JPH11252607A - 無線選択呼出受信機のバッテリーセービング方法及び無線選択呼出受信機 - Google Patents

無線選択呼出受信機のバッテリーセービング方法及び無線選択呼出受信機

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JPH11252607A
JPH11252607A JP10060374A JP6037498A JPH11252607A JP H11252607 A JPH11252607 A JP H11252607A JP 10060374 A JP10060374 A JP 10060374A JP 6037498 A JP6037498 A JP 6037498A JP H11252607 A JPH11252607 A JP H11252607A
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JP
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battery
level
voltage
radio selective
signal
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JP10060374A
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Toru Kido
徹 木戸
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線選択呼出受信機において、電池電源の電
力消費を抑制し、一時的電圧低下による受信の誤動作を
防止する。 【解決手段】 電池電源108から受信回路部102、
103への電力供給をCPU104からのパルス信号i
によりオン/オフし、パワーセーブを行う。オン期間は
CPU104により決定し、オフ期間は第1及び第2カ
ウント手段111、112により決定する。電池電圧が
所定電圧レベル以上の場合には第1カウント手段111
が通常の短いオフ期間を計時する。電池電圧が所定レベ
ル以下に低下した場合に第2カウント手段112が長い
オフ期間を計時し、電池電圧の低下の回復を待つ。振動
表示器等の使用による一時的な電池の消耗に対する誤動
作を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バッテリーセービ
ングに関し、特に、無線選択呼出受信機における高精度
なバッテリ電圧表示及びスキャン動作を可能とする無線
選択呼出受信機のバッテリーセービング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線選択呼出受信機(ページャ)
の需要は急速にのびてきており、それに伴い様々なサー
ビスも展開されきている。マルチエリアサービスもその
ひとつである。各サービスエリア間では受信周波数が異
なるのが一般的であるが、このサービスは1台のページ
ャで複数のサービスエリアにて受信が行えるようにした
ものである。
【0003】本サービスをサポートする受信機には、ス
キャンリストとよばれる受信周波数をはじめとする各エ
リアの情報があらかじめ登録されており、電源オン(O
N)時、あるいはエリアサーチ時は、受信機はこのスキ
ャンリストに基づいて現在受信可能なエリアを連続的に
受信するように動作をさせることにより一気にスキャン
し、現在位置での受信周波数を確定する。このようなサ
ービスではスキャンリストに登録される周波数の数が2
0以上となることもある。
【0004】また、最近マルチエリアサービスをサポー
トする受信機においては、多くの周波数を高速にスキャ
ンするために、所定の電界強度の有無を判定するスキャ
ン方式を採用したスキャンページャが主流となってきて
いる。この方式は、電界強度の測定自体が従来のパター
ンマッチ方式の信号サーチに比較して非常に短時間に行
うことが可能である。例えば、国内のFLEX_TD方
式であれば概ね1周波数当たり前者で約2秒のところ、
後者では約300msにまで短縮できる。
【0005】更に、近年、ページャの小型軽量化が一段
と進行しており、これに伴い電池には小型軽量の空気電
池を使用する機種が増加している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のスキャンページ
ャに空気電池を使用すると、空気電池は消費電力的に負
荷をかけ続けると寿命に至らなくても一時的ではあるが
次第に電圧が低下し、負荷の原因を取り除くと再び電圧
