JP5067074B2 - 無線通信方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、1:1、1:N、M:Nの装置間で定期的或いは不定期的に無線の送受信を行うシステムにおいて、通信の為に必要な電源投入時間をできるだけ短くして、消費電力を低減させる無線通信方法に関するものである。
近年、セキュリティを考慮しながら携帯電話、あるいはパソコンをはじめとする電子機器の操作ロックを、ワイヤレスで制御するようにしたセキュリティシステムが実用化されてきている。
かかるセキュリティシステムの一形態として、携帯電話の盗難を防止するために、携帯電話の使用者が、カード形態の識別信号送信機を所持し、前記の携帯電話と識別信号送信機との間で予め定めた識別コードを相互に通信し、双方で識別コードを確認できた時に前記携帯電話の使用を可能とするものがある(例えば特許文献1参照)。
これは、ワイヤレスキーの認証方法を適用する車輌セキュリティシステムの発明であり、利用者の所持する本発明と関係を有するワイヤレスキーと、セキュリティ対象となる車輌に搭載された制御装置との間で双方向通信を行なう。
制御装置が、ワイヤレスキーからの信号を受信し、所定の応答信号を送信する。内部の演算手段において、ワイヤレスキーから送られた認証コードを記憶手段に格納したコードと比較して認証を行なう。認証が確認された場合、スイッチ等の制御手段に許可信号を送り、被制御対象である車両のドア鍵の施・解錠の物理的制御を行なう。
ワイヤレスキーの構成素子は、ボタン電池等をバッテリ源として、電力が供給される。電力が供給された状態になると、スリープ状態からアクティブ状態に移行する制御を行なう。一定の静止状態が継続した場合は、スリープ状態に移行し、バッテリ源の消耗を低減させることは可能である。
ワイヤレスキーのアクティブ状態は、サーチモード、認証モード及びアプリモードを有し、本体側装置は、これに対し、待ち受け受信モード、認証モード及びアプリモードを有する。
そして、ワイヤレスキーと本体(ベース)側装置との間の認証のためのサーチモードでは短いM系列信号を使用し、認証モード及びアプリモードに入ってからそれより長い認証用のM系列信号を用いるようにしている。これにより、サーチモードにおける消費電力は、認証モード及びアプリモード時に対し、約1/3となる。
一方、低消費電力を実現する為の重要なポイントは、システムにおいて無線通信に必要な電流の増加を抑制し、必要最小限の電流で確実に通信を行うことである。これを実現する方法の1つとして、「同期通信方式」がある。これは、通信を行う無線機同士がお互い時間的な同期をとって、タイミングを詳細に定めて通信を行う方式である。
このような、「同期通信方式」を利用したものでは、以下のようなものがある(例えば、特許文献2、3、4、5、6、7、8参照)。
まず、特許文献2は、第一の周期T1(30秒)と第二の周期T2(10分)を設け、
T2毎に電池駆動の無線通信装置同士が、同期合わせ信号通信を行うものである。そして、T2での同期合わせ信号通信時に、PLLの収束時間といったランダムな数値をベースに、次の第一の周期T3を決定し、当該T3に変更することで、システムの衝突回避を実現するものである。
また、特許文献3は、自動検針用無線機において、消費電力削減の為、お互いが同タイミングで送受信を行う為の同期合わせを行い、それ以外の時間帯は、無線部等の電源を間欠的に駆動させるものである。そして、需要家毎にユニークに割り振られるIDを容易に設定できる方法を提供するものである。
また、特許文献3は、自動検針システムにおいて、第一の周期T1(30秒)と第二の周期T2(10分)を設け、T2毎に電池駆動の無線通信装置同士が、同期合わせ信号通信を行うものである。そして、特許文献1と同様に、PLLの収束時間といったランダムな数値をベースに、次の第一の周期T3を決定し、当該T3に変更することで、システムの衝突回避を実現するものである。
また、特許文献4は、自動検針装置において、無線送受信電源を投入しない状態の「スリープモード」、自動検針装置同士の同期合わせを行う「初期同期合わせモード」、定期的な時計合わせやメータからのデータ通信を行う「データ通信モード」の3つのモードを有し、「データ通信モード」において、定期的な同期合わせ通信に失敗した場合に、自動的に「スリープモード」に遷移することで、無駄な電力消費を回避するものである。
また、特許文献5は、自動検針装置において、無線送受信電源を投入しない状態の「スリープモード」、自動検針装置同士の同期合わせを行う「初期同期合わせモード」、定期的な時計合わせやメータからのデータ通信を行う「データ通信モード」の3つのモードを有し、「データ通信モード」において、定期的な同期合わせ通信に失敗した場合に、「初期同期合わせモード」に自動的に戻ることで、人が介在しなくても、自動的にシステムを復旧させることができるものである。また、同期合わせの失敗情報をセンターに上げることで、システムの異常検知を迅速に把握できるものである。
また、特許文献6は、主装置が端末装置の状態を把握する為の無線システムにおいて、定期的な同期合わせ通信を行うもので、同期合わせ通信失敗機器を主装置が記憶することで、異常時間帯の検出データの把握が容易となるものである。また、特定機器の通信状況を監視したりもできる。さらに、機器をグルーピングして同期合わせ通信を行うことで、回線の混雑具合を低減させたり、必要最小限の頻度による同期合わせ通信で、機器の省電力化が実現できるものである。
また、特許文献7は、無線通信システムにおいて、同期合わせ通信や他の通信を行う周波数を定期的に変えることで、ノイズ等の影響を抑制できるものである。また、選択する周波数を予め特定パターンで決定することで、他システムへの妨害を抑制すると共に、再送頻度に低減による、機器の低消費電力化を実現できるものである。
また、特許文献8は、無線通信システムにおいて、同期合わせ通信時における周波数を変えることで、ノイズやフェージングの影響による同期はずれや通信失敗を防ぐことができ、システムの信頼性を向上さえることができる。また、再送頻度の低減化により、消費電流の抑制も実現することができる。
