JP3013895U - コネクタの取付構造 - Google Patents

コネクタの取付構造

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JP3013895U
JP3013895U JP1995000157U JP15795U JP3013895U JP 3013895 U JP3013895 U JP 3013895U JP 1995000157 U JP1995000157 U JP 1995000157U JP 15795 U JP15795 U JP 15795U JP 3013895 U JP3013895 U JP 3013895U
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JP
Japan
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connector
panel
elastic pieces
hole
leg
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JP1995000157U
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Inventor
真吾 岩澤
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Koyo Electronics Industries Co Ltd
Original Assignee
Koyo Electronics Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタを安定してパネルに取付けることが
でき、生産性を向上することのできるパネルの取付構造
を得ること。 【構成】 コネクタ1の脚部3の上下方向に複数のスリ
ット5a〜5dを設けて複数の弾性片6a〜6dを形成
し、少なくとも対向する2つの弾性片6a,6bの外壁
面に嵌合穴7a,7bを設けると共に、パネルの穴の内
壁の弾性片6a,6bの嵌合穴7a,7bに対応する位
置に突部を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、ケース内に収容されたバッテリーの如き電気機器のコネク タの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、ケース内に収容されたバッテリーは、ケースの表面パネルに設けた穴 にコネクタを挿入し、バッテリーの端子に接続している。 図10は従来のこの種コネクタの取付構造を示す説明図で、1は大径の頭部2 、これより小径で円筒状の脚部3及び脚部3内に配設された接続端子4からなる コネクタ、11は例えばバッテリー(図示せず)が収容されたケースのパネルで 、コネクタ1の脚部3を挿入する穴12が設けられており、この穴12の内径D2 はコネクタ1の脚部3の外径D1 とほぼ等しく形成されている。
【0003】 コネクタ1はパネル11に設けた穴12に、その脚部3を頭部2がパネル11 の表面に当接するまで挿入され、接続端子4をバッテリーの端子に接続する。そ して、このコネクタ1は、交換などのために客先において引き出せるようになっ ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述のようなコネクタの取付構造においては、パネル11に設けた穴12は、 コネクタ1を安定して取付けるためには、前述のように、コネクタ1の脚部3の 外径とほぼ等しい大きさに形成されていることが必要である。しかしながら、製 品のばらつきのために、コネクタ1の脚部3の外径より大きく形成されているこ とがあり、コネクタ1をパネル11に安定して取付けることができないことがあ る。 このため、生産工程において、バッテリーに関する諸検査を行うにあたっては 、自動検査装置を使用することができず、手作業で検査を行なっていたため多く の工数を要し、生産性の向上を阻害していた。
【0005】 本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、コネクタを安定してパネ ルに取付けることができ、生産性を向上することのできるコネクタの取付構造を 得ることを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)本考案に係るコネクタの取付構造は、コネクタの脚部の上下方向に複数の スリットを設けて複数の弾性片を形成し、少なくとも対向する2つの弾性片の外 壁面に嵌合穴を設けると共に、パネルの穴の内壁の弾性片の嵌合穴に対応する位 置に突部を設けたものである。
【0007】 (2)また、コネクタの脚部の上下方向に複数のスリットを設けて複数の弾性片 を形成し、少なくとも対向する2つの弾性片の外壁面に前記パネルの下面のやや 下方に頂部を有する突部を設けたものである。
【0008】
【作用】
(1)コネクタの脚部をパネルの穴に挿入すると、弾性片はこの穴に設けた突部 により弾性変形してスムーズに挿入され、弾性片に設けた嵌合穴が突部に嵌入し て停止する。このとき、コネクタの頭部はパネルに当接して嵌合穴と突部により ロックされるので、パネルに確実にかつ安定して保持される。
【0009】 (2)また、コネクタの脚部をパネルの穴に挿入すると、弾性片はこれに設けた 突部に押されて弾性変形し、スムーズに挿入される。そして、突部が穴から脱出 すると弾性片は元の状態に戻る。このとき、コネクタの頭部はパネルに当接し、 脚部に設けた突部が穴の外側に突出してロックするので、コネクタはパネルに確 実にかつ安定して保持される。
【0010】
【実施例】 実施例1 図1、図2は本考案の第1の実施例を示すものである。本実施例においては、 コネクタ1の脚部3の上下方向に複数本(図には4本の場合が示してある)のス リット5a,5b,5c,5dを設けて複数の弾性片6a,6b,6c,6dを 形成し、この弾性片6a〜6dのうち少なくとも対向する2つの弾性片(例えば 6aと6b)の外壁面に円形の穴又は凹部(以下嵌合穴という)7a,7b(図 には7bは示してない)を形成する。また、パネル11の穴12の内壁のコネク タ1の嵌合穴7a,7bに対応した位置に、ほぼ半球状の突部13a,13bを 設けたものである。
