JP4830684B2 - 通信システム、無線警報装置及びそのプログラム - Google Patents

通信システム、無線警報装置及びそのプログラム Download PDF

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本発明は、無線送受信機間で定期的或いは不定期的に無線の送受信を行うことによりお互いの存在を確認しあい、無線送受信機間の距離が所定の通信範囲を超えた場合に無線送受信機の機能を制限したり或いは警報を発生させることに用いられる通信システム、無線警報装置及びそのプログラムに関するものである。
近年、セキュリティを考慮しながら携帯電話、あるいはパソコンをはじめとする電子機器の操作ロックを、ワイヤレスで制御するようにしたセキュリティシステムが実用化されてきている。
かかるセキュリティシステムの一形態として、携帯電話の盗難を防止するために、携帯電話の使用者が、カード形態の識別信号送信機を所持し、前記の携帯電話と識別信号送信機との間で予め定めた識別コードを相互に通信し、双方で識別コードを確認できた時に前記携帯電話の使用を可能とするものがある(例えば特許文献1参照)。
かかるワイヤレスによる双方向通信システムの特許文献1では、電子機器等の本体側に搭載された第1の通信機において、第2の通信機から定期的に発せられる信号を検知する動作を継続して行わせる構成としている。
そして、サーチモードと認証モードという少なくとも2つのモードを有し、サーチモードでの第2の通信機からの信号に対して本体側の第1の通信機より応答があった場合に、認証モードに移行して定期的に認証確認通信することで、電子機器の操作を可能とし、サーチモードにおいては電子機器の操作を制限する構成が示されている。
図15の送受信信号シーケンスに示すように、サーチモードにおいて、第2の通信機1よりサーチ信号207を定期的に送信する。第1の通信機3は、サーチ信号207を受信して第2の通信機1からの信号であることを確認すると、サーチ応答209を第2の通信機1に対して送信して、認証モードに移行する。
第2の通信機1は、サーチ応答209を受信すると、認証モードに移行し、定期的に第1の通信機3と認証確認通信を行うことで認証を取り続ける。
サーチモード時には、第2の通信機1側からの送信信号長を短くすることによって消費電流の低減が図られている(特許文献1の[0053]参照)。
また、特許文献2に見られるように、サーチモードの消費電流の低減に関する例がある。特許文献2では、第2の通信機は、サーチモードで第1の通信機から所定時間応答がないと、サーチ信号の送信の時間を段々と短くして、最後は間欠受信状態とすることが記されている(特許文献2の[0073]、[0074]参照)。
さらに、第2の通信機は、サーチモードで第1の通信機から所定時間応答がないと、間欠受信と間欠送信とを繰り返し行うようにすることも記されている(特許文献2の[0093]参照)。
特開2004−143806号公報 特開2006−20005号公報
しかしながら、特許文献1のシステムでは、サーチモード時の第2の通信機側からの送信信号長を短くすることにより消費電流を低減しようとしているが、電子機器に搭載した第1の通信機を停止させた場合でも、サーチモード時には常に第2の通信機側からの送信を繰り返すので、第2の通信機は無意味な電力を消費してしまう。
また、特許文献2のシステムのように第2の通信機を受信状態にしたり、停止させてしまうと、次回の起動時には第1の通信機および第2の通信機の両方の起動操作が必要である。さらに、第2の通信機を間欠受信と間欠送信とを繰り返し行うようにしても、第1の通信機での間欠受信と間欠送信が示されなければ、速やかに認証モードに移行することができない。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、サーチモードの消費電流を低減でき、かつ相手が認証できる状態に入った場合に速やかに認証モードに移行することができる通信システム、無線警報装置及びそのプログラムを提供することを目的とする。
前記第1の通信機および前記第2の通信機が通信タイミングの同期を取るためのサーチモードと、前記第1の通信機および前記第2の通信機が同期を取って定期的に通信を行う認証モードとの通信モードを有し、前記サーチモード時には、前記第1の通信機から前記第2の通信機にサーチ信号の送信を行って、前記第2の通信機は、受信動作を行い、前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へサーチ応答を返すことによって前記通信タイミングの同期を取る構成とする。
これによって、サーチモード時の相手との同期が取れずに通信ができないときでも、第2の通信機は送信を行わないので消費電流を削減でき、さらに第1の通信機の電源を切ることでシステムの電波送信を行わないようにすることができる。
本発明により、サーチモードの消費電流を低減でき、かつ相手が認証できる状態に入った場合に速やかに認証モードに移行することができる通信システム、無線警報装置を提供できる。