特開2004−143806号公報 特開平7−221743号公報 特開平8−181789号公報 特開平7−284170号公報 特開平9−27801号公報 特開平9−36969号公報 特開平9−64878号公報 特開平9−130373号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、サーチモードの電文長を短くすることによって、サーチモードの電流を削減する方法が記載されているが、認証モードやアプリモードにおける電流削減の記述は見当たらない。また、認証モードやアプリモードにおける通信タイミングに関する記述も見当たらないし、受信失敗時のタイムアウト処理に関する記述も見当たらない。
また、特許文献2〜8の構成では、省電力化等の為に「同期通信方式」をとっているものの、その時計ずれの補正方法や、その精度に関する記述は見当たらない。また、タイムアウトの記述はあるのもの、そのタイムアウト時間の設定方法に関する記述は見当たらない。
「同期通信方式」では、送信側も受信側も通信を行うタイミングでのみ、無線部の電源を投入することで低消費電力化が実現できる。すなわち、送信側と受信側のタイミング計測を正確に行えば行うほど、無線部の電源投入時間を短縮することができる。
ここで、タイミングを計測するには、各無線機が有する内部時計にて時間を計測する必要がある。内部時計は、水晶発振子等の発振をベースに動作するタイマーが主であるが、このタイマーの精度は、すなわち、水晶発振子の精度によって決まってくる。すなわち、水晶発振子の個々のばらつきや、温度変動により内部時計に誤差が生じる。ここで、この誤差は無線機1台1台によって異なる為、システムにおいては、当該誤差を見積もってタイミング精度を高めないと、低消費電力がなかなか実現できないという課題があった。
そして、特許文献1〜8に記載されているものに関しては、この当該誤差の見積もりについて言及されておらず、また、当該誤差を少なくして低消費電力動作を実現する手法についても言及されておらず、消費電力の抑制ができないという課題があった。さらに、受信失敗時のタイムアウトについても、そのタイムアウト時間を必要最小限にする工夫について言及されておらず、異常時の電流抑制ができないという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、「同期通信方式」における誤差の抑制及びそれを利用した受信失敗時のタイムアウト時間の抑制を実現し、低消費電力で動作する無線システム及びそのプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の無線通信方法は、無線機Aから、所定周期で第一の識別信号を無線送信し、前記第一の識別信号を少なくとも1つ以上送信した後、前記所定周期の整数倍の周期であるT1で第二の識別信号を無線送信し、無線機Bは、前記無線機Aが送信する前記第二の識別信号を受信することにより、前記第二の識別信号の送信周期間隔T1を前記無線機Bの内部時計で計測し、前記内部時計で計測した値と前記送信周期間隔T1とから時間誤差ΔTを算出し、次に前記無線機Aから前記第二の識別信号を送信するタイミングを計るために前記無線機Bの前記内部時計で前記(T1+ΔT)時間を計測し、前記(T1+ΔT)時間のタイミングで次の前記第二の識別信号の受信を開始する無線通信方法において、前記無線機Bは、前記ΔTを所定の整数で割った値を、前記所定周期あたりの前記無線機Aと前記無線機Bの時計誤差とみなす誤差算出ステップと、前記
第一の識別信号の受信開始タイミングから前記第一の識別信号長分の時間と前記所定周期あたりの前記時計誤差を加算した値分のタイムアウトを設けるタイムアウト測定ステップと、前記第一の識別信号を受信する際は、前記第一の識別信号の受信電界強度を予め定められた間隔で測定する測定ステップと、前記受信電界強度が予め定められた電界強度閾値を超えない限り、前記受信電界強度の測定を前記タイムアウトまで継続する測定継続ステップと、前記受信電界強度が予め定められた電界強度閾値を超えた場合、もしくは、前記タイムアウトになった場合は、前記第一の識別信号受信タイミングでの受信を終了させ、次回の前記所定周期の前記第一の識別信号受信タイミング、もしくは、前記第二の識別信号の受信タイミングで受信動作を行う受信ステップと、を有する無線通信方法である。
そして、無線機Aの時計と無線機Bの時計の相対誤差をなくすことができるため、前記第一或いは前記第二の識別信号を含む信号の受信時間を必要最低限にすることができると共に、受信失敗時のタイムアウト時間も必要最小限にすることができ、消費電流の削減に大きく貢献することとなる。
本発明により、無線装置が相手の無線装置に対して自らの内部時計のずれを確実に算出し次の受信タイミングを正確に算出することが可能となり、無線受信を行うタイミングで投入する無線部の電源のON時間を必要最小限に抑制することができるようになる。さらには、受信失敗時のタイムアウト時間も必要最小限にすることができ、トータルとして無線機の消費電流の削減を大幅に実現できる。
第1の発明は、無線機Aから、所定周期で第一の識別信号を無線送信し、前記第一の識別信号を少なくとも1つ以上送信した後、前記所定周期の整数倍の周期であるT1で第二の識別信号を無線送信し、無線機Bは、前記無線機Aが送信する前記第二の識別信号を受信することにより、前記第二の識別信号の送信周期間隔T1を前記無線機Bの内部時計で計測し、前記内部時計で計測した値と前記送信周期間隔T1とから時間誤差ΔTを算出し、次に前記無線機Aから前記第二の識別信号を送信するタイミングを計るために前記無線機Bの前記内部時計で前記(T1+ΔT)時間を計測し、前記(T1+ΔT)時間のタイミングで次の前記第二の識別信号の受信を開始する無線通信方法において、前記無線機Bは、前記ΔTを所定の整数で割った値を、前記所定周期あたりの前記無線機Aと前記無線機Bの時計誤差とみなす誤差算出ステップと、前記第一の識別信号の受信開始タイミングから前記第一の識別信号長分の時間と前記所定周期あたりの前記時計誤差を加算した値分のタイムアウトを設けるタイムアウト測定ステップと、前記第一の識別信号を受信する際は、前記第一の識別信号の受信電界強度を予め定められた間隔で測定する測定ステップと、前記受信電界強度が予め定められた電界強度閾値を超えない限り、前記受信電界強度の測定を前記タイムアウトまで継続する測定継続ステップと、前記受信電界強度が予め定められた電界強度閾値を超えた場合、もしくは、前記タイムアウトになった場合は、前記第一の識別信号受信タイミングでの受信を終了させ、次回の前記所定周期の前記第一の識別信号受信タイミング、もしくは、前記第二の識別信号の受信タイミングで受信動作を行う受信ステップと、を有する無線通信方法である。
