JP3012626B1 - 無線選択呼出装置 - Google Patents
無線選択呼出装置Info
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- JP3012626B1 JP3012626B1 JP10349544A JP34954498A JP3012626B1 JP 3012626 B1 JP3012626 B1 JP 3012626B1 JP 10349544 A JP10349544 A JP 10349544A JP 34954498 A JP34954498 A JP 34954498A JP 3012626 B1 JP3012626 B1 JP 3012626B1
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
【要約】
【課題】 無線選択呼出装置における同期確立するまで
の消費電力の低減を図ることである。 【解決手段】 非同期状態において、同期信号検出をお
こなう前に周波数チャネルでの受信電界があるかを確認
し、電界を検出した周波数チャネルに対して引き続き同
期信号の検出を行って、同期確立を的確に行う。各周波
数チャネルのスキャン状態において、同期信号検出する
のに、同期パターンをある程度の時間監視して、無線部
12への電源供給時間を増やす。電界レベルを先に検出
することにより、短い時間内で電界レベルを確認し、エ
ラーなどが多発しやすい状況下での同期検出を避けて、
消費電力の低減を図る。
の消費電力の低減を図ることである。 【解決手段】 非同期状態において、同期信号検出をお
こなう前に周波数チャネルでの受信電界があるかを確認
し、電界を検出した周波数チャネルに対して引き続き同
期信号の検出を行って、同期確立を的確に行う。各周波
数チャネルのスキャン状態において、同期信号検出する
のに、同期パターンをある程度の時間監視して、無線部
12への電源供給時間を増やす。電界レベルを先に検出
することにより、短い時間内で電界レベルを確認し、エ
ラーなどが多発しやすい状況下での同期検出を避けて、
消費電力の低減を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線選択呼出装置
に関し、特に、ゾーン(以下エリアという)ごとに選択
呼出信号の周波数が異なり、この周波数の掃引順番(以
下スキャンリストという)に従い、受信エリアの切替え
手段を有する無線選択呼出装置に関する。
に関し、特に、ゾーン(以下エリアという)ごとに選択
呼出信号の周波数が異なり、この周波数の掃引順番(以
下スキャンリストという)に従い、受信エリアの切替え
手段を有する無線選択呼出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線選択呼出装置は、小
型化をはじめとした多様なデザインから多種多様の電池
が使用されており、これらの限れた電源供給能力をいか
に、無線選択呼出装置として消費電力を低減していくか
の工夫がなされている。また、情報量の増加とともに新
規信号方式での通信サービスが行われており、旧信号方
式とのタイムシュアリングによる異なった複数の信号方
式での混成システムサービスが行われている。こうした
状況下にて消費電力を無駄なく電池寿命を延ばす工夫と
して、受信周波数がロックされた後の同期確立状態で間
欠受信をおこなうことによる電源供給時間の制限により
消費を抑えるている。また、無線選択呼出装置利用者の
行動エリアが広域化しており、周波数が異なるエリア間
での移動が増加している。このため、エリアが切替わる
たびに、一時的に同期信号が検出されるまで非同期状態
となるケースが増えている。たとえば特開平06−31
5001号公報には、この非同期時において周波数チャ
ネルを切替えながら同期信号を検出し、定められた回数
検出されない場合に無線部動作を一定時間停止すること
により電池寿命の長時間化を図った無線選択呼出装置が
開示されている。
型化をはじめとした多様なデザインから多種多様の電池
が使用されており、これらの限れた電源供給能力をいか
に、無線選択呼出装置として消費電力を低減していくか
の工夫がなされている。また、情報量の増加とともに新
規信号方式での通信サービスが行われており、旧信号方
式とのタイムシュアリングによる異なった複数の信号方
式での混成システムサービスが行われている。こうした
状況下にて消費電力を無駄なく電池寿命を延ばす工夫と
して、受信周波数がロックされた後の同期確立状態で間
欠受信をおこなうことによる電源供給時間の制限により
消費を抑えるている。また、無線選択呼出装置利用者の
行動エリアが広域化しており、周波数が異なるエリア間
での移動が増加している。このため、エリアが切替わる
たびに、一時的に同期信号が検出されるまで非同期状態
となるケースが増えている。たとえば特開平06−31
5001号公報には、この非同期時において周波数チャ
ネルを切替えながら同期信号を検出し、定められた回数
検出されない場合に無線部動作を一定時間停止すること
により電池寿命の長時間化を図った無線選択呼出装置が
開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の無線選択呼出装置では、ビット同期をとるためのPR
信号(プリアンブル信号)と、ワード同期をとるための
SYN信号(ワード同期信号)と、呼び出したい無線選
択呼出装置の識別番号等から成るDATA信号(データ
信号)を全て検出処理をおこなっているため、1周波数