第1の発明は、電子機器の本体に接続した第1の通信機と、その第1の通信機と無線通信を行う第2の通信機とで構成して、前記第1の通信機と前記第2の通信機との通信状態に応じて前記電子機器の機能を制限するための通信システムにおいて、前記第1の通信機および前記第2の通信機が通信タイミングの同期を取るためのサーチモードと、前記第1の通信機および前記第2の通信機が同期を取って定期的に通信を行う認証モードとの通信モードを有し、前記サーチモードにおいて通信タイミングの同期を取るための相手側の通信応答があれば、前記認証モードに遷移して通信状態に応じて前記第1の通信機が接続された機器の機能の制限制御を行い、前記認証モードにおいて、前記第2の通信機から前記第1の通信機に認証信号の送信を行い、前記第1の通信機は、前記第2の通信機からの前記認証信号を受信すると前記第2の通信機へ認証応答を返すことによって認証通信を行い、前記サーチモード時には、前記第1の通信機から前記第2の通信機にサーチ信号の送信を行って、前記第2の通信機は、受信動作を行い、前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へサーチ応答を返すことによって前記通信タイミングの同期を取る構成としたものである。
これによって、サーチモード時の相手との同期が取れずに通信ができないときでも、第2の通信機は送信を行わないので消費電流を削減でき、さらに例えば、第1の通信機の電源を切ることでシステムの電波送信を行わないようにすることができる。
第2の発明は、前記認証モードより前記サーチモードに遷移すると、第1の期間内は、前記第2の通信機から前記第1の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第1の通信機は前記第2の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取り、前記第1の期間内に通信タイミングの同期が取れなければ、前記第1の通信機は、前記第2の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第2の通信機は前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取るものである。
これにより、明らかに第2の通信機と第1の通信機が離れた状態にあるときに第2の通信機1での消費電流を削減することができる。また例えば、第1の通信機3の電源を切ることで、第2の通信機1からの送信を一定時間で停止することができる。
第3の発明は、前記サーチモードにおいて、前記第2の通信機から前記第1の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第1の通信機が前記第2の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取る期間と、前記第1の通信機から前記第2の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第2の通信機が前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取る期間とを通信タイミングの同期が取れるまで交互に繰り返すものである。
これによって、一方の通信機のみにサーチモードでの送信による消費電力の負担をかけずに動作させることができる。
第4の発明は、前記認証モードより前記サーチモードに遷移すると、第1の期間は、第2の通信機から前記第1の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第1の通信機は前記第2の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取り、前記第1の期間内に通信タイミングの同期が取れなければ第2の期間に移行し、前記第1の通信機から前記第2の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、その後に受信を行って前記第2の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取り、前記第2の通信機は、受信動作を行って、前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取り、所定時間内に前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信しなければ前記第1の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第2の期間内に通信タイミングの同期が取れなければ第3の期間に移行し、前記第1の通信機から前記第2の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第2の通信機は前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取る構成としたものである。
これによって、サーチモード時には、サーチ応答を待つとともに、サーチ信号の受信を行って相手からのサーチ信号のタイミングに合った時にサーチ応答を返すことで、より早く認証モードへの移行が行える。