そして、無線機Aの時計と無線機Bの時計の相対誤差をなくすことができるため、前記第一或いは前記第二の識別信号を含む信号の受信時間を必要最低限にすることができると共に、受信失敗時のタイムアウト時間も必要最小限にすることができ、消費電流の削減に大きく貢献することとなる。
また、受信電界強度測定で受信を代用し、かつ予め定められた電界強度閾値以上の場合にはすぐに受信を終了する為、消費電流の削減によるワイヤレスキーの電池寿命の延命化
と、置き忘れや盗難防止の双方を両立させることができ、システムの利便性を高めることができる。
第2の発明は、第1の発明の前記電界強度閾値を複数設け、前記無線機Bが前記第一の識別信号を受信した際の前記受信電界強度がすでに第一の電界強度閾値を超えている場合には、次回前記第一の識別信号を受信する際に測定した前記受信電界強度が前記第一の電界強度閾値を超えた場合、もしくは、前記タイムアウトになった場合に前記第一の識別信号受信タイミングでの受信を終了させ、前記無線機Bが前記第一の識別信号を受信した際の前記受信電界強度が第一の電界強度閾値以下の場合には、次回前記第一の識別信号を受信する際に測定した前記受信電界強度が、前記第一の電界強度閾値よりも小さい第二の電界強度閾値を超えた場合、もしくは、前記タイムアウトになった場合に前記第一の識別信号受信タイミングでの受信を終了させる無線通信方法である。
そして、第一の識別信号を受信する際の受信時間を必要最小限にすることで、消費電流の削減に大きく貢献することとなる。
第3の発明は、第1の発明及び第2の発明の無線通信方法の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラムとする。そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、等のハードリソースを協働させて本発明の少なくとも一部を簡単なハードウェアで実現できる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における無線システムのブロック図を示すものである。
無線装置は、1は第一のアンテナ、2は無線機A、3は第一の送受信手段、4は第一の時間制御手段、5は第一の認証手段、6は第二のアンテナ、7は無線機B、8は第二の送受信手段、9は第二の時間制御手段、10は第二の認証手段から構成される。また11は無線装置に接続された携帯電話である。
無線機A2は、たとえば、ワイヤレスキーであり、携帯電話11の使用者が携行している。そして無線機B7は無線機A2からの電波の受信レベルが弱くなると携帯電話11に使用制限をかける。図1において、携帯電話11と無線機B7は別体で示しているが、無線機B7は携帯電話11の中に内蔵されることが多い。
図2、図3は無線機A2と無線機B7との間の通信シーケンスを示したものである。図2はサーチモードの通信シーケンス、図3は認証モードの通信シーケンスである。
サーチモードとは、無線機A2と無線機B7がお互いの存在を確認しあい、認証モードに移行するためのモードである。
認証モードは無線機A2と無線機B7との間で時間的な同期をとって定期的に通信を行い、相手の存在を確認しあうモードである。認証モードで相手の存在を確認し、無線機B7は所定の受信レベル以上で無線機A2からの電波の受信している間は携帯電話11の使用制限をかけていない。
図2を参照しながらサーチモードの通信シーケンスを説明する。無線機A2は定期的にサーチ信号12を第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じて送信する。サーチ信号12を送信する時間間隔は例えば1秒毎である。サーチ信号12には無線機A2を示すIDの一部が含まれている。
無線機B7はサーチ信号12を第二のアンテナ6を通じて第二の送受信手段8で受信するとサーチ応答13を無線機A2に対して第二の送受信手段8から第二のアンテナ6を通じて送信する。無線機A2はサーチ応答13を第一のアンテナ1を通じて第一の送受信手段3で受信すると無線機A2の全IDが含まれるID信号(1)14を第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じて送信する。無線機B7はID信号(1)14と無線機B7の内部に保有している通信相手のIDとを照合し、一致していれば無線機B7全IDが含まれるID信号(2)15を第二の送受信手段8から第二のアンテナ6を通じて送信する。
すると無線機A2は第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じて確認信号(1)16を送信し、無線機B7は確認信号(1)16を第二のアンテナ6を通じて第二の送受信手段8で受信すると、第二の認証手段10を用いて作成した認証信号(1)17を無線機A2に対して第二の送受信手段8から第二のアンテナ6を通じて送信する。無線機A2は認証信号(1)17を第一のアンテナ1を通じて第一の送受信手段3で受信すると第一の認証手段5において認証信号(2)18を作成し、無線機B7に対して第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じて送信する。無線機B7は認証信号(2)18を第二のアンテナ6を通じて第二の送受信手段8で受信し、認証が成立すれば、確認応答信号(1)19を無線機A2に対して第二の送受信手段8から第二のアンテナ6を通じて送信する。
無線機A2は確認応答信号(1)19を第一のアンテナ1を通じて第一の送受信手段3で受信すると無線機B7との認証が成立したと判定する。そして図3の認証モードに移行する。
図3の認証モードへの移行に当たって無線機A2は認証信号(2)18を送信したタイミングからタイマーT1を第一の時間制御手段4を用いて起動する。無線機B7は前記レスポンス信号18を受信したタイミングで無線機A2と時間同期を取り、タイマーT1’を第二の時間制御手段9を用いて起動する。
