JP3014397U - 樋用落葉受け - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は樋の落葉等によるつまりや腐食を防
止し、樋本来の雨水を下水等に導く事を容易にする。 【構成】 本考案は網状本体１３に４，６を１５により
取付け、４，６のプレート先端を樋８縁部にかけ折曲
し、折曲部に５をかぶせ１０により取付けることによ
り、樋の落葉等によるつまりや樋の腐食を防止すること
に役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は樋のつまり、樋の腐食を防止する為に改善した樋用落葉受けである。

【０００２】

【従来の技術】

樋は直接の雨水又は間接的に落ちる雨水を下水等に導くよう配置されている。 この樋に周囲の落葉等が直接又は間接的に落ち、樋のつまりや腐食をおこして いた。 樋のカバー等もカバー自体に落葉が付着し、樋本来の雨水を下水等に導くこと ができづらくなっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このような落葉等により樋のつまりや底に付着した落葉により腐食を早めてい た。防止策として雨水の受け部を狭めたり、カバー等を付けていたが、狭めた部 分やカバー等に付着し、樋本来の雨水を下水道に導く事に支障をきたしていた。 本考案は取付位置を変えたり、数を増減させることにより落葉等を落葉受で受 ける事により、つまりや本来の雨水を下水等等に導く事に支障をきたしていた事 を解消しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は樋の中に網状本体を片側によせ、取付けプレート４，６により中間に 吊った状態にすることにより問題点を解決している。

【０００５】

【作用】

網状本体を取付けプレート４，６により本体プレート孔１４の左右に孔１２の 左右交互に取付けを変える事により、樋の中で屋根側又は反対側に吊られた状態 が可能になり、樋の中の落葉等を防止し、雨水の流れを容易にした。

【０００６】

【実施例】

以下、添付図面に従って一実施例を説明する。 本考案３は網状のくの字に折れた１３に４，６を１５により取付け、４，６の 取付け部反対の先端を樋の８縁にかけ折曲し、折曲部に５をかぶせ、１０により 取付ける。 この樋用落葉受けはすべて金属等又は樹脂等の材料で用いる事ができる。 １４，１２のプレートは４，６の取付け位置が上下になっているため、雨水の 流れに対して樋の中で３の位置のずれや、落葉の重みに対しても耐えるものであ る。 樋の片側８に寄り吊られた状態のため、雨水はその反対８側と樋の底を流れる ため樋本来の雨水を下水等に導き、１３で受けた落葉は乾燥し風で飛びやすい状 態になる。

【考案の効果】

上述のように、本考案の樋用落葉受けは落葉による樋のつまりや腐食を防止し 、樋本来の直接の雨水等、又は間接的な雨水等を下水等に導くことが容易になっ た。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の樋用落葉受け本体の斜視図である。

【図２】本落葉受の一部を分解した一部破断斜視図であ
る。

【図３】本落葉受けを樋に取付けた樋の断面図である。

【図４】本落葉受けを樋に取付けた一部破断の平面図で
ある。

【図５】本落葉受けを樋に取付けた一部破断の斜視図で
ある。

【符号の説明】

３ 樋用落葉受け本体 ４ 取付けプレートＡ ５ 取付けアーム ６ 取付けプレートＢ ７ 屋根部 ８ 横樋 ９ 縦樋 １０ 取付けネジＢ １１ 網部 １２ 本体プレートＢ １３ 網状本体 １４ 本体プレートＡ １５ 取付けネジＡ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 樋の中に網状の本体を取付けプレートに
   より設置し取付けプレートを左右に使い分ける事によ
   り、屋根側、外側交互に取付けられる事を特徴とする樋
   用落葉受け。