JP3013362B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JP3013362B2
JP3013362B2 JP1250094A JP25009489A JP3013362B2 JP 3013362 B2 JP3013362 B2 JP 3013362B2 JP 1250094 A JP1250094 A JP 1250094A JP 25009489 A JP25009489 A JP 25009489A JP 3013362 B2 JP3013362 B2 JP 3013362B2
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video signal
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signal processing
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、アスペクト比が大小の二つの標準方式間
での映像信号の変換に好適な映像信号処理装置に関す
る。
〔発明の概要〕
この発明は、アスペクト比が大小の二つの標準方式間
で映像信号の変換を行う映像信号処理装置において、広
角・通常の両方式のアスペクト比の比率にほぼ等しい比
率でデジタル映像信号を抽出し、補間により複数倍の情
報信号を形成し、補間されたデジタル映像信号を所定間
隔で間引くことにより、再生画像の幾何学的歪みを防止
するようにしたものである。
〔従来の技術〕 周知のように、現行のテレビジョン標準方式では、第
5図に鎖線で示したように、画面の横縦比(アスペクト
比)が4:3に定められていた。
近時、視聴者の臨場感を高めるために、走査線数を同
一に維持しながら、第5図に実線で示したように、アス
ペクト比を16:9にした幅広の画面のテレビジョン標準方
式が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、アスペクト比が大きい広角方式のカメラで
撮影された映像信号を、アスペクト比が小さい通常方式
の受像機にそのまま供給した場合、通常方式のアスペク
ト比Arnと、広角方式のアスペクト比Arwとの比率Arn/Ar
w=3/4で、水平方向が圧縮された縦長の再生画像が表示
されてしまうという問題が生ずる。
このような再生画像の幾何学的歪みを防止するために
は、何らかの映像信号処理が必要であり、例えば、特開
昭59−122286号公報に開示されたように、高精細度・広
角方式の有効画面を水平方向に削り、残った画面の画素
数を通常方式の有効画面の画素数に合わせるようにした
変換方法が知られている。
しかしながら、この変換方法では、変換対象が通常方
式の有効走査線の2倍に限定されると共に、広角方式の
標本化周波数が通常方式の有効画面の画素数に合わせる
ように決められるため、前述のように、走査線数が同一
の広角・通常方式間の信号処理には直ちに適用すること
ができない。
かかる点に鑑み、この発明の目的は、走査線数が同一
の広角・通常方式間で、再生画像の幾何学的歪みを防止
することのできる映像信号処理装置を提供するところに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の映像信号処理装置は、走査線数が同一で、
アスペクト比が大きい第1の標準方式の映像信号をアス
ペクト比が小さい第2の標準方式の映像信号に変換する
映像信号処理装置において、上記第1の標準方式の第1
のデジタル映像信号が供給され、この第1のデジタル映
像信号の水平方向の有効画素のみを上記第1及び第2の
標準方式の各アスペクト比の比率にほぼ等しい所定の比
率で抽出する抽出回路と、この抽出回路により抽出され
たデジタル映像信号が供給されて、補間により水平方向
に所定の複数倍の情報信号を形成する補間回路と、この
補間回路の出力信号を所定間隔で間引くことにより水平
方向の有効画素数を上記第2の標準方式の第2のデジタ
ル映像信号と等しくする間引き回路とを有するものであ
る。
〔作用〕
かかる構成によれば、再生画像の幾何学的歪みが防止
される。
〔実施例〕
以下、第1図及び第2図を参照しながら、この発明に
よる映像信号処理装置の実施例の前提となる構成につい
て説明する。
この発明の実施例の前提となるの構成を第1図に示
す。
第1図において、広角方式のカメラ(1W)により撮影
された被写体Objの映像信号が、映像信号処理装置(1
0)を経て、通常方式の受像機(2N)に供給される。
(11)はラインメモリであって、ファストイン・ファ
ストアウト(FIFO)型に構成され、書き込み及び読み出
しがイネイブル信号によって独立に制御される。カメラ
(1W)からの広角方式の映像信号が、A−D変換器(1
2)においてデジタル化されて、ラインメモリ(11)に
供給され、ラインメモリ(11)からの出力データはD−
A変換器(13)においてアナログの映像信号に再変換さ
れる。
現行の業務用デジタルVTRには、コンポーネント信号
対応のD−1方式(いわゆる4:2:2方式)と、コンポジ
ット信号対応のD−2方式とがあるが、この実施例はい
ずれの方式のデジタル映像信号にも適用することができ
る。
ラインメモリ(11)の入力側とA−D変換器(12)と
に共通に書き込みクロックが供給されるとともに、周波
数変換器(14)を介して、ラインメモリ(11)の出力側
とD−A変換器(13)とに共通に読み出しクロックとし
て供給される。書き込みクロック及び読み出しクロック