なお、上記サーチモードの説明においては、無線機A2が定期的に第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じて送信するサーチ信号12を、無線機B7が受信することによりシーケンスが開始されるが、必ずしもこのような動きではなく、例えば、無線機B7が無線機A2に対してサーチ要求信号を定期的に送信し、そのサーチ要求信号を受信した無線機A2がサーチ信号を無線機B7に送信することでシーケンスが開始されるような構成としてもよい。
また、上記サーチモードの説明においては、認証モードへの移行に当たって無線機A2は認証信号(2)18を送信したタイミングからタイマーT1を第一の時間制御手段4を用いて起動するように説明したが、認証信号(2)18とは別に、認証モードのタイミングを決定する信号を設け、当該認証モードのタイミングを決定する信号を送信したタイミングからタイマーT1を第一の時間制御手段4を用いて起動する構成としてもよい。
次に図3の認証モードの通信シーケンスについて説明する。
無線機A2はタイマーT1が3秒の整数倍のタイミングで、第一の識別信号である簡易
ID信号20を第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じて送信する。無線機B7は前記簡易ID信号20のタイミングで第二のアンテナ6を通じて第二の送受信手段8で受信を行いその受信レベルを測定する。
受信レベルが所定以下であれば無線機A2との距離が所定距離以上離れているとして無線機B7を構成する第二の認証手段10に内蔵するカウンターをインクリメントする。そして前記カウンターが所定のカウント数になったら、携帯電話11に機能制限信号を出力する。
受信レベルが所定レベル以上であれば、前記カウンターをクリアする。すなわち無線機A2からの4秒毎の簡易IDの受信レベルが連続して所定レベル以下でかつ所定回数に達したときに使用信号を出力する。
タイマーT1が24秒になったら、無線機A2は、第二の識別信号である、確認信号(1)21を第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じて送信する。無線機B7もタイマーT1’経過時点で、受信を開始し確認信号(1)21を第二のアンテナ6を通じて第二の送受信手段8で受信する。そして無線機B7は第二の認証手段10を用いて作成した認証信号(1)22を作成し第二の送受信手段8から第二のアンテナ6を通じて送信する。
無線機A2は確認信号(1)21を送信するタイミングで再度タイマーT1を起動する。そして認証信号(1)22を第一のアンテナ1を通じて第一の送受信手段3で受信したら、認証成立と判定し休止状態になる。
無線機A2は確認信号(1)21を受信できない場合は、前記確認信号(1)21を送信するタイミングからT2後に確認信号(1)再送1回目23を第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じ送信し、確認信号(1)再送1回目23を送信するタイミングで再度タイマーT1を第一の時間制御手段4を用いて起動する。そして認証信号(1)24を受信できなければさらに確認信号(1)再送1回目23を送信するタイミングからT3後に確認信号(1)再送2回目25を第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じ送信し、確認信号(1)再送2回目25を送信するタイミングで再度タイマーT1を第一の時間制御手段4を用いて起動する。そして、認証信号(1)26を第一のアンテナ1を通じて第一の送受信手段3で受信する。
そして認証信号(1)26を受信できない時は確認信号(1)再送2回目25を送信するタイミングからT4後にサーチ信号27を第一の送受信手段3から第一のアンテナ1を通じ送信しサーチモードに移行する。
一方、無線機B7は、確認信号(1)21を受信したタイミングで無線機A2の内部時計と無線機B7の内部時計の誤差を第二の時間制御手段9で計測する。そして再度タイマーT1’を第二の時間制御手段9を用いて起動する。
以降、図3のシーケンスを繰り返すことになるが、次の24秒のタイミングにおいては確認信号(1)21と認証信号(1)22のやり取りの代わりに図2に示す認証信号(2)18、確認応答信号(1)19のやり取りを行う。そして次の24秒には再び確認信号(1)21と認証信号(1)22のやり取りを行う。
ここで、無線機A2のタイマーT1と無線機B7のタイマーT1’の時間誤差について考える。無線機A2が計測するT1は、無線機A2が有する内部時計をもとに計測を行い、無線機B7が計測するT1’は無線機B7が有する内部時計をもとに計測を行う。
ここで、無線機B7が計測するT1’は、本来、無線機A2が計測するT1と同じ時間であるが、無線機A2と無線機B7の内部時計にはお互い絶対精度がある。時計の絶対精度が±100ppmとすると無線機A2と無線機B7の時計の相対誤差は±200ppmである。したがって24秒では±4.8m秒(ΔTとする)の相対誤差が生じる。
そこでサーチモードから認証モードに移行した最初の確認信号(1)21の受信に当たっては、上記相対誤差±4.8m秒を考慮して、無線機B7は24秒より4.8m秒少ない値であるT1’経過時点で受信を開始する必要がある。
よって、無線機B7は認証信号(2)18を受信した時点でタイマーT1’を起動し、タイマーT1’が経過した時点で受信を開始することで、確認信号(1)21を確実に受信することができるようになる。
一方、前述のように、無線機B7は、確認信号(1)21を受信したタイミングで無線機A2の内部時計と無線機B7の内部時計の誤差を計測するが、この計測結果は無線機B7からみた無線機A2との相対誤差ΔTである。無線機B7は、相対誤差ΔTを計測したら次の24秒の受信タイミングは無線機A2が計測するタイマーT1の示す24秒からΔT補正した時間がT1’である。
図3の例では24秒からΔT引いた値が次の24秒の受信タイミングであり、無線機B7が計測すべきT1’である。ここで、簡易ID20は3秒ごとに送信されるため、簡易ID20の受信タイミングの補正はタイマーT1’の値からΔT×N/8を引く。Nは簡易ID20のN番目の受信タイミングである。そして次の32秒の受信タイミングでも無線機A2のタイマーT1との時間誤差ΔTを計測し、一つ前のΔTに加算する。加算した結果のΔTを用いて前述した補正を行う。以下この補正処理を繰り返していく。
ここで、この補正処理の詳細について説明する。
