JP3012906U - 製パン器 - Google Patents

製パン器

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JP3012906U
JP3012906U JP1994016859U JP1685994U JP3012906U JP 3012906 U JP3012906 U JP 3012906U JP 1994016859 U JP1994016859 U JP 1994016859U JP 1685994 U JP1685994 U JP 1685994U JP 3012906 U JP3012906 U JP 3012906U
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motor
bread
kneading
dough
state
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JP1994016859U
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Inventor
謙 吾 林
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船井テクノシステム株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パン生地の状態に対応して、良好な工程で製
パンを行う。 【構成】 混練工程で混練を行っているモータの回転速
度に応じた信号を混練されるパン生地の状態を示すパン
生地状態情報として出力するパン生地状態検出手段と、
前記パン生地状態情報として出力される信号に対応して
前記パン生地状態に適合した混練を行うためのモータオ
ン/オフ制御情報を前記信号に対応させて記憶したモー
タオン/オフ制御情報記憶手段と、前記パン生地状態検
出手段からパン生地状態情報として出力される信号を基
に、前記モータオン/オフ制御情報記憶手段から読み出
したモータオン/オフ制御情報により前記モータをオン
/オフ制御するモータ制御手段とを備えた製パン器であ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パン生地の状態に適合した混練を行い、良質のパン生地を製造す ることのできる製パン器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の製パン器の制御回路の構成を示すブロック図である。この制御 回路50において、51はシステム制御を行うマイクロコンピュータ、52はヒ ータ53のヒータ電流をオン/オフするためのリレーである。54は送風ヒータ 55のヒータ電流をオン/オフするためのリレーである。56と57は夫々撹拌 モータ58、送風モータ59をオン/オフするリレーである。マイクロコンピュ ータ51は、メモリとしてROMおよびRAMを備え、さらにインターフェース としてI/OポートやA/Dコンバータを備えている。前記ROMには、製パン 各工程の実行に関係する制御プログラムの格納されているROM60および関連 データが記憶格納されているROM61がある。また、63,64は表示部、6 5は操作部、66は製パン器庫内温度センサである。
【0003】 62は製パン器の電源回路であり、1次側商用電源を制御回路用の直流電源に 変換し供給すると共に、ヒータ53,送風ヒータ55,撹拌モータ58,送風モ ータ59に交流電力を供給する。
【0004】 次に上述した製パン器の撹拌モータの駆動制御動作について説明する。図6は この製パン器撹拌モータの駆動制御の動作を示すフローチャートである。このフ ローチャートによれば、まずROM60あるいはROM61からミキシング(混 練)工程およびその時間などの情報が読み出され(ステップS1)、混練工程が 開始する。この結果、撹拌モータ58が駆動されてパン生地のミキシングが行わ れる(ステップS2)。この混練工程における撹拌モータ58によるパン生地の 混練はパン生地の状態にかかわらず行われ、また撹拌モータの駆動時間はあらか じめ決定されており、この駆動時間が経過すると撹拌モータ58は停止し、混練 工程が終了する(ステップS3,ステップS4)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来の製パン器は以上のように構成されているので、最初に製パン器庫内にパ ン生地を投入したとき、混練されるパン生地の状態は硬めの場合もあり、また柔 らかめの場合もあるのに対し、パン生地は一定の条件の基で回転する撹拌モータ により行われるので、パン生地の状態に応じた混練が行われず、硬めあるいは柔 らかめなどの状態に対応した良質のパン生地を製造するのが容易でない問題点が あった。
【0006】 本考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、最初に投入し たパン生地の状態に対応した混練を行い、良質のパン生地を製造できる製パン器 を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る製パン器は、パン焼成ケースに投入した水とパン材料とを混練工 程で混練してパン生地を作り、前記パン生地を発酵工程で発酵させ、仕上工程で 前記パン生地を調整した後、焼成工程でパンを焼成する製パン器において、前記 混練工程で混練を行っているモータの回転速度を検出し、検出した回転速度に対 応した信号を前記混練されるパン生地の状態を示すパン生地状態情報として出力 するパン生地状態検出手段と、前記パン生地状態情報として出力される信号に応 じて前記パン生地状態に適合した混練を行うためのモータオン/オフ制御情報を 前記信号に対応させて記憶したモータオン/オフ制御情報記憶手段と、前記パン 生地状態検出手段からパン生地状態情報として出力される信号を基に、前記モー タオン/オフ制御情報記憶手段から読み出したモータオン/オフ制御情報により 前記モータをオン/オフ制御するモータ制御手段とを備えたものである。
