JP3013695U - 自動車の座席に取付けるクッション - Google Patents

自動車の座席に取付けるクッション

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JP3013695U
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JP1995001051U
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Inventor
久彬 平部
Original Assignee
久彬 平部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】安定した運転姿勢が得られ、運転者の脊椎を正
常に支持することにより腰部の筋肉疲労を軽減すること
ができる自動車の座席に取付けるクッションを提供す
る。 【構成】クッション1を座席3の座部3aと背もたれ部
3bとの接合部の間隙3cに嵌合する略く字状の嵌合面
1aと運転者の臀部を支える臀部支持面1bとを有する
断面三角形状に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の座席に取付けて使用するクッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車の運転、特に長時間の運転により運転者の腰部に不良なストレスが蓄積 し、腰部の筋肉疲労による腰痛等を引き起こすことは一般的に知られていること である。その原因としては、自動車の座席の座部と背もたれ部との接合部の間隙 に運転者の臀部が落ち込むことにより前傾姿勢となり、正常な状態では略S字状 の脊椎が、後方に湾曲した状態になるためと考えられる。 そこで、従来、特にタクシーや長距離トラックの運転者等は、小さな枕状のも のを座部と背もたれ部の間に置いたり、背もたれ部と腰の間にクッションを介在 させて運転姿勢を正常に保つ工夫をしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の方法は、自動車の運転を専業とする一部の運転者が各自 それぞれ創意工夫して行っていることであり、広く一般の運転者の間で認識され ているとは言い難く、その理由は、特に専用の器具がなかったことに由来すると 思われる。そこで、本出願人は鋭意研究の結果、本考案をするに至った。 本考案は、上記問題点に鑑み、安定した運転姿勢が得られ、運転者の脊椎を正 常に支持することにより腰部の筋肉疲労を軽減することができる自動車の座席に 取付けるクッションを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案では、自動車の座席に取付けるクッションを、自動車の座席の 座部と背もたれ部との接合部の間隙に嵌合する嵌合面と運転者の臀部を支える臀 部支持面とを有し、断面を略三角形状に形成した。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案に係るクッションの斜視図、図2は本考案に係るクッションを座 席に取付けた状態を示す斜視図、図3(A)は従来の運転姿勢を示す側面図、( B)は座席に本案クッションを取付けた場合の運転姿勢を示す側面図、図4は他 の実施例を示す斜視図である。
【0006】 図1及び図2に示すように、クッション1は座席3の座部3aと背もたれ部3 bとの接合部の間隙3cに嵌合する略く字状の嵌合面1aと運転者の臀部を支え る臀部支持面1bとを有し、断面を三角形状に、クッション1全体としては三角 柱状に形成されている。 クッション1は外側を布で覆い弾力性の高いウレタン樹脂のクッション材を内 包して縫合形成されており、運転者の臀部を柔軟に支持する。
【0007】 クッション1の両端からは背もたれ部3bを捲巻して座席に装着する帯状のバ ンド2が取付けられている。このバンド2の端部には面ファスナー2a(パイル 面)及び面ファスナー2b(フック面)が取付けられており、バンド2を背もた れ部3bに巻き付けた後、端部同士を貼着して止めるようにされている。
【0008】 次に本実施例の作用について説明する。 図3(A)に示すように、従来のように座席3に何も置かない状態で、長時間 の運転を行うと座席3の座部3bと背もたれ部3aとの接合部の間隙3cに運転 者の臀部が落ち込むことにより前傾姿勢となる。このため正常な状態では、略S 字状の脊椎が腰の部分で後方に湾曲した状態になる。この姿勢を長時間続けると 運転者の腰部の筋肉は緊張状態を強いられ筋肉疲労が起こり、その結果、腰痛等 を引き起こすことになる。 そこで、図3(B)に示すように、座席3に本実施例のようなクッション1を 取付けると、座部3bと背もたれ部3aとの接合部の隙間3cへの臀部の落ち込 みが規制され、脊椎が後方に湾曲するのを防ぐことができ、正常な運転姿勢の維 持が可能になる。その結果、腰部の筋肉疲労が軽減される。 尚、本実施例では、クッション1の臀部支持面1bを平坦に設け、断面三角形 状に形成しているが、これに限定されるものではなく、図4に示すように、臀部 支持面1bを湾曲させて、断面扇状に形成したものでもよく、所期の効果を達成 できることは言うまでもない。
【0009】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、安定した運転姿勢が得られ、運転者の脊 椎を正常に支持することにより腰部の筋肉疲労を軽減することができるという優 れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るクッションの斜視図である。
【図2】本考案に係るクッションを座席に取付けた状態
を示す斜視図である。
【図3】(A)は従来の運転姿勢を示す側面図、(B)
は座席に本案クッションを取付けた場合の運転姿勢を示
す側面図である。
【図4】他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 クッション 1a 嵌合面 1b 臀部支持面 2 バンド 2a 面ファスナー(パイル面) 2b 面ファスナー(フック面) 3 座席 3a 座部 3b 背もたれ部 3c 間隙

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の座席の座部と背もたれ部との接合
    部の間隙に嵌合する嵌合面と運転者の臀部を支える臀部
    支持面とを有し、断面が略三角形状に形成されているこ
    とを特徴とするクッション。
JP1995001051U 1995-01-17 1995-01-17 自動車の座席に取付けるクッション Expired - Lifetime JP3013695U (ja)

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