図4に確認信号(1)21や認証信号(2)18の電文フォーマットを示す。図4に示すように、確認信号(1)21や認証信号(2)18は、符号を構成するビット毎の同期を取る為のビット同期信号とデータの先頭を識別する為のフレーム同期信号から構成されるプリアンブル信号、及びデータ部で構成される。
ここで、フレーム同期信号は、データの先頭を識別する為のものである為、リクエスト信号21を受信する側の無線機B7は、このフレーム同期信号を受信することで、確認信号(1)21や認証信号(2)18の送信側である無線機A2のタイミングを識別することができる。
次に、図5に、無線機B7がリクエスト信号21やレスポンス信号18を受信する際の動作を示す。また、図7に、この時の無線機B7の動作フローチャートを示す。図5において、縦軸は時間を表す為、無線機A2から無線機B7に対して送信する確認信号(1)21や認証信号(2)18を斜線で書いてある。
図5において、無線機A2はタイマーT1/8×N、つまり3秒毎のタイミングで簡易ID信号20を送信する。そして、24秒のタイミング、すなわちタイマーT1/8×8=T1の時間が経過すると、確認信号(1)21や認証信号(2)18の「送信準備」を開始する。「送信準備」とは、無線送信部の電源を投入したり、送信周波数を合わせ込んだりする作業である。
そして、「送信準備」が完了すると、無線機A2は確認信号(1)21や認証信号(2)18を無線機B7に対して送信する。ここで、「送信準備」に要する時間をThとする。このThは、「送信準備」に要する時間そのものでもよいし、予め無線機A2側で計測を行い、このTh間には「送信準備」が必ず終わるようにしてもよい。
Th経過後、無線機A2は、図4のフォーマットの確認信号(1)21や認証信号(2)18を送信し始める。
一方、無線機B7は、タイマーT1’/8×Nの時間が経過したかチェックし(図7のS1)、経過した場合には、Nの回数をチェックする(図7のS2)。ここで、N≠8の場合、無線機B7は簡易ID信号20の受信タイミングと判断し、Nの回数をインクリメントする(図7のS3)と共に、次の3秒タイマー(タイマーT1’/8)を起動して(図7のS4)、簡易ID信号20を受信する(図7のS5)。
次に、タイマーT1’/8×8=T1’、すなわち24秒の時間が経過すると、N=1にする(図7のS6)。この時に、無線機B7はTaの計測を開始する(図7のS7)。ここで、Taは、受信準備を開始してから、確認信号(1)21や認証信号(2)18に含まれるフレーム同期信号を受信完了するまでの時間を指す。
また、無線機B7は、「受信準備」を開始する為に、Tgの計測も開始する(図7のS7)。ここで、「受信準備」とは、無線受信部の電源を投入したり、受信周波数を合わせ込んだりする作業である。そして、「受信準備」が完了すると、無線機B7は確認信号(1)21や認証信号(2)18の受信を開始する。
ここで、「受信準備」に要する時間をTgとする。このTgは、「受信準備」に要する時間そのものでもよいし、予め無線機B7側で計測を行い、このTg間には「受信準備」が必ず終わるようにしてもよい。
Tgが経過した後(図7のS9)、無線機B7は確認信号(1)21や認証信号(2)18の受信を開始する。
フレーム同期信号は、前述のようにデータの先頭を識別する為のものである為、無線機B7はフレーム同期信号を受信する(図7のS10)と、Ta計測用のタイマーを停止させ(図7のS12)、以降はデータ部と認識して受信を行い、データの受信完了を待つ(図7のS13)。
ここで、無線機A2と無線機B7の内部時計の誤差がない理想的な状態の場合、受信準備開始からフレーム同期受信完了までの時間は、Tgと確認信号(1)21や認証信号(2)18のビット同期長とフレーム同期長を加算した値となり、システム的に予め決められた固定値となる。この固定値を「理想値」として、無線機B7は内部に有している。
そして、実際に確認信号(1)21を受信する際に測定したTaと理想値とを比較することで、無線機A2の内部時計を基準として自らの内部時計がどれだけずれているかを算出する。
次に、無線機B7の時計のずれの算出とその補正について、図6を使って説明する。
図6において、「A」は、前述のTgと確認信号(1)21や認証信号(2)18のビット同期長とフレーム同期長を加算した値である。
サーチモードから認証モードに移行した最初の確認信号(1)21の受信に当たっては、前述のように無線機B7が計測するタイマーT1’は無線機A2が計測するT1よりも4.8m秒短い時間としなければならない。よって、図5において無線機B7が受信準備を開始するタイミングは無線機A2が送信準備を開始するタイミングよりも4.8m秒早いタイミングとなる。よって、この時のTaの「理想値」は4.8m秒+Aとなる。
よって、無線機B7は、サーチモードから認証モードに移行した最初の確認信号(1)21を受信した場合(図7のS14)、測定したTaを「4.8m秒+A」の理想値と比較する(図7のS15)。
例えば、測定したTaが図6のように「5.4m秒+A」であった場合、「理想値:4.8m秒+A」との差は「+0.6m秒」である。よって、この「+0.6m秒」を補正量とする(図7のS17)。そして、その補正量を8等分した値を3秒毎のタイミングとして算出し(図7のS18)、タイマーT1’を起動する。この処理が、3秒毎の簡易ID20の受信タイミングにおける誤差算出ステップである。これは、図1の第二の時間制御手段9にて実施される。
そして、無線機A2から3秒毎に送信される簡易ID20の受信タイミングでは、誤差算出ステップで算出したタイマーT1’の値からΔT×N/8分補正したタイミング(図7のS20)で、無線機B7は受信を行う。
ここで、タイマーT1’の値は、「補正量:+0.6m秒」を考慮したのみでなく、さらに0.95m秒引いた値をタイマーT1’の値とする。この「0.95m秒」は、無線機A2と無線機B7の内部時計の温度変動の誤差である。
すなわち、無線機B7は、サーチモードから認証モードに移行した最初の確認信号(1)21を受信する場合は、無線機B7は自らの内部時計が無線機A2の内部時計に対してどれだけずれているか分からないので、前述のように、時計の絶対精度±200ppmを考慮した絶対誤差±4.8m秒を考慮する必要があるが、1度、確認信号(1)21を受信した後は、無線機B7は自らの内部時計が無線機A2の内部時計に対してどれだけずれているかを、「補正量」という形で認識できる為、時計の絶対精度±200ppmを考慮した絶対誤差±4.8m秒を考慮する必要はない。