は正常値に復活するという性質を有しているために、ア
ラーム鳴音、バイブレーション機能といったページャと
しては非常に消費電力の大きな回路動作後の電池電圧の
低下時にエリアサーチが開始される時に、比較的消費電
力の大きな受信部のON動作が連続するため、受信が正
常に行われなかったり、あるいは一時的な電池電圧の低
下であるにもかかわらず電池交換を指示する誤表示動作
が生じたりするという問題点を有している。更には特に
電界強度検出型のスキャンページャでは誤った電界検出
結果が出力される可能性があるといった問題点をも有し
ている。 (目的)本発明の目的は、電池電源の電力消費を抑制し
受信の誤動作を防止できる無線選択呼出受信機のバッテ
リーセービング方法及び無線選択呼出受信機を提供する
ことにある。
【0007】本発明の他の目的は、誤った電池交換の表
示を防止できる無線選択呼出受信機のバッテリーセービ
ング方法及び無線選択呼出受信機を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の無線選択呼出受
信機のバッテリーセービング方法は、例えば、複数のエ
リアで使用可能な受信周波数のスキャンサーチ機能を有
する無線選択呼出受信機に関し、電池電源のオン/オフ
制御により電池電源の電力消費を抑制するようにしたバ
ッテリーセービング方法であって、電池電圧が所定の電
圧以下に低下したときに電池電源のオフ期間を一定期間
延長して電池電圧を回復させることを特徴とする本発明
の無線選択呼出受信機は、受信回路部と、受信回路部の
電池電源を所定サイクルでオン/オフ制御を行い電池電
源の電力消費を抑制する制御手段(CPU、カウント手
段、レベル判定結果ラッチ部等)とを有する、例えば、
複数のエリアで使用可能な受信周波数のスキャンサーチ
機能を有する無線選択呼出受信機において、前記制御手
段は、電池電源の電圧を所定電圧レベルと比較するレベ
ル検出手段(レベル判定手段)と、レベル検出手段の出
力により制御され、電池電圧が前記所定電圧レベル以上
の場合に前記電力消費を抑制する通常のオフ期間を計時
し、所定レベル以下の場合に前記オフ期間より大きいオ
フ期間を計時する計時手段とを有する。
【0009】前記無線選択呼出受信機は、前記計時手段
が、前記通常のオフ期間を計時する第1の計時手段(カ
ウント手段)と通常のオフ期間より大きいオフ期間を計
時する第2の計時手段(カウント手段)とからなり、又
は、計時時間の設定値の変更が可能であり、前記レベル
検出手段の出力により前記設定値を切り替えることを特
徴とする。更に、電池電圧の低下を所定回数検出して電
池の消耗を判定する判定手段と、前記判定手段の出力に
より低電圧警報を表示する表示手段とを有することを特
徴とする。
【0010】(作用)電池電源の電圧が所定の低電圧ま
で低下した場合に、無線選択呼出受信機の電源供給を一
時的に中断させて電力消費のセービングを行う、この
間、着信時又は他のエリアへの移動等で行われる比較的
大きい消費電力を必要とする周波数スキャン動作が中断
される。電源供給を中断させることにより電池の消耗が
抑えられ、一時的に低下した電池電圧レベルを正常レベ
ルまで復帰させることにより、誤った電界検出、電池寿
命の誤報知等を防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】(実施の形態の構成)図1は、本
発明の無線選択呼出受信機のバッテリーセービング方法
の一実施の形態を示すブロック図である。
【0012】本実施の形態の受信回路部は、アンテナ1
01と、アンテナ101が受信した無線信号aを増幅、
復調して復調信号bを出力する受信部103とからな
り、受信部103は、異なる複数の周波数の受信、復調
を可能とするためにシンセサイザ回路を内蔵する。ま
た、デコーダ103は、図示しない発振回路からの基準
クロックと復調信号bとからデータサンプリング用の再
生クロックを発生させ復調信号bをデコードする。更に
デコーダ103は、送信される同期信号のパターン検出
動作や自アドレスの検出動作及び受信デコードデータの
格納を行い、受信データを信号cとしてCPU104へ
引き渡す。
【0013】EEPROM107は、受信機の受信アド
レス情報あるいはスキャンリストなどを格納するメモリ
である。
【0014】CPU104は、EEPROM107に格
納されているスキャンリストに基づいて、受信部102
に内蔵されているシンセサイザ回路の制御、スキャン動
作及び受信部102のバッテリーセービング制御を行
う。バッテリーセービング制御は、セービング信号iを