【0011】 上記のように構成した本実施例において、コネクタ1の脚部3をパネル11の 穴12に挿入すると、弾性片6a,6bは穴12に設けた突部13a,13bに 押されて弾性変形して挿入をたすけ、嵌合穴7a,7bが突部13a,13bの 位置に達すると、図3に示すように、突部13a,13bが嵌合穴7a,7bに 嵌入し、コネクタ1はその位置で停止してロックし、弾性片6a,6bは元の状 態に戻る。このとき、コネクタ1の頭部2はパネル11に当接し、コネクタ1は パネル11に確実にかつ安定して保持される。 コネクタ1を引き出すときは、頭部2を強く引き上げれば、弾性片6a,6b が弾性変形して嵌合穴7a,7bと突部13a,13bとの嵌合が外れるので容 易に抜き出すことができる。
【0012】 実施例2 図4は本考案の第2の実施例のコネクタ1を示すもので、本実施例は第1の実 施例の円形の嵌合穴7a,7bに代えて四角形の嵌合穴8a,8bを設け、また 、図5に示すように、パネル11の穴12の内壁のコネクタ1の嵌合穴8a,8 bに対応する位置に、高さ方向のほぼ中央部を頂点とする断面三角形状の突部1 4a,14bを設けたものである。 本実施例の作用効果は、第1の実施例の場合とほぼ同様である。
【0013】 実施例3 図6は本考案の第3の実施例のコネクタを示すものである。本実施例は少なく とも対向する2つの弾性片(例えば6aと6b)の外壁に、図7に示すように、 パネル11の下面のやや下方に頂点を有する断面ほぼ三角形状の突部9a,9b を設けたものである。
【0014】 上記のような本実施例において、コネクタ1の脚部3をパネル11の穴12に 挿入すると、弾性片6a,6bはこれに設けた突部9a,9bに押されて弾性変 形して挿入され、突部9a,9bが穴12から脱出すると弾性片6a,6bは図 7に示すように元の状態に戻る。このとき、コネクタ1の頭部2はパネル11に 当接し、脚部3に設けた突部9a,9bがパネル11の穴12の外側に突出して ロックするので、コネクタ1はパネル11に確実にかつ安定して保持される。 コネクタ1を引き出すときは、コネクタ1を強く引き上げれば、弾性片6a, 6bが弾性変形して突部9a,9bが穴12内に引っ込められるので、容易に抜 き出すことができる。
【0015】 実施例4 本実施例は図8、図9に示すように、実施例3の脚部3に設けた断面三角形状 の突部9a,9bに代えて、弾性片6a,6bに半球状の突部10a,10bを 設けたもので、その作用効果は第3の実施例の場合とほぼ同じである。
【0016】 上記の各実施例では、コネクタの脚部に4本のスリットを設けて4つの弾性片 を形成した場合を示したが、スリットの数はこれに限定するものではなく、2本 以上であればよい。また、対向する2つの弾性片に嵌合穴又は突部を設けた場合 を示したが、3つ又はそれ以上の弾性片に嵌合穴又は突部を設けてもよい。
【0017】
【考案の効果】
(1)本考案に係るコネクタの取付構造は、コネクタの脚部の上下方向に複数の スリットを設けて複数の弾性片を形成し、少なくとも対向する2つの弾性片の外 壁面に嵌合穴を設けると共に、パネルの穴の内壁の弾性片の嵌合穴に対応する位 置に突部を設け、
【0018】 (2)又は、コネクタの脚部の上下方向に複数のスリットを設けて複数の弾性片 を形成し、少なくとも対向する2つの弾性片の外壁面に前記パネルの下面のやや 下方に頂部を有する突部を設けて、コネクタの脚部をパネルに挿入したときは、 嵌合穴又は突部によりコネクタをロックするようにしたので、コネクタを確実か つ安定してパネルに取付けることができる。このため、諸検査を行うにあたり自 動検査装置を使用することができるなど、生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例のコネクタの正面図及び
下面図である。
【図2】第1の実施例のパネルの断面図である。
【図3】第1の実施例の作用説明図である。
【図4】第2の実施例のコネクタの正面図である。
【図5】第2の実施例の作用説明図である。
【図6】第3の実施例のコネクタの正面図である。
【図7】第3の実施例の作用説明図である。
【図8】第4の実施例のコネクタの正面図である。
【図9】第4の実施例の作用説明図である。
【図10】従来のコネクタの取付構造を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 頭部 3 脚部 4 接続端子 5a〜5d スリット 6a〜6d 弾性片 7a,7b、8a,8b 嵌合穴 9a,9b、10a,10b 突部 11 パネル 12 穴 13a,13b,14a,14b 突部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭部、円筒状の脚部及び該脚部内に配設
    された接続端子からなるコネクタの脚部をケースのパネ
    ルに設けた穴に挿入し、該ケース内に収容された電気機
    器の端子に前記接続端子を接続するようにしたコネクタ
    の取付装置において、 前記コネクタの脚部の上下方向に複数のスリットを設け
    て複数の弾性片を形成し、少なくとも対向する2つの弾
    性片の外壁面に嵌合穴を設けると共に、前記パネルの穴
    の内壁の前記弾性片の嵌合穴に対応する位置に突部を設
    けたことを特徴とするコネクタの取付構造。
  2. 【請求項2】 頭部、円筒状の脚部及び該脚部内に配設
    された接続端子からなるコネクタの脚部をケースのパネ
    ルに設けた穴に挿入し、該ケース内に収容された電気機
    器の端子に前記接続端子を接続するようにしたコネクタ
    の取付装置において、 前記コネクタの脚部の上下方向に複数のスリットを設け
    て複数の弾性片を形成し、少なくとも対向する2つの弾
    性片の外壁面に前記パネルの下面のやや下方に頂部を有
    する突部を設けたことを特徴とするコネクタの取付構
    造。
JP1995000157U 1995-01-23 1995-01-23 コネクタの取付構造 Expired - Lifetime JP3013895U (ja)

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