ここで考慮しないといけないのは、無線機A2が確認信号(1)21や認証信号(2)18を交互に送信する間隔である24秒間の内部時計の温度変動の誤差のみである。この24秒間の温度変動の誤差を0.95m秒とすると、無線機B7は、次に認証信号(2)18を受信するタイミングにおいては、無線機A2が認証信号(2)18を送信するよりも0.95m秒前に受信を開始しなければならない。よって、タイマーT1’の値は、「補正量:+0.6m秒」から0.95m秒引いた値とする(図7のS19)。
次に、無線機B7は、このタイマーT1’/8×Nの時間が経過したかチェックし(図7のS1)、経過した場合には、Nの回数をチェックする(図7のS2)。ここで、N≠8の場合、無線機B7は簡易ID信号20の受信タイミングと判断し、Nの回数をインクリメントする(図7のS3)と共に、次の3秒タイマー(タイマーT1’/8)を起動して(図7のS4)、簡易ID信号20を受信する(図7のS5)。
そして、タイマーT1’/8×8=T1’、すなわち24秒の時間が経過すると、先程と同様に「受信準備」を開始すると共に、Taの計測を開始する(図7のS7)。そして、レスポンス信号18を受信した際のTaと「理想値」を比較する。
ここでTaと比較する「理想値」は、図6のNo.2である「0.95m秒+A」である。なぜなら、前述のように、認証信号(2)18からは無線機B7は無線機Aよりも0.95m秒前に受信を開始する為である。よって、無線機B7は、最初の確認信号(1)21でないと判断し(図7のS14)、「0.95m秒+A」の「理想値」と今回誤差を比較する(図7のS16)。
ここで、認証信号(2)18を受信した際のTaを図6のように「1.00m秒+A」とすると、「理想値:0.95m秒+A」との差は「+0.05m秒」である。よって、次回、すなわち、3回目の24秒のタイミングである認証信号(2)18の受信タイミングは、図6のように、「+0.6m秒」+「+0.05m秒」=0.65m秒の補正量となる(図7のS17)。もちろん、内部時計の温度変動の誤差である0.95m秒の減算も考慮し(図7のS19)、無線機B7は、次回、すなわち、3回目の24秒のタイミングである認証信号(2)18の受信タイミングである、タイマーT1’の値からΔT×N/8分補正したタイミング(図7のS20)で、無線機B7は受信を行う。
上記の補正処理を行うことにより、以降の簡易ID20(第一の識別信号)の受信タイミング及び24秒毎の確認信号(1)21あるいは認証信号(2)18(第二の識別信号)の受信タイミングを無線機A2の送信タイミングと相対誤差なしに一致させることができる。このようにして、無線機A2の時計と無線機B7の時計の相対誤差をなくすことは、簡易ID20の受信時間を必要最低限にすることができ消費電流の削減に大きく貢献する。
ここで、簡易ID20の受信時間を必要最小限にする方法について、具体的に説明する。これは、図7におけるS5の具体的動作である。図7のS5の具体的動作について、図8のフローチャートを用いて説明する。
無線機B7は、簡易ID20の受信タイミングになると、まず、タイムアウトの計測を開始する(図8のS21)。これをタイムアウト測定ステップと呼ぶ。このタイムアウト計測ステップは図1の第二の時間制御手段9にて行われる。
ここで、タイムアウト測定ステップで計測するタイムアウト時間は、無線機A2と無線機B7の時計誤差がない理想的な場合は、簡易ID20の電文長の時間とする。なぜなら、時計誤差がない場合は、無線機B7が簡易ID20の受信を開始するタイミングは、無線機A2が簡易ID20の送信を開始するタイミングとぴったり一致しているので、簡易ID20の電文長の時間が経過した時点で、無線機A2からの簡易ID20の電波は終了する為である。
しかしながら、実際は、前述のように、サーチモードから認証モードに移行した最初の確認信号(1)21を受信するまでの32秒間は、4.8m秒の相対誤差を考えないといけないし、1度、確認信号(1)21を受信した後の24秒間は、内部時計の温度変動誤差の0.95m秒を考慮しなければならない。
さらに、この誤差に加え、前述のように、24秒毎の同期補正によって算出する誤差も考慮しなければならない。すなわち、前述のように、理想値との比較で生じた図7のS17で算出した補正量(例えば+0.6m秒)も考慮する必要がある。
なお、以上の誤差は24秒間での誤差である。よって、3秒毎の簡易ID20受信タイミングにおいては、これらの誤差を8等分した分だけの誤差が生じる。すなわち、これらの誤差をΔTとすると、前述の誤差算出ステップで算出したようにΔT÷8×N(N=1〜8)分の誤差となる。
以上より、図8のS21のタイムアウト測定ステップで計測を行うタイムアウト時間は、簡易ID20の電文長の時間に、ΔT÷8×N(N=1〜8)を加えた時間となる。なぜなら、無線機B7は、無線機A2が実際に簡易ID20の送信を開始するより、ΔT÷8×N(N=1〜8)分前に受信タイミングを合わせ、受信に失敗することがないようにしている為である。
このタイムアウト時間が、確実に簡易ID20を受信する為の最短時間である。この最短時間でタイムアウトを設定することにより、無線機B7は、必要最小限の時間分だけ無線受信に必要な電源を投入することとなり、低消費電力が実現できる。
次に、無線機B7は、電界強度測定間隔の計測を開始する(図8のS22)。これは、図1の第二の送受信手段8にて行う。
ここで、無線機B7は簡易ID20の受信にあたっては、前述のように、信号の内容を解析するのではなく、受信レベル、すなわち、受信電界強度の測定を行うのみとする。ここで、図8のS22は、受信電界強度測定の間隔を計測する為のものである。これを、測定ステップと呼ぶ。
その後、無線機B7は、タイムアウト時間が経過したかを判定し(図8のS23)、まだ経過していないならば、電界強度測定タイミングかどうかをチェックして(図8のS24)、電界強度測定タイミングであれば、受信電界強度を測定する(図8のS25)。
そして、測定した受信電界強度と、予め定められた閾値とを比較する(図8のS26)。測定した受信電界強度が予め定められた閾値よりも小さい場合は、再度、受信電界強度測定タイミング毎に受信電界強度を測定し、閾値との判定を行う。この動作を、タイムアウト時間が経過するまで継続的に行う。これを、測定継続ステップと呼ぶ。この測定継続ステップも、電界強度測定間隔の計測と同様に、図1の第二の送受信手段8にて行う。