出力し受信部102等の電源オン/オフ(ON/OF
F)する制御動作により行う。なお、受信部の電源OF
Fはデコーダ103からのデータ信号cの受信を終えた
ところで行うようにタイミングを調整する。更に、デコ
ーダ103から受け取った受信データの解析及び自ペー
ジャ宛のメッセージ処理を行い、ドライバ105を介し
て通報手段106により受信メッセージの通報制御を行
う。通報手段106はLCD、スピーカ、LED等で構
成される。
【0015】電池電源108はページャ装置の電源であ
り、レベル判定手段109は電池電源108の電圧レベ
ルを判定することにより、電池電源の電圧があらかじめ
決定された電池交換を促すべきレベル(以下、低電圧警
報検知レベル、LVAレベル等という)まで又はそれ以
下に低下(LVAレベル)しているか否(非LVAレベ
ル)かを判定し、その結果をレベル判定結果ラッチ手段
110に信号pとして出力する。
【0016】レベル判定結果ラッチ手段110は、レベ
ル判定手段109の出力信号pを、CPU104から出
力されるバッテリーセービング信号iにおける受信部の
ON(受信部ON、RXONともいう)状態から受信部
のOFF(受信部OFF、RXOFFともいう)状態へ
変化する時点でラッチする。
【0017】第1のカウント手段111は、受信部10
2のOFF状態の期間(バッテリーセービング信号iの
OFF期間)を決定するカウント手段である。一方、第
2のカウント手段112は、受信部102等の電池電源
の電圧が所定の低電圧まで低下した場合に、周波数スキ
ャン動作を一時的に中断させるための期間を決定するカ
ウント手段である。第1及び第2のカウント手段11
1、112は、何れもCPU104が出力するバッテリ
ーセービング信号iのOFF期間に動作許可となり、受
信部102のON状態の期間(バッテリーセービング信
号iのON期間)は信号iによりカウント値0にリセッ
トされ且つ動作禁止状態となる。
【0018】また、第1及び第2のカウント手段11
1、112は、レベル判定結果ラッチ手段110の出力
信号kによっても動作許可又は禁止の制御が行われる。
信号kがローレベルの時は第1のカウント手段が動作許
可、第2のカウント手段が動作禁止となり、また、逆に
信号kがハイレベルの時は第1のカウント手段が動作禁
止、第2のカウント手段112が動作許可となる。両カ
ウント手段は、動作許可状態ではカウントを行い、あら
かじめ設定されているカウント値となったところでカウ
ントアップ信号としてそれぞれ信号l、mを出力する。
【0019】信号選択手段113は、信号kの論理状態
により入力1、2の信号l、mの何れかを選択して出力
信号oとして出力する。信号選択手段113は第1のカ
ウント手段111が動作許可の場合は信号lを、第2の
カウント手段112が動作許可の場合は信号mをその出
力信号oとしてCPU104へ出力する。
【0020】CPU104は、信号選択手段113から
の出力のパルスの後縁により受信部OFF状態時間(タ
イムアップ)を判断し、受信部OFF状態から受信部O
N状態(信号iのON状態)への動作の切り替える。ま
た、CPU104は受信部ON状態の期間を決定し一定
時間(例えば2[秒])後に受信部OFF状態のバッテ
リーセービング信号iのOFF信号を生成する。
【0021】LVA発生判定手段114は、レベル判定
結果kが受信部のOFF状態毎にLVA(低電圧警報)
レベル以下の状態であるか否かを検出し、LVAレベル
の検出があらかじめ設定された回数連続したことを判定
する。LVA発生判定手段114は、例えば連続3回の
LVAを検出した場合に信号nによりCPU104にL
VA通知要求を出し、CPU104は、ページャ使用者
に通報手段106によりLVA(低電圧警報)通知を行
うとともに、電池交換を促し受信動作を停止させる。
【0022】図2は、本発明の実施の形態における第1
及び第2のカウント手段111、112の構成例を示す
ブロック図である。 カウント手段111、112とも
設定されるカウント値以外に構成に根本的な違いがない
ため、第1のカウント手段111を例にとり説明する。
【0023】第1のカウント手段は、比較器21、カウ
ンタ22、比較結果ラッチ回路23及びカウンタ22の
リセット信号を出力するNOR24から構成される。
【0024】信号kには、低電圧警報レベル以上である
非LVAレベルの検出時には”0”が出力され、LVA
レベルの検出時には”1”が出力される。また、受信部
102の電源をON/OFF状態に制御する信号iは、
受信部をON状態にする時は”1”が出力され、受信部
をOFF状態とする時は”0”が出力される。