第5の発明は、前記第1の通信機と前記第2の通信機の少なくとも一方の通信機は、前記第1の期間から第3の期間において、相手からの前記サーチ信号を受信しない時間に応
じて送信または受信の時間間隔を順次伸ばしていくものである。
これによって、サーチモード時に相手が応答しなければ一定の時間後は、送信間隔を伸ばすことで送信に消費する電流を削減することができる。
第6の発明は、前記第1の通信機には、前記第1の通信機と前記第2の通信機との通信時に受信レベル値を測定する受信レベル測定手段と、前記受信レベル値を基に、あらかじめ定めた表あるいは関係式より前記第1の通信機と前記第2の通信機間の距離を推定する距離推定手段、とが接続され、前記認証モードにおいて、前記第1の通信機と前記第2の通信機との間で定期的或いは不定期的に無線の送受信を行うことによりお互いの距離を確認しあい、前記距離推定手段で推定した距離が所定の距離以上の場合には、前記第1の通信機に接続した本体装置の機能を制限したり或いは警報を発生させる構成としたものである。
これによって、通信時の受信レベルによって第2の通信機と第1の通信機との距離を正確に推定できるので、機能制限の制御を自然に行うことができる。
第7の発明は、第1〜6の発明のいずれか記載の通信システムや無線警報装置の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラムとする。そして、プログラムであるので、電気・情報機器、コンピュータ、等のハードリソースを協働させて本発明の少なくとも一部を簡単なハードウェアで実現できる。また記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における通信システムを用いた無線警報装置のブロック図を示すものである。
図1において、通信システム101は、第2の通信機用アンテナ2を備えた第2の通信機1と、第1の通信機用アンテナ4を備えた第1の通信機3とで構成されている。
第1の通信機3は、機能制限手段5に接続して、第2の通信機1との通信結果を機能制限手段5に通知することによって、第1の通信機3の搭載された電子機器(図示しない)の機能制限の制御を行う。
機能制限とは、例えば携帯電話に第1の通信機3を搭載した場合には、キー操作を禁止したり、電子マネー機能を禁止したり、電話の発信を禁止したりすることにより、携帯電話の機能の一部或いは全てを使えなくすることである。
第2の通信機1は、第1の通信機3の認証を行うための鍵となるもので、第1の通信機3の搭載された電子機器を使用する人が常に携帯するように、小形で軽量のカード、キーホルダー、ネックレス、腕時計、腕輪、指輪等の形状とするため、電池等の小形電源で駆動するものである。
サーチモードにおいて、第1の通信機3または第2の通信機1は間欠的に繰り返し無線によりサーチ信号を送信する。相手の通信機は、定期的に受信動作を行い、サーチ信号を受信すると通信タイミングを受信した時間を基点として生成することで通信の同期を取る
サーチモードでの同期が取れると、第1の通信機3および第2の通信機1は、認証モードに遷移して通信状態に応じて第1の通信機3の搭載された機器の機能の制限制御を行い、第2の通信機1は第1の通信機3に送信を行い、第1の通信機3は第2の通信機1からの認証信号を受信すると第2の通信機1へ認証応答を返すことによって認証通信を定期的に行う。
図1の無線警報装置の動作について、認証モードからサーチモードに移行する送受信信号シーケンスを示す図2を参照しながら説明する。
認証モード時の第2の通信機1からの送信のタイミングは、送信間隔タイマ201によって決定し、送信間隔タイマ201の満了毎に認証信号202の送信を行う。
第1の通信機3は、第2の通信機1から認証信号202を受信すると、通信すべき相手先IDであることを確認した後に、認証応答203を送信する。
認証モード時に認証信号202のやり取りを正常に行っている間は、第1の通信機3の搭載された機器の機能の制限は行わない。
第1の通信機3での受信時間は、受信間隔タイマ204で規定して、認証信号202を受信して認証応答203を送信した後は、電力消費の低減のために動作停止状態となり、受信間隔タイマ204のみを動作させておき、受信間隔タイマ204が満了すると、再度認証信号202の受信待ちを開始する。
また、認証信号202の受信待ちを開始して、受信間隔タイマ204を起動すると同時に、受信待ちタイマ205も起動し(図では一方のみを記載している)、受信待ちタイマ205の満了までに認証信号202を受信しなければ、今度は、第1の通信機3の方からサーチ信号207を送信する。
第2の通信機1も、送信間隔タイマ201を起動すると同時に、応答待ちタイマ206も起動し(図では一方のみを記載している)、応答待ちタイマ206の満了までに認証応答203を受信しなければ、サーチ信号207の受信状態に入る。
第2の通信機1の応答待ちタイマ206と第1の通信機3の受信待ちタイマ205は、同じタイミングで満了して、第2の通信機1と第1の通信機3はともにサーチモードに入ることで、サーチ信号207の送受信が可能となるようにする。