【0008】 また、前記パン生地状態検出手段は、混練工程で混練を行っているモータの回 転速度を検出し、検出した回転速度に対応した単位時間あたりのパルスカウンタ 数を前記混練されるパン生地の状態を示すパン生地状態情報としてリアルタイム で出力していることを特徴とする。 また、前記モータオン/オフ制御情報記憶手段は各種のパン生地状態に適合し た混練を行うためのモータオン/オフ制御情報をそれぞれに対応する前記単位時 間あたりのパルスカウンタ数としてテーブル化して記憶していることを特徴とす る。
【0009】
【作用】
本考案における製パン器は、パン生地状態に適合した混練を行うためのモータ オン/オフ制御情報を、混練されるパン生地の状態を示すパン生地状態情報とし て混練工程で混練を行っているモータの回転速度に応じて出力される信号に対応 させてモータオン/オフ制御情報記憶手段に記憶しておき、パン生地状態情報と して出力される前記信号を基に、前記モータオン/オフ制御情報記憶手段から読 み出したモータオン/オフ制御情報により前記モータをオン/オフ制御すること で、混練されるパン生地の状態に応じた前記モータのオン/オフ制御を可能にし て、混練されるパン生地の状態に応じた混練および良質なパン生地の製造を実現 する。
【0010】 また、本考案における製パン器は、前記パン生地状態検出手段は単位時間あた りのパルスカウンタ数をリアルタイムで常時出力している。 また、本考案における製パン器は、各種のパン生地状態に適合した混練を行う ためのモータオン/オフ制御情報を、それぞれに対応した単位時間あたりのパル スカウンタ数としてテーブル化して、モータオン/オフ制御情報記憶手段に記憶 しているので、パン生地状態情報として出力される前記パルスカウンタ数を基に 、最新情報の前記モータオン/オフ制御情報記憶手段から読み出したモータオン /オフ制御情報により前記モータをオン/オフ制御を更新することで、混練され るパン生地の状態に応じた前記モータのオン/オフ制御を可能にして、混練され るパン生地の状態に応じた混練および良質な状態のよいパン生地の製造を実現す る。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の製パン器の一実施例を図について説明する。図1は、本実施例 の製パン器に使用されるパン生地を混練するための撹拌モータの制御の構成を示 す説明図である。本実施例の製パン器の撹拌モータ8の出力軸9には、複数のス リット10が形成された円盤11が取り付けられている。12は撹拌モータ8の 出力軸に固定されたタイミングプーリ、13はタイミングプーリの回転をパン生 地を混練する混練部である製パン器庫内の容器(図示してない)に伝達するタイ ミングベルトである。14は撹拌モータ8を駆動するためのリレー回路である。 15は円盤11に形成されたスリット10を検出するための発光部と受光部とを 備えたスリット検出器、16はスリット10検出器15から出力されるパルス状 のスリット検出信号を増幅する増幅器である。
【0012】 17はマイクロコンピュータ、17aはスリット検出器15から出力されるス リット検出信号を取り込むためのマイクロコンピュータ17の入力ポート、17 bは撹拌モータ8を駆動制御するためリレー回路14に供給される制御信号が出 力される出力ポートである。18はRAMであり、入力ポートから取り込まれた スリット検出信号を計数する単位時間当りのカウンタ値を格納するレジスタ18 aが設定されている。19はROMであり、図2に示すように最初に測定された 単位時間当りのカウンタ値C(N)〜C(N+1)に対応したモータオン/オフ データDNが設定されたテーブル19aが格納されている。このモータオン/オ フデータDNは、撹拌モータ8を駆動する際のモータオン/オフの単位時間当り のカウンタ値で示されており、最初に測定された単位時間当りのカウンタ値C( N)〜C(N+1)に対応して夫々異なった値に設定されたデータであり、パン 生地の硬さに応じて良好な状態のパン生地を製造するために撹拌モータ8の駆動 制御を行うデータである。
【0013】 図3と図4は、本実施例の製パン器の撹拌モータ8の制御動作を示すフローチ ャートであり、このフローチャートに基づき動作について説明する。この製パン 器でパンを製造するためには、撹拌工程や発酵工程、さらには焼成工程などの各 工程を制御プログラムに基づいてシーケンシャルに実行しパンを製造する。この 最初の撹拌工程においては、撹拌モータ8が駆動されてパン生地をミキシングす る。このときマイクロコンピュータ17は、スリット検出器15から出力される スリット検出信号を入力ポート17aから取り込み、そのエッジを計数し、レジ スタ18aに格納する(ステップS11,ステップS12)。このスリット検出 信号の計数動作は、スリット検出信号のエッジによる割込み処理により行われる 。