タイムアウト時間以内に、測定した受信電界強度が予め定められた閾値を上回った場合、無線機B7は携帯電話11に対して機能制限解除を行う(図8のS27)。ここでいう機能制限解除とは、携帯電話11の全ての機能が使用できる状態になることを指す。すなわち、受信電界強度が大きい(閾値を上回る)ということは、無線機A2と無線機B7が、空間的、距離的に近い位置にあることが想定される。これは、本システムの利用者が、無線機A2及び無線機B7の双方を所有している場合等であり、携帯電話11に機能制限をかける必要がない為である。
そして、無線機B7は、機能制限解除を行った後、簡易ID20の受信動作を終了する。つまり、受信電界強度が閾値を上回った場合は、タイムアウトまで電界強度の測定を継続するのではなく、その時点で受信を終了する。これは、受信電界強度が閾値を上回ったのだから、これ以上受信電界強度の測定を継続しなくても、機能制限解除のみすれば、システム上問題ない為である。また、その方が、必要最小限の時間分だけ無線受信に必要な電源を投入することとなり、低消費電力が実現できる。
なお、上記認証モードの説明においては、無線機A2が無線機B7に対して3秒毎に簡易ID20を送信し、そのタイミングで無線機B7は簡易ID20の受信電界強度を測定し、当該簡易ID20の送信が決められた回数繰り返された後、24秒毎に無線機A2が無線機B7に対して確認信号(1)21または認証信号(2)18を送信し、無線機B7が認証信号(1)22または確認応答信号(1)19を無線機A2に対して返す方式で説明したが、簡易ID20の通信は必ずしも必須ではない。また、24秒毎の通信は無線機
A2から無線機B7に対して行われることで開始される説明をしたが、逆に無線機B7から無線機A2に対しての送信が先に始まり、無線機A2はその応答を無線機B7に返す仕組みでもよい。この場合であっても、無線機B7が無線機A2に対してタイミングを合わせる方法は同一で、この場合、無線機B7は無線機A2から送られる応答をベースに同期補正処理を行う。
ここで、無線機B7が受信電界強度と比較する閾値について、予め複数の閾値を設ける場合が考えられる。これは、以下の理由による。
すなわち、認証モードにおいて、無線機B7は、前述のように、受信レベルが所定以下であれば第二の認証手段10に内蔵するカウンターをインクリメントし、カウンターが所定のカウント数になったら、携帯電話11に機能制限信号を出力して機能制限を行う。一方、受信レベルが所定以上であれば、前記カウンターをクリアすると共に、携帯電話11に対して使用許可信号を出力し、携帯電話11が使用可能となる。
ここで、受信レベル、すなわち受信電界強度は、伝送路の電波伝搬上変動が発生する。特に、本実施例の無線機A2や無線機B7のように、携帯電話の使用制限を行うような機器の場合、利用者が持ち運ぶ為、移動によるフェージング等の影響で、受信レベルは変動する。すなわち、無線機A2と無線機B7がほぼ同一距離であったとしても、フェージング等の影響により受信電界強度は変動する。
このような場合において、所定レベル、すなわち、閾値が1つしかない場合、仮に無線機A2と無線機B7の距離の関係で受信電界強度が閾値付近であった場合、前述の受信レベルの変動により、3秒毎の簡易ID20の受信の度に閾値を上回ったり下回ったりして、その結果、しょっちゅう携帯電話11に機能制限がかかったり解除されたりして、利用者の使い勝手が悪くなるという問題がある。
この問題を解決する為に、所定レベル、すなわち、閾値を複数持つ方法が考えられる。例えば、閾値Aと閾値B(閾値A<閾値B)を設け、現在携帯電話11、すなわち無線機B7に機能制限がかかっていない場合、簡易ID20受信時に測定した受信電界強度と閾値Aを比較し、閾値Aを超えていた場合には、すぐに受信動作を終了し、機能制限がかかっていない状態を維持する。一方、現在携帯電話11、すなわち無線機B7に機能制限がかかっている場合には、簡易ID20受信時に測定した受信電界強度と閾値Bを比較し、閾値Bを超えていた場合には、すぐに受信動作を終了し、機能制限がかかっている状態から機能制限がかかっていない状態に遷移する。
そして、閾値Aと閾値Bには、予め使用環境で想定される受信レベル変動を考慮したヒステリシス分だけ差を設けておく。このようにすることで、利用者がしょっちゅう機能制限がかかったり解除されたりといった使いにくい状態を解消できると共に、受信レベルが、現在の状況に応じて閾値Aもしくは閾値Bを上回った場合にはすぐに受信動作を終了させることで、より一層消費電流の削減を実現することができる。
一方、受信電界強度が閾値を上回ることなく、タイムアウト時間が経過してしまった場合、無線機B7は、簡易ID20の受信動作を終了する。そして、内部のカウンターをインクリメントし(図8のS28)、カウンターが予め定められた回数を上回った場合(図8のS29)、カウンターを初期化し(図8のS30)、機能制限信号を出力する(図8のS31)。
このように、タイムアウト時間以内に、測定した受信電界強度が予め定められた閾値を上回った場合や、受信電界強度が閾値を上回ることなく、タイムアウト時間が経過してし
まった場合、無線機B7は、簡易ID20の受信動作を終了し、次回の簡易ID20受信タイミング、もしくは確認信号(1)16受信タイミングで次の受信動作を開始する。これを受信ステップと呼ぶ。
ここで、この受信ステップにおける、次回の簡易ID20受信タイミング、もしくは確認信号(1)16受信タイミングの計測は図1の第二の時間制御手段9で行い、簡易ID20受信、もしくは確認信号(1)16受信は、図1の第二の送受信手段8にて行う。
ここで、無線機B7は、3秒毎の簡易ID20の受信において、連続して規定回数回受信電界強度が予め定めた閾値に達しなかった場合、携帯電話11に対して機能制限信号を出力し、携帯電話11は、携帯電話の機能の全てまたは一部を利用者が使用できないように制限をかける。これは、受信電界強度が閾値を上回らないことが連続するということは、無線機A2が送信した簡易ID20が無線機B7に届かないぐらい無線機A2と無線機B7が離れてしまっているということであり、例えば、利用者が無線機B7、すなわち携帯電話11を置き忘れたり紛失してしまったりといったシチュエーションである。