受信待ちタイマ205の満了までに認証信号202を受信しなくなってサーチモード時に移行する要因は、第1の通信機3と第2の通信機1との距離が離れて電波が届かなくなった時、タイマによる同期が合わなくなった時、他の電波妨害により通信できない時等が考えられるが、いずれであってもサーチモードに移行すると、第1の通信機3の搭載された機器の機能の制限を行い、入力ができない、画面表示されない、音声出力されない等の動作制約を実施する。
第1の通信機3は、サーチ信号207の送信後にサーチ応答待ちタイマ208を起動し、サーチ応答待ちタイマ208の満了までにサーチ応答を受信しなければ、再度サーチ信号207の送信を行う。これは従来例と同じである(図15のサーチ応答209参照)。
第2の通信機1側でのサーチ信号207の受信待ち受けは、連続で待ち受けても良いし
、タイマを用いて間欠的に待ち受けることとすれば消費電力をさらに低減することができる。
また、第1の通信機3の搭載された電子機器の電源を切って第1の通信機3の動作を停止すると、第2の通信機1は、応答待ちタイマ206の満了までに認証応答203を受信しないので、サーチ信号207の受信状態に入り、送信を行わなくなる。
再度、第1の通信機3の搭載された電子機器の電源を入れなおすと、第1の通信機3は、サーチ信号207の間欠送信を行い、第2の受信機1はサーチ信号207の受信を行うので、第2の受信機1はサーチ信号207を受信するとサーチ応答209を返して、認証モードに入る。
以上のように、本実施の形態によれば、認証モードでは、第2の通信機1からの認証信号202に対して第1の通信機3から認証応答203を応答することで通信を行っているが、サーチモードに入ると、第1の通信機3からのサーチ信号207に対して第2の通信機1からサーチ応答209を応答することで、再度認証モードへ移行することになる。
したがって、サーチモード時には、第1の通信機3からのサーチ信号207を受信しないときでも、第2の通信機1からの送信は行わないため、第2の通信機1での消費電流を削減することができる。
また、第1の通信機3自体の電源を切ることで、サーチ信号207が送信されないので不要時に電波を送信しないように容易にできる。例えば、第1の通信機3が携帯電話に搭載されたものであった場合は、航空機上や自宅で携帯電話の電源を切ったときにサーチ信号207が送信されないようにすることができる。
なお、本実施の形態では、第1の通信機3は認証応答203を送信した後は、電力消費の低減のために動作停止状態となることとしたが、相手が受信失敗時の再送シーケンスを設けて、さらにしばらく再送が来ないことを確認した後に動作停止状態となることとすれば、通信エラーによる通信失敗を減少し、通信品質をより向上することができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の第2の実施の形態における通信システムを用いた無線警報装置の認証モードからサーチモードに移行する送受信信号シーケンスを示す図で、構成に関しては実施の形態1と同じ図1で示すものである。
図3において、図2と異なる点は、サーチ移行時である第1の期間には、従来例(図15)と同様に第2の通信機1よりサーチ信号207を送信することとし、サーチ切替タイマ211を設けて、サーチモードが所定時間続いた場合に、第2の期間に入り第2の通信機1と第1の通信機3との送受信を切替えることである。
例えば、第1の期間を5分とすると、サーチ移行より5分間同期が取れないでサーチモードが続くと、第2の期間に入り第2の通信機1と第1の通信機3との送受信を切替えることになる。
本発明の第2の実施の形態における無線警報装置の動作について、認証モードからサーチモードに移行する送受信信号シーケンスを示す図3を参照しながら説明する。
認証モード時の通信は実施の形態1と同様である。
第2の通信機1では、送信間隔タイマ201を起動すると同時に、応答待ちタイマ206も起動し、応答待ちタイマ206の満了までに認証応答203を受信しなければ、サーチ信号207の送信を行う。
第1の通信機3では、認証信号202の受信待ちを開始すると、受信間隔タイマ204を起動すると同時に、受信待ちタイマ205も起動し、受信待ちタイマ205の満了までに認証信号202を受信しなければ、サーチ信号206の受信待ちに入る。
第2の通信機1の応答待ちタイマ206と第1の通信機3の受信待ちタイマ205は、同じタイミングで満了して、第2の通信機1と第1の通信機3はともにサーチモードに入ることで、サーチ信号207の送受信が可能となるようにする。
第2の通信機1は、サーチ信号207の送信後にサーチ応答待ちタイマ208を起動し、サーチ応答待ちタイマ208の満了までにサーチ応答209を受信しなければ、再度サーチ信号207の送信を行う。
また、第2の通信機1および第1の通信機3ではサーチモードに入ると同時にサーチ切替タイマ211を起動し、第2の通信機1では、サーチ切替タイマ211が満了するまでにサーチ応答209を受信しなければ、サーチ信号207の受信状態に入る。また、第1の通信機3は、サーチ切替タイマ211が満了するまでにサーチ信号207を受信しなければ、サーチ信号207の送信状態に入る。