【0014】 一方、このマイクロコンピュータ17では図3に示すタイマ割込み処理が行わ れる。先ず、マイクロコンピュータ17のプログラムなどで制御される1秒カウ ンタにより、1秒カウンタが1秒経過しているかを調べる。1秒経過していなか ったら1秒カウンタをインクリメントしてリターンする(ステップS31,S3 2)。もし1秒経過していたら1秒カウンタをリセットして次に進む(ステップ S33)。 ここで、前記レジスタ18aに格納されている最初に測定されたカウンタ値が 所定の単位時間毎に読み出され(ステップS34)、さらにこの最初に測定され た単位時間毎のカウンタ値を基に図2に示すテーブル19aによりモータオン/ オフデータが読み出され設定され(ステップS35)、制御信号として出力ポー ト17bからリレー回路14へ出力され、またカウンタ値をリセット、すなわち 、前記レジスタ18aをリセットする(ステップS36,S37)。このモータ オン/オフデータは、前記最初に測定された単位時間当りのカウンタ値に対応し たオン/オフデータであり、リレー回路14は前記オン/オフデータに対応した カウンタ値の更新周期でオン/オフし、モータを駆動するので、良好な撹拌工程 となる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以下のような効果を奏する。すなわち、パン生地が硬めであるときに は単位時間当りのカウンタ値は小さくなり、またパン生地が柔らかめであるとき には単位時間当りのカウンタ値は大きくなるので、パン生地の最初の状態をこの カウンタ値から推定する。次に、テーブルには、このパン生地の状態に対応した 単位時間当りのカウンタ値に応じて良好な状態のパン生地を製造できるように撹 拌モータの駆動制御を行うモータオン/オフデータが格納されているので、パン 生地の状態に対応した最適な混練が撹拌モータにより行われることになり、良好 な状態のパン生地、さらには良質なパンが製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による製パン器に使用される
パン生地を混練するための撹拌モータの制御の構成を示
す説明図である。
【図2】本考案の一実施例による製パン器に使用される
パン生地を混練するための撹拌モータの制御に用いられ
るテーブルの構成を示す説明図である。
【図3】本考案の一実施例による製パン器に使用される
パン生地を混練するための撹拌モータの制御動作を示す
フローチャートである。
【図4】本考案の一実施例による製パン器に使用される
パン生地を混練する撹拌モータの制御のためのスリット
検出信号の取り込み動作を示すフローチャートである。
【図5】従来の製パン器の制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】従来の製パン器の撹拌モータの駆動制御を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
8 混練モータ 14 リレー回路 17 マイクロコンピュータ(モータ制御手段) 15 スリット検出器(パン生地状態検出手段) 19a テーブル(モータオン/オフ制御情報記憶手
段)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パン焼成ケースに投入した水とパン材料
    とを混練工程で混練してパン生地を作り、前記パン生地
    を発酵工程で発酵させ、仕上工程で前記パン生地を調整
    した後、焼成工程でパンを焼成する製パン器において、
    前記混練工程で混練を行っているモータの回転速度を検
    出し、検出した回転速度に対応した信号を前記混練され
    るパン生地の状態を示すパン生地状態情報として出力す
    るパン生地状態検出手段と、前記パン生地状態情報とし
    て出力される信号に応じて前記パン生地状態に適合した
    混練を行うためのモータオン/オフ制御情報を前記信号
    に対応させて記憶したモータオン/オフ制御情報記憶手
    段と、前記パン生地状態検出手段からパン生地状態情報
    として出力される信号を基に、前記モータオン/オフ制
    御情報記憶手段から読み出したモータオン/オフ制御情
    報により前記モータをオン/オフ制御するモータ制御手
    段とを備えたことを特徴とする製パン器。
  2. 【請求項2】 前記パン生地状態検出手段は、混練工程
    で混練を行っているモータの回転速度を検出し、検出し
    た回転速度に対応した単位時間あたりのパルスカウンタ
    数を前記混練されるパン生地の状態を示すパン生地状態
    情報としてリアルタイムで出力していることを特徴とす
    る請求項1記載の製パン器。
  3. 【請求項3】 前記モータオン/オフ制御情報記憶手段
    は各種のパン生地状態に適合した混練を行うためのモー
    タオン/オフ制御情報をそれぞれに対応する前記単位時
    間あたりのパルスカウンタ数としてテーブル化して記憶
    していることを特徴とする請求項2記載の製パン器。
JP1994016859U 1994-12-22 1994-12-22 製パン器 Expired - Lifetime JP3012906U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017164019A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 自動製パン器

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