昨今の携帯電話11には、電子決済機能が搭載されていたりして、盗難や紛失等で悪用されてしまうといったセキュリティ対策が不可欠であるが、このような場合でも、携帯電話の機能の全てまたは一部を利用者が使用できないように制限をかけることで、セキュリティ性が高まる。
なお、受信電界強度と比較する閾値については、複数個の閾値を有して、現在機能制限中かそうでないかによって比較する閾値を変えることも可能である。これにより、電界強度測定におけるヒステリシス特性への対応も可能となる。また、これらの閾値を携帯電話11からの操作等により変更することも可能である。そうすることで、環境にあった最適な閾値を設定することができるようになり、誤って携帯電話11に機能制限をかける可能性を減らし、ひいては本システムの利便性が高まる。
また、受信電界強度が閾値を上回ることなく、タイムアウト時間が経過してしまった場合にインクリメントするカウンターと比較する規定回数も、携帯電話11からの操作等により変更することも可能である。そうすることで、環境にあった最適な規定回数を設定することができるようになり、誤って携帯電話11に機能制限をかける可能性を減らし、ひいては本システムの利便性が高まる。
さらに、閾値を複数設けた場合においても、現在携帯電話に機能制限がかかっているか否かにおいて、判定を行う閾値を変更し、かつ閾値を上回った場合にすぐに受信動作を終了させることで、消費電流の抑制と使い勝手の向上を両立させることができる。
なお、上記実施の形態で説明した数値は、説明するための一例でありこれに限定するものではない。
また、本実施の形態で説明した内容は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように本発明は、例えばワイヤレスキーの電池寿命と置き忘れ、盗難防止の利便
性の両立を図ることができる電子機器を提供できる。また、それ以外にも低消費電力を必要とする無線装置において利用できる。
例えば、本実施の形態では、携帯電話の認証システムを例に説明をしたが、その他、パソコンの認証システムや、家庭やオフィスの施錠/開錠の認証システム、自動車その他の施錠/開錠システム、ビルやオフィスの入退室管理、位置情報を利用したサービス提供、電気・ガス・水道といったライフラインの供給の開始/停止、給湯機の沸き上げの開始/停止、テレビ、ラジオ、パソコンといったAV機器や、照明、洗濯機、エアコン、冷蔵庫、電子レンジといった家電機器のON/OFF制御、温水洗浄便座の冷暖房ON/OFF制御等、様々な分野の機器やシステムに利用が可能である。
本発明の実施の形態における無線システムのブロック図 本発明の実施の形態における無線システムのサーチモードでの通信シーケンス図 本発明の実施の形態における無線システムの認証モードでの通信シーケンス図 本発明の実施の形態における認証モードのリクエスト信号とレスポンス信号の電文構成図 本発明の実施の形態における認証モードのリクエスト信号受信時のタイミング図 本発明の実施の形態における認証モードの理想値と実測値からの誤差判定図 本発明の実施の形態における認証モードの受信側無線装置の動作フローチャート 本発明の実施の形態における認証モードの受信側無線装置の簡易ID受信時の動作フローチャート
符号の説明
1 第一のアンテナ
2 無線機A
3 第一の送受信手段
4 第一の時間制御手段
5 第一の認証手段
6 第二のアンテナ
7 無線機B
8 第二の送受信手段
9 第二の時間制御手段
10 第二の認証手段
11 携帯電話

Claims (3)

  1. 無線機Aから、所定周期で第一の識別信号を無線送信し、前記第一の識別信号を少なくとも1つ以上送信した後、前記所定周期の整数倍の周期であるT1で第二の識別信号を無線送信し、無線機Bは、前記無線機Aが送信する前記第二の識別信号を受信することにより、前記第二の識別信号の送信周期間隔T1を前記無線機Bの内部時計で計測し、前記内部時計で計測した値と前記送信周期間隔T1とから時間誤差ΔTを算出し、次に前記無線機Aから前記第二の識別信号を送信するタイミングを計るために前記無線機Bの前記内部時計で前記(T1+ΔT)時間を計測し、前記(T1+ΔT)時間のタイミングで次の前記第二の識別信号の受信を開始する無線通信方法において、前記無線機Bは、前記ΔTを所定の整数で割った値を、前記所定周期あたりの前記無線機Aと前記無線機Bの時計誤差とみなす誤差算出ステップと、前記第一の識別信号の受信開始タイミングから前記第一の識別信号長分の時間と前記所定周期あたりの前記時計誤差を加算した値分のタイムアウトを設けるタイムアウト測定ステップと、前記第一の識別信号を受信する際は、前記第一の識別信号の受信電界強度を予め定められた間隔で測定する測定ステップと、前記受信電界強度が予め定められた電界強度閾値を超えない限り、前記受信電界強度の測定を前記タイムアウトまで継続する測定継続ステップと、前記受信電界強度が予め定められた電界強度閾値を超えた場合、もしくは、前記タイムアウトになった場合は、前記第一の識別信号受信タイミングでの受信を終了させ、次回の前記所定周期の前記第一の識別信号受信タイミング、もしくは、前記第二の識別信号の受信タイミングで受信動作を行う受信ステップと、を有する無線通信方法。
  2. 前記電界強度閾値を複数設け、前記無線機Bが前記第一の識別信号を受信した際の前記受信電界強度がすでに第一の電界強度閾値を超えている場合には、次回前記第一の識別信号を受信する際に測定した前記受信電界強度が前記第一の電界強度閾値を超えた場合、もしくは、前記タイムアウトになった場合に前記第一の識別信号受信タイミングでの受信を終了させ、
    前記無線機Bが前記第一の識別信号を受信した際の前記受信電界強度が第一の電界強度閾値以下の場合には、次回前記第一の識別信号を受信する際に測定した前記受信電界強度が、前記第一の電界強度閾値よりも小さい第二の電界強度閾値を超えた場合、もしくは、前記タイムアウトになった場合に前記第一の識別信号受信タイミングでの受信を終了させる
    請求項1記載の無線通信方法。
  3. 請求項1または請求項2記載の無線通信方法の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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