【0025】信号kの反転信号と信号iとのNOR論理
出力によりカウンタ22の動作の許可/禁止及び0クリ
アを制御しており、カウンタ22は、非LVAレベルの
検出且つ受信部OFF状態において、図1には図示しな
い発振器からの分周クロックであるところのバッテリセ
ービング信号iの周期より充分小さい周期のクロック信
号CLKのカウントを開始する。前述以外の状態では動
作禁止且つカウント値は”0”のリセット状態とする。
カウンタ22は、カウント毎に比較器21はあらかじめ
設定された設定値とカウント値とを比較し、一致したと
き(例えば、40[ms]後)に一致信号”1”をラッ
チ回路23へ出力する。ラッチ回路23は一致信号をラ
ッチし信号lとして出力する。
【0026】第2のカウント手段112は、図2に示す
第1のカウント手段と同様の構成を有し、信号kの反転
信号が入力されることにより、LVA時且つ受信部OF
F状態にのみカウント動作許可となる。第2のカウント
手段112は、同様に図示しない発振器からの分周クロ
ック信号CLKのカウントを行い、あらかじめ設定され
た設定値とカウント値とを比較し、一致したとき(例え
ば、10[s]後)に一致信号”1”をラッチ回路へ出
力し、ラッチ信号mとして出力する。
【0027】(実施の形態の説明)図1に示すブロック
図の動作について、図3に示すタイミングチャートを用
いて説明する。図3で用いている記号は図1に対応して
いる。
【0028】図1の第1のカウント手段は、非LVA時
の受信部OFF状態の時間カウンタとし、第2のカウン
ト手段は、LVA時の受信部OFF状態の時間カウンタ
とする。信号iは、バッテリーセービング信号であり、
受信部の電源のON/OFF制御信号である。信号iの
ハイレベルが受信部ON状態、ローレベルが受信部OF
F状態である。受信部ON状態の時間は2[秒]としO
FF状態の時間は40[ms]とする。信号jは電池電
圧の時間推移を示している。thで示す破線は、電池電
圧のスレッシュホールドレベル(LVA判定レベル)で
あり、thは1.1[V]とする。信号pはレベル判定
手段109の出力であり、ローレベルは電池電圧がLV
A判定レベル電圧より高いことを示し、ハイレベルは電
池電圧がLVA判定レベルより低いことを示す。信号k
はバッテリーセービング信号iの立ち下がりエッジにて
信号pをラッチした出力である。
【0029】信号lは非LVA時の受信部OFF状態の
時間のカウント終了パルスであり、信号mはLVA時の
受信部OFF状態時間のカウント終了パルスである。非
LVA時の受信部OFF状態の時間を40[ms]、L
VA時の受信部OFF状態の時間を10秒とする。信号
oは第1、第2のカウント手段111、112のカウン
ト終了信号の信号選択手段113の出力である。
【0030】図3は、時間t30以前にバイブレーショ
ン機能使用により電池電圧が低下した状態にあり、更に
t30からスキャンを開始した状態とする。スキャンの
開始により電池電圧が更に低下し、時間t33で電池電
圧がスレッシュホールドレベルを下回り、信号pがハイ
レベルに変化している。続いて受信部がOFF状態とな
るタイミングt35にて信号pのハイレベルはレベル判
定結果ラッチ手段110にラッチされ、信号kはハイレ
ベル出力となっている。
【0031】時間t35までは信号kがローレベルであ
ることから、時間t31、t32、t34では第1のカ
ウント手段にて受信部OFF状態の時間、即ち40[m
s]がカウントされ、カウント完了信号lが信号oとな
りCPU104へカウント完了を知らせている。信号k
がハイレベルとなると、第1のカウント手段111が動
作禁止、第2のカウント手段112が動作許可となり、
バッテリーセービング信号iがローレベルとなったとこ
ろで、受信部OFF状態の時間を10[秒]間確保する
ためのカウント動作を開始する。
【0032】第2のカウント手段112が時間t34+
10[秒]後にカウント終了パルスmを発生すると、信
号kにより信号選択手段113は信号mを選択し信号o
として出力するからカウント完了通知がCPU104に
伝える。この後CPU104は受信部ON状態の処理を
開始し信号iをハイレベルとする。
【0033】時間t35から時間t35+10[秒]の
10秒間の受信部OFF状態の時間の間に、負荷が軽く
なり消費電力が減少するので、電源電池の電圧レベルの
信号jはスレッシュホールドレベルを越え復活する。こ
のためスキャン動作はこの後に継続しても正常に行われ
る。また、LVA発生判定手段114は、この間連続3
回のLVA(低電圧警報)レベルを検出することがな