サーチモード時に移行すると、第1の通信機3の搭載された機器の機能の制限を行い、入力ができない、画面表示されない、音声出力されない等の動作制約を実施することは実施の形態1と同様である。
以上のように、本実施の形態によれば、サーチモードで、サーチ切替タイマ211が満了するまでは、第2の通信機1からのサーチ信号207に対して第1の通信機3からサーチ応答209を応答することで、再度認証モードへ移行するが、サーチ切替タイマ211が満了すると、第1の通信機3からのサーチ信号207に対して第2の通信機1からサーチ応答209を応答することで、再度認証モードへ移行することになる。
したがって、サーチモード時には、一定時間以上経つと第2の通信機1からの送信を行わなくなるため、明らかに第2の通信機1と第1の通信機3が離れた状態にあるときに第2の通信機1での消費電流を削減することができる。また、第1の通信機3の電源を切ることで、第2の通信機1からの送信を一定時間で停止することができる。
例えば、前述のように第1の期間を5分にしておけば、航空機搭乗時に携帯電話の電源を切ったときにサーチ信号207が5分で送信されないようになるので、航空機が動き出すときに電波送信を行わないようにできる。
なお、本実施の形態では、サーチ切替タイマ211が満了すると第2の通信機1がサーチ信号207の受信状態、第1の通信機3がサーチ信号207の送信状態になることとしたが、図4のサーチモード時の送受信シーケンスに示すように、サーチ切替タイマ211が満了する毎に、さらにサーチ切替タイマ211を起動して、サーチ切替タイマ211の満了の時間間隔でサーチ信号207の送信と受信とを切替えることとすれば、一方の通信機のみにサーチモードでの送信による消費電力の負担をかけずに動作させることができる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態における通信システムを用いた無線警報装置の構成は、図1の通りであり、図5および図6に、サーチモードに移行した時の各通信機の送受信タイミング図を示す。
本実施の形態において第2の実施の形態と異なる点は、第2の期間では第1の通信機3および第2の通信機1のどちらもサーチ信号の送信および受信の動作を行い、さらに第3の期間になると、第2の通信機1から前記第1の通信機3にサーチ信号の送信を行い、第1の通信機3は第2の通信機1からのサーチ信号を受信すると第2の通信機1へ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取ることとしている点である。
例えば、第1の期間を5分、第2の期間を10分とすると、サーチ移行より5分間同期が取れないでサーチモードが続くと、第2の期間に入り、さらに10分間同期が取れないでサーチモードが続くと、第3の期間に入る。
図7から図12のサーチモードに移行した時の各通信機の動作フローチャートをあわせて、以下に動作の説明を行う。
まず、第2の通信機1は、サーチモードに移行すると、以下の動作を行う。
(A1)第1の期間501を計測するタイマK1を起動し(S701)、送信間隔を計測するタイマW1を起動し(S702)、サーチ信号207をT1時間で送信し(S703)、送信後にサーチ応答待ちタイマ208の間(つまりタイマR1を起動S704)にサーチ応答209を待つための受信動作を行う(S705およびS706)。サーチ応答209を受信すると、認証モードに移行する(S705のYES)。
(A2)サーチ応答209を受信しなければ(S705のNO)、W1経過後(S707のYES)に、再びサーチ信号207をT1時間で送信し(S703)、送信後にサーチ応答待ちタイマ208の間(タイマR1を起動S704)にサーチ応答209を待つための受信動作を行う(S705およびS706)。
(A3)サーチ応答209を受信しなければ、これを第1の期間501中繰り返し(S708のNO)、第1の期間501が過ぎると(S708のYES)、第2の期間502を計測するタイマK2を起動し(S801)、第2の送信間隔を計測するタイマW2を起動し(S802)、サーチ信号207をT1時間で送信し(S803)、送信後にサーチ応答待ちタイマ208の間(つまりタイマR2を起動S804)にサーチ応答209を待つための受信動作を行う(S805およびS806)。サーチ応答209を受信すると、認証モードに移行する(S805のYES)。
(A4)サーチ応答209を受信しなければ(S805のNO)、W2経過後(S807のYES)に、再び第2の通信機1がサーチ信号207を送信し(S803)、送信後にサーチ応答待ちタイマ208の間(タイマR2を起動S804)にサーチ応答209を待つための受信動作を行う(S805からS807)。ただし、この時のサーチ応答待ちタイマ208のタイムアウト時間(つまりR2時間)は、第1の期間501中のサーチ応答待ちタイマ208のタイムアウト時間(つまりR1時間)よりも長い時間にしておく。サーチ応答209を受信すると、認証モードに移行する(S805のYES)。
(A5)また、このR2時間に第1の通信機3からのサーチ信号207を受信すると(S806のYES)、サーチ応答209を送信して(S810)、認証モードに移行する。
