を出力するように駆動機構を構成したので、別途停止位置検出手段を設 ける必要がなくなるので、構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例である風船供給装置の概
略構成図である。
【図2】第1実施例の風船供給装置に使用する風船取付
円盤の底面図である。
【図3】動作説明図である。
【図4】(a),(b)はこの考案の第2実施例に使用
する風船割れ検出機構の構成、配置を説明する平面図お
よび側面図である。
【符号の説明】
1 設置ベース 2 取付ベース 11 駆動機構 12 ウォームギア 13 回転軸 14 ウォームホイール 21 ターンテーブル 22 風船取付円盤 23 取付キャップ 24 風船取付ノズル 31 エアー注入ノズル 32 コンプレッサ 33 配管 34 弁 41 停止位置検出機構 42 だぼ 43 マイクロスイッチ 51 ノズル駆動機構 52 エアー圧シリンダ 53 配管 54 制御弁 61 風船割れ検出機構 62 圧力センサ 63 発光素子 64 受光素子 71 制御部 B 風船

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構によって回転させられるターン
    テーブルと、 このターンテーブルの同一円周上に複数配設され、風船
    が取り付けられる風船取付ノズルと、 この複数の風船取付ノズルの1つにエアーを供給するエ
    アー注入ノズルと、 このエアー注入ノズルに配管を介してエアーを供給する
    エアー供給源と、 前記配管に配設され、前記エアー注入ノズルへのエアー
    の供給を制御する弁と、 前記風船取付ノズルが前記エアー注入ノズルの対応位置
    に位置するときに停止位置信号を出力し、前記風船取付
    ノズルが前記エアー注入ノズルの対応位置に位置しない
    ときに非停止位置信号を出力する停止位置検出手段と、 エアー注入位置とエアー非注入位置との間を上下に前記
    エアー注入ノズルを往復動させるノズル駆動機構と、 脹らませた前記風船が割れたときに風船割れ信号を出力
    する風船割れ検出手段と、 前記風船割れ検出手段からの風船割れ信号に基づき、前
    記弁を動作させて前記エアー注入ノズルへのエアーの供
    給を遮断させ、前記ノズル駆動機構を動作させて前記エ
    アー注入ノズルをエアー非注入位置へ移動させ、前記停
    止位置検出手段が非停止位置信号を出力した後に停止位
    置信号を出力するまで前記駆動機構を動作させて前記タ
    ーンテーブルを回転させることにより、次の前記風船取
    付ノズルを前記エアー注入ノズルの対応位置へ移動さ
    せ、前記ノズル駆動機構を動作させて前記エアー注入ノ
    ズルをエアー注入位置へ移動させ、前記弁を動作させて
    前記エアー注入ノズルへエアーを供給することにより、
    前記風船を脹らませる制御部と、 を備える風船供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の風船供給装置におい
    て、 前記ターンテーブルに対して着脱可能な風船取付円盤を
    設け、 この風船取付円盤の同一円周上に前記複数の風船取付ノ
    ズルを配設した、 ことを特徴とする風船供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の風船供
    給装置において、 前記停止位置検出手段は、前記ターンテーブルまたは前
    記風船取付円盤に、前記複数の風船取付ノズルに対応さ
    せて植設された複数のだぼと、前記エアー注入ノズルに
    対応させて配設され、前記だぼの移動に基づいて停止位
    置信号または非停止位置信号を出力するマイクロスイッ
    チとで構成されている、 ことを特徴とする風船供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    記載の風船供給装置において、 前記ノズル駆動機構は、エアー圧シリンダと、このエア
    ー圧シリンダとエアー供給源とを接続する配管に配設さ
    れ、前記エアー注入ノズルをエアー注入位置に位置させ
    る動作状態、前記エアー注入ノズルをエアー非注入位置
    に位置させる非動作状態に前記エアー圧シリンダを切り
    換える制御弁とで構成されている、 ことを特徴とする風船供給装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1に記
    載の風船供給装置において、 前記風船割れ検出手段は、前記エアー注入ノズルと前記
    弁との間の前記配管のエアー圧を検出する圧力センサで
    構成され、 前記制御部は、前記圧力センサからの圧力検出信号が略
    大気圧となったときに前記風船が割れたと判定する、 ことを特徴とする風船供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の風船供給装置において、 前記風船割れ検出手段は、前記エアー注入ノズルと前記
    弁との間の前記配管のエアー圧を検出する圧力センサ
    と、この圧力センサが略大気圧を検出したときに風船割
    れ信号を出力する風船割れ信号発信器とで構成されてい
    る、 ことを特徴とする風船供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    記載の風船供給装置において、 前記風船割れ検出手段は、発光素子と、受光素子とで構
    成されている、 ことを特徴とする風船供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれか1項に
    記載の風船供給装置において、 前記駆動機構は、前記制御部からの駆動信号によって一
    定パルス数回転するパルスモータを構成要素とするとと
    もに、前記停止位置検出手段の代わりに、前記パルスモ
    ータが回転している間は非停止位置信号を出力し、前記
    パルスモータが停止することによって停止位置信号を出
    力し、 前記複数の風船取付ノズルは、等間隔で配設されてい
    る、 ことを特徴とする風船供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8のいずれか1項に
    記載の風船供給装置において、 前記制御部は、前記風船割れ検出手段からの風船割れ信
    号に基づき、前記ノズル駆動機構を動作させて前記エア
    ー注入ノズルをエアー非注入位置へ移動させ、前記停止
    位置検出手段が非停止位置信号を出力した後に停止位置
    信号を出力するまで前記駆動機構を動作させて前記ター
    ンテーブルを回転させることにより、次の前記風船取付
    ノズルを前記エアー注入ノズルの対応位置へ移動させ、
    前記ノズル駆動機構を動作させて前記エアー注入ノズル
    をエアー注入位置へ移動させ、前記弁を動作させて前記
    エアー注入ノズルへエアーを供給することにより、前記
    風船を脹らませ、前記弁を動作させて前記エアー注入ノ
    ズルへのエアーの供給を遮断する、 ことを特徴とする風船供給装置。
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