チャネル当たりで1.1秒を無線部へ電源供給する必要
が有り、周波数チャネル数が増加すればさらに電源供給
時間が増加し消費電力も増えてしまう。したがって、非
同期時における周波数チャネル単位での掃引時の消費電
力が多くなってしまうという問題が生じる。
の無線選択呼出装置では、ビット同期をとるためのPR
信号(プリアンブル信号)と、ワード同期をとるための
SYN信号(ワード同期信号)と、呼び出したい無線選
択呼出装置の識別番号等から成るDATA信号(データ
信号)を全て検出処理をおこなっているため、1周波数
チャネル当たりで1.1秒を無線部へ電源供給する必要
が有り、周波数チャネル数が増加すればさらに電源供給
時間が増加し消費電力も増えてしまう。したがって、非
同期時における周波数チャネル単位での掃引時の消費電
力が多くなってしまうという問題が生じる。
【0004】又、エリアの切替手段を持つ信号方式にお
いて、自装置に対応する信号方式に関係なく電界を検出
した場合、SC(同期コード)サーチ動作を決めれた一
定周期間隔で繰り返し行うことにより、周期単位に依存
して受信回路がたびたび起動するため不要な受信時間が
多発し、この時の消費電力が余分に費やしてしまう。こ
のため、タイムシュアリングによる異なる複数の信号方
式を利用した混在システムにおいて、非同期状態時にお
ける無線選択呼出装置の消費電力が大きいという問題が
生じる。
いて、自装置に対応する信号方式に関係なく電界を検出
した場合、SC(同期コード)サーチ動作を決めれた一
定周期間隔で繰り返し行うことにより、周期単位に依存
して受信回路がたびたび起動するため不要な受信時間が
多発し、この時の消費電力が余分に費やしてしまう。こ
のため、タイムシュアリングによる異なる複数の信号方
式を利用した混在システムにおいて、非同期状態時にお
ける無線選択呼出装置の消費電力が大きいという問題が
生じる。
【0005】本発明の目的は、無線選択呼出装置におけ
る同期確立するまでの消費電力の低減を図ることであ
る。
る同期確立するまでの消費電力の低減を図ることであ
る。
【0006】
【解決を解決するための手段】本発明に係る無線選択呼
出装置は、無線信号を取り込むアンテナ部(図1−1
1)と、無線信号処理を行う無線部(図1−12)と、
前述の信号処理された受信データを復号化処理するデコ
ーダ部(図1−13)と、受信データの管理制御及び無
線部をはじめとする周辺回路とのインターフェース制御
を行う制御部(図1−14)と、各機能設定の情報を保
管するEEPROM(図1−15)と、受信メッセージ
データを蓄積保管する記憶部(図1−16)と、受信メ
ッセージ内容データを表示する表示部(図1−17)
と、メッセージ受信したことを通報する報知部(図1−
18)と、無線部12への供給電源を制御する無線部電
源制御手段(図1−142)と、受信信号波の状況を監
視する電界レベル検出手段(図1−143)と、複数の
周波数チャネル情報を優先順に無線部へ供給する周波数
スキャン手段(図1−144)と、自フレームの同期信
号を検出する同期信号検出手段(図1−145)と、前
記の各手段の監視および制御を行う無線部制御手段(図
1−141)を備えている。
出装置は、無線信号を取り込むアンテナ部(図1−1
1)と、無線信号処理を行う無線部(図1−12)と、
前述の信号処理された受信データを復号化処理するデコ
ーダ部(図1−13)と、受信データの管理制御及び無
線部をはじめとする周辺回路とのインターフェース制御
を行う制御部(図1−14)と、各機能設定の情報を保
管するEEPROM(図1−15)と、受信メッセージ
データを蓄積保管する記憶部(図1−16)と、受信メ
ッセージ内容データを表示する表示部(図1−17)
と、メッセージ受信したことを通報する報知部(図1−
18)と、無線部12への供給電源を制御する無線部電
源制御手段(図1−142)と、受信信号波の状況を監
視する電界レベル検出手段(図1−143)と、複数の
周波数チャネル情報を優先順に無線部へ供給する周波数
スキャン手段(図1−144)と、自フレームの同期信
号を検出する同期信号検出手段(図1−145)と、前
記の各手段の監視および制御を行う無線部制御手段(図
1−141)を備えている。
【0007】
【作用】本無線選択呼出装置は上記の構成によって、予
め各エリアごとに異なる複数の周波数情報をEEPRO
Mから引き出し、定められた優先順番に従い、周波数チ
ャネルの掃引処理を目的とする周波数スキャンリストに
基づいてPLL回路に対して、周波数情報の設定を周波
数スキャン手段にて行う。前記周波数情報を設定完了し
た後、無線部の動作立ち上げを行うために、無線部電源
制御手段による制御によって、該無線部の回路内への電
源供給(以下RXオン状態と呼ぶ)が行われる。
め各エリアごとに異なる複数の周波数情報をEEPRO
Mから引き出し、定められた優先順番に従い、周波数チ
ャネルの掃引処理を目的とする周波数スキャンリストに
基づいてPLL回路に対して、周波数情報の設定を周波
数スキャン手段にて行う。前記周波数情報を設定完了し
た後、無線部の動作立ち上げを行うために、無線部電源
制御手段による制御によって、該無線部の回路内への電
源供給(以下RXオン状態と呼ぶ)が行われる。
【0008】前記無線部の動作が安定した時点で、電界
レベル検出手段は、該無線部が受信可能な状態にあるか
否か、電界レベルの検出を行う。もし受信可能な電界が
検出された場合、引き続き自フレームの同期をとるため
に、同期信号(以下SC信号という)のサーチを同期信