(A6)なにも受信しなければ、これを第2の期間502中繰り返し(S809のNO)、第2の期間502が過ぎると(S809のYES)、第3の期間503に入り、第2の通信機1はサーチ信号207を待つための受信動作に入る。
(A7)受信動作は、W1の2倍の時間であるタイマW3を起動し(S901)、サーチ待ちタイマ208としてタイマW12を起動して(S902)、サーチ信号207を待つための受信動作を行う(S903およびS904)。第1の通信機3からのサーチ信号207を受信すると(S903のYES)、サーチ応答209を送信して(S906)、認証モードに移行する。W12の時間は、第1の通信機3がサーチ信号207をW1間隔で送信するので、その間隔より長くして確実に第1の通信機3からのサーチ信号207を受信できるように設定する。
また、第1の通信機3は、サーチモードに移行すると、以下の動作を行う。
(B1)第1の期間501を計測するタイマK1を起動し(S1001)、受信間隔を計測するタイマW3を起動し(S1002)、さらにサーチ待ちタイマ208としてタイマW12を起動して(S1003)、サーチ信号207を待つための受信動作を行う(S1004およびS1005)。W12の時間は、第2の通信機1がサーチ信号207をW1間隔で送信するので、その間隔より長くして確実に第2の通信機1からのサーチ信号207を受信できるように設定する。サーチ信号207を受信すると(S1004のYES)、サーチ応答209を送信して(S1008)、認証モードに遷移する。
(B2)W12の間に、サーチ信号207を受信しなければ(S1005のYES)、W3経過後(S1006のYES)、再び第1の通信機3は、W12の間にサーチ信号207を待つための受信動作を行う(S1004)。これを第1の期間501中繰り返す(S1007のNO)。
(B3)サーチ信号207を受信せずに第1の期間501が過ぎると(S1007)、第2の期間502を計測するタイマK2を起動し(S1101)、受信間隔を計測するタイマW4を起動し(S1102)、さらにサーチ待ちタイマ208としてタイマW23を起動して(S1103)、サーチ信号207を待つための受信動作を行う(S1104およびS1105)。サーチ信号207を受信すると(S1104のYES)、サーチ応答209を送信して(S1112)、認証モードに遷移する。W23の時間は、第2の通信機1がサーチ信号207をW2間隔で送信するので、その間隔より長くして確実に第2の通信機1からのサーチ信号207を受信できるように設定する。タイマW4は、W1とW2を足し合わせた時間とする。
(B4)さらに、サーチ信号207の受信をしなかった場合は(S1105のYES)、受信動作終了後にサーチ信号207をT1時間で送信する(S1106)。送信後にサーチ応答待ちタイマ208の間(つまりタイマR1を起動S1107)にサーチ応答209を待つための受信動作を行う(S1108およびS1109)。サーチ応答209を受信すると、認証モードに移行する(S1108のYES)。
(B5)R1の間に、サーチ応答信号209を受信しなければ(S1009のYES)、W4経過後(S1110のYES)、再び第1の通信機3は、W23の間にサーチ信号207を待つための受信動作を行う(S1104)。これを第2の期間502中繰り返す(S1111のNO)。
(B6)これを第2の期間502中繰り返して第2の期間502が過ぎると(S1111のYES)、第3の期間503に入り、第1の通信機3はサーチ信号207を送信する
動作に入る。
(B7)送信動作は、送信間隔を計測するタイマW1を起動し(S1201)、サーチ信号207をT1時間で送信し(S1202)、送信後にサーチ応答待ちタイマ208の間(つまりタイマR1を起動S1203)にサーチ応答209を待つための受信動作を行う(S1204およびS1205)。サーチ応答209を受信すると、認証モードに移行する(S1204のYES)。
(B8)サーチ応答209を受信しなければ(S1205のNO)、W1経過後(S1206のYES)に、再びサーチ信号207をT1時間で送信(S1202)することを繰り返す。
以上のように、本実施の形態によると、サーチモード時には、第2の通信機1よりサーチ信号207を送信して、サーチ応答209の受信待ちを行うが、相手が応答しなければ一定の時間後は、送信間隔を伸ばすことで送信に消費する電流を削減することができる。
また、サーチ信号207の送信を行ってサーチ応答209を待つとともに、相手からのサーチ信号207の受信を行うことで、サーチ応答209を返して直ちに認証モードに移行することもできる。
サーチモード時に、相手が応答しないでさらに一定の時間が経過した後は、第2の通信機1は、サーチ信号207の受信を行うので、送信に消費する電流が必要なくなり、さらに、第1の通信機3の電源を切ることで本システムから送信電波を出さないようにすることができる。
なお、本実施の形態では、第1の期間を5分、第2の期間を10分とした例を示したが、通信の頻度や用途に応じて各期間の長さは適宜設定すればよい。
(実施の形態4)