く、LVA発生の判定結果として信号nをハイレベルと
するような誤警報を発することは回避される。
【0034】図4は、従来例の場合のタイミングチャー
トを示す図である。従来例においても前記実施の形態の
第1のカウント手段及びCPUの機能を有し、CPUは
前記実施の形態と同様のバッテリーセービング信号iを
出力して受信部の電源のON/OFF制御を行う。しか
し、第2のカウント手段等に相当する機能を有していな
いため、電源電圧が低下してもバッテリーセービング信
号iのON状態を発生し続けるので、LVA発生判定手
段が3回の連続するLVAレベルの検出後に出力する信
号nにより、CPUはバッテリーセービング信号iをO
FF状態とし受信動作の停止を行う。
【0035】このため、従来例では、図3と同様に時間
t40以前にバイブレーション機能使用により電池電圧
が低下した状態になり、時間t40からスキャンを開始
した状態とすると、時間t41にて電池電圧がスレッシ
ュホールドレベルを下回るが、スキャンを中断しないた
め、引き続く受信部のON状態からOFF状態への切り
替わりのA点、B点及びC点において3回連続してLV
Aレベルを検出されることとなり、電源電圧が復活しな
いままLVA発生判定手段により、時間t43にて受信
動作を停止し、低電圧警報の発生を行うこととなる。
【0036】(発明の他の実施の形態)図5は、本発明
の他の実施の形態を示すブロック図である。本実施の形
態においては、図1に示す実施の形態において、カウン
ト手段を1つとし、レベル判定結果kをCPUへ入力
し、LVA、非LVA時の受信部OFF状態時間の選択
をソフトウエア制御とする構成をとしたものである。
【0037】511はカウント手段であり、図2の構成
において比較器21に相当する部分をレジスタ構成とし
て比較値をCPU504から設定可能とすることによ
り、可変値をカウントすることを可能とする。
【0038】CPU504は、受信部ON状態からOF
F状態へ移行する時にレベル判定結果ラッチ手段510
の出力に基づいてカウント手段511に対して、受信部
OFF状態の時間を決定するカウント値を設定する。カ
ウント手段511は、CPU504によって設定された
値までカウントした時点で信号sとしてカウント終了信
号lをCPU504に対して出力し、受信部OFF状態
の時間を知らせる。つまり、非LVA(非低電圧警報)
時であれば例えば40[ms]、LVA(低電圧警報)
時であれば例えば10[秒]となるようにカウント手段
のカウント値がCPU504により設定される。
【0039】図6は、本実施の形態におけるCPU50
4の動作フローを示す図である。
【0040】バッテリーセービングの信号iがハイレベ
ルからローレベルへ切り替える受信部OFF状態(RX
OFF)処理(ステップS1)の後、レベル判定結果ラ
ッチ手段510の論理状態の出力信号kをリードし(ス
テップS2)、電池電圧がLVA(低電圧警報)レベル
であるか否かを判定する(ステップS3)。
【0041】信号kがローレベルの場合はカウント手段
511に受信部OFF状態時間として、例えばカウント
値40[ms]を設定する(ステップS4)。信号kが
ハイレベルの場合には、例えばカウント値10[秒]を
設定する(ステップS5)。カウント値設定後、カウン
ト動作を許可する(ステップS6)。カウント手段51
1からの信号lによりカウント完了(ステップS7)を
認識して、受信部OFF状態時間がタイムアップしたと
して受信部ON状態処理へ移行する(ステップS8)。
【0042】本実施の形態では、CPUがカウント値を
設定するため、2つのカウント手段を1つにまとめるこ
とが可能となる。更に、1つのカウント手段を受信部O
FF状態期間のカウント用のみに限らず、受信部ON状
態期間のカウントにも使用できるため、CPUがバッテ
リーセービング制御を行う上で汎用のカウンタとしても
使用可能となり、回路規模を大きくすることなく本発明
が実現可能となる利点がある。
【0043】また、CPUがEEPROMからリードし
たデータを設定するようにすれば、EEPROMの内容
を外部から書き換え可能な受信機構成の場合には、カウ
ント値を外部から設定することも可能である。
【0044】このように、本発明による無線選択呼出受
信機によれば、電池電源の電圧が低電圧警報検出レベル
まで低下した場合に、電源供給を一時的に中断させるも
のであり、また、比較的消費電力を必要とする周波数ス
キャン動作を中断させることにより、電池の消耗が抑え
られ、一時的に低下した電池電圧レベルを正常レベルま