号検出手段にて行う。受信可能な電界が検出されない場
合には、前記無線部への電源供給を停止(以下RXオフ
状態と呼ぶ)させて無線部の動作を停止させる。
レベル検出手段は、該無線部が受信可能な状態にあるか
否か、電界レベルの検出を行う。もし受信可能な電界が
検出された場合、引き続き自フレームの同期をとるため
に、同期信号(以下SC信号という)のサーチを同期信
号検出手段にて行う。受信可能な電界が検出されない場
合には、前記無線部への電源供給を停止(以下RXオフ
状態と呼ぶ)させて無線部の動作を停止させる。
【0009】周波数スキャン手段は、次に優先度の高い
周波数情報をPLL回路に対して設定を行い、再度、無
線部電源制御手段にて前記無線部を立ち上げるため、該
無線部に対して電源供給を行う。上記手順をスキャンリ
ストにて登録された最終の周波数情報までスキャンを実
施し、全ての周波数チャネルにおいて受信可能な電界が
検出されなかった場合は、定められた時間、RXオフ状
態を保つ。いずれかの周波数チャネルにおいて受信可能
な電界が検出された場合は、その受信電界検出された周
波数チャネルにてRXオン状態を継続し、前記同期信号
検出手段において一定時間内にSC信号が検出できれ
ば、SC信号が検出された周波数チャネルにおいて、ロ
ックを行い、同期状態へ遷移する。
周波数情報をPLL回路に対して設定を行い、再度、無
線部電源制御手段にて前記無線部を立ち上げるため、該
無線部に対して電源供給を行う。上記手順をスキャンリ
ストにて登録された最終の周波数情報までスキャンを実
施し、全ての周波数チャネルにおいて受信可能な電界が
検出されなかった場合は、定められた時間、RXオフ状
態を保つ。いずれかの周波数チャネルにおいて受信可能
な電界が検出された場合は、その受信電界検出された周
波数チャネルにてRXオン状態を継続し、前記同期信号
検出手段において一定時間内にSC信号が検出できれ
ば、SC信号が検出された周波数チャネルにおいて、ロ
ックを行い、同期状態へ遷移する。
【0010】また、電界検出された周波数チャネルにお
いて前記SC信号が検出されない場合は、速やかにRX
オフ状態に遷移するとともに、次の周波数チャネルがス
キャンリストとして予定されていてもペナルティ時間と
して一定時間内はRXオフ状態とし、ペナルティ時間が
解除された時点でリスタートを行う。この時、前記スキ
ャンリストで予定されていた周波数チャネルからスキャ
ンを引き続き行う。
いて前記SC信号が検出されない場合は、速やかにRX
オフ状態に遷移するとともに、次の周波数チャネルがス
キャンリストとして予定されていてもペナルティ時間と
して一定時間内はRXオフ状態とし、ペナルティ時間が
解除された時点でリスタートを行う。この時、前記スキ
ャンリストで予定されていた周波数チャネルからスキャ
ンを引き続き行う。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
無線選択呼出装置の構成を示したブロック図である。図
1において、アンテナ11より受信した変調信号は、無
線部12の波形整形部121でフィルタやアンプ回路を
駆使してノイズ除去がなされる。受信データとしての変
調信号は、検波手段122を介して復調される。EEP
ROM15には、この装置の受信周波数情報および複数
個の選択呼出番号(選択呼出番号1〜N(Nは自然数)
とする)が設定されている。設定されているいずれの選
択呼出番号の呼出に対しても受信表示が行われる。制御
部14は、EEPROM15に設定された自装置の受信
周波数情報と複数個の選択呼出番号(選択呼出番号1〜
Nとする)を読み出す。前記受信周波数情報において
は、周波数スキャン手段144によって、周波数の掃引
処理をおこなうために受信周波数の優先順にスキャンリ
ストが生成され、順次PLL123に対して設定を行
う。前記選択呼出番号についてはデコーダ13に設定を
行う。
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
無線選択呼出装置の構成を示したブロック図である。図
1において、アンテナ11より受信した変調信号は、無
線部12の波形整形部121でフィルタやアンプ回路を
駆使してノイズ除去がなされる。受信データとしての変
調信号は、検波手段122を介して復調される。EEP
ROM15には、この装置の受信周波数情報および複数
個の選択呼出番号(選択呼出番号1〜N(Nは自然数)
とする)が設定されている。設定されているいずれの選
択呼出番号の呼出に対しても受信表示が行われる。制御
部14は、EEPROM15に設定された自装置の受信
周波数情報と複数個の選択呼出番号(選択呼出番号1〜
Nとする)を読み出す。前記受信周波数情報において
は、周波数スキャン手段144によって、周波数の掃引
処理をおこなうために受信周波数の優先順にスキャンリ
ストが生成され、順次PLL123に対して設定を行
う。前記選択呼出番号についてはデコーダ13に設定を
行う。
【0012】PLL123に対する前記受信周波数情報
が設定された段階で、無線部電源制御手段142はRX
オン状態(RXON)となる。ここで、RXオン状態と
は無線部12内の各回路へ電源が供給されている状態を
いう。その逆にRXオフ状態とは無線部12内の各回路
へ電源が供給されていない状態をいう。無線部12が電
源供給を受けて安定するまでにかかる一定時間経過後
に、電界レベル検出手段143は、検波手段122から
出力される受信データから、その電界レベルを検出す
る。この結果、一定レベル以上の電界レベルを検出でき