の周波数は、例えばそれぞれ次のように設定される。
fw=13.5MHz,fr=10.125MHz D−A変換器(13)の出力は低域フィルタ(15)を介
して受像機(2N)に供給される。
第1図の実施例の前提となる構成の動作は次のとおり
である。
A−D変換器(12)から第2図Aに示すような広角方
式の1ライン分、例えば、720サンプルの映像データSa
がラインメモリ(11)に供給されるとともに、同図Bに
示すように、映像データSaの12/16=75%の期間に「H
i」となる書き込みイネイブル信号Sbがラインメモリ(1
1)に供給されて、同図Cに示すように、1ライン分の
映像データSaの75%、例えば、540サンプルの映像デー
タScがラインメモリ(11)に書き込まれる。
一方、読み出しイネイブル信号(図示せず)は映像デ
ータSaの100%の期間で「Hi」となり、ラインメモリ(1
1)に書き込まれた映像データScはそのすべてが読み出
される。
前述のように、この実施例の前提となる構成では、書
き込みクロック及び読み出しクロックの周波数比が100:
75に設定されているため、第2図Dに示すように、ライ
ンメモリ(11)から読み出された映像データSdは、その
時間軸が100/75倍に伸長されている。
従って、この時間軸伸長された映像データSdが、受像
機(2N)に供給されると、再生画像は通常方式の有効画
面全域に映出されて、前述のような幾何学的歪みが発生
しない。
次に、第3図及び第4図を参照しながら、この発明に
よる映像信号処理装置の実施例について説明する。
この発明の実施例の構成を第3図に示す。この第3図
において前出第1図に対応する部分には同一の符号を付
して重複説明を省略する。
第3図において、(16)はオーバサンプリング・デジ
タルフィルタ(O/Sフィルタ)であって、ラインメモリ
(11)から読み出された映像データが供給されて、オー
バサンプリング処理(補間)が施される。O/Sフィルタ
(16)の出力が間引き回路(17)に供給されて、間引き
処理が施される。その余の構成は前出第1図と同様であ
る。
第3図の実施例の動作は次のとおりである。
ラインメモリ(11)から第4図Dに示すような、例え
ば、ライン当たり540サンプルの映像データSdがO/Sフィ
ルタ(16)に供給されて、4倍のオーバサンプリング処
理が施され、同図Eに示すように、O/Sフィルタ(16)
の出力データSeのサンプル数は入力データSdの4倍、例
えば、ライン当たり2160になる。
間引き回路(17)において,O/Sフィルタ(16)の出力
データSeに1/3倍の間引き処理が施されて、同図Fに示
すように、間引き回路(17)の出力データSfのサンプル
数はO/Sフィルタ(16)の出力データSeの1/3倍、例え
ば、ライン当たり720となり、通常方式の1ライン分の
映像データと同数となる。
従って、この同数の映像データSfが受像機(2N)に供
給されると、再生画像は通常方式の有効画面全域に映出
されて、前述のような幾何学的歪みが発生しない。
なお、第3図の実施例では、抽出、補間、間引の順に
信号処理したが、勿論、この処理順序は任意に変更し得
るものである。
〔発明の効果〕
この発明の映像信号処理装置によれば、走査線数が同
一の広角・通常の両方式間において、両方式のアスペク
ト比の比率にほぼ等しい比率で水平方向にのみデジタル
映像信号を抽出し、補間により複数倍の情報信号を形成
し、補間されたデジタル映像信号を所定間隔で間引くよ
うにしたので、再生画像の幾何学的歪みを防止すること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による映像信号処理装置の実施例の前
提となる構成を示すブロック図、第2図はこの発明の一
実施例の動作を説明するためのタイムチャート、第3図
はこの発明の実施例の構成を示ブロック図、第4図はこ
の発明の一実施例の動作を説明するためのタイムチャー
ト、第5図はこの発明を説明するための線図である。 (1W)は広角方式のカメラ、(2N)は通常方式の受像
機、(10),(10A)は映像信号処理装置、(11)はラ
インメモリ、(14)は周波数変換器、(16)はオーバサ
ンプリング・デジタルフィルタ(O/Sフィルタ)、(1
7)は間引き回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走査線数が同一で、アスペクト比が大きい
    第1の標準方式の映像信号をアスペクト比が小さい第2
    の標準方式の映像信号に変換する映像信号処理装置にお
    いて、 上記第1の標準方式の第1のデジタル映像信号が供給さ
    れ、この第1のデジタル映像信号の水平方向の有効画素
    のみを上記第1及び第2の標準方式の各アスペクト比の
    比率にほぼ等しい所定の比率で抽出する抽出回路と、 この抽出回路により抽出されたデジタル映像信号が供給
    されて、補間により水平方向に所定の複数倍の情報信号
    を形成する補間回路と、 この補間回路の出力信号を所定間隔で間引くことにより
    水平方向の有効画素数を上記第2の標準方式の第2のデ
    ジタル映像信号と等しくする間引き回路とを 有することを特徴とする映像信号処理装置。
JP1250094A 1989-09-26 1989-09-26 映像信号処理装置 Expired - Lifetime JP3013362B2 (ja)

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