で復帰させることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、電池電圧が低下した場
合に一時的に受信回路部への電池電源の供給を断状態に
して電池電圧の回復を待つようにしているので、電池電
圧の一時的な低下による受信誤動作及び低電圧警報の誤
報を防止することが可能である。
【0046】特に、複数のエリアで使用するための受信
周波数のスキャンサーチ機能を有する無線選択呼出受信
機においては、消費電力的に負荷がかかるスキャン動作
を一時的に中断できるので、電池電圧の低下した状態を
電池寿命と誤認識し低電圧警報を誤報することを防止す
ることが可能である。
【0047】また、電池電圧の低下が検出されると即座
にスキャンを一時停止することにより、一時的にせよ低
電圧下での電界検出の誤動作等の信頼性のないスキャン
動作を行うことを防止することができるので、常にスキ
ャン動作の信頼性を維持することが可能である。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施の形態のカウント手段の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】本実施の形態におけるタイムチャートを示す図
である。
【図4】従来の技術におけるタイムチャートを示す図で
ある。
【図5】本発明の他の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明のCPUの動作フローチャートを示す図
である。
【符号の説明】
21 比較器 22 カウンタ 23 ラッチ回路(D型FF) 24 NOR回路 101 アンテナ 102、502 受信部 103、503 デコーダ 104、504 CPU 105、505 ドライバ 106、506 通報手段 107、507 EEPROM 108、508 電池電源 109、509 レベル判定手段 110、510 レベル判定結果ラッチ手段 111 第1のカウント手段 112 第2のカウント手段 113 信号選択手段 114、514 LVA発生判定手段 511 カウント手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電源のオン/オフ制御により電池電
    源の電力消費を抑制するようにした無線選択呼出受信機
    のバッテリーセービング方法において、 電池電圧が所定の電圧以下に低下したときに電池電源の
    オフ期間を一定期間延長して電池電圧を回復させること
    を特徴とする無線選択呼出受信機のバッテリーセービン
    グ方法。
  2. 【請求項2】 前記無線選択呼出受信機は、複数のエリ
    アで使用可能な受信周波数のスキャンサーチ機能を有す
    ることを特徴とする請求項1記載の無線選択呼出受信機
    のバッテリーセービング方法。
  3. 【請求項3】 受信回路部と、受信回路部の電池電源を
    所定サイクルでオン/オフ制御を行い電池電源の電力消
    費を抑制する制御手段とを有する無線選択呼出受信機に
    おいて、 前記制御手段は、電池電源の電圧を所定電圧レベルと比
    較するレベル検出手段と、レベル検出手段の出力により
    制御され、電池電圧が前記所定電圧レベル以上の場合に
    前記電力消費を抑制する通常のオフ期間を計時し、所定
    レベル以下の場合に前記オフ期間より大きいオフ期間を
    計時する計時手段とを有することを特徴とする無線選択
    呼出受信機。
  4. 【請求項4】 前記受信回路部は、複数のエリアで使用
    可能な受信周波数のスキャンサーチ機能を有することを
    特徴とする請求項3記載の無線選択呼出受信機。
  5. 【請求項5】 前記計時手段は、前記通常のオフ期間を
    計時する第1の計時手段と通常のオフ期間より大きいオ
    フ期間を計時する第2の計時手段とからなることを特徴
    とする請求項3又は4記載の無線選択呼出受信機。
  6. 【請求項6】 前記計時手段は、計時時間の設定値の変
    更が可能であり、前記レベル検出手段の出力により前記
    設定値を切り替えることを特徴とする請求項3又は4記
    載の無線選択呼出受信機。
  7. 【請求項7】 電池電圧の低下を所定回数検出して電池
    の消耗を判定する判定手段と、前記判定手段の出力によ
    り低電圧警報を表示する表示手段とを有することを特徴
    とする請求項3、4、5及び6記載の無線選択呼出受信
    機。
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