ない場合には、無線部電源制御手段142は一旦RXオ
フ状態(RXOFF)となり、周波数スキャン手段14
4が次の周波数チャネルの周波数情報をPLL123に
対して設定されると、再度RXオン状態となり、電界レ
ベル検出手段143は引き続き電界レベルの検出を行
い、周波数スキャン手段144は前記スキャンリストに
従い最終の周波数チャネルまで繰り返しスキャンを行
う。
が設定された段階で、無線部電源制御手段142はRX
オン状態(RXON)となる。ここで、RXオン状態と
は無線部12内の各回路へ電源が供給されている状態を
いう。その逆にRXオフ状態とは無線部12内の各回路
へ電源が供給されていない状態をいう。無線部12が電
源供給を受けて安定するまでにかかる一定時間経過後
に、電界レベル検出手段143は、検波手段122から
出力される受信データから、その電界レベルを検出す
る。この結果、一定レベル以上の電界レベルを検出でき
ない場合には、無線部電源制御手段142は一旦RXオ
フ状態(RXOFF)となり、周波数スキャン手段14
4が次の周波数チャネルの周波数情報をPLL123に
対して設定されると、再度RXオン状態となり、電界レ
ベル検出手段143は引き続き電界レベルの検出を行
い、周波数スキャン手段144は前記スキャンリストに
従い最終の周波数チャネルまで繰り返しスキャンを行
う。
【0013】スキャン中にいずれかの周波数チャネルに
おいて、一定レベルの電界レベルが電界レベル検出手段
143にて検出された場合は、無線部電源制御手段14
2はRXオン状態を保持し、同期信号サーチが同期信号
検出手段145にて行われる。SC信号サーチの結果、
SC信号が検出された場合は、同期モードへ状態遷移
し、デコーダ13に設定された前記選択呼出番号と無線
部12で復調されたアドレス情報との照合が行われる。
デコーダ13は、前記選択呼出番号と前記アドレス情報
が一致する場合、選択呼出番号検出の旨と、N個の自己
の選択呼出番号のどれと一致したかを区別する呼区別情
報(1〜Nの自然数)を制御部14に出力する。
おいて、一定レベルの電界レベルが電界レベル検出手段
143にて検出された場合は、無線部電源制御手段14
2はRXオン状態を保持し、同期信号サーチが同期信号
検出手段145にて行われる。SC信号サーチの結果、
SC信号が検出された場合は、同期モードへ状態遷移
し、デコーダ13に設定された前記選択呼出番号と無線
部12で復調されたアドレス情報との照合が行われる。
デコーダ13は、前記選択呼出番号と前記アドレス情報
が一致する場合、選択呼出番号検出の旨と、N個の自己
の選択呼出番号のどれと一致したかを区別する呼区別情
報(1〜Nの自然数)を制御部14に出力する。
【0014】制御部14は、その後、前記選択呼出信号
に続いて送られる復調されたデータのデータ誤り訂正を
行い、情報ビットのみを1コードワード毎(情報データ
の集合体の単位)に、制御部14に転送する。制御部1
4は、デコーダ13から前記データを受け取り、制御部
14内の蓄積バッファへ格納する。制御部14は、その
後デコーダ13より順次前記データが送られてくると、
当該データが情報ビットか否かを判別する。もし当該デ
ータが情報ビットであれば、引き続き制御部14内の蓄
積バッファへ当該データを取り込み、情報ビットの組立
を行う。
に続いて送られる復調されたデータのデータ誤り訂正を
行い、情報ビットのみを1コードワード毎(情報データ
の集合体の単位)に、制御部14に転送する。制御部1
4は、デコーダ13から前記データを受け取り、制御部
14内の蓄積バッファへ格納する。制御部14は、その
後デコーダ13より順次前記データが送られてくると、
当該データが情報ビットか否かを判別する。もし当該デ
ータが情報ビットであれば、引き続き制御部14内の蓄
積バッファへ当該データを取り込み、情報ビットの組立
を行う。
【0015】全ての情報ビットデータの受信が終了した
後、制御部14は、前述の組み立てた情報ビットデータ
を記憶部16へ格納する。制御部14は、それと同時
に、スピーカ駆動手段149を用いて報知部18の鳴音
を動作を行って、本装置携帯者へ受信したことを報知す
るとともに、表示制御手段148を用いて表示部17に
受信したメッセージ内容を表示する。以上の説明は、非
同期状態から受信メッセージの通報までに一般的な一連
の動作説明である。
後、制御部14は、前述の組み立てた情報ビットデータ
を記憶部16へ格納する。制御部14は、それと同時
に、スピーカ駆動手段149を用いて報知部18の鳴音
を動作を行って、本装置携帯者へ受信したことを報知す
るとともに、表示制御手段148を用いて表示部17に
受信したメッセージ内容を表示する。以上の説明は、非
同期状態から受信メッセージの通報までに一般的な一連
の動作説明である。
【0016】前述の周波数チャネルにおいて電界レベル
検出の後に、前記SC信号が検出されなかった場合は、
無線部制御手段141によって、EEPROM15に保
管されているペナルティ機能を許可するか否かの設定情
報と、ペナルティ時間の指定情報が取り出される。機能
を許可されていない場合、周波数スキャン手段144
は、引き続き周波数チャネルを順次変更し、電界レベル
検出手段143は最終周波数チャネルまで電界レベル検
出のスキャンを行う。
検出の後に、前記SC信号が検出されなかった場合は、
無線部制御手段141によって、EEPROM15に保
管されているペナルティ機能を許可するか否かの設定情
報と、ペナルティ時間の指定情報が取り出される。機能
