JP3014400U - ポリ袋の固定ベルト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器（５）に内設した、ポリ袋（９）の滑動
を押止する。 【構成】 ベルト（１）の先端部に突起（３）と支え部
（４）を有し、支え部（４）先端部側より等間隔で突起
（３）の嵌合できる孔部（２）を設け、伸縮するベルト
（１）にポリ袋（９）を巻着し、容器（５）にポリ袋
（９）の挿設と共に巻着されたベルト（１）は容器
（５）上縁部外側に設置し、ポリ袋（９）の滑動を押止
する。 【効果】 内設したポリ袋（９）は、容器（５）上縁部
から滑動しない。容器（５）外側にポリ袋（９）の端が
余分に出ない、ベルト（１）の伸縮で較差のある容器
（５）に順応する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、容器に内設したポリ袋を装着する、ポリ袋の固定に関するものである 。

【０００２】

【従来の技術】

従来のポリ袋の押止装置では、容器上縁部に覆うように形成する枠や、容器上縁 部を二分した形成で、握手状に設けた枠を、容器上部内側に押止するもの、又は 、伸縮するベルト状のものでは容器上部内側に押止する形成であったり、ゴムベ ルト状で、容器上縁部外側に押止するものである。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来のポリ袋の押止装置には、枠が容器と一対のものが多く、伸縮するものでも ゴムベルト状であったり、ベルトが伸縮できても容器上部内側に押止する形成で あった、容器上縁部が汚れ易く、内設したポリ袋に入った物の重みで、ポリ袋が 容器底に滑動することも多くあった。

【０００４】 本考案は、容器に内設したポリ袋に物を入れることで、容器上部から容器底にポ リ袋が滑動するため、ポリ袋の滑動の防止を考えた、そこで容器上縁部外側周囲 に嵌合するベルトを設け、そのベルトを伸縮する形成に考案した、伸縮するベル トは極端な差でない限り順応できるよう構成し、本考案が解決しようとする課題 は、容器に内設したポリ袋の滑動を押止して、較差のある容器に順応できるよう 伸縮するベルトを考案した点にある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案に係るベルトは、先端部の一方に突起を、他方に支えを有するベルトに、 支え部側より等間隔で孔部を設けたものである、又は、後で紹介する各実施例の ように、両先端部に支えを有するもの、ベルトの外側に等間隔で溝（ヒンジ形溝 ）を設け、どんな角度の容器にも順応できるよう形成するものや、ベルトの先端 部に圧着部を有するものがある。

【０００６】

【作用】

本考案に、係るベルトは次のように使用する。 ベルトの先端部の支え部に、ベルトを挿嵌し更に孔部に突起を挿嵌して、二重の 環装状のベルトに、ポリ袋の口端を巻着し、容器にポリ袋の挿設と共に巻着され たベルトは、容器上縁部外側に設置する、内設したポリ袋には物を入れても滑動 することはなく、ポリ袋の着脱には巻着されたベルトと共に、容器上縁部外側よ り掴持して、ポリ袋の着脱を繰返し容器に挿設して使用する。

【０００７】 ベルトの両先端部に、支え部付きベルトの場合には支え部同士の作動で調整する 又は、ベルトの先端部に圧着部付きの場合には圧着部凸と圧着部凹の移動で調整 しポリ袋の挿設は本考案に係る、ポリ袋の固定ベルトの場合と同じ使用である。

【０００８】

【実施例】

実施例１ 実施例１を図１に基づいて説明する。 図１は実施例１を示す斜視図である、ベルト１先端部の支え部４に、ベルト１を 挿嵌し、更に孔部２に突起３を挿嵌して、二重の環装状のベルト１に構成し、孔 部２に挿嵌する突起３の移動で支え部４は、応動してベルト１は伸縮ができて、 較差のある容器５に順応する。

【０００９】 実施例２ 実施例２を図７に基づいて説明する。 図７は実施例２を示す斜視図である、ベルト１両先端部に、支え部４を有する二 重の環装状に構成したベルト１は、支え部４の互いの応動で伸縮ができ、較差の ある容器５に順応する。

【００１０】 実施例３ 実施例３を図８に基づいて説明する。 図８は実施例３を示す斜視図である、ベルト１両先端部に、支え部４を有する二 重の環装状に構成したベルト１の外側に、等間隔で溝（ヒンジ形溝）６を設け、 どんな角度の容器５にも順応する。

【００１１】 実施例４ 実施例４を図９に基づいて説明する。 図９は、実施例４を示す斜視図である、ベルト１先端部の一方に圧着凸部７を、 他方には圧着凹部８を有する環装状に構成したベルト１は、圧着凸部７と圧着凹 部８の移動で伸縮ができ、較差のある容器５に順応する。

【００１２】

【本考案の効果】

本考案に係るポリ袋の固定ベルトを使用の場合には、容器に内設されたポリ袋は 容器底に滑動することはない。握手付きポリ袋（レジ用ポリ袋）を使用しても容 器外側ポリ袋の端が余分に出ることはなく美観によい。ベルトに伸縮性があり、 較差のある容器にも順応でき、蓋付容器にも使用できる。容器より大きいポリ袋 もすっきり内設できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す斜視図である。

【図２】実施例１を示す正面図である。

【図３】実施例１を示す背面図である。

【図４】実施例１を示す図３のＢ−Ｂ線の断面図であ
る。

【図５】実施例１を示す図２のＡ−Ａ線の拡大断面図で
ある。

【図６】実施例１を示す平面図である。

【図７】実施例２を示す斜視図である。

【図８】実施例３を示す斜視図である。

【図９】実施例４を示す斜視図である。

【図１０】ポリ袋を内設した容器の斜視図である。

【図１１】図１０のＣ−Ｃ線の拡大断面図である。

【符号の説明】

１ ベルト ２ 小孔 ３ 突起 ４ 支え ５ 容器 ６ 溝 ７ 圧着凸部 ８ 圧着凹部 ９ ポリ袋

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ベルト（１）の先端部の一方に、突起
   （３）と、他方に支え部（４）を有し、支え部（４）先
   端部側から等間隔で、孔部（２）を設けたポリ袋の固定
   ベルト。
2. 【請求項２】 ベルト（１）の両先端部に、支え部
   （４）を有した、ポリ袋の固定ベルト。
3. 【請求項３】 ベルト（１）の外側に、等間隔で溝
   （６）を設け、両先端部に支え部（４）を有する、ポリ
   袋の固定ベルト。
4. 【請求項４】 ベルト（１）の先端部の一方に、圧着凸
   部（７）を設け、他方に圧着凹部（８）を有する、ポリ
   袋の固定ベルト。