図13は本発明の第4の実施の形態における通信システムを用いた無線警報装置の構成図である。
図13において、図1と異なる点は、第1の通信機3が受信した信号のRSSIをもとに受信レベルを決定する受信レベル決定手段6と、受信レベル決定手段6による受信レベルによって第2の通信機1と第1の通信機3との距離を推定する距離推定手段7を備えている点である。
RSSI(Received Signal Strength Indicator)は受信信号の強度表示値で、受信電力をDC電圧レベルに変換したもので、AD変換を行うことで、マイコン等で処理できるデータとして扱うこともできる。
サーチモードから認証モードに移行するシーケンスに関しては、実施の形態1に示した流れと同じである。
以下に、図13の無線警報装置の最初に認証モードに入った状態からの動作について図14のフローチャートをもとに説明する。
動作開始時には、機能制限手段5は、機能制限ありの状態にしておく(S01)。
第1の通信機3は、信号を受信すると(S02のYES)、RSSIを測定し(S03
)、受信終了でなければ(S04のNO)、100マイクロ秒毎にRSSIの測定を繰り返す(S05のYES)。
受信が終了すると(S04のYES)、受信レベル決定手段6では、第1の通信機3で測定したRSSIの中から最も大きい値を受信レベルの選択値とする(S06)。
そして、距離推定手段7は、この受信レベルの選択値として決定した値より、あらかじめ定めた閾値、或いはあらかじめテーブル等に格納されている値と距離の関係の表、或いは「受信レベル=A×距離」という関係式から距離を推定する(S07)。ここで、AとBはある定数で、用途により適宜決定すればよい。
距離推定手段7により第2の通信機1と第1の通信機3の間が距離にして、例えば、1m以内に相当すると判定すれば(S08のYES)、機能制限手段8に対しての機能制限要求を行わないこととする(S09)。
距離推定手段7により第2の通信機1と第1の通信機3の間が距離にして、1.5mより離れていると判定すれば(S08のNO)、機能制限手段8に対しての機能制限要求を行う(S10)。
認証モードで第2の通信機1と第1の通信機3とが通信できていても、通信中のRSSIの最大値を受信レベルとして距離を推定することで、フェージングやマルチパスによりRSSIが時間的に変動して、通信不可になるまで機能制限がかからない状態になることもなく、電子機器の使用中に突然機能制限がかかってしまうようなフェージングやマルチパスの影響による低いRSSIも無視できるので、フェージングやマルチパスの影響を受けることなく精度よく受信レベルと距離の関係を算出して機能制限の制御を自然に行うことができる。
また、第2の通信機1と第1の通信機3との通信が不可になると、サーチモードに入るが、サーチモードへの移行シーケンスは、実施の形態1または2に示したように行えばよい。
以上のように、本実施の形態によると、通信時の受信レベルによって第2の通信機1と第1の通信機3との距離を正確に推定できるので、機能制限の制御を自然に行うことができる。
なお、ここまで説明した実施の形態で用いる無線通信を特に特定小電力無線とすれば、低電力で一つの家屋程度の距離での通信が可能であるため、アンテナや送信レベルを調整することによって数メートル離れれば機能制限を行うような使い方や、一軒単位での機能制限まで比較的容易に変更することができる。
また、ここまで説明した実施の形態に用いる手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように本発明は、携帯電話、カメラ、ビデオカメラ、ノートパソコン、PDA、携帯オーディオ機器等の携帯機器の動作制限や、所有者がそばにいなければ機能制限を行
いたい自動車、バイク、カーナビ、ETC、カーオーディオ機器、その他のオーディオ機器、パソコン、電話機、エアコンや、ガステーブルやオーブンなどの熱等の危険を伴う機器に用いて、電子機器や器具を使用中に突然機能制限がかかることなく、かつ置き忘れには迅速に警報動作及び機能制限動作をかけることができる電子機器を提供できる。
本発明の実施の形態1における無線警報装置のブロック図 本発明の実施の形態1のサーチモード移行時のシーケンス図 本発明の実施の形態2のサーチモード移行時のシーケンス図 本発明の実施の形態2のサーチモード時のシーケンスの一例を示す図 本発明の実施の形態3のサーチモード移行時の第1の送受信タイミング図 本発明の実施の形態3のサーチモード移行時の第2の送受信タイミング図 本発明の実施の形態3におけるサーチモード時の第2の通信機の第1の期間の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるサーチモード時の第2の通信機の第2の期間の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるサーチモード時の第2の通信機の第3の期間の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるサーチモード時の第1の通信機の第1の期間の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるサーチモード時の第1の通信機の第2の期間の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるサーチモード時の第1の通信機の第3の期間の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における無線警報装置のブロック図 本発明の実施の形態4における機器制御のフローチャート 従来のシステムにおける送受信信号のシーケンス図