を許可されていない場合、周波数スキャン手段144
は、引き続き周波数チャネルを順次変更し、電界レベル
検出手段143は最終周波数チャネルまで電界レベル検
出のスキャンを行う。
【0017】一方、ペナルティ機能が許可されている場
合は、指定されているペナルティ時間内RXオフ状態の
付加を行い、一定の所定回数を周期的に行っている周波
数スキャンサイクルへ前述のペナルティ期間を付加す
る。
合は、指定されているペナルティ時間内RXオフ状態の
付加を行い、一定の所定回数を周期的に行っている周波
数スキャンサイクルへ前述のペナルティ期間を付加す
る。
【0018】次に、上記した無線選択呼出装置の動作に
ついて図2〜図5を参照して詳細に説明する。図5は、
従来の信号方式Aの信号フォーマットに対するRXオン
制御タイミングを示したものである。ここでは掃引すべ
き周波数チャネル数が4チャネル(f1〜f4)である
場合について説明する。
ついて図2〜図5を参照して詳細に説明する。図5は、
従来の信号方式Aの信号フォーマットに対するRXオン
制御タイミングを示したものである。ここでは掃引すべ
き周波数チャネル数が4チャネル(f1〜f4)である
場合について説明する。
【0019】従来の旧方式である信号方式Aの信号フォ
ーマットと新信号方式である信号方式Bの信号フォーマ
ットの混成システムにおいて、本無線選択呼出装置は、
同期確立を行うために、RXオフ状態時に周波数情報f
1をPLLに対して設定し、RXオン状態として設定し
た周波数チャネルにおいて電界が呼出局から発生してい
るか否かを検出する。検出されない場合はRXオフ状態
として次の周波数情報f2をPLLに対してセットし、
f2での周波数チャネルでの電界検出を行い、検出され
ない場合は上記手順を繰り返し、f3、f4の順に電界
レベルの検出を行う。f4まで行った後、電界検出され
ない場合は5秒〜数十秒間単位での一定時間、受信動作
を停止し、再度f1の周波数チャネルから順次電界レベ
ル検出を行う。こうした動作単位でスキャンパターンが
繰り返し行われる。
ーマットと新信号方式である信号方式Bの信号フォーマ
ットの混成システムにおいて、本無線選択呼出装置は、
同期確立を行うために、RXオフ状態時に周波数情報f
1をPLLに対して設定し、RXオン状態として設定し
た周波数チャネルにおいて電界が呼出局から発生してい
るか否かを検出する。検出されない場合はRXオフ状態
として次の周波数情報f2をPLLに対してセットし、
f2での周波数チャネルでの電界検出を行い、検出され
ない場合は上記手順を繰り返し、f3、f4の順に電界
レベルの検出を行う。f4まで行った後、電界検出され
ない場合は5秒〜数十秒間単位での一定時間、受信動作
を停止し、再度f1の周波数チャネルから順次電界レベ
ル検出を行う。こうした動作単位でスキャンパターンが
繰り返し行われる。
【0020】但し、今回のような異なる信号方式の混成
システムにおいては、本来受信すべき受信データが信号
方式Bの信号フォーマット内にあっても、信号方式Aの
信号フォーマットが呼出局から発生している場合には電
界が検出されるため、f2のように一定サイクルでRX
オン状態が長期間継続する状況となる。
システムにおいては、本来受信すべき受信データが信号
方式Bの信号フォーマット内にあっても、信号方式Aの
信号フォーマットが呼出局から発生している場合には電
界が検出されるため、f2のように一定サイクルでRX
オン状態が長期間継続する状況となる。
【0021】図2は、本発明におけるRXON制御タイ
ミングの実施例を示したものである。RXオフ状態にお
いてf1の周波数チャネル情報をPLLに対して設定
し、RXオン状態としてf1の電界検出を行う。このと
き、電界レベル検出されない場合は速やかにRXオフ状
態とする。RXオフ状態にて、スキャンリストから次の
f2周波数チャネルをPLLに対して設定し、RXオン
状態にして電界検出を行う。
ミングの実施例を示したものである。RXオフ状態にお
いてf1の周波数チャネル情報をPLLに対して設定
し、RXオン状態としてf1の電界検出を行う。このと
き、電界レベル検出されない場合は速やかにRXオフ状
態とする。RXオフ状態にて、スキャンリストから次の
f2周波数チャネルをPLLに対して設定し、RXオン
状態にして電界検出を行う。
【0022】f2の周波数チャネルにおいて電界レベル
を検出した場合、RXオン状態を継続しSC信号サーチ
を行う。SC信号が検出されなかった場合は定められた
一定時間ペナルティ時間としてRXオフ状態で待機し、
ペナルティ時間が解除された時点で引き続き上記同様の
手順で、f3の周波数チャネルから電界検出を行う。
を検出した場合、RXオン状態を継続しSC信号サーチ
を行う。SC信号が検出されなかった場合は定められた
一定時間ペナルティ時間としてRXオフ状態で待機し、
ペナルティ時間が解除された時点で引き続き上記同様の
手順で、f3の周波数チャネルから電界検出を行う。
【0023】以下、本発明の無線選択呼出装置の無線部
制御手段部の非同期状態時のサーチモードにおける処理
手順について述べる。前記サーチモードとしてはモード
AとモードBの2種類のモードがあり、最初にサーチモ
ードAにおける処理手順から説明する。図3は無線部制
御手段としての非同期状態時のサーチモードAのフロー
チャートである。図3において、本装置の電源投入がパ
ワーオン(S401)により行われた時点で各部の初期
化処理(S402)を行い、エリア1に割り当てられた
周波数情報をPLLに設定(S403)を行い、無線部
12への電源供給として受信部電源オン(S404)と
する。
制御手段部の非同期状態時のサーチモードにおける処理
手順について述べる。前記サーチモードとしてはモード
AとモードBの2種類のモードがあり、最初にサーチモ
ードAにおける処理手順から説明する。図3は無線部制
御手段としての非同期状態時のサーチモードAのフロー
チャートである。図3において、本装置の電源投入がパ
ワーオン(S401)により行われた時点で各部の初期
化処理(S402)を行い、エリア1に割り当てられた
周波数情報をPLLに設定(S403)を行い、無線部
12への電源供給として受信部電源オン(S404)と
する。
【0024】次に、受信部に電源供給され回路が安定し
た時点でSC信号のサーチ(S405)を行い、この同
期信号パターンを検出した場合に同期確立モード(S4
09)へ状態が遷移する。SCサーチ(S405)にて
同期信号パターンが検出されない場合はサーチタイマが
タイムアウト(S406)しているかを判定し、タイム
アウトしていない場合は、SCサーチ(S405)に戻
り同期信号パターンをサーチタイムアウトになるまで繰
り返し行われる。サーチタイムアウトした場合は受信部
への電源供給を停止(S407)させ、もう一つのサー
チモードB状態へ遷移する。
た時点でSC信号のサーチ(S405)を行い、この同
期信号パターンを検出した場合に同期確立モード(S4
09)へ状態が遷移する。SCサーチ(S405)にて
同期信号パターンが検出されない場合はサーチタイマが
タイムアウト(S406)しているかを判定し、タイム
アウトしていない場合は、SCサーチ(S405)に戻
り同期信号パターンをサーチタイムアウトになるまで繰
り返し行われる。サーチタイムアウトした場合は受信部
への電源供給を停止(S407)させ、もう一つのサー
チモードB状態へ遷移する。
【0025】次に、無線部制御手段部の非同期状態時の
サーチモードBにおける処理手順について説明する。図
4はサーチモードBのフローチャートである。図4にお
いて、RXオンの回数設定に対する回数設定情報を保管
しているEEPROM15より前記回数設定情報をカウ
ンタに対して設定(S501)する。受信エリアの自動
切替を行うローミング機能の各情報に対して初期化処理
(S502)を行い、周波数のスキャンリストに登録さ
れているエリアnの周波数情報をPLLに対して設定を
行い(S503)、前記受信部への電源供給として受信
部電源オン(S504)とする。
サーチモードBにおける処理手順について説明する。図
4はサーチモードBのフローチャートである。図4にお
いて、RXオンの回数設定に対する回数設定情報を保管
しているEEPROM15より前記回数設定情報をカウ
ンタに対して設定(S501)する。受信エリアの自動
切替を行うローミング機能の各情報に対して初期化処理
(S502)を行い、周波数のスキャンリストに登録さ
れているエリアnの周波数情報をPLLに対して設定を
行い(S503)、前記受信部への電源供給として受信
部電源オン(S504)とする。
【0026】前記受信部の回路が安定するのに要する所
定時間経過後、電界サーチを行い、電界が検出されない
場合には受信部電源オフ(S509)へ遷移する。上記
した電界検出判定にて電界レベルを検出した場合は同期
確立モード(S409)へ状態が遷移する。SCサーチ
にて同期信号パターンが検出できない場合には、サーチ
タイムアウト(S507)を判定し、サーチタイムアウ
トになるまで、SCサーチを継続する、サーチタイムア
ウトした場合は、ペナルティ付加として定められた所定
時間内は、無線部12への電源供給を禁止し消費電力を
抑える。ペナルティが解除した時点で受信部電源オフ
(S509)とし、次エリアの周波数設定を行い、最終
エリアサーチかを判定(S511)し、全エリアが未サ
ーチの場合は次エリアに周波数情報を再設定(S50
3)し、前工程を繰り返す。全エリアを一通りスキャン
した場合は、前述にて設定したカウント値をデクリメン
ト(S512)し、カウンタ値がゼロとなるまでローミ
ングチャネル初期化処理(S502)へ引き続き戻る。
カウンタ値がゼロとなった場合にはサーチモードAへ再
び状態遷移する。
定時間経過後、電界サーチを行い、電界が検出されない
場合には受信部電源オフ(S509)へ遷移する。上記
した電界検出判定にて電界レベルを検出した場合は同期
確立モード(S409)へ状態が遷移する。SCサーチ
にて同期信号パターンが検出できない場合には、サーチ
タイムアウト(S507)を判定し、サーチタイムアウ
トになるまで、SCサーチを継続する、サーチタイムア
ウトした場合は、ペナルティ付加として定められた所定
時間内は、無線部12への電源供給を禁止し消費電力を
抑える。ペナルティが解除した時点で受信部電源オフ
(S509)とし、次エリアの周波数設定を行い、最終
エリアサーチかを判定(S511)し、全エリアが未サ
ーチの場合は次エリアに周波数情報を再設定(S50
3)し、前工程を繰り返す。全エリアを一通りスキャン
した場合は、前述にて設定したカウント値をデクリメン
ト(S512)し、カウンタ値がゼロとなるまでローミ
ングチャネル初期化処理(S502)へ引き続き戻る。
カウンタ値がゼロとなった場合にはサーチモードAへ再
び状態遷移する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、各周波数チャネルのス
キャン状態において、同期信号検出するのに、同期パタ
ーンをある程度の時間監視する為、無線部への電源供給