符号の説明
1 第2の通信機
2 第2の通信機用アンテナ
3 第1の通信機
4 第1の通信機用アンテナ
5 機能制限手段
6 受信レベル決定手段
7 距離推定手段
101 通信システム
202 認証信号
203 認証応答
207 サーチ信号
209 サーチ応答
501 第1の期間
502 第2の期間
503 第3の期間

Claims (4)

  1. 電子機器の本体に接続した第1の通信機と、その第1の通信機と無線通信を行う第2の通信機とで構成して、前記第1の通信機と前記第2の通信機との通信状態に応じて前記電子機器の機能を制限するための通信システムにおいて、
    前記第1の通信機および前記第2の通信機が通信タイミングの同期を取るためのサーチモードと、前記第1の通信機および前記第2の通信機が同期を取って定期的に通信を行う認証モードとの通信モードを有し、
    前記サーチモードにおいて通信タイミングの同期を取るための相手側の通信応答があれば、前記認証モードに遷移して通信状態に応じて前記第1の通信機が接続された機器の機能の制限制御を行い、
    前記認証モードにおいて、前記第2の通信機から前記第1の通信機に認証信号の送信を行い、前記第1の通信機は、前記第2の通信機からの前記認証信号を受信すると前記第2の通信機へ認証応答を返すことによって認証通信を行い、
    前記サーチモード時には、前記第1の通信機から前記第2の通信機にサーチ信号の送信を行って、前記第2の通信機は、受信動作を行い、前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第1の通信機へサーチ応答を返すことによって前記通信タイミングの同期を取るものとし、
    前記認証モードより前記サーチモードに遷移すると、第1の期間内は、前記第2の通信機から前記第1の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第1の通信機は前記第2の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取り、
    前記第1の期間内に通信タイミングの同期が取れなければ、前記第1の通信機は、前記第2の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第2の通信機は前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第1の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取る通信システム。
  2. 前記サーチモードにおいて、前記第2の通信機から前記第1の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第1の通信機が前記第2の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第2の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取る期間と、
    前記第1の通信機から前記第2の通信機に前記サーチ信号の送信を行い、前記第2の通信機が前記第1の通信機からの前記サーチ信号を受信すると前記第1の通信機へ前記サーチ応答を返すことによって通信タイミングの同期を取る期間とを通信タイミングの同期が取れるまで交互に繰り返す請求項1記載の通信システム。
  3. 請求項1または2記載の通信システムを用いた無線警報装置において、
    前記第1の通信機には、
    前記第1の通信機と前記第2の通信機との通信時に受信レベル値を測定する受信レベル測定手段と、
    前記受信レベル値を基に、あらかじめ定めた表あるいは関係式より前記第1の通信機と前記第2の通信機間の距離を推定する距離推定手段、とが接続され、
    前記認証モードにおいて、前記第1の通信機と前記第2の通信機との間で定期的或いは不定期的に無線の送受信を行うことによりお互いの距離を確認しあい、前記距離推定手段で推定した距離が所定の距離以上の場合には、前記第1の通信機に接続した本体装置の機能を制限したり或いは警報を発生させる無線警報装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項記載の通信システムまたは無線警報装置の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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