時間も増える。今回、電界レベルを先に検出することに
より、短い時間内で電界レベルを確認し、エラーなどが
多発しやすい状況下での同期検出を避けることによりさ
らに、消費電力の低減が図られる。したがって、非同期
時における周波数スキャン時の消費電力が低減される。
キャン状態において、同期信号検出するのに、同期パタ
ーンをある程度の時間監視する為、無線部への電源供給
時間も増える。今回、電界レベルを先に検出することに
より、短い時間内で電界レベルを確認し、エラーなどが
多発しやすい状況下での同期検出を避けることによりさ
らに、消費電力の低減が図られる。したがって、非同期
時における周波数スキャン時の消費電力が低減される。
【0028】又、従来、呼出局から送られる信号方式が
信号方式Aの信号フォーマットあるいは信号方式Bの信
号フォーマットのいずれかがタイムリーに供給されてい
ても、装置としての電界検出は両方式において検出され
てしまい、この電界レベルの検出後には常に同期信号パ
ターン検出を行い、一定サイクルで繰り返しおこなわれ
るため無駄に同期検出が行われたが、本発明によれば、
これを回避する手段として電界検出後の同期検出がない
場合におけるペナルティ付加による一定時間の電源停止
動作により、やがて呼出局からの自信号方式での同期信
号を得る確立が向上されるとともに、不要な電源立ち上
げを抑制することにより、効率の良い制御と消費電力を
低減されることができる。したがって、本発明によれ
ば、互いに異なる複数の信号方式による混成システムの
サービスに対しても、相乗的な影響による非同期時の誤
検出の削減による消費電力が低減される。
信号方式Aの信号フォーマットあるいは信号方式Bの信
号フォーマットのいずれかがタイムリーに供給されてい
ても、装置としての電界検出は両方式において検出され
てしまい、この電界レベルの検出後には常に同期信号パ
ターン検出を行い、一定サイクルで繰り返しおこなわれ
るため無駄に同期検出が行われたが、本発明によれば、
これを回避する手段として電界検出後の同期検出がない
場合におけるペナルティ付加による一定時間の電源停止
動作により、やがて呼出局からの自信号方式での同期信
号を得る確立が向上されるとともに、不要な電源立ち上
げを抑制することにより、効率の良い制御と消費電力を
低減されることができる。したがって、本発明によれ
ば、互いに異なる複数の信号方式による混成システムの
サービスに対しても、相乗的な影響による非同期時の誤
検出の削減による消費電力が低減される。
【図1】本発明の無線選択呼出装置の構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】本発明の無線選択呼出装置が受信するデータフ
ォーマットを示す図である。
ォーマットを示す図である。
【図3】本発明の一実施例を示す非同期時のサーチモー
ドAのフローチャートである。
ドAのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施の形態を示す非同期時のサーチ
モードBのフローチャートである。
モードBのフローチャートである。
【図5】従来の無線選択呼出装置における受信データフ
ォーマットを示す図である。
ォーマットを示す図である。
11 アンテナ 12 無線部 13 デコーダ 14 制御部 15 EEPROM 16 記憶部 17 表示部 18 通報部 121 波形整形部 122 検波手段 123 PLL 141 無線部制御手段 142 無線部電源制御手段 143 電界レベル検出手段 144 周波数スキャン手段 145 同期信号(SC)検出手段 146 メッセージ制御手段 147 メッセージメモリ管理手段 148 表示制御手段 149 スピーカ駆動手段
Claims (6)
- 【請求項1】 予め設定されている、いくつかのエリア
に対応した異なる複数の周波数チャネル情報をリストに
従って順次スキャンを行い、設定した周波数チャネル情
報に対する同期信号を検出することにより周波数チャネ
ルをロックし、受信データを取り込む無線選択呼出装置
において、呼出局から送信される無線信号を受信処理す
る受信手段と、電界検出を行い、一定の電界を得ること
ができた周波数チャネル情報に対してさらに同期信号が
検出されるまでスキャンを行う掃引手段と、誤って電界
検出が行われ、電界が検出されたにも関わらず同期信号
が検出されない時点で、一定時間無線部電源供給を停止
させる無線部電源制御手段を具備したことを特徴とする
無線選択呼出装置。 - 【請求項2】 前記掃引手段は、あらかじめ登録されて
いる周波数チャネルデータを優先順に展開したスキャン
リストに従い、順次前記受信手段に対して周波数チャネ
ル設定をし、該周波数チャネル情報を設定完了した後、
前記受信手段の動作立ち上げを行うために、前記無線部
電源制御手段による制御によって、前記受信手段の回路
内への電源供給が行われ、その設定した周波数チャネル
について電界レベルの検出を行い、検出された電界レベ
ルが受信可能なレベル値にある場合に同期信号の検出を
行うことを特徴とする請求項1に記載の無線選択呼出装
置。 - 【請求項3】 前記掃引手段は、あらかじめ前記各エリ
アごとに異なる複数の周波数情報を読出専用メモリから
引き出し、定められた優先順番に従い、周波数チャネル
の掃引処理を目的とする周波数スキャンリストに基づい
て前記受信手段を構成するPLL回路に対して周波数情
報の設定を行う周波数スキャン手段と、前記受信手段の
動作が安定した時点で、該受信手段が受信可能な状態に
あるか否か、電界レベルの検出を行う電界レベル検出手
段と、もし受信可能な電界が検出された場合、引き続き
自フレームの同期をとるために同期信号のサーチを行う
同期信号検出手段を有することを特徴とする請求項2記
載の無線選択呼出装置。 - 【請求項4】 前記電界レベル検出手段にて、受信可能
な電界が検出されない場合には、前記受信手段への電源
供給を停止させて前記受信手段の動作を停止させ、前記
周波数スキャン手段は、次に優先度の高い周波数チャネ
ル情報を前記PLL回路に対して設定を行い、再度、前
記無線部電源制御手段にて前記無線部を立ち上げるた
め、該無線部に対して電源供給を行うことを特徴とする
請求項3記載の無線選択呼出装置。 - 【請求項5】 前記無線部電源制御手段は、設定された
周波数チャネル情報で電界が検出されたにもかかわら
ず、前記同期信号が限られた時間内で検出されない場
合、他への選択呼出信号による同期信号の誤検出と判断
し、あらかじめ設定されている停止時間の設定値に従
い、一定時間で前記受信手段への電源供給を止め、一定
時間経過後に停止した途中の周波数チャネルから再スキ
ャン動作を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいず
れか一つに記載の無線選択呼出装置。 - 【請求項6】 前記スキャンリストにて登録された最終
の周波数チャネル情報までスキャンを実施し、全ての周
波数チャネルにおいて受信可能な電界が検出されなかっ
た場合は、定められた時間電源供給停止の状態を保ち、
いずれかの周波数チャネルにおいて受信可能な電界が検
出された場合は、その受信電界検出された周波数チャネ
ルにて電源供給状態を継続し、前記同期信号検出手段に
おいて一定時間内に同期信号が検出できれば、該同期信
号が検出された周波数チャネルにおいてロックを行い、
同期状態へ遷移し、電界検出された周波数チャネルにお
いて前記同期信号が検出されない場合は、速やかに電源
供給停止の状態に遷移するとともに、次の周波数チャネ
ルがスキャンリストとして予定されていてもペナルティ
時間として一定時間内は電源供給停止の状態とし、ペナ
ルティ時間が解除された時点でリスタートを行うことを
特徴とする請求項4記載の無線選択呼出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10349544A JP3012626B1 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 無線選択呼出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10349544A JP3012626B1 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 無線選択呼出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3012626B1 true JP3012626B1 (ja) | 2000-02-28 |
JP2000175238A JP2000175238A (ja) | 2000-06-23 |
Family
ID=18404445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10349544A Expired - Fee Related JP3012626B1 (ja) | 1998-12-09 | 1998-12-09 | 無線選択呼出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012626B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5067074B2 (ja) * | 2006-10-06 | 2012-11-07 | パナソニック株式会社 | 無線通信方法及びプログラム |
JP4678045B2 (ja) | 2008-08-14 | 2011-04-27 | 日本電気株式会社 | 通信端末、接続方法およびプログラム |
JP5313818B2 (ja) * | 2009-09-15 | 2013-10-09 | パナソニック株式会社 | 無線通信システム |
US8892096B2 (en) | 2010-02-24 | 2014-11-18 | Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) | Discontinuous transmission scheme |
JP5707558B2 (ja) * | 2013-07-04 | 2015-04-30 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 無線通信システム、無線信号のデータ構造、受信器、及び送信器 |
-
1998
- 1998-12-09 JP JP10349544A patent/JP3012626B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000175238A (ja) | 2000-06-23 |
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Date | Code